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しおりを挟む「ふ、ふわあぁ~~~ふ。」
今日も今日とて気ままな猫...........違ったな、俺である。さむい冬をご主人の飼い猫としてぬくぬく過ごし、最近はだんだん日差しがあたたかな日も増えてきた気がする。今もあたたかい室内の陽が当たるところで日向ぼっこ中だ。
俺のお気に入りの場所にはそれぞれブランケットが置いてあって、それを下に敷いて寝る(※本当は上から掛けて欲しくて置いてある。)のがきもちいい。きっとご主人のおかげだ。気の利くイケメンはモテるぞ。
そういえば............最近ご主人がおかしい気がする。................まぁ、また仕事で何かあったんだろう。俺が何かしたんだったら言うだろうし。俺に言わないうちは気にしない。
さて、もうひと眠りしようかな................
ガバッ
「あ!そうだ。シェフ(※たびたび食糧をくれるので懐いた。)が、新作の魚クッキーをくれるって言ってたんだ!!!」
シェフの魚クッキーは絶品だ。何か別の味(※野菜)もする気がするが、それが何かはわからない。でも美味しいからなんでもいい。
思い出したら即行動!と、すぐにシェフの元に向かう。
「シェフ~~!!!!カリーきたよ~!!!」
「お!猫坊主!ちゃんと来たな。ほれ、約束のクッキーな。」
「わあぁあぁ!!!!ありがとう!!シェフ!!!」
「御館様........んと、ご主人に今食べてもいいか聞いてから食べるんだぞ?」
「わかった!!!ご主人ーーーーーーーーー!!!!!!」
主の所へまっすぐに駆けていく猫耳の少年を見送ったシェフは、その少年が猫だった頃より屋敷が活気づいた気がして嬉しくなった。断じて孫のように思っている訳では無い。............だが、また魚クッキーは焼いてやろうと思う。
「さて。お前ら!今日も美味しい飯作るぞ!!!」
今日も可愛い猫耳の少年と、頑張り屋の御館様のために、美味しい食事を作るのだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
タッタッタッタッ....
「あっ!」
前方にご主人の背中発見!!
タッタッタッタッ....!
「ご主人~~~!!!!!」
「ん? お!」
ぼふっ!
「カリー!そんなに走ったら危ないだろう?」
「えへへ!!でもご主人受け止めてくれたでしょ?」
「うぐっ.........ま、まぁな。」
「あ、ご主人!シェフに魚クッキーもらったんだ!!!食べてもいい??」
「お、また焼いてもらったのか。ん~........2枚だけな。もうそろそろ夕飯だから。」
「うん!!ご主人も一緒にたべよう?」
「俺はいいよ。大事にとっとけ。」
え、こんなに美味しいのにいらないの?????ご主人て変なの~~。
「ふ~ん???じゃあえんりょなく!」
「まぁた余計な言葉覚えて............。」
「部下が言ってた(※もっとゲスいことを考えている時に使ってる。)。」
「知ってる.........。」
その後は俺の特等席で魚クッキーを食べた。.............とまんなくて3枚食べちゃったのはご主人とシェフにはないしょだぞ。
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