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ばれた
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魔力も回復してきたし、二人もどこかに居なくなった。
そろそろ戻らないと...。
そう思ってだるい身体を起こし頭を振った途端に、ガサッと音がして振り返ったら目と目が合った。
いつの間に居たのか、攻略対象で筆頭魔法師団長の子息で魔法好きのユーグアルト・アンジュッド公爵子息がいた。
アンジュッド公爵家は現陛下の妹が降嫁しており、ユーグアルトの母親が王妹でもある。
攻略対象者なだけあって、イケメンなのよね。
好みじゃないし、前世の推しは別の攻略対象者だったから興味ないけど。
今世での私とはあまり関わりはない。
パーティーとかで見掛ける程度だ。
いや、現実逃避してなくっていいから。
なんでここにいる?
警戒しながら立ち上がって、じりじりと出口に向かって下がっていく。
「へぇ...大型魔法が使われたっていうのと、濃厚な魔力発動を感じたから来てみたんだけど...君がやったの?」
「なんのことだか分かりませんわ。」
「しらばっくれるんだ?夜なのにそんなに土を服に着けて。
さっき、あんたの婚約者と女が寄り添って出ていったのを見たんだけど。」
「さぁ?」
「へぇ...。」
適当に返事をした途端に、距離を詰められ手首を強く捕まれた上に身体を木に強く押し付けられてしまっていた。
出口をチラチラ確認しながら下がってたから、気がつくのが遅れた。
「ぐぅ...。離してくださいっ。」
強く押し付けられたせいで背中が痛い。苛立っているのもあって、ユーグアルトを強く睨み付ける。
だがユーグアルトは聞いていないのか、優しく微笑んだまま聞いてくる。
「ねぇ、俺は途中から全て見てたよ。あの二人のために色々やってるの。どうしてそんなことやってるの?」
「...っ!」
答えられない私を見ながら、身体を私に密着させてくる。
後ろは結構大きな木で、前はユーグアルトの身体がぴったりとくっつかれている。これでは逃げられない。
焦る私を見て、ユーグアルトはニヤニヤした意地悪い顔をする。
身体が更に押し付けられてきたせいで胸が潰されているし、足の間に足を入れられた。
顔がものすごく近い。
「俺ね、欲しいものがあるんだ。聞いてくれる?聞いてくれなくっても言っちゃうんだけどね。」
酷く楽しそうにしているユーグアルト。
めちゃくちゃ顔が近い。
「貴方のことなんてどうでもいいわ。顔が近い、離れて。」
楽しそうにしているのが腹立つ。
回復してきた残り少ない魔力をいつでも発動出来るように練る。
こんなにくっつかれていると移動魔法を使ってもユーグアルトまで一緒に移動されてきてしまうので、少しの間でも完全に離れないと発動できないし逃げられない。
移動魔法を発動した後、体勢を整えないといまよりも更に逃げられない体勢になってしまう。
そんなことは避けたい。
少しでも隙を作りたくって、身体をよじる。
しかし彼は私の両手を上に持ち上げた上に片手で抑え、私の顎に手を添えて動かなくしてしまった。
私が更に抵抗してもものともせず、ユーグアルトは私の耳元に顔を近づけて囁く。
「俺が欲しいのはね...君だよ。」
唇に柔らかい何かが触れたのを感じた。
そろそろ戻らないと...。
そう思ってだるい身体を起こし頭を振った途端に、ガサッと音がして振り返ったら目と目が合った。
いつの間に居たのか、攻略対象で筆頭魔法師団長の子息で魔法好きのユーグアルト・アンジュッド公爵子息がいた。
アンジュッド公爵家は現陛下の妹が降嫁しており、ユーグアルトの母親が王妹でもある。
攻略対象者なだけあって、イケメンなのよね。
好みじゃないし、前世の推しは別の攻略対象者だったから興味ないけど。
今世での私とはあまり関わりはない。
パーティーとかで見掛ける程度だ。
いや、現実逃避してなくっていいから。
なんでここにいる?
警戒しながら立ち上がって、じりじりと出口に向かって下がっていく。
「へぇ...大型魔法が使われたっていうのと、濃厚な魔力発動を感じたから来てみたんだけど...君がやったの?」
「なんのことだか分かりませんわ。」
「しらばっくれるんだ?夜なのにそんなに土を服に着けて。
さっき、あんたの婚約者と女が寄り添って出ていったのを見たんだけど。」
「さぁ?」
「へぇ...。」
適当に返事をした途端に、距離を詰められ手首を強く捕まれた上に身体を木に強く押し付けられてしまっていた。
出口をチラチラ確認しながら下がってたから、気がつくのが遅れた。
「ぐぅ...。離してくださいっ。」
強く押し付けられたせいで背中が痛い。苛立っているのもあって、ユーグアルトを強く睨み付ける。
だがユーグアルトは聞いていないのか、優しく微笑んだまま聞いてくる。
「ねぇ、俺は途中から全て見てたよ。あの二人のために色々やってるの。どうしてそんなことやってるの?」
「...っ!」
答えられない私を見ながら、身体を私に密着させてくる。
後ろは結構大きな木で、前はユーグアルトの身体がぴったりとくっつかれている。これでは逃げられない。
焦る私を見て、ユーグアルトはニヤニヤした意地悪い顔をする。
身体が更に押し付けられてきたせいで胸が潰されているし、足の間に足を入れられた。
顔がものすごく近い。
「俺ね、欲しいものがあるんだ。聞いてくれる?聞いてくれなくっても言っちゃうんだけどね。」
酷く楽しそうにしているユーグアルト。
めちゃくちゃ顔が近い。
「貴方のことなんてどうでもいいわ。顔が近い、離れて。」
楽しそうにしているのが腹立つ。
回復してきた残り少ない魔力をいつでも発動出来るように練る。
こんなにくっつかれていると移動魔法を使ってもユーグアルトまで一緒に移動されてきてしまうので、少しの間でも完全に離れないと発動できないし逃げられない。
移動魔法を発動した後、体勢を整えないといまよりも更に逃げられない体勢になってしまう。
そんなことは避けたい。
少しでも隙を作りたくって、身体をよじる。
しかし彼は私の両手を上に持ち上げた上に片手で抑え、私の顎に手を添えて動かなくしてしまった。
私が更に抵抗してもものともせず、ユーグアルトは私の耳元に顔を近づけて囁く。
「俺が欲しいのはね...君だよ。」
唇に柔らかい何かが触れたのを感じた。
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