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砂漠の国
15話 ギルド
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日が傾き始めるころ、道の先に低い柵と煙突の並ぶ景色が見えた。
「……あれが、ダリアン宿場町か。」
僕は汗をぬぐいながらつぶやいた。
門の前には荷車や旅人が列を作っている。牛車、荷馬車、背中に大きな荷物を抱えた商人……いろいろな人がここで足を止めているらしい。
「やっと着いたか。足が棒になっちまうな。」
ガルドが豪快に伸びをし、肩に担いでいた大斧を軽く下ろした。
アリアはふっと笑い、風に舞う布を押さえた。
「町に着くと少し安心するわね。宿と水、それからまともな食事……。」
門を抜けると、そこは活気にあふれていた。
通りには露店が並び、焼いた肉の匂いや香辛料の香りが漂う。旅人や商人たちの声、酒場から聞こえる音楽が混じり合い、久しぶりに「人の生活の音」を感じる。
「まずは宿を押さえて、それからだな。」
ガルドが言い、僕たちは町の中心へと向かう。
宿場町の中央広場に着くと、目を引く建物があった。
掲げられた看板には、剣と盾の意匠が描かれている。
「……ギルドか。」
僕は立ち止まり、無意識にその扉を見上げた。
「金の匂いがするな。旅の資金、稼いでみるか?」
ガルドが笑い、僕とアリアを見やった。
アリアは軽く頷くと、少し挑むような目を僕に向ける。
「どう? ノエル。旅を続けるなら、こういう場所にも慣れておいたほうがいいわ。」
アリアが少し挑むような視線を向ける。
僕は深く息を吸い、心の奥にわく期待を押さえきれず笑った。
「……行こう。もっといろんな世界を見たいんだ。」
扉を開けた瞬間、酒と革と焚き火の混じった匂いが鼻をついた。
中は外の賑わいにも負けないほど人であふれている。
壁には数枚の掲示板があり、依頼書がぎっしりと貼られている。
盗賊退治、荷馬車護衛、薬草採取……紙の端には報酬金額が赤インクで記され、
それを食い入るように見つめる冒険者たちの姿がある。
奥には大きなカウンターがあり、数人の受付嬢が忙しそうに対応していた。
鎧姿の戦士や、フードを深くかぶった魔術師、まだ若そうな新人冒険者が行列を作っている。
酒場も併設されていて、昼間から飲んでいる者もいる。
笑い声と罵声が飛び交い、テーブルの上には地図や戦利品らしき獲物が並んでいる。
「……ここがギルドか。」
僕は圧倒され、思わず足を止めた。
ガルドは慣れた様子でずかずかと進み、カウンターの近くの空いた椅子に腰を下ろす。
「初めてか? まぁ、最初は誰でも目を回す。
だが仕事をもらえるのはここだけだ、慣れるしかねぇぞ。」
アリアは楽しそうに掲示板の依頼を眺めながら言った。
「いい機会ね、ノエル。どんな依頼があるか見ておくといいわ。」
僕は深呼吸して一歩を踏み出す。
「……あれが、ダリアン宿場町か。」
僕は汗をぬぐいながらつぶやいた。
門の前には荷車や旅人が列を作っている。牛車、荷馬車、背中に大きな荷物を抱えた商人……いろいろな人がここで足を止めているらしい。
「やっと着いたか。足が棒になっちまうな。」
ガルドが豪快に伸びをし、肩に担いでいた大斧を軽く下ろした。
アリアはふっと笑い、風に舞う布を押さえた。
「町に着くと少し安心するわね。宿と水、それからまともな食事……。」
門を抜けると、そこは活気にあふれていた。
通りには露店が並び、焼いた肉の匂いや香辛料の香りが漂う。旅人や商人たちの声、酒場から聞こえる音楽が混じり合い、久しぶりに「人の生活の音」を感じる。
「まずは宿を押さえて、それからだな。」
ガルドが言い、僕たちは町の中心へと向かう。
宿場町の中央広場に着くと、目を引く建物があった。
掲げられた看板には、剣と盾の意匠が描かれている。
「……ギルドか。」
僕は立ち止まり、無意識にその扉を見上げた。
「金の匂いがするな。旅の資金、稼いでみるか?」
ガルドが笑い、僕とアリアを見やった。
アリアは軽く頷くと、少し挑むような目を僕に向ける。
「どう? ノエル。旅を続けるなら、こういう場所にも慣れておいたほうがいいわ。」
アリアが少し挑むような視線を向ける。
僕は深く息を吸い、心の奥にわく期待を押さえきれず笑った。
「……行こう。もっといろんな世界を見たいんだ。」
扉を開けた瞬間、酒と革と焚き火の混じった匂いが鼻をついた。
中は外の賑わいにも負けないほど人であふれている。
壁には数枚の掲示板があり、依頼書がぎっしりと貼られている。
盗賊退治、荷馬車護衛、薬草採取……紙の端には報酬金額が赤インクで記され、
それを食い入るように見つめる冒険者たちの姿がある。
奥には大きなカウンターがあり、数人の受付嬢が忙しそうに対応していた。
鎧姿の戦士や、フードを深くかぶった魔術師、まだ若そうな新人冒険者が行列を作っている。
酒場も併設されていて、昼間から飲んでいる者もいる。
笑い声と罵声が飛び交い、テーブルの上には地図や戦利品らしき獲物が並んでいる。
「……ここがギルドか。」
僕は圧倒され、思わず足を止めた。
ガルドは慣れた様子でずかずかと進み、カウンターの近くの空いた椅子に腰を下ろす。
「初めてか? まぁ、最初は誰でも目を回す。
だが仕事をもらえるのはここだけだ、慣れるしかねぇぞ。」
アリアは楽しそうに掲示板の依頼を眺めながら言った。
「いい機会ね、ノエル。どんな依頼があるか見ておくといいわ。」
僕は深呼吸して一歩を踏み出す。
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