婚約者の母に十年虐げられた私、結婚直前で破談にして冷酷公爵に嫁ぎます〜今さら後悔されても遅いです〜

まさき

文字の大きさ
7 / 11

7話 ほどかれた糸

感想 0

あなたにおすすめの小説

妹に婚約者も家名も奪われましたが私は王妃の遺言状を握っています 〜虐げられた公爵令嬢を捨てた王宮が、三日後に血塗れの相続争いで崩壊しました~

常陸之介寛浩📚️書籍・本能寺から始める
恋愛
公爵令嬢エレノア・ヴァレンシュタインは、王太子ユリウスの婚約者として十年もの間、王宮の裏側を支えてきた。 病弱だった王妃の代理として、茶会の席次、貴族派閥の調整、外交文書の管理、孤児院基金の帳簿、王太子の失言の後始末まで――誰にも褒められず、感謝もされず、それでも国のために尽くしてきた。 だが、王妃の葬儀から七日後。 エレノアは突然、王太子から婚約破棄を告げられる。 新たな婚約者として選ばれたのは、可憐で愛らしく、誰からも守られてきた妹リリアナだった。 「君は冷たい。リリアナは人の心が分かる」 その言葉に、エレノアは泣かなかった。 父は妹を公爵家の後継に据え、母は「姉なら妹に譲るべき」と微笑み、王太子は当然のようにエレノアの居場所を奪った。 婚約者も、家名も、王宮での立場も。 すべてを奪われたエレノアは、ただ一つだけ手放さなかった。 亡き王妃から託された、黒い封蝋の遺言状を。 エレノアが王宮を去った翌日、王宮の茶会は崩壊した。 二日目、隣国大使が激怒した。 三日目、王妃の遺産と孤児院基金を巡る不正が露見し始めた。 誰も知らなかった。 王宮を支えていたのは、愛される妹ではなく、冷たいと蔑まれた姉だったことを。 そして、冷徹宰相と呼ばれる王弟カインは、追放されたエレノアの前に現れる。 「君を王宮に戻しに来た。王太子の婚約者としてではない。この国を裁く、王妃の証人としてだ」 王妃の遺言状に記されていたのは、王位継承を揺るがす秘密。 公爵家の裏切り。 王宮財務官の横領。 そして、エレノアこそが王妃に選ばれた最後の後継者であるという真実だった。 妹は泣けば許されると思っていた。 父は娘を道具として売れると思っていた。 王太子は捨てた婚約者が戻ってくると思っていた。 けれどもう、遅い。 これは、奪われ続けた公爵令嬢が、涙ではなく証拠で王宮の嘘を暴き、自分を正しく見つけた冷徹王弟に深く愛されるまでの物語。

「独り言がうるさいと離縁されました。隣国の王子には全部聞こえているそうです」 〜黙っていられないのは、あなたのせいですよ〜

まさき
恋愛
伯爵令嬢セラは、夫ダリウスに「独り言がみっともない」と三年間冷遇された末に離縁された。 傷心のまま隣国へ向かう馬車の中でも独り言は止まらない。 「なんで私が追い出されるんだろ。家事も完璧だったのに」 その声を、たまたま同じ馬車に乗り合わせた隣国第二王子レイが全部聞いていた。 「……面白い人だ」 無口で感情を表に出さないレイが、セラの独り言に引き寄せられていく。 セラはレイが全部聞こえていることを知らないまま、独り言で本音を垂れ流し続ける。 やがてセラの存在が隣国で重要になっていく中、元夫ダリウスが取り戻しにやってくる——。

「女は目立つな」と言って足を引っ張り続ける婚約者はもういらない。

ぽんぽこ狸
恋愛
侯爵令嬢ローズマリーは魔法学園の首席だ。 しかし婚約者のレジナルドから「女は目立つな」と命じられ、成績を落とすよう強要されていた。 以前からもレジナルドはローズマリーの将来に口出しし蔑ろにしつづけてきた。 そんな男をやっと捨てる機会がやってきた。 彼の言葉に従い、あえて落第する。 その結果、レジナルドは“首席を潰した男”として責任を問われ、すべてを失うことになる。 これは、自分を押さえつけ続けた婚約者を切り捨てる令嬢の逆転劇。 他サイトにも別タイトルで投稿中です。

夫の不倫相手に「妻の座を譲れ」と言われたので、譲る代わりに全部置いていきます 〜行き先は老舗旅館。追いかけてきても、もう遅いです〜 

なつめ
恋愛
夫の愛人に「妻の座を譲れ」と言い渡された主人公は、怒鳴り返すこともしがみつくこともせず、ただ静かに頷いた。 家のこと、食事のこと、社交のこと、義実家のこと、会社の裏方のこと。 誰も価値を知らなかった“妻の座”の中身を、そっくりそのまま置いて家を出る。 向かった先は、かつて傷ついた自分を受け入れてくれた老舗旅館。 再建に奔走する若旦那とともに働く中で、主人公は初めて「役に立つから愛される」のではなく、「あなた自身がいてほしい」と言われる温かさを知っていく。 一方、主人公を軽んじた元夫の家では、生活も体裁も仕事もじわじわと崩壊を始める。 これは、何も持たずに出ていったはずの女が、自分の人生を取り戻し、最後には新しい恋と居場所を手に入れる再生の物語。

陛下、私はあなたの初恋ではなく、最後の失敗作です

なつめ
恋愛
王妃セレスティアは、美しく聡明で、誰よりも完璧な妃だった。 王の隣に立ち、貴族をまとめ、社交を回し、王宮の歪みを見えない場所で支えてきた。 けれど彼女は、一度も愛されたことがない。 必要とされていた。 信頼もされていた。 だがそれは、妻としてではない。 王にとって彼女は、最も扱いやすく、最も失敗の少ない、都合のいい王妃だった。 そしてある日、セレスティアは知ってしまう。 自分が愛された代わりではなく、王が理想を諦めた末に選んだ、最後の失敗作だったことを。 泣かなかった。責めもしなかった。 ただ静かに、心を閉ざした。 去る妻。 失ってから気づく王。 もう戻らないと知ってなお、手を伸ばす男。 これは、遅すぎた後悔に追い詰められる王と、二度と“都合のいい妃”には戻らない王妃の物語。

今さら救いの手とかいらないのですが……

カレイ
恋愛
 侯爵令嬢オデットは学園の嫌われ者である。  それもこれも、子爵令嬢シェリーシアに罪をなすりつけられ、公衆の面前で婚約破棄を突きつけられたせい。  オデットは信じてくれる友人のお陰で、揶揄されながらもそれなりに楽しい生活を送っていたが…… 「そろそろ許してあげても良いですっ」 「あ、結構です」  伸ばされた手をオデットは払い除ける。  許さなくて良いので金輪際関わってこないで下さいと付け加えて。  ※全19話の短編です。

「お前とは結婚できない」って言ったのはそっちでしょ?なのに今さら嫉妬しないで

ほーみ
恋愛
王都ベルセリオ、冬の終わり。 辺境領主の娘であるリリアーナ・クロフォードは、煌びやかな社交界の片隅で、ひとり静かにグラスを傾けていた。 この社交界に参加するのは久しぶり。3年前に婚約破棄された時、彼女は王都から姿を消したのだ。今日こうして戻ってきたのは、王女の誕生祝賀パーティに招かれたからに過ぎない。 「リリアーナ……本当に、君なのか」 ――来た。 その声を聞いた瞬間、胸の奥が冷たく凍るようだった。 振り向けば、金髪碧眼の男――エリオット・レインハルト。かつての婚約者であり、王家の血を引く名家レインハルト公爵家の嫡男。 「……お久しぶりですね、エリオット様」

元の世界に帰らせていただきます!

にゃみ3
恋愛
淡い夢物語のように、望む全てが叶うとは限らない。 そう分かっていたとしても、私は敵ばかりの世界で妬まれ、嫌われ、疎まれることに、耐えられなかったの。 「ごめんね、バイバイ……」 限界なので、元いた世界に帰らせてもらいます。 ・・・ 数話で完結します、ハピエン!