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一章 始動編
《13話》『ネズミの住処』 周回編
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Eランクダンジョン『ネズミの住処』。
このダンジョンについて思い出しておこう。
名前に「ネズミ」とついていることから分かるように、ネズミ――ラット系が生息するダンジョンだ。
階層は6階層構造。
『ウルフの巣窟』が5階層構造なので、一階層増えている。
一般基準として見れば、やはり簡単な部類に入るだろう。
Eランクダンジョンだからね。
あまり、このダンジョンで死んだという噂は聞いたことがない。
が、しかし、用心するに越したことはない。死にたくないしね。
「よし、いくか。」
一人つぶやき、ゲートを潜る。
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 1周目―――
よく見慣れた岩肌。しかし、分かれ道などは全く違う。
しかし、Eランクダンジョンの雰囲気というものがある。
何か、そのランクの気風のような物を感じるのだ。
―――まぁ、ただの俺の勘違いかもしれないけど。
ゲートを潜ってから、1分ほど歩いたあたりだろうか。
このダンジョン初の魔物にエンカウントした。
魔物は、当たり前のように「ラット」。
通常では、群れで行動する魔物のはずだが――。
第一回層だからか?一匹しか居ない。
〈気配察知〉も使ったから、間違いないだろう。
やはり、初心者向けのダンジョンだからか?
「ラット」は、どちらかと言うより、群れのほうが厄介だ。
つまり、単体で来られても、さほど危害は無い。
「フッ!」
鋭く息を吐き出す、と同時に斬りかかる。
すると、呆気なく真っ二つに。
成仏してクレメンス。
結局、2階層、3階層と潜っても、出現するのは「ラット」のみだったため、さほど苦労はしなかった。
そして、体感1時間半後、ついに第6階層――ボス部屋に到達。
周回速度に換算すると、大分遅いような気がするが....まぁ、そのうち慣れるだろう。
さてさて、どんなボスなのかな―――っと。
勢い任せに扉を開ける。
すると、そこには、でかいネズミが。
(〈鑑定〉)
〈ジャイアント・ラット:ラットの上位種〉
よし。ダイヤさんの情報通り。
つまり、弱点は―――。
〈ダッシュ〉を発動させて、ステータスを増加。
一気に距離を詰める。
――なるほどな。Eランクレベルのボスだと、認識される前に距離を縮めることが出来る、と。
狙うは一点。
尻尾――つまり「尾」だ。
ジャイアント・ラットは自重を支えるために、尻尾を使っている。
つまり、それを斬ってしまえば?
―――答えは、体の支えを失い、バランスを崩す。
まぁ、全てダイヤさんの受け売りだが。
後は簡単。
全ての魔物に共通する弱点、首の付け根を――。
「ハッ!」
斬るだけだ。
暫くして、ジャイアント・ラットは光の粒子となる。
光の粒子は、再び結合。
と、いうことは、このダンジョンボスもドロップアイテムがあるってこと。
更に待つと、結合が終わったのか、光が落ち着いてきた。
先程までジャイアント・ラットがいたところに目を向けると、ネックレスのような物が落ちていた。
実際に手にとって見る。
―――間違いない。これはネックレスだ。
銀のような材質の細かな鎖にが連なっている。
そして、小さい宝石がはめ込まれていた。色は、綺麗なオレンジ色。
小さいながらも、輝きは、他のものと引けを取らないのではないだろうか。
今まで宝石を見たこと無いから、しらんけど。
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
ダンジョンを一周して、分かったことが一つある。
それは、ダンジョンクリア時に貰えるSPが、ダンジョンランクによって決まっているということだ。
今回も300SP、ということは、Eランクダンジョンでは300SPが固定、ということだろう。
この『ネズミの住処』のダンジョン攻略上限がどのくらいかは知らないが、稼げるだけ稼でいこう。
そう考えながら、また、ゲートへと入るのであった。
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 2周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 3周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 4周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 5周目―――
《レベルが21に上がりました。210SPを獲得しました。 〈弱点看破〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
よしっ!またレベルが上がった。
と、言っても、何を優先して取るべきなのだろうか?
取れるものって、結構色々増えたからな。
どうしようか――。
《解:〈弓術〉〈剣術〉〈弱点看破〉〈物体操作〉〈ダッシュ〉のLvMAX、及び、〈ダッシュ〉の進化を推奨します》
あれ、俺、まだ何も聞いてないんだけど?
「問」を出していないんだけども?!
え、何、心読めるの?俺のプライパシーは何処に行った?
......しかも、超有り難いアドバイスだし。
従わせていただきますけどっ!
何か怖いんだよっ!
ま、良いか。
で、肝心のSPは足りてるのかな?
《解:残りSPは5900です》
うわ~。結構多いな。どんだけ貯めてたんだよ。貯めたの俺だけど。
でも、それなら大丈夫そうだな。
じゃ、取り敢えず――。
(〈弓術〉〈剣術〉〈弱点看破〉〈物体操作〉〈ダッシュ〉をLvMAXに)
《了解しました》
《成功しました》
そしたら、次は―――。
(〈ダッシュ〉を進化)
《スキル〈ダッシュ〉を〈神速〉に進化します》
《成功しました》
これで、上げるべきものは上げたな。
じゃ、周回を再開――と、思ったが、これで切り上げよう。
ついこの間、体を動かしすぎたせいで、寝起きが最悪だった。
具体的には、体を動かすと、激痛が走るのだ。
それも、体中に。
よって、俺は一つ、心に決めたことがある。
―――ほどほどで、攻略を切り上げようと。
さて、家に帰ったら、久しぶりにダラダラするか。
休息、大事、絶対。
◇
そこから、一週間。
おれは、ダンジョンに潜り続けた。
しかし、そこまで苦ではなかった。
簡単に攻略できるようになったのも、原因の一つだが、それ以上に、心に決めたことが、幸を成したように感じる。
程々で切り上げる。自分の限界を見極める。
あたり前のことだが、何よりも大事だと実感できた。
.......独断の偏見だが。
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《レベルが22に上がりました。220SPを獲得しました。 〈初級水属性魔法〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《レベルが23に上がりました。230SPを獲得しました。 〈初級自然属性魔法〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
この声を、俺は何回聞いただろうか。
数えていないが、先読みして暗唱できるぐらいまでには聞いた。
時の流れって、早いな。
っと、おっさん臭い感慨に更けている場合じゃなかった。
やらないといけないことは、まだまだ残っている。
疲れた、なんて言っている場合じゃない。
まだまだ、俺は進まないといけないのだから―――。
憧れに、近づくために―――。
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《Eランクダンジョン 『ネズミの住処』のダンジョン攻略上限に達しました。以後、このダンジョンを攻略することができません。ダンジョン攻略上限報酬としてSP1000と〈経験値倍化〉をドロップしました。》
このダンジョンについて思い出しておこう。
名前に「ネズミ」とついていることから分かるように、ネズミ――ラット系が生息するダンジョンだ。
階層は6階層構造。
『ウルフの巣窟』が5階層構造なので、一階層増えている。
一般基準として見れば、やはり簡単な部類に入るだろう。
Eランクダンジョンだからね。
あまり、このダンジョンで死んだという噂は聞いたことがない。
が、しかし、用心するに越したことはない。死にたくないしね。
「よし、いくか。」
一人つぶやき、ゲートを潜る。
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 1周目―――
よく見慣れた岩肌。しかし、分かれ道などは全く違う。
しかし、Eランクダンジョンの雰囲気というものがある。
何か、そのランクの気風のような物を感じるのだ。
―――まぁ、ただの俺の勘違いかもしれないけど。
ゲートを潜ってから、1分ほど歩いたあたりだろうか。
このダンジョン初の魔物にエンカウントした。
魔物は、当たり前のように「ラット」。
通常では、群れで行動する魔物のはずだが――。
第一回層だからか?一匹しか居ない。
〈気配察知〉も使ったから、間違いないだろう。
やはり、初心者向けのダンジョンだからか?
「ラット」は、どちらかと言うより、群れのほうが厄介だ。
つまり、単体で来られても、さほど危害は無い。
「フッ!」
鋭く息を吐き出す、と同時に斬りかかる。
すると、呆気なく真っ二つに。
成仏してクレメンス。
結局、2階層、3階層と潜っても、出現するのは「ラット」のみだったため、さほど苦労はしなかった。
そして、体感1時間半後、ついに第6階層――ボス部屋に到達。
周回速度に換算すると、大分遅いような気がするが....まぁ、そのうち慣れるだろう。
さてさて、どんなボスなのかな―――っと。
勢い任せに扉を開ける。
すると、そこには、でかいネズミが。
(〈鑑定〉)
〈ジャイアント・ラット:ラットの上位種〉
よし。ダイヤさんの情報通り。
つまり、弱点は―――。
〈ダッシュ〉を発動させて、ステータスを増加。
一気に距離を詰める。
――なるほどな。Eランクレベルのボスだと、認識される前に距離を縮めることが出来る、と。
狙うは一点。
尻尾――つまり「尾」だ。
ジャイアント・ラットは自重を支えるために、尻尾を使っている。
つまり、それを斬ってしまえば?
―――答えは、体の支えを失い、バランスを崩す。
まぁ、全てダイヤさんの受け売りだが。
後は簡単。
全ての魔物に共通する弱点、首の付け根を――。
「ハッ!」
斬るだけだ。
暫くして、ジャイアント・ラットは光の粒子となる。
光の粒子は、再び結合。
と、いうことは、このダンジョンボスもドロップアイテムがあるってこと。
更に待つと、結合が終わったのか、光が落ち着いてきた。
先程までジャイアント・ラットがいたところに目を向けると、ネックレスのような物が落ちていた。
実際に手にとって見る。
―――間違いない。これはネックレスだ。
銀のような材質の細かな鎖にが連なっている。
そして、小さい宝石がはめ込まれていた。色は、綺麗なオレンジ色。
小さいながらも、輝きは、他のものと引けを取らないのではないだろうか。
今まで宝石を見たこと無いから、しらんけど。
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
ダンジョンを一周して、分かったことが一つある。
それは、ダンジョンクリア時に貰えるSPが、ダンジョンランクによって決まっているということだ。
今回も300SP、ということは、Eランクダンジョンでは300SPが固定、ということだろう。
この『ネズミの住処』のダンジョン攻略上限がどのくらいかは知らないが、稼げるだけ稼でいこう。
そう考えながら、また、ゲートへと入るのであった。
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 2周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 3周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 4周目―――
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
―――Eランクダンジョン 『ネズミの住処』 5周目―――
《レベルが21に上がりました。210SPを獲得しました。 〈弱点看破〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
よしっ!またレベルが上がった。
と、言っても、何を優先して取るべきなのだろうか?
取れるものって、結構色々増えたからな。
どうしようか――。
《解:〈弓術〉〈剣術〉〈弱点看破〉〈物体操作〉〈ダッシュ〉のLvMAX、及び、〈ダッシュ〉の進化を推奨します》
あれ、俺、まだ何も聞いてないんだけど?
「問」を出していないんだけども?!
え、何、心読めるの?俺のプライパシーは何処に行った?
......しかも、超有り難いアドバイスだし。
従わせていただきますけどっ!
何か怖いんだよっ!
ま、良いか。
で、肝心のSPは足りてるのかな?
《解:残りSPは5900です》
うわ~。結構多いな。どんだけ貯めてたんだよ。貯めたの俺だけど。
でも、それなら大丈夫そうだな。
じゃ、取り敢えず――。
(〈弓術〉〈剣術〉〈弱点看破〉〈物体操作〉〈ダッシュ〉をLvMAXに)
《了解しました》
《成功しました》
そしたら、次は―――。
(〈ダッシュ〉を進化)
《スキル〈ダッシュ〉を〈神速〉に進化します》
《成功しました》
これで、上げるべきものは上げたな。
じゃ、周回を再開――と、思ったが、これで切り上げよう。
ついこの間、体を動かしすぎたせいで、寝起きが最悪だった。
具体的には、体を動かすと、激痛が走るのだ。
それも、体中に。
よって、俺は一つ、心に決めたことがある。
―――ほどほどで、攻略を切り上げようと。
さて、家に帰ったら、久しぶりにダラダラするか。
休息、大事、絶対。
◇
そこから、一週間。
おれは、ダンジョンに潜り続けた。
しかし、そこまで苦ではなかった。
簡単に攻略できるようになったのも、原因の一つだが、それ以上に、心に決めたことが、幸を成したように感じる。
程々で切り上げる。自分の限界を見極める。
あたり前のことだが、何よりも大事だと実感できた。
.......独断の偏見だが。
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《レベルが22に上がりました。220SPを獲得しました。 〈初級水属性魔法〉が取得可能になりました。》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
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《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
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《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
この声を、俺は何回聞いただろうか。
数えていないが、先読みして暗唱できるぐらいまでには聞いた。
時の流れって、早いな。
っと、おっさん臭い感慨に更けている場合じゃなかった。
やらないといけないことは、まだまだ残っている。
疲れた、なんて言っている場合じゃない。
まだまだ、俺は進まないといけないのだから―――。
憧れに、近づくために―――。
《ダンジョンを攻略しました。300SP獲得しました》
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