恋は永遠と変わらなき

木の実

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掴まった

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それから俺はその噂の人物に会いに行こうとしていた・・・

俺は会いに行く途中なんとなくひかれていく感じがする。

何かと出会うために

あぁ速く会いたい

こんなに人に執着すること自体俺も驚いたが
今となってはそんなことは何ともない

見つけたらどうしようか

そんなこと決まっている今度こそ離さないように掴まえる・・・

当然のように愛を囁き俺に依存させる

俺がいないと生きていけないように

これが狂っていると思うものもいると思うが
俺は思わないだって
                                   唯一無二の人なんだから

そう思っているともうついていた

ガラララ

噂の人物の教室を訪ねてみると

ある人物が目に留まった

あぁようやく見つけたら俺のもの

あの時の少年だ

なんて高揚感

すぐに掴まえなくては

あの時のように逃げられては困る・・・

その少年の元に行こうとすると

人が群がってきた

邪魔だまた俺のものが逃げてしまうでないか
なぜ俺の邪魔をする。俺の愛するものへの気持ちをけなすものは俺の前から消えてもらうだけだ。

「どけ邪魔だ・・・お前らに興味はない   散れ」

俺でも驚くくらいに地に這いつくばるような低い声が出た

それに反応した人達は言葉の様に散った

さぁもう逃げられはしない

はやく俺のものになれよMy   Hunny
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