ヒロインと婚約者をくっつけるため頑張ってたら...

curosu

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※押し付けられてる

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唇に柔らかい何かが触れた...?

なにが触れた...?

思わず立ち尽くしてしまった。


「ふふ...もう一回しようね。」

顔が近づき重なる。


私はそれがユーグアルトの唇だとわかり、抵抗しようとするが、身体が押さえ付けられていてうまくいかない。

「んんー!」

「ん...ちゅっ...ねぇ、口開けて?」

私は首を横に振るが、顔を手で抑えられてるから振り払うことも出来ない。

「仕方ないなぁ...素直じゃないんだから。」

そう聞こえた途端、ゾワゾワとした感覚が背中にくる。

間に入られたユーグアルトの足が私の太ももをスリスリ撫でられ、押し潰されている胸がユーグアルトの身体の動きに合わせて上下に揺らされ、顔を上に向かされて思わず口が開いてしまった。

ユーグアルトの舌が私の口の中に入ってきて縦横無尽に暴れまわる。

「んー!んんー!あ...う...ふっ...ぁ...あふ...。」

舌を押し返そうとしたが、逆に敏感に感じるところを執拗に擦られ、力が抜ける。

力が抜けてしまった私を支えるように、間に入られた足の太もも辺りに私のお尻が乗るように位置を変えさせられた上に、熱くて固いなにかが押し付けられスリスリ動かされているため身体が熱くなってきてしまった。

私が抵抗出来なくなったと悟ったのか、気がついたらユーグアルトの両手は私の胸に置かれて弄んでいた。

しばらくしてやっと満足したのか、唇と唇が糸を引きながら離れる。

「はぁ...あの二人のことを君たちの両親に話して婚約解消を勧めている。そして、俺が君のことを欲しいって話してあるから、伯爵令嬢である君は逆らえない。君は既に俺のものだよ。
だから、大人しく俺のもとに堕ちておいで?」

見た人全てを魅了するほど綺麗な笑顔を浮かべ、私の唇をペロリと舐める。


力が抜けて、思考力も落ちてしまった私は必死に考えながら息を整え...小さく呟く。

「薔薇よ...」

「うぐぅぁ!」

ユーグアルトの下から勢いよく成長した薔薇の蔦がユーグアルトを上に吹き飛ばし、拘束する。

「...っ!ま...りょく...が...。」

身体がふらつく...。

移動魔法を発動させたいのに、ユーグアルトが離れないから出来ない。

だったら吹き飛ばして、邪魔されないように拘束するしかない。

回復してきた残り少ない魔力を使うのは嫌だったけど、仕方ない。

魔力がギリギリなせいでふらつきながら、鞄からMP回復ポーションとHP回復ポーションを出して飲む。

HP回復ポーションも一緒に飲んだ方が回復しやすいのだが、緊急時以外は飲まないほうがいいとされている。

魔力が一気に回復してその場を乗り切るのはいいが、あとで寝込むこと間違いなしの組み合わせ。


ユーグアルトは拘束から逃げ出そうとしている。やつは魔力を消費してないからすぐに抜け出してしまうだろう。

時間がない。

「黄昏よ、今一度我に微笑め。」

私はイメージしやすい言葉を唱えて、移動魔法を発動させ、この場から逃げ出した。
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