異世界転生したら歩数制限付いたんですけど!?

ミョルミョル

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第一章:幼女と異世界と歩数制限と...

第二話

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大草原の真ん中、裸の幼女がぽつんと一人佇んでいた。

彼女、いや彼の名前は松浦赤馬 元男である。

「どういうことだよこれ...」

自分は死んだはず、だが生きている。
俺はトラックに轢かれて死んだはずだ、それなのに普通に呼吸もできている。
川に映った自分の体を見てみる。
手は小さく、顔も小さく、胸は少し膨らんでいて、顔立ちは可愛らしい幼い女の子の顔だった。

「どなたですか?」
 
動揺しすぎて川に映った幼女に話しかけてしまう。
 
頬をつねってみる。
痛い、夢ではないようだ。

「夢でもねえならそう考えるしかねえかな...」

信じたくはないが俺は幼女になったということらしい

「まさか知らないところで目覚めていつのまにか幼女になっているとはな...」

「おいなりさんも付いてねえしな...」

俺の人生の相棒は俺の股間から消え去っていた

「そういえば服着てなかったな」

自分が服を着てないことを思い出す

「とりあえず、人のいるとこに行かねえとな」

裸で歩き回るのもどうかと思うが、幼女だから多少許されると思う。
だがいきなり男にこの姿を見られたらどうだろう?
考えるとおぞましい光景が浮かんだ。

「ヤられる側なんて考えたくもねえよ...」

そんなことを言いながらも当たりを探索しようと歩を進める。

だが、

プツンッ

どこかで経験したことのある感覚...

そう、また死んだのだ

意識が戻る、

「どういうことだ...?」

また目覚めた場所に戻っていた。
また自分の頬をつねってみる。
痛い、やはり夢ではないようだ
また川で映った自分を見る。

「いまさっきのまま...だな...」

体に異常はない、じゃあなぜ死んだ?

辺りを見渡してみる。

すると、向こうで誰かが横たわっていた
近づいてみる。

「え?」

それは見覚えのある人だった。

自分が横たわっている
動揺するが少し触ってみる。

冷たい、死んでいるようだ。

状況が理解できない。
自分の死体がなぜか目の前にあることに混乱する。

「わけわかんねえ...」

状況は意味不明だった。
とりあえず顔を洗って気を取り直そうと川へ近づく

プツンッ

まただ、また死んだ

二度、目覚めた場所でまた目覚める。

「どうすればいいんだこの状況...」

三度も死んで、三度も目覚めた。
常人ならだれでも混乱するだろう。

もう一度今さっきの自分の死体のところに戻る。

「は...?」

自分の死体が死体が増えていた、

「もしかして今さっきの俺か?」

死体の場所と言い、今さっき死んだ自分に間違いないだろう。
ならばその死体を調べれば死因が多少わかるはずだ。
自分の死体を隅々まで調べる

かすり傷すらなかった
じゃあどうして...

そう思っているといきなり機械的な声が聞こえる

『スキル:鑑定を習得しました。』

「鑑定?」

俺も多少はゲームをしたことがあるからどういうものかわかる、
だがスキルと言っていた、非現実的なことに困惑する。

「そうだ!」

前世でやっていたゲームの知識を思い出す。
鑑定があるならば自分のステータスや詳細がわかるだろう。
早速使おうとしてみる。

「声に出せばいいのかな?」

スキルを発動するときは大抵、詠唱や宣言をしたりして発動する。

「鑑定!」

自分の死体に向かって言ってみる。
すると

「おぉ...」

目の前に画面のようなものが現れた。
そこには様々な情報が書き込まれていた。

自分の情報を見ていると

「え?」

そこには自分のステータスが書き込まれていた。

だがそのステータスは異常な数値を叩き出していた、

種族:人間 lv876

攻撃力:6750
防御力:5230
体力:78960
魔力:25650

「はぁ!?」

あまりにも強すぎるステータスである。

「じゃ、じゃあ習得してるスキルは!?」

慌てて自分の持ってるスキルを確認する

そこには様々なスキルが数えきれないほど並んでいた。
どれも強そうなスキルばかりだった。

「俺、強すぎだろ...」

そんなことを言いながら自分のスキルを見ていると

「ん?なんだこれ?」

パッシブスキルという欄があった、

そこにも様々なスキルがあったが一番上に奇妙なスキルがあった。

「歩数制限lv1?」

嫌な予感がした。
気になって詳細を調べてみる。
すると

【歩数制限lv1】

最大20歩まで歩ける、それ以上歩くと死んでしまう。


「は...?」

ここにきて死因が判明した

「まじかよ...」

死因は歩き過ぎだった。

「まさか歩数制限のペナルティで死んでるとはな...」

「はぁ...」

深く息を吸って俺はこう叫んだ

「こんな状況で俺はどうすればいいんだよ!!」
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