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ぼくと彼女の性なる逃避行
しおりを挟むわずかな月明りに照らされた遺跡内部の一部屋で、一人のサキュバスの息を整える音がひっそりと反響している。今自身の身に起きた出来事を処理しきれず涙を流す彼女の顔を見下ろした時、僕は思わず拳を空高く突き上げていた。超絶エロエロサキュバスお姉さんを、僕は手に入れた。これから毎日このお姉さんとセックスができると思うと、明るい未来に対する期待とこれは夢なんじゃないかという底知れない不安に襲われる。僕はその不安を紛らわせるためにも、地面に仰向けで寝転がっているお姉さんのお腹の上に乗る。
虚空を見つめていたお姉さんの瞳が、怯えるように僕を見る。そんな可愛いお姉さんを嘲笑うように、僕はお姉さんの顔に顔を近づけ、その唇を奪った。
「ん!?んっんん~!」
勝利!勝利の口づけ!
嫌がるお姉さんの柔らかい唇と舌をこれでもかと蹂躙する。お姉さんの心と身体に、敗北の2文字を刻み込む。
「ねぇ、お姉さん、今どんな気持ち?年下の男の子に無様に敗北して、使い魔にさせられちゃって、これから一生そのおま〇こに年下ち〇ぽ捧げることになった訳なんだけど、今どんな気持ちなの?教えてよ」
お姉さんの顔を舐めながら煽り立てる。
「……お願い…もう、やめて、もう君に逆らわないから…わたしをいじめないで…、契約を解いて、お願いよぉ……。」
「答えになってないよ、お姉さん、今、どんな気持ちなの?」そう言ってお姉さんの頬の涙を舐り取る。
「はぁ……、はぁ…、さいあくの、気分よ…。お願い、もうゆるして」
僕はお姉さんのクリに手を伸ばし、煽るように愛撫する。
「なんで、最悪の気分なの?教えて?」
お姉さんの顔が一層苦悶の色に染まる。
「はぁ、わっ分かるでしょ…、いや、言わせないで、お願い、いじわるしないで」
良い!すごくいい!屈服したお姉さんをいじめるの、すごく気持ちいい。やめるなんて、できる訳がない。
「言わなきゃ分からないなぁ、言って?」
そう言ってお姉さんのクリを親指と中指で強く弄る。
「くっ悔しいの!君のようなクソガキにいいように弄ばれて、絶望しているの、これから一生君の奴隷になる未来にっ!もう…いっそ死にたい…、お願い、本当にいやなの、君にとってはお遊びかもしれないけど、わたしにとっては、ほんとうに…ほんとうに、耐えられないのよ、…なんでもするから、もうやめて、解放して、お願い……」
気持ちいい。明確な上下関係。彼女は完全に僕に敗北したことを認めている。自分の無力さを痛感している。だから僕にお願いするしかできない。僕に許しを請うことしかできない。こんなエロエロボディの年上サキュバスが、完全に僕の手中に堕ちた。
当然、解放なんてする訳がない。それは純粋にそうするつもりがなく、毎日このエロエロボディを堪能したいからというのが大きな理由だが、合理的理由もある。
僕は3枚のお札のうち、2枚を既に使ってしまっている。残り1枚のお札で、アレナ先生をも使い魔にしないといけないのだが、現実的ではない。それは僕と使い魔になったこのお姉さんだけでアレナ先生に勝てるビジョンが全く見えないからだ。やはり確実なのはクチュクチュワーム大先生に頼ること、しかし、大先生はその命を全て、お姉さんを孕ませることに使ってしまった。ならどうするか、育てるしかない。新たに生まれ出てくる生命を。
そのためには、お姉さんが苗床として必要だ。僕もお姉さんを孕ませたいけど、今は我慢だ。僕は天才だから、目先の快楽より将来の幸福を優先させることができる。そして優秀だから、当初の作戦が頓挫しても、新たに作戦を立て直すことができる。
僕の今後の作戦はこうだ。①お姉さんを苗床にクチュクチュワーム大先生を繁殖させる②必要であればクチュクチュワーム大先生にお札を使う③笛でアレナ先生を呼び出す④クチュクチュワーム大先生にアレナ先生を襲わせる⑤アレナ先生が予備のお札を持っていれば、使い魔にする⑥アレナ先生の処女を奪う。⑦アレナ先生を孕ませる
やはり僕は天才だ。普通の11歳はここまで考えることはできない。ましてや考えても行動に起こせない。僕は違う、できる。やはり僕という優秀な人間はこれからの人類の明るい未来に必要不可欠である。
作戦は完璧だが、一つ不確定な要素がある。①クチュクチュワーム大先生の繁殖にどれだけ時間がかかるかが読めない。性交から妊娠、出産、成長までどれだけの時間がかかるかは生物によって個体差が大きい。昆虫や触手生物の繁殖スピードは比較的早い方だとは思われるが、そのような不確定な要素を抱えたまま作戦を実行に移す訳にはいかない。もし使い魔探しの期間として定められた7日間が経っても僕が姿を現さなかったら、きっと捜索がはじまる。そこで僕がクチュクチュワーム大先生を繁殖させている現場を見つかったら、恐らく妨害に遭うだろう。僕の作戦は水泡に帰す。つまり僕は逃げてどこかに身を隠さないといけない。これは、僕がクチュクチュワーム大先生の養殖に成功するのが早いか、僕が見つかるのが早いか、そういう戦いになってくる。
逃げるなら早く逃げた方がいいが、生憎の僕もお姉さんも限界だ。お姉さんは体力が、僕は魔力が尽きている。今は夜、良い子は寝る時間。夜に森を出歩くのは賢明とは言えない。今は休む時だ。幸いまだ初日を終えたばかり、学年末の試験を犠牲にしてまで稼いだこの二日間のアドバンテージがここに生きてくる。やはり僕は天才!見たかシュナイダー!今頃お前はよく分からんきのこと添い寝中だと思うが、僕はこのエロエロボディのサキュバスのお姉さんの全身を堪能しながら添い寝と洒落込むとするよ!
僕は右手でお姉さんのおま〇こを弄り、左手でおっぱいを揉みこむ。
「あっ♡なんで、わたし、こんな、へたくそな愛撫で、いや…いやっ!」
「おやすみ、お姉さん」今夜は良い夢が見られそうだ。
お姉さんの上に乗り、その全身をまさぐりながら僕は目を閉じた、その時――。
「カンパロウ、お前、何をしている」
背後から聞き覚えのある声で、脳が一気に覚醒する。
そんな、馬鹿な、なんで!?
「起きろ、カンパロウ、説明しろ、お前は今、何をしている?」
なんで、なんで!
なんでここに、先生が!?
*
「な、なんでここに、先生がいるんですか?」僕は衝撃のあまり後ろを振り返ることができず、アレナ先生にお尻を見せたまま尋ねる。
「質問をしているのはわたしだ。お前が何故森の入り口から遠く離れたこの遺跡にいるのか、何故お前がわたしの消えた下着を被っているのか、聞きたいことは山のようにあるが、まずは聞かれたことに答えろ、カンパロウ。お前はそこで、いったい何をしている」
何をしている?何って、サキュバスのお姉さんと添い寝しているだけだが、それを答えろと言うのか?僕が答えに窮しているとサキュバスのお姉さんが口を開いた。
「アレナ、ごめん、わたし、失敗しちゃった、へましちゃった。このエロガキに、邪魔されて……、わたし……」
「すまない、サリア、来るのが遅れた。毒キノコを食べてしまった生徒がいてな、医者に……、いや、言い訳だな、すまない、お前に過度の負担をかけてしまった。大丈夫だ、サリア、お前は絶対に助ける。後はわたしに任せておけ」 アレナ先生が僕には絶対見せない優しさをもってお姉さんに語り掛ける。お姉さん、サリアっていうんだ、素敵な名前。というか何だ?アレナ先生とお姉さんは知り合い同士なのか?つまり僕は、アレナ先生の友達に手を出したってことで今怒られているのか?どういう運命の悪戯だ。好きな人に浮気の現場を見られただけでもヤバいのに、その相手がお互い知り合いだったなんて、修羅場すぎる。
「カンパロウ!わたしはお前に聞いているんだ。お前、彼女に何をした?今、何をしている?」
何をしたってって、レイプした。あなたのお友達をレイプしました。何をしているって、虐めている。あなたのお友達を完膚なきまでに虐めています。それを言えと言うのか?
「僕は、彼女を、使い魔にしました。僕が、使い魔のサキュバスと何をしようが、それは、僕の自由です」
「彼女は望んでお前の使い魔になったのか」
「そうです、彼女が僕に惚れて、どうしてもというから契約――」
「ふざけたこと言わないで!誰が!お前みたいな気持ち悪いエロガキの使い魔になんて望んでなるもんですか!ふざけないで!ふざけないで!アレナ!騙されないで!こいつ嘘ついてるわ!わたしはこいつに、無理矢理……っ!」それ以上言葉が出ないかというように、お姉さんは嗚咽を漏らす。
「大丈夫だ、サリア、お前はもう何も言うな。カンパロウ、まさか、無理矢理使い魔にしたのか?森に入る前に言ったわたしの話を聞いていなかったのか?」
くぅ…っ!お姉さんめ、余計なことをいいやがって!
「勿論、聞いていました。ただ、これには理由がありまして」
「なんだ、言え」
言える訳がない!あなたを犯すのに必要なクチュクチュワーム大先生を守るために、邪魔するお友達を使い魔にしただなんて、言える訳がない。
「言えない理由か?」
「い、言えます!世界のため!この国の明るい未来のためです!」僕がアレナ先生を犯せないということは、人類の進歩が大きく遅れることを意味する。僕は間違っていない。
「お前が彼女を無理矢理使い魔にすることと世界がどう関係するというんだ?」
「そ…それはっ!」
言える訳ない!言える訳ないだろう!
「もういい、カンパロウ」
満足な返答ができない僕に、アレナ先生がしびれを切らす。
「彼女を縛っている契約の札を、お前の手で破り捨てろ。そうすれば契約は無効となる」
なんだって?彼女との契約をなかったことのしろだって?それはつまり、僕は彼女と言う苗床を失うことを意味する。苗床がなければクチュクチュワーム大先生を繁殖させ、アレナ先生を襲わせることもできない。当然、僕の作戦は失敗に終わる。僕はアレナ先生を犯せなくなってしまう。駄目だ!絶対にお姉さんとの契約を解いてはならない。
「駄目です!彼女は僕が捕まえたんです!絶対に手放しません」
「カンパロウ、お前がやっていることは犯罪だ、人だろうが魔族だろうが悪戯に傷つけてはいけない。冒険者の常識だ。このままだとわたしは、お前を騎士団に明け渡すことになる。当然お前は退学扱いとなる。犯罪行為を行う輩を、学園に在籍させておくことはできないからな。カンパロウ、目先の快楽に囚われるな。お前も誇り高きエデンズアカデミーの生徒ならば、将来を見据えた賢明な判断をしろ。カンパロウ、契約を破棄しろ。そうすれば、幾分か罪を軽くすることはできる」
くっそ!また正論かよ!だけど僕は賢いから分かる。正論がいつだって正しい訳ではない。事実、先生の示す方向に未来などない。たとえ在学資格が保たれようが、アレナ先生を犯せない以上、僕はごみくずのまま学園を卒業することになる。そんな未来、絶対あってはならない。僕は惑わされない。目先の安定に釣られて将来の幸福を手放す程、僕は愚かじゃない。
「嫌だ!僕は絶対にお姉さんを手放さない!先生は、僕がサキュバスっていう上級魔族を使い魔にしたから、それが羨ましくて嫉妬しているんだ!だから詭弁を使って生徒を脅し、それを捨てさせようとしているんだ!」
「お前、何を言っている。論理をすり替えるな、お前のそれは法にも倫理にも、そして冒険者の精神にも反していると、そう言っているんだ」
「アレナ先生がそんな嫉妬深い先生だなんて知らなかった。サキュバスが欲しいなら欲しいと、はっきりそう言えばいいのに、回りくどい論理で生徒を脅迫して…、先生のこと、尊敬してたのに、がっかりだ!」
「おい、ふざけるのも大概にしろよ、話が通じないのか?ならば――」
「うわぁ!説得に応じないから、暴力で言うことを聞かせようだなんて、先生!それは、法にも倫理にも、冒険者の精神にも反するのでは?やっぱり先生は詭弁家だ!信用ならない」
「お前…っ!」
アレナ先生が言い淀む。危ない、もう少しで殺されるところだった。なんとか武力行使を牽制することに成功した。先生がうまく口車に乗ってくれて助かった。流石僕、いざとなった時の発想力が違う。先生と僕とでは自頭が違うんだ。このままうまいこと言いくるめて逃げのびてやるぞ。
「アレナ先生、人に何か求めるには、それ相応の価値を提供する必要がありますよ」
「だからお前の退学だけは免除してやると言っているんだ」
「先生、僕はサキュバスですよ?それもこんなに魅力的な、釣り合いませんよ」
「それなら、お前は何を求める?」
かかった!やはりアレナ先生は隙がないように見えて隙だらけだ。僕が欲しいものを要求した時点で、先生の負けは確定した。
「僕にお姉さんとの契約を破棄してほしいなら、そうですね、代わりにアレナ先生が僕の使い魔になってください」
「なんだと!」
「アレナ先生が僕の使い魔になってくれるなら、お姉さんを解放します」
どう?先生?息してる?先生がなんでも欲しいものを言えっていうから、とびきり難しいものを要求しちゃった。これならお姉さんを失っても、先生の処女が最短ルートで手に入る。交渉が決裂しようが成功しようが僕は先生を手に入れられる。先生、これが本当に賢い方法ですよ?
「ふざけないで!アレナ!絶対にこのエロガキの言うことを聞いちゃだめよ!騙されちゃだめ!」
「さぁ、アレナ先生、どうします?自分の身可愛さに、お友達を見捨てます?いつも仲間は大切にしろって言ってますけど、流石に自分の処女の方が可愛いですよね?」
「お前、なんでわたしが処女だって知っている?」
「!?」やばい、口が滑った!
「本当にカンパロウ、お前は気持ち悪いな」
アレナ先生が深いため息を吐く。
「分かった。わたしを奴隷にでもなんでも、好きにしろ。教え子がやらかした不始末の責任を取るのも、私の仕事だ。その代わり、サリアを解放しろ」
*
「いいの!?」
思わず僕は振り返ってアレナ先生を見つめた。嘘だろ?本当に?アレナ先生を、奴隷にしていいの?性奴隷にして、いいの!?
「それって、つまり、先生と、あんなことからそんなことまでしてもいいってことですか?」
「好きにしろ」
「つまり、アレナ先生の処女膜を、僕のおち〇ちんがぶち破ってもいいってことですか?」
「……あぁ」
「そのまま勢い余って、中出しして、先生を孕ませて僕の子どもを身籠らせてもいいってことですか?」
「……そうだ……、っちっ!どこまで気持ち悪いんだ、お前は」
「よっしゃ――……」
「だめよ!」
僕がガッツポーズをしようとしたところ、サキュバスのお姉さんが叫ぶ。
「アレナ!冷静になって!こいつの口車に乗っちゃだめよ!あなたが犠牲になる理由なんて、ひとつもないじゃない!」
ちっ!お姉さんめ、今いい所なのに、このタイミングで冷静になられてたまるものか。
「先生、今更前言撤回とか、ダサいことしないですよね?それともビビっちゃいました?自分の教え子にセックスでマウントとられてアへらされちゃう自分を想像して、怖くなっちゃいました?」
「心配するな、二言はない。わたしの身体をお前にくれてやる。その代わり、サリアを解放して、二度と傷つけないと誓え」
「だめよアレナ!こいつとそんな約束をしちゃだめ!あなたはこいつの話術にハマったのよ!こいつとあなたが取引する必要なんてないわ!」
ちょっとお姉さん!余計なことを言わないで!僕はお姉さんのおま〇こに指をいれてくちゅくちゅする。
「ぁんっ!やっ、やめて!んっ!」
「やめろカンパロウ!お前はわたしと契約するんだろう?ならそれ以上サリアに手を出すな!」
「だめぇ!だめアレナ!だめって、んっ!あっやばっ下手くそなのにっ身体が敏感になりすぎてっ!イクっ!イクぅぅぅぅぅ!」
ぷしゅーっ!とお姉さんが愛液を撒き散らす。エロすぎるだろこのお姉さん。
「アレナ先生、見てます?これが先生の、未来の姿ですよ?大丈夫そうですか?」
煽る、とにかく煽る。僕は知っている。プライドの高いアレナ先生はこの挑発を無視できない。理屈じゃない。人間は感情的になればなるほど、理屈とは無縁の行動をとる。哀しいほどに、愚かな選択をする。ここまで来たら、アレナ先生の処女はほぼ手に入ったも同然だ。後はお姉さんを黙らせるだけ。
「はぁ、はぁ、アレナ、知ってる?どうしてこのエロガキが、わたしを解放したがらないか、わたしね、クチュクチュワームに、避妊の術を、破られたの、孕まされたの」
「っ!?」アレナ先生が信じられないというように、お姉さんを見る。
何を、言おうとしている?お姉さんは、何を言おうとしているんだ?
「本当は、わたし、勝ってたんだけど、このエロガキが、クチュクチュワームを復活させた。そして2対1で襲ってきて、わたし、負けちゃったの。お腹にはクチュクチュワームの子種を植え付けられて、身体はこいつの所有物になった」
話の方向性が見えない。そんなお姉さんを助けるために、アレナ先生は処女を捧げると言ってるんじゃないか
「こいつはクチュクチュワームを繁殖させようとしている。わたしはそのための苗床に過ぎないの」
何を、言っている……。
「アレナ、このエロガキが、なんのためにクチュクチュワームを繁殖させようとしているか、分かる?」
何を……。
「こいつの狙いは、あなたよ」
「!?…わたし?」
「こいつはクチュクチュワームを繁殖させ、使役して、あなたを襲わせるつもりだったのよ。こいつの狙いははじめからあなた!わたしはそのための道具」
「あぁ、ならいっそうお前を巻き込んですまないと思っている。わたしの身体を差し出せばそれで解決するというのなら、わたしは――」
「そうじゃないわ!」
お姉さんが、目にいっぱいの涙を溜める。
「もし、わたしが原因であなたが犠牲にでもなるようなら、わたし、死ぬわよ」
「サリア!」
「そんなの、わたし、耐えられない、自ら命を絶つわ」
お姉さんは、何を言っている…、お姉さんは……、まさか!?
「絶対にこいつと契約なんてしないで、じゃないとわたし、あなたに助けられた命をそのまま捨てるわよ」
逃げ道が、与えられてしまった!
友だちの命よりも自分の身を守ることを優先するなんてかっこ悪いと、そういう錯覚を僕はアレナ先生に与えた。こうすることで、プライドが高く正義心を刺激された先生は自身を犠牲にすることが正しいことだと認識し、退くことができなくなった。
しかしお姉さんは、先生が自身を犠牲にしたら、自ら命を絶つと言った。つまり、先生が自身の犠牲を正当化できなくなった。いや、自身を守ることが正当化できるようになった。
「先生!二言はないんですよね!お姉さんを解放したら、僕の奴隷になるんですよね?それとも、やっぱり怖くなっちゃいました?教え子の玩具にされる自分を想像して、怖気ついちゃいました?」
「……うるさい、黙れカンパロウ、今サリアと話をしている」
「な!?」
駄目だ!そんなの!これ以上お姉さんに喋られたら、きっと形勢は一気に傾く。せっかく僕に流れが来ていたのに!巻き返される!
僕は固く屹立したおち〇ちんをアレナ先生に見せる。
「駄目ですよ!先生!今すぐ僕と契約しないと、僕はお姉さんを犯す!先生は友達がレイプされるのを黙って見る臆病者なのかな?」
「!?やめろカンパロウ!わかったから、サリアを――」
「騙されちゃだめ!こいつにわたしは犯せない。こいつはクチュクチュワームに全ての魔力を捧げた、だからもう精力は残っていないわ。その証拠にクチュクチュワームはわたしに精力を全て吸い尽くされて死んだわ。もし本当にこいつに余力があったのなら、クチュクチュワームを生かしたはずよ。クチュクチュワームの幼体から繁殖を始めるのなんて、手間でしかないもの!つまり、こいつがわたしの中にち〇ぽを入れることは自殺行為でしかないのよ!」
み、見抜かれてる!?なんで!?なんでお姉さん、そんな頭回るの?やめて!やめてよ!これ以上僕の作戦の邪魔するのはやめてよ!
「何を言ってるのかな?犯せるし!余裕で犯せるし、10回くらい余裕で出せるし!」
「なら、やってみなさいよ」
くそ!犯さないと殺される!でも犯しても殺される!こんなレイプ、楽しくない!レイプは自分からするのがいいのであって、誰かに言われてするものじゃない。そんなの、和姦と一緒だ!
「こ、今回は、この辺で勘弁してあげるよ」
「アレナ!ほら!はったりよ!もう分かるでしょ!こいつの言葉は聞く価値がないの!」
「だ、だから何だっていうんだ!結局お姉さんが僕の手中にあるのは変わらない。先生?この意味が分かりますか?先生が僕と契約しないのなら、依然としてお姉さんは僕の使い魔であり続けますよ?先生のお姉さんを助けることなんてできないんです。どんなに殴られようと、僕は意地でもこのお札を破棄しませんから」
アレナ先生が顔をちっと舌を鳴らす。そうだ、依然として僕はまだ窮地に立たされている訳じゃない。まだ、逆転できるはず。
「嘘よ、アレナ。あなたが犠牲にならず、わたしも救われる方法がある」
「なっ何を言っているのかな?そんな方法、あるはずが――」
「あるわよ、君が死ねば、全て解決する」
「「!?」」
僕と先生が、同時に言葉を失う。
僕が死ねば当然契約は解消される、それはそうだけど。
「なんですか?それ、強盗と同じじゃないですか。力づくで、暴力で、殺してまで教え子が捕まえた使い魔を、横取りしようって言うんですか?そんなの、法にも倫理にも、冒険者の精神にも反してるんじゃ――」
「アレナ、あなたも、分かってるわよね?優しいだけじゃ、誰も救えない。美徳だけじゃ、世界は救えない。歴史の名立たる英雄たちは皆、時に残酷な決断を下す必要があった。その合理性故、多くの命を救ってきたのよ。アレナ、断言するわ、こいつは危険よ。単に変態なだけならまだ良かった。単にゲスなだけならまだ良かった。ただしこいつは、悔しいけど、手強い。小賢しい。いずれ世界にとって大きな脅威になる。今のやりとりだけでも分かるでしょ?このまま生かしておいたら、あなたも無事ではすまないわ。今、殺しておくべきよ」
殺す?何を言っている、噓でしょ?本気?
「じょ、冗談ですよね!?殺す?サキュバスのお姉さんを一人、使い魔にしただけで?そんなの、許される訳ないじゃないですか!頭おかしいんですか!?何が英雄だ!英雄気取りの独善者ほど世間にとって害悪なものはない!そういう馬鹿が文明を衰退に導くんだ!僕は、エリートなんだ!わずか9歳で、史上最年少で天下の神立エデンズアカデミーに入学した神童だ!これから先、世界に大きな繁栄をもたらせる存在だ!それなのに、サキュバスのお姉さんを…先生のお友達をうっかり使い魔にしちゃったからって、殺すんですか?正気ですか!?ねぇ!アレナ先生!」
僕はサキュバスのお姉さんを盾にすべくその身体にしがみつく。噓でしょ?先生、教え子を殺すか殺さないか、そんなことで、悩んだりしないですよね?僕はあなたにとっての、可愛い教え子でしたよね?
「カンパロウ、わたしは、お前のことを、評価していた。たとえどれだけ多くの教師が、お前のことを、落ちこぼれと判断しようと、わたしはおまえのことを、信じていた。今はまだ、芽が出ないだけで、おまえはいつか、偉大な冒険者になると、わたしはそう信じていた」
「アレナ、せんせい」
どうして、今、それを言うんですか?どうして、全部、過去形なんですか?
「今でも、その思いは変わらない、時々どうしようもなくクズだと思う時があるが、わたしはお前の才能を評価している。だからこそ、危惧してもいた、お前のその才能が、間違った方向で開花しようものなら、どうしたものかと……」
噓でしょ、先生……。
「すまない、カンパロウ、わたしは教師として、不十分だったようだ。お前を正しく導いてやることができなかった」
不十分と言うか、先生のエロさが原因で道を踏み外してる感はあるけど、今それを言うってことは、つまり――
「先生、僕を、殺すんですか?」
「……」
「正気ですか?」
「……カンパロウ、頼む、サリアを解放してくれ。そうすれば、わたしもお前も、辛い思いをしなくて済む。こんなに無駄なことはない」
「……解放、しなかったら…?」
「……その時は、お前を――!?」
突如、アレナ先生の言葉が何者かによって遮られる。それは、アレナ先生にだけ知覚できて、僕らには知覚できないもの。
「くそ、こんな時に……。」アレナ先生の顔に、動揺が見える。一つ、心当たりがあった。僕は一筋の光明に縋りつくかのように、尋ねる。
「先生、呼ばれているんじゃないですか?誰かが、笛を吹いているんじゃないですか?」
神秘の森は広大だ。危険が及んだ時のために渡された笛、そんなものが、この広大な森でどれほどの効力を持つというのだろう。つまりこの笛は魔道具。どこから吹き鳴らそうが、どれだけ離れていようが、先生だけは知覚できる。
「あなたの可愛い教え子が、助けを求めているんじゃないですか?」
「く、サリア、わたしは……。」
「どうしたんですか?先生、助けに行かないんですか?あぁ、無理ですか。先生は今から教え子の命を奪うので忙しいですからね。そうこうしているうちにもう一人の教え子が先生の助けを待ちながら失望の中命を落とすんだ」
「だまれ、カンパロウ…。わたしは……」
「行って!アレナ。生徒のところに行ってあげて。今のあなたじゃ、こいつを殺せないわ。一度冷静になってきて。わたし、待ってるから。あなたが必ず助けてくれるって、信じてるから」
「サリア……」
なんだか分からないが、命が助かりそうな流れになってきた。僕はせっかく戻ってきたチャンスを無駄にしないためにも、今は黙ることにした。
アレナ先生が深く息を吸う。
「分かった、サリア、すまない、必ず助けるから、絶対に助けるから、待っててくれ。忘れるな。わたしは絶対にお前を見捨てない。」
「えぇ、アレナ、待ってるわ。そうだ、アレナ、そこで倒れている冒険者の女性も一緒に連れて行ってあげて」
お姉さんがボロボロのライムさんを指差す。依然意識が朦朧としている様子である。アレナ先生はライムさんのもとへ向かい、傷ついたその身体を優しく抱き起こした。その姿はさながら女神のようであった。
しかしこちらに向き直り一転、非常に険しい剣幕で僕を睨んだ。
「カンパロウ、今日をもって、お前は退学処分とする。それだけじゃない、わたしは明確にお前を敵とみなす。次会った時、お前がまだ今のお前であり続けるのなら、わたしは容赦なくその命を刈り取る。覚えておけ。わたしは絶対にお前を逃がさない。これから先、お前はわたしを敵に回したことを、深く深く後悔することだろう」
そう言い残し、フッと、先生の姿が消える。恐らく、笛のギミックの中に転送機能もついているのだろう。先生の姿が消えた瞬間、全身の筋肉が弛緩し僕はその場にへたり込んだ。
なんという重圧感だったことか。今まで自分が満足に呼吸できていなかったことに気付く。
退学になってしまった。敵だと言われた、アレナ先生に。僕の計画も完全に露呈してしまった。
自分の足元が、大きく崩れて行くのを感じた。自分の人生設計が、大きく破綻した。
どうしてこんなことになってしまった。どこで道を間違えた。どうすれば良かった。僕が、アレナ先生を犯したいだなんて、分不相応な願いを持ってしまったのが間違いだった?
目の前が真っ暗だ。でも、今しないといけないことは分かる。
僕は急いで服を着て、鞄からアレナ先生につける予定だった首輪を取り出し、お姉さんの首に嵌める。
「やだ!何するの!?」
うるさいよ。僕は首輪をつないだ手綱を引っ張り遺跡の外へ向けて歩き出す。
「ちょっと、やめて、どこ行くのよ、わたし、力がもう残ってないの、歩けないわ、あなたももう魔力は残っていないんでしょ?今は夜よ、外は危険だわ、ちょっと、いや、引っ張らないで!」
どこへ行く?知るはずがない。どこへ行けばいい?ただ分かっていることは一つだけ。
逃げなければならない。先生が戻ってくる前に、できるだけ、遠くに。
*
「ちょっと、ねぇ!…はぁ、お、おねがい、すこし、休ませて。少しだけでいいの、ほんとに、はぁ…、限界、なのよ……。」
小さな遺跡内部を進み、もう少しで出口というところで首輪に繋がれたお姉さんが休憩をせがむ。まだ5分も歩いていないというのに、なんたる体たらく。
焦る気持ちもあるが、ここでお姉さんが潰れたらお腹の中のクチュクチュワーム大先生までもが犠牲になってしまう。アレナ先生と対立した全てが無駄になる。遺跡を出たらいよいよ夜行性物達にいつ襲われるか分からない。僕は混乱した自身の頭を整理させるためにも休憩を許可した。
壁にもたれ掛かり、ぐったりと頭を下げてはぁはぁと呼吸を整えるお姉さんを尻目に、僕は状況を整理する。
まず、僕の作戦は依然として有効かどうか。クチュクチュワーム大先生はまだ僕の手中にある。お姉さんと言う苗床もある。アレナ先生はお姉さんを助けたがっている。僕が笛を吹けば罠だと分かっていても来るだろう。そこを返り討ちにしたらアレナ先生の処女は僕のものになる。大丈夫、作戦の根幹は揺らいでいない。
問題は懸念事項が増えたということ。
まず、アレナ先生が僕を警戒している。罠だと分かってやってくるのだ、果たしてなんの準備もなく来るだろうか?楽観的な視点はこの際捨てよう。恐らく先生はクチュクチュワーム大先生に対抗するなんらかの対策を用意してくる。僕は可能ならその対抗策を予測し、それを上回る手立てを用意しなければならない。予測が困難なら、圧倒的戦力をこちらが有して迎え討つしかない。つまり、相手を上回る戦力をいち早く確保してまだ準備ができていない相手をたたくというスピード勝負をかける作戦と、お互い万全を期し、最高戦力をぶつけ合う作戦、どちらかを選択する必要がある。悩めば悩むほど、スピード勝負論の勝率は下がってくる。分かってはいるが、まだそう簡単に方針を定められる段階にはない。肝心なクチュクチュワーム大先生の繁殖にどれだけの時間がかかるのか読めないからだ。また、スピード勝負と言うのはこちらが戦力を確保するのと、アレナ先生が戦力を確保するのと、どちらが早いのかと言う話である。しかし、僕には自分がそのスピード勝負で勝っているのか、負けているのか判断する術がない。今できることはただひたすらに、逃げて身を隠すことのみ。
「あぁ、くぅ、、、う、うそでしょ……、もう?」
頭を高速で回転させていると、お姉さんがぽつりとひとりごとを漏らした。僕はお姉さんに視線を向け、息をのんだ。
お姉さんのお腹が、大きく膨らんでいる。精液で膨らんでいた時とは違う。あの中身は、きっと。僕はすぐにかがんでお姉さんのお腹をさする。
「すごい!クチュクチュワーム大先生の赤ちゃんだ!もうこんなに大きく成長しているんだ!すごい!すごく早い!さっき妊娠したばかりだよね⁉すごい!すごいぞ!」
お姉さんのお腹の中で何かが胎動している。これはおそらくクチュクチュワーム大先生の赤ちゃんだ。僕は生命の軌跡にただひたすら感動する。
「だめっ…、こいつ、わたしの魔力を吸って、どんどん成長している…、いやっ……、本当に産むの?ぁんっ♡ぃ、ぃやだ♡、中で、蠢いて、き、気持ち悪い……」
なんだかよく分からないが、クチュクチュワーム大先生は母体となるお姉さんの魔力を吸収して驚異的な成長を遂げているらしい。それがクチュクチュワーム大先の生態故なのか、サキュバスの生態故なのか、僕には分からない。
「お姉さん!お姉さんは、出産は初めて?」
「はぁ、っん♡そ、そう、よ、妊娠も、出産も、初めてよ。はぁ…、そ、それが、こんな化け物に奪われるだなんて…、はぁ、さいあく、よっ……」
なんていうことだ!こんな綺麗なお姉さんを初めて孕ますチャンスをクチュクチュワーム大先生に譲ってしまった!なんて惜しいことをしたんだ!
なんとも言えない後悔が胸の中に渦巻いたが、今更嘆いたって仕方がない。僕にはまだ、その実力はなかったのだから。むしろ間接的にお姉さんを初めて孕ませられたこと、お姉さんの初めての出産に立ち会えることを喜ぼう。そして、この悔しさは、アレナ先生の初めてで取り返そう。
「だめっ!もうっ!うっ産まれる!いやっ!いや!産みたくない!いやっ!アレナ、たすけて!心が、もたない…っ!」
お姉さんが涙をながしながら必死におま〇んこの出口に手を当てて赤ちゃんが出てくるのを止めようとしている。そんな行為、生命の神秘の前では全くの無駄であるということは、とうに知っているだろうに。
「いやぁ!やめて!こんなやつのっ!お母さんなんかになりたくない!出てっ来ないで!ぁあっ♡だめぇっ!だめぇ!!」
お姉さんの指の間から触手のようなものが姿を現す。くちゅくちゅと、お姉さんのおま〇こから赤ちゃんが這い出て来ようとしている。
「がんばれ!赤ちゃん!もうちょっとだよ!がんばれ!がんばれぇ!」
生命の神秘を前に、自然と言葉が出ていた。
「やだっ!やめてっ!応援しないで!あぁっ!やだ!出てくる!止められ、ない!いやぁ!いやぁ!」
お姉さんが半狂乱になりながら脚を閉じようとする。僕はその脚をなんとか両手でこじ開ける。そうしている間にお姉さんの手を押しのけて、赤ちゃんワームが一匹顔を出す。なんて可愛いんだ。
「もうちょっとだよ!さぁ!頑張って!もうすぐ外の世界だよ!この世界には、素敵なことがいっぱいあるんだよ!」
「やめて!やめてってっ!言ってるでしょ!いやよ産みたくないの!おねがいやめてぇぇぇ!!!」
お姉さんは最後にできる抵抗とばかりに脚を閉じようと力を入れる。僕は必死にそれを阻止する。
「何を言ってるのお姉さん!お姉さんはこれからクチュクチュワーム大先生の苗床になるんだよ?お姉さんはこれから何度も何度も妊娠と出産を繰り返すんだ。こんなのはじまりに過ぎないんだよ?」
「それがいやだって言ってるの!絶対いやよ!」
「お姉さんは僕に負けたんだ!敗者に拒否する権利はない!」
「クソガキが!お前絶対に殺すわ!絶対に赦さない!絶対に殺す!」
「お姉さんは弱いから無理だよ!それにお姉さんはもう僕の使い魔なんだ!契約でご主人様に危害は加えられない!お姉さんが僕を殺すことは一生無理なんだよ!諦めて赤ちゃんを産んで!」
そう言ってお姉さんの足を完全に開脚させる。そして――。
「いやぁあああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!」
響き渡るお姉さんの悲鳴、そして。
ぶりゅりゅ、ぶりゅりゅと、一匹一匹、赤ちゃんワーム達がお姉さんのおま〇こから生まれ出づる音。
「………、ぅそよ………、こんなの…………何かの間違いよ」
一匹、二匹、三匹、四匹……、お姉さんから生まれた赤ちゃんワーム達の数を数える。全部で十三匹いた。全ての赤ちゃんワームがお姉さんからたっぷり栄養をもらって元気そうにぴちぴち蠢いている。可愛い!可愛すぎる!
僕はその一匹を手に取りお姉さんの顔に近づける。
赤ちゃんワームはきゅいっ!と鳴いて、自身のお母さんであるお姉さんのほっぺにキスをした。
「アレナ……、はやく助けて…、お願い……アレナ…」
お姉さんは赤ちゃんワームからのキスを明らかに意識している様子ではあるが、現実を逃避するかのように独り言を唱えている。
「さぁ、赤ちゃん、ママのおっぱい沢山吸って大きくなろうね」
僕は赤ちゃんワームをお姉さんの乳首に近づける。赤ちゃんワームはきゅいっ♡と可愛らしく鳴いてお姉さんの豊満な乳房に吸い付く。
「あぁっ♡いやだっ♡やだっ♡いやっ!はぁっ…♡本当に、やめてってば!」
「どう?ママのおっぱいはおいちいでちゅか~♡」
きゅいっ♡
だめだ、可愛すぎる!なんなんだこの生き物は!こんな可愛い生き物がいていいのか?
「どう、お姉さん?自分で産んだ子どもは、可愛い?やっぱり可愛い?愛おしい?」
「殺すわよ、お前、はぁっ♡んっ♡、じょ、冗談、きついわ、気持ち悪いわよ……」
ひどい、母親の台詞とは思えない。母親から愛されない可哀相な赤ちゃん達、この子たちは僕の手で必ず立派な大人に育てようと決意した。
赤ちゃんワーム達は母親の気持ちなどまるで意に介さないとばかりに母親の身体によじ登り、豊満なおっぱいに吸い付いて、たっぷりと濃厚な母乳を味わった。
*
「あっぁんっ♡…、はぁ…、あっ……、っんっ!あぁ♡やめっあんっ♡あああぁんっ!」
僕はただ無心で、赤ちゃんワーム達が母親であるお姉さんを蹂躙する様を眺めていた。母乳が出るのはもちろんおっぱいからだが、赤ちゃんワーム達はお姉さんの首筋や胸の付け根辺り、おへそ、次第にはクリトリスまでもを懸命にクチュクチュし、お姉さんをよがらせている。そうして溢れ出すお姉さんの愛液をじゅるりじゅるりと吸っている。はじめのうちはお姉さんも赤ちゃんワームを自身から引き剥がそうと頑張っていたが、赤ちゃんワーム達も引き剥がされまいと懸命に乳首やクリトリスなどに吸い付いて抵抗する。なんとかおっぱいに吸い付く赤ちゃんワームを引き剥がしても、お姉さんは同時に深い絶頂に呑まれてしまい、その隙に別の赤ちゃんワームがおっぱいに吸い付く。お姉さんはとうとう抵抗を諦め、赤ちゃんワーム達の思うままに蹂躙されるに任せた。
僕はただひたすらにその光景を美しいと思って見ていた。ところが一匹の赤ちゃんワームがお姉さんのおま〇この中に入りだした。すると――。
「そっ!それはだめぇ!」
それまで赤ちゃんワーム達のされるがままにされていたお姉さんが再度抵抗を始めた。懸命におま〇この中に入り込もうとする赤ちゃんワームをおま〇こから引き抜こうとする。当然赤ちゃんワームはお姉さんの膣襞に吸い付き抵抗する。
「いやっ!いや!自分の産んだ子に、犯されるなんて、絶対にいやよ!やめて!やめてぇ!入ってこないで!」
どうやら母親から十分な栄養を受け取った赤ちゃんワームの一匹が母親であるお姉さんを犯そうとしているらしい。
お姉さんが、自分の産んだ子どもに犯されようとしている。そんなの、お姉さんが苗床になると決まった以上分かり切っていたことであるが、冷静に考えるとこれから十数年にわたってオカズにできるビッグイベントである。映像記録装置を使って録画しようと思ったところ――。
「ちょっと!何呑気に見ているのよ!止めさせて!いや!入って、くるっ!動かないで!吸い付かないで!いや!アレナ!アレナ早く来て!助けて!」
突如、僕の理性が舞い戻った。
しまった!今は呑気にお姉さんを凌辱している暇はない!一秒でも早くここから逃げないと!今アレナ先生が戻ってきたら、全てが台無しになる!たとえ十三匹の赤ちゃんワーム達が既に生殖行為を行えるとしても、おそらくアレナ先生に勝てない。そもそもあのクソ犬にも勝てない。
僕は断腸の思いでお姉さんにへばりつく赤ちゃんワーム達を引き剥がす。
「ちょっと!乱暴にしなっ!イっイくぅぅぅぅぅ!」
赤ちゃんワームを引き剥がされる度にお姉さんが絶頂し、母乳を噴出させる。お姉さんのおま〇こにへばりついた赤ちゃんワームはとりわけ強情でなんとしてでもお姉さんを犯そうと膣襞やらクリトリスやらに吸い付いて離れない。なんとか引っ張って引き剥がした際、赤ちゃんワームは盛大に精液を吐き出し母親であるお姉さんのおま〇こに白い粘液をぶっかけた。
体外射精だったが、お姉さんは「ひぃっ」と悲鳴をあげてすぐに自身のおま〇こに指を突っ込みわずかにでも膣内に入った赤ちゃんワームの精液を必死に掻き出そうとする。
そんなお姉さんを尻目に僕は鞄から一つの容器を取り出した。冒険者必携の魔道具、通称むしかご。捕まえた生物をコンパクトサイズにして収容できるアイテムである。僕はクチュクチュワーム大先生を捕まえてはむしかごに入れ、捕まえてはむしかごに入れる。むしかごの中でコンパクトサイズになった赤ちゃんワーム達がここから出せと蠢いている。可愛い。
だが今はそんなこと言っている場合ではない。僕はむしかごを鞄の中にしまう。この鞄も当然魔道具で、入れた物をコンパクトサイズにすることができる冒険者の必携アイテムだ。僕は立ち上がりお姉さんを繋いでいる手綱を引っ張る。
「もう十分休んだでしょ!お姉さん、さぁ立って!行くよ!ぐずぐずしているとお姉さんもむしかごに入れるよ!」
正直、赤ちゃんワーム達を産んでから、お姉さんが休めているという印象はまるでなかったのだが、そんなこと今は気にしていられない。お姉さんも赤ちゃんワーム達がいるむしかごに入れられることを恐れたのか、よろめきながら立ち上がった。
正直、疲労困憊のお姉さんを連れて歩くより、お姉さんもむしかごの中に入れてしまった方が楽なのだが、万が一、まだ世間をよく知らない赤ちゃんワーム達が調子に乗ってお姉さんを犯し、逆に精液を搾り取られるという返り討ちにあって全滅してしまったら、そう考えると怖くて安易にお姉さんをむしかごに入れることはできない。また、安易にお姉さんをはじめからむしかごに入れて運ぶという方法を取らなかった自分を褒める。万が一むしかごの中でお姉さんが一人で出産し、赤ちゃんワーム達を皆殺しにしていたら、そう思うとゾッとする。やはり、目先の簡単に快楽に囚われてはいけない。
お姉さんを連れて遺跡の外へ出た瞬間、僕は足を止めた。
何かが、いる。夜の暗い視界でよく見えない。僕は松明を高く掲げる。すると――。
「ぶひぃ」
一匹の豚が、そこにいた。比喩ではない、本物の豚だ。ただの、家畜用の豚。
「どうしてこんなところに、豚が?」
「はぁ、はぁ、知らないわよ……、ここは神秘の森よ、豚ぐらいいるでしょう……」
「確かに、今しがたクチュクチュワーム大先生の赤ちゃんも産まれたばかりだし、豚くらいいてもおかしくないか」
「殺すわよ」
ぎゅるるるるるる
お腹が鳴った。そういえば朝ごはんを食べたきり、何も食べていない。
「お姉さん、あの豚捕まえて!お腹空いた」
「はぁ、はぁ、いやよ、自分でやってちょうだい」
なんて使えない使い魔だ。
「お姉さんは僕の使い魔になったんだから、僕の言うことを聞く義務があるよ?」
「ないわよ、契約の札の効果は三つ。主に危害を加えられなくなる効果と、主と意思疎通する力、主と魔力を共有する力、それだけ」
「じゃあお姉さんの魔力を僕にちょうだい、たっぷり射精されたから、赤ちゃんを育てるのに使ったとはいえ、まだたっぷり残ってるでしょ?」
「いやよ、君みたいなやつが魔力を取り戻したら、きっとろくなことにならないわ」
――カンパロー、自分をそんな酷い目に合わせる人を、使い魔が命を懸けてまで守ろうとすると思う?
何故だろう、森に入る前ヒナに言われた言葉が急に脳裏によみがえって来た。
くそ、ヒナめ、なんてひどい正論を吐くんだ、ふざけやがって。吐いて良い正論と駄目な正論の区別もつかないのか。
そうこうしているうちに豚が前傾姿勢になり地面を蹴りだした。突進してくるつもりである。
「お姉さん!豚が来るよ!戦わないと!」
「無理よ!わたし立っているだけで、やっとなのよ!君、アレナの教え子なんでしょ?豚の一匹ぐらい、どうとでもできるでしょう!?」
「僕は平和主義だから暴力は苦手なんだよ。魔力は尽きてるから魔法も使えない。お姉さん大人なんだから頑張ってよ!」
そう言って僕はお姉さんを盾にする。
「ちょっと!何よ、それ…!」
豚は僕たち目掛けておもいっきり突進してくる。お姉さんは両手を前に突き出して頑張って豚を止めようとする。しかし――。
♡
「きゃぁっ!」
お姉さんの力及ばず僕とお姉さんは一緒に突き飛ばされ、床にごろごろ転がってしまう。くっなんて恐ろしい豚なんだ、なんて思って立ち上がろうとすると――。
「いやっ!やめて!こないで!」
お姉さんの必死に懇願する声が聞こえる。
なんと豚が、地面に仰向けに倒れて動けないお姉さんのおま〇こに鼻を擦りつけている。
「このっ!豚が!何をしようとしているの!サキュバスを襲う豚なんて、聞いたこと、ないわよ!やめっなさい!身の程知らずが…っあんっ♡やっやめて!おま〇こに鼻擦りつけないで!舐めないで!」
お姉さんは賢明に豚をおま〇こから引き離そうとするけれど、まるで力が足りてない。豚はふごふごとお姉さんのおま〇この匂いを嗅いで、長い舌でぺろぺろ舐める。
「ちょっと、やめて!いや!なんで!ただの、豚がっこんなっことを?ぁっ♡だめっ♡イク!イクぅっ!」
ぷしゃあーと、お姉さんが豚の顔に潮をぶちまける。
豚は絶頂しぐったりとしたお姉さんの上に覆い被さり、ドリルち〇ぽを屹立させ、ぶひぃ♡ぶひぃ♡と鳴く。
「……あ……ぁ、うそでしょ…またなの?また、レイプされるの?それも、こんな、普通の豚に、犯されるなんて…、なんで……、やめてよ……」
なんで、普通の、ただの豚が、お姉さんを犯そうとしている?分からない。ただきっと、お姉さんがサキュバスであることと関係しているのだろう。普通の豚は、人間の女性をレイプなんかしない。そんなことしたって、子どもはできないから。ただ、この豚は明らかに発情している。お姉さんを、メスとして認識している。豚はお姉さんの上に覆いかぶさり涎を垂らしてお姉さんの顔やおっぱいを濡らす。これは、厄介なことになった。
「くっ臭い!いやぁ、やめて!豚なんかにレイプされたって知られたら、恥ずかしくて、生きていけないわ、わたしは、豚じゃない!サキュバスよ!やめて!入れないで!やめてぇ!!!」
ぶひぃーーー!
お姉さんの制止を聞かないで、豚はドリルち〇ぽをお姉さんのおま〇こに挿入する。
「いやぁあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
じゅぷんと豚の生殖器がお姉さんのおま〇こに収まる。
ぶひぃぶひぃ♡と豚は歓喜の声をあげる。
見ていてとてもシコらしい光景なのだが、しかし、僕は冷や汗が止まらない。
豚よ!空気を読め!今はそれどころじゃないんだ!アレナ先生がいつ襲来するか分からない危急存亡の秋なのだ!僕だってお姉さんを孕ませたい!でもそんな誘惑を抑えて今必死に逃げようとしているというのに、なんでお前がお姉さんを犯すんだ!それに、犯されたお姉さんはどうなる。ただでさえ体力が限界なのに追セックスだと?死んでしまう!たとえ生き延びたとして、まともに歩くことは敵わないだろう。つまり、時間的にも、お姉さんの余力的にも、今はセックスしている余裕はない。
「や、やめろぉ!豚ぁ!く、空気を読めぇ!お、お姉さんから、離れろぉ!」
僕は遠くから豚に制止を呼びかけるが豚は気にする素振りがない。そうこうしているうちに豚がお姉さんの膣内でピストン運動を始める。豚がぶひぃ♡と一突きする度にお姉さんの口からあん♡と嬌声が漏れる。
くそ、どうする。魔力は少しずつ回復してきているが、まだ微量で、何か大きな魔法を使える程ではない。せいぜい射精3回分の魔力である。魔法が使えない以上肉弾戦で豚をどうにかするしかないが、たかが豚一頭、されど豚一頭、子どもの僕では怖くて近づけない。だから遠くから野次を飛ばすしかできないがそれに意味がないことは当然分かっている。
豚はピストンを続けながらお姉さんの豊満なおっぱいにむしゃぶりつく。お姉さんはなす術なく母乳を豚に明け渡し、おま〇こを犯されるに任せる。
「お姉さん!何をしているの⁉お姉さん、サキュバスでしょ?そんな豚の精液、早く搾り取っちゃいなよ!いつまで呑気に犯されるに任せているのさ!まさかお姉さん、サキュバスなのにセックスでただの豚に負けるなんてこと、ある訳ないよね⁉」
居ても立ってもいられず僕はお姉さんを挑発する言葉を吐く。しかし――。
「だまっぁん♡、なさっあっ♡今、あっ♡むひだって、あんっ♡言ってっ♡るんっ♡あんっ♡やだっ!やだぁ♡」
「噓でしょ!?サキュバスなんだから!しっかりしてよ!お姉さんほんとに、セックス、弱すぎ!」
「うるっ♡さいっ!だへのっ!っん!せいでっ♡こんなっあっことっにっ!もう、いやぁっ♡」
くそ!くそ!いつまでもこんな場所にいる訳にはいかないんだ!どうしたらいい?どうしたら……!僕は天才的脳細胞をぐるぐる回転させる。
いつアレナ先生が来るか分からない。僕は周囲を警戒して辺りをぐるりと見渡した。すると、あるものが視界に入った。瞬間、僕の天才的頭脳が閃いた。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
僕はすぐさま走り出した。このピンチを打開する、僕の努力の結晶のもとへ、僕の二週間の賜物のもとへ!
僕は愛くるしく佇むゴーレムに飛びつき、すぐさま起動させる。
ぎゅいいいいいいんという音を立て、ゴーレムの目に光が宿る。
「行け!ゴーレム!歩け!森の出口目指して!動けない僕たちの代わりに、沢山歩いてくれ!」
僕の指示を理解した可愛いゴーレムは、無言で歩を進め、森の奥へと消えていった。
やはり僕は天才だ。恐ろしいほどに。
今お姉さんは豚如きにレイプされて動けない。豚如きに襲われるんだ。これから先、他にも何に襲われるか分からない。また、豚如きにすら勝てないんだから、もう何が来たって勝てないだろう。僕は天才だ。最悪を想定して作戦を立てる。お姉さんがこれからずっとレイプされ続ける以上、僕らはここを動けない。僕らが動けないなら、代わりにゴーレムが歩けばいい。そしてレイプが止んだ隙にゴーレムのもとへワープすればいい。見たかシュナイダー!お前が7日間キノコを眺めている間、僕は事前の準備のおかげで今日どれだけ時間を有効に活用できていることか!ん?そういえばアレナ先生、毒キノコを食べた生徒がどうとか言ってたな。それって、シュナイダーのことだよな。あの馬鹿、何やってんだ?お前、7日間しっかり絆深めようとか言っておきながら、食べたのか?何やっているんだあの馬鹿は。いや、いい、どうでもいい。あの馬鹿の人生と天才である僕の人生ははじめから交わっちゃいないんだ。考えるだけ無駄だ。馬鹿め、正論で人を殴る馬鹿め!正論語る前に物事の本質を見るべきなのだ、くそ、あんな馬鹿に正論で諭されたと思うと無性に腹が立つ。
落ち着けカンパロウ、天才とは常に凡人には理解されず孤独なものだ。僕は気持ちを落ち着かせてお姉さんのもとへ戻る。
お姉さんはまだ犯されていた。豚が嫌がるお姉さんの口に長い舌を入れてディープキスをしている。豚の愛情表現にディープキスなんてあるのかと不思議に思ったが、そもそも豚が人間の女性を襲うこと自体レアケースだ、僕はただ興味本位で豚に犯されるお姉さんを見ていた。
「っん♡っん♡んんんっ!やめてっんぐっ♡んんっ!んんん~っ!」
お姉さんがイク。豚にキスされてイク。ピストンされてイク。豚が射精する。お姉さんが盛大にイク。豚が更に射精する。お姉さんは半狂乱になりながらイク。豚が追い打ちをかけるように射精する。お姉さんは最早言葉じゃない何かを発してイク。
サキュバスのお姉さんが、ただの豚にマウントを取られて犯されている。
なんだこれは、エロすぎる。気がついたら僕の左手が無意識のうちに僕の屹立したおち〇ちんを扱いていた。危ない!何をしているカンパロウ!お前は今無限に射精できる状態ではない。撃てる回数を無駄にするな!
心の中でそんな葛藤をしていると豚が再度ピストンを始めた。お姉さんがもうやめてと泣いて訴えているけど当然効果はない。またお姉さんはなす術なくただの豚におま〇こを蹂躙される。僕の左手は再度おちんちんに添えられる……っ!何をしているカンパロウ!駄目だって言っているじゃないか!
分かっているけど止められない。あんあん喘ぐお姉さんの声を聞いていたらもう我慢なんてできない。恐ろしい……恐ろしい……!理性が吹き飛ばされる!目先の快楽に負けてしまう!
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
僕はたまらずお姉さんのもとに駆け寄りそのあんあん喘ぐ口を黙らせるべくおち〇ちんを突っ込んだ。
「なにをっ!んぐっ!?やはっ!やへへ!んぐっ!んっ♡っん♡」
射精することが避けられないのなら、せめて、お姉さんの口に出す!僕は思いっきりおち〇ちんをお姉さんの喉に突き立てる。僕の目の前には豚、突然獲物を横取りしに来た人間を警戒するかと思いきや、ぶひぃ!ぶひぃ!と歓喜の声をあげている様子である。おそらく僕のおち〇ちんがお姉さんの喉に突き刺さったことにより、お姉さんの膣の締め付けが良くなったのだろう、知らんけど。
僕と豚はお互い目と目を合わせてお姉さんを犯す。不思議だ、言葉も通じない下等な生き物なのに、僕は目の前の豚と心を通わせている気がする。そうか、セックスはコミュニケーションであると誰かが言っていたのはこういうことか。僕と豚は今、お姉さんを犯すという共通も目的のために行動している。クチュクチュワーム大先生の時もそうだ。僕たちに契約のお札なんて必要ない、僕たちは、セックスという言語で繋がっているんだ!
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!いくぞぉ豚!特大の精液をくれてやれぇ!」
「ぶひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
豚が射精する。だが心を通わせた僕は知っている。この射精は本命ではない。一回目の射精は膣内洗浄、本命はこれからだ
「ぃぃいいいいいいいいいけぇえええええええええ!特濃精液パック、だいほうしゅつだぁ!!!!!!!」
「ぶひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
「んっ⁉んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!」
各々盛大に、僕と豚は精液を、お姉さんは愛液をぶちまける。
どくどくと、お姉さんの喉奥に僕の精液を流し込む。同時に豚も特濃精液をお姉さんの子宮に注ぎ込む。
「お姉さん!ほら!飲んで!僕の精液だよ!ごっくんして!」
お姉さんは嫌そうに横を向いて精液を吐き出そうとする。
「駄目だよお姉さん!ちゃんと飲んで!」
僕は両手でお姉さんの顔を固定してしっかりと精液を注ぐ。息ができず窒息しそうになったお姉さんは涙を流しながら僕の精液を胃袋に流し込んだ。そのお姉さんの悔しそうな表情がなんともたまらなかった。豚もまだ射精している。お姉さんのお腹が精液でぷっくらと膨らむ。豚の精液は膣内で固まり、妊娠率を爆上げするのだと、豚が教えてくれた(気がする)。僕はほんの好奇心で妊娠検査魔法を使ってみた。すると、驚くべきことに、お姉さんのお腹に淫紋が浮かび上がってきた。
「え?お姉さん、受精しているよ?豚の赤ちゃん、孕んだの?」
「…う…、うそよ………、あ……、あぁ…、いや……」
「ぶひぃ!ぶひぃ!」
豚は嬉しそうに鳴いた後、その場でぐたっと崩れ落ちた。
「豚!大丈夫か!豚!」
僕は急いで豚の安否を確認する。大丈夫、疲れて休んでいるだけだ。
僕も少し座って休み、お姉さんに一つ疑問をぶつける。
「サキュバスって、どの生物ともセックスできて、どの種も妊娠できるの?」
「………………、ぅる、さぃ……」
どうやら、可能なのだそうだ。
そこで何故豚がお姉さんを襲ったのか、説明がついた。
お姉さんは全ての生物にとって生殖対象になり得る。だからと言って手当たり次第にサキュバスを襲ったところで、返り討ちに遭うだけ。子孫を残せないどころか、自らが死んでしまう。そう、お姉さんが弱っている今はチャンスなのだ、全ての種族にとって。依然死のリスクはあるが、うまくいけば、サキュバスという生物的上位の存在を母体にして、より強固な子孫を残すことができる。そしてこの豚は、勝ったのだ。
正直、今お前の子どもを育てている余裕はねぇ、空気読めと豚に言ってやりたいが、しかしそれ以上にあっぱれとしか言いようがない。この豚は、サキュバスへの種付けに成功した。勇気ある豚である。
「ぶひぃ!…ぶひぃ!」
豚が何か言っている。セックスを終えた今、何を言っているのかさっぱり分からんが、僕に甘えるように身体を擦り付けてくる。それから、お姉さんのおま〇こに鼻を擦り付けて、ふごふご鳴く。
なるほど、僕は天才だから、分かってしまった。この豚は、僕の使い魔になりたいと言っている。そりゃそうだ、こんな極上なおま〇こ、忘れられる訳がない。それに、この母体は自身の子どもを身籠っている、離れられる訳がない。そして、この豚、賢いことに自身が種付けしたメスを独占することをしない。お姉さんが僕の所有物だということを、ちゃんとわきまえている。なんて賢いんだ。可愛く思えてきた。
ただ、豚よ。ただの豚を使い魔にして、いったいどうしろと言うのだ。お前に何ができる。お前、アレナ先生のあのクソ犬の前でポークチャップにでもなりたいのか?なんにせよ、こんな豚にお札を使うのはもったいない。かといって、むしかごに入れてうっかり赤ちゃんワームを食べられでもしたら大変だ。この豚には勝手について来てもらうより仕方ない。
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