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魔法騎士団試験
決勝までの日々
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一回戦、全てが終わるまでの一週間はとても長く感じた。
ずっと試合を見ていて暇だったのか、それともたくさんの出会いをしたからか、それとも体をあまり動かさなかったからか。
理由はいまいちわからない。
そして今日、始まる。
魔法騎士団試験、二回戦が。
もちろん、僕がトップバッターだ。
一回戦の初戦は僕で、そのまま順番は変わらないらしい。
緊張よりも、やっと戦えるという楽しみに溢れていた。
もちろん勝った時は罵倒されたが、気持ちはとても盛り上がった。
だからずっと戦いたかった。
あと、四回くらい勝負に勝ったら魔法騎士だ!
もちろん、強敵もいるだろう。
特に彼だ。
あの鉄壁の防御力を持っている彼に勝たないといけない。
不安はある。それでも絶対に勝つという信念があり彼も含めてどんな奴でも倒す気だ。
そして僕の戦い。
二回戦がこれから始まる。
「トモヤ、頑張ってこいよ!」
マネトに背中を押してもらって進んでいく。
勝つ勝つ勝つ・・・
そう意識しながら歩いているとすぐに闘技場の真ん中にいた。
周りからは盛大なブーイング。
もう慣れたからどうでもいい。
そして僕が通った門のすぐそばには、すこしツンデレぽいおじさんが座って見ていてくれた。
「へん、雷魔法が・・・まぐれで勝ち上がってきて」
目があったらそっぽを向いてそんなことを言っている。
ちょっと面白い。
どれだけ罵声を浴びせられても、信じてくれている人が見ている。
サナ、マネト、セクアナ。
それに助けてくれたセイラ姉さん。
もしかしたら母も見てくれているかもしれない。
もう僕は一人ではない。
それだけで十分だ。
反対側の門から僕の対戦相手が出てきた。
そして簡単に握手を交わして勝負が始まる。
勝負はすぐに決まった。
一瞬で勝った。
僕が一回戦で戦ったのが貴族だったせいか、二回戦で戦った相手が弱く感じた。
相手は魔力の威力が弱くて、臨機応変に考える判断力もあまりなかった。
よって勝負はすぐだった。
「ガーーン」の始まりと同時に僕は接近した。
「電気ショック!」で相手をシビらせてから前に出てもよかったが、不意打ちというのは意外にも相手へプレッシャーをかけれると思った。
予想通りになってくれて相手は戸惑いながらも魔法を撃つが、簡単に受け流したり、魔法を切ったりして接近できた。
最後は剣を振り下ろして終わりだ。
「雷神!」を使わなくても勝てた。
この調子なら決勝戦まであの技を使わず、体力を温存できると思った。
一回戦で見せたのは一瞬だけだった。
決勝で彼と戦うなら、できるだけ見せずに隠しておきたい。
戦いが終わり、門に向うとまた、あのおじさんが話しかけてくれた。
「ま、まぐれだったかもしれんが、つ、次も頑張れや・・・」
また頬が赤くなっている。
「はい」と返事をして門の中に入るとくすくす笑った。
ギャップ萌えみたいでやっぱり面白い。
みんなの元へ戻るとすこしマネトが暗い感じだった。
「トモヤって・・・雷魔法を操る奴だったんだ・・・」
その暗い様子にちょっと怯えてしまう。
「うん、そうだよ。てっ、ていうか一回戦・・・見ていなかったの?」
僕は震えた口調だけど、今までのように話した。
「えっと、一回戦は俺、猛ダッシュのあとだったからしんどくて見ていなかったんだ。
噂で雷魔法を操る奴が受験するって聞いていたけど、まさかトモヤだったとは・・・」
しばらく沈黙が訪れた。
この沈黙で僕はさらに怖くなる。
まさか・・・離れていかないよね・・・
この一週間はとても楽しかった。
お金を貸すということから始まり、部屋は隣。
一緒にご飯を食べる。
たくさんのことを喋る。
マネトの魔法に驚く。
お互いに褒めたり慰め合う。
それがなくなると感じたら怖くなってくる。
恐れられても、嫌なことを言われても一緒にいたいと思う。
素直で、泣き虫で、お金好き。
とても個性豊かな子だ。
何度も言うが一緒にいたい。
「トモヤ・・・」
マネトからその答えが出る。
「大変だったな!」
怯え、恐怖、不安。
そんな苦しい感情を吹き飛ばすような笑顔でそう言ってくれた。
「こ、怖くないの?」
「ふっ、何言ってんの。怖いわけないじゃん! お金を貸して俺を助けてくれるなんていい人だよ!」
肩をポンポンと叩いてくれた。
僕は信じている人に雷魔法のことを教えることだけは怯えてしまうようだ。
結果、サナもマネトも認めてくれた。信じてくれた。
とても幸せなことだ。
「それにしても、トモヤは大変だな。みんなから罵倒されたり、悪魔って言われたり」
「それならもう慣れたよ。僕を信じてくれている人たちがいるから!」
「お金の恩もあるし、俺が何があっても守るよ!」
「フフフ、ありがとう!」
今日、マネトとちゃんと友達になれた気がした。もちろんサナも友達だけど。
二人とも感謝しかない。
ほのぼのと友情に浸れた一日だった。
そして次の日、また次の日と時間は経っていき、セクアナ、サナ、マネト、そして僕はどんどん勝ち上がって行った。
まずはサナだ。
一回戦の時、観客の反応は微妙だった。
普通の人から見ると迫力も何にもない戦いだったからだ。
観客はもっと派手な戦いを求めていたんだろう。
そりゃあ唯一、正門から入ってきた少女なんだから。
大型モンスターを何匹も倒していると言う噂もあるからな。
でも彼女は二回戦からの戦いで動きが変わった。
相手から間合いを詰めてくれるときにはその場で止まっていた。そして居合切りをするように構えた。近づいできたときに隙を見つけてそこを一刀両断する。
一撃で勝負が決まった。
また、遠距離からの攻撃が来るときは開始と同時に速攻で間合いを詰まる。すぐに近くなるので、詠唱を始める前に勝負を決めていた時もあった。
これを見て、一回戦は準備運動のようなものだったのだろうと思う。
次にマネトだ。
彼はスピードタイプだ。
というか魔法の応用技で身体強化をしていると思う。
元からスピードは速いけど、あの速さはそうしないと出ないと思う。
僕の「雷神」と一緒だ。
マネトの戦闘スタイルは一回戦とほとんど変わらなかった。
相手からの攻撃を光のスピードで避け、疲れ切ったところを急所を狙って仕留めていた。
ビームとか出すのを僕は期待していたけど、そういうのは出さなかった。
秘策のために隠しているのか? とも思った。
慎重なところがあるからな。
何回か見ているとマネトの弱点みたいなのを見つけた。
すこしビビリなのか、痛いのが嫌なのか、それとも前に出る自信がないのか分からないが、超スピードで始まって前に行くことはなかった。
必ず後ろか左右に移動して、隙を狙って勝負を決めていた。
もっと攻めるのもいいと思う。
そしてセクアナ。
どんな相手にも臨機応変に対応していた。
接近する相手には、大量の魔力で壁を作って足止めし、水を様々な形に具現化して強力な技にして倒していた。
遠距離タイプはセクアナの魔力に勝てるはずもなく、なすすべなく散る。
セクアナの水魔法はすごい。
でも彼女はもっとすごい技を身につけていた。
それは氷だ。
氷魔法を操る人には負けているが、セクアナは氷を生み出していた。
試合が終わった後に聞いてみると、説明してくれた。
でも正直、意味がわからなかった。
彼女なりの理論ではこうらしい。
水を冷やしていくと、液体の状態を保ったまま、0度よりも低くなるらしい。
その状態から氷になる状態変化を始めると、温度がすこしだけ上昇する。
そして氷になるらしい。
セクアナは水の温度調節ができるようで、0度よりも低い温度の水を生成し、あとは放出すると氷になると言っていた。
生成は水だが、前に飛ぶっという運動によって物質が変形し、氷になるようだ。
「これは高校二年の化学で学ぶんだよ!」
と自信ありげに言っていたが、僕は高校入学してすぐ転生したから知らない。
僕が電気についてスペシャリストのように、セクアナも水の女神として水について知らないことはないらしい。
水魔法と氷魔法。
科学的にセクアナは二つの魔法を操れるようになった。
セクアナは応用の身体強化はできなかったけど、すごい技を手に入れたと思う。
最後に僕だ。
二回戦では簡単に勝負が決まった。
続く試合も簡単だった。
雷魔法が珍しいくて対処法がわからないのか、苦戦せずに勝てた。
僕のことを恐れて降参した人もいた。
それはそれで簡単に勝ち上がれてよかった。
こうして遂に僕たちは決勝まで上り詰めたのだった。
サナ、マネト、セクアナ、全員が決勝まで上り詰めたのだが、相手は貴族だ。
強敵だろう。
頑張ってほしい。
て言ってもみんな強いから簡単に勝てると思う。
あの大樹魔法を使う最強の貴族とあたらない限りね。
グループが違うからあたらないけど。
一番問題があるのは僕だな。
見た目は小さいが、魔法を使うと2メートルくらいに大きくなる彼だ。
ミノタウロスみたいに屈強な筋肉、そしてその屈強な筋肉と釣り合う巨大な矛。
あれを受けるといくら刀で止めても弾き飛ばされるだろう。
最大の問題は圧倒的な防御力だろう。
貴族の最大の出力の魔法も受け止めていた。
スピードが遅いのは僕にとってはいい話だけど、攻撃してもダメージがない気がする。
今まで貯めていた「雷神」をちゃんと使うときだ。
魔力がなくなるまでに倒せきれたらいいけど。
まぁ、とにかく魔法騎士になるすぐそばまで来たんだ。
ここで勝たないといけない!
前の一週間と比べて、今回はとても早く感じた。
暇な時間があまりなかったからというのもあるだろう。ほぼ毎日戦っていたからな。
明日で最後だ。
絶対勝つ!
強く心の中に刻んだ。
ずっと試合を見ていて暇だったのか、それともたくさんの出会いをしたからか、それとも体をあまり動かさなかったからか。
理由はいまいちわからない。
そして今日、始まる。
魔法騎士団試験、二回戦が。
もちろん、僕がトップバッターだ。
一回戦の初戦は僕で、そのまま順番は変わらないらしい。
緊張よりも、やっと戦えるという楽しみに溢れていた。
もちろん勝った時は罵倒されたが、気持ちはとても盛り上がった。
だからずっと戦いたかった。
あと、四回くらい勝負に勝ったら魔法騎士だ!
もちろん、強敵もいるだろう。
特に彼だ。
あの鉄壁の防御力を持っている彼に勝たないといけない。
不安はある。それでも絶対に勝つという信念があり彼も含めてどんな奴でも倒す気だ。
そして僕の戦い。
二回戦がこれから始まる。
「トモヤ、頑張ってこいよ!」
マネトに背中を押してもらって進んでいく。
勝つ勝つ勝つ・・・
そう意識しながら歩いているとすぐに闘技場の真ん中にいた。
周りからは盛大なブーイング。
もう慣れたからどうでもいい。
そして僕が通った門のすぐそばには、すこしツンデレぽいおじさんが座って見ていてくれた。
「へん、雷魔法が・・・まぐれで勝ち上がってきて」
目があったらそっぽを向いてそんなことを言っている。
ちょっと面白い。
どれだけ罵声を浴びせられても、信じてくれている人が見ている。
サナ、マネト、セクアナ。
それに助けてくれたセイラ姉さん。
もしかしたら母も見てくれているかもしれない。
もう僕は一人ではない。
それだけで十分だ。
反対側の門から僕の対戦相手が出てきた。
そして簡単に握手を交わして勝負が始まる。
勝負はすぐに決まった。
一瞬で勝った。
僕が一回戦で戦ったのが貴族だったせいか、二回戦で戦った相手が弱く感じた。
相手は魔力の威力が弱くて、臨機応変に考える判断力もあまりなかった。
よって勝負はすぐだった。
「ガーーン」の始まりと同時に僕は接近した。
「電気ショック!」で相手をシビらせてから前に出てもよかったが、不意打ちというのは意外にも相手へプレッシャーをかけれると思った。
予想通りになってくれて相手は戸惑いながらも魔法を撃つが、簡単に受け流したり、魔法を切ったりして接近できた。
最後は剣を振り下ろして終わりだ。
「雷神!」を使わなくても勝てた。
この調子なら決勝戦まであの技を使わず、体力を温存できると思った。
一回戦で見せたのは一瞬だけだった。
決勝で彼と戦うなら、できるだけ見せずに隠しておきたい。
戦いが終わり、門に向うとまた、あのおじさんが話しかけてくれた。
「ま、まぐれだったかもしれんが、つ、次も頑張れや・・・」
また頬が赤くなっている。
「はい」と返事をして門の中に入るとくすくす笑った。
ギャップ萌えみたいでやっぱり面白い。
みんなの元へ戻るとすこしマネトが暗い感じだった。
「トモヤって・・・雷魔法を操る奴だったんだ・・・」
その暗い様子にちょっと怯えてしまう。
「うん、そうだよ。てっ、ていうか一回戦・・・見ていなかったの?」
僕は震えた口調だけど、今までのように話した。
「えっと、一回戦は俺、猛ダッシュのあとだったからしんどくて見ていなかったんだ。
噂で雷魔法を操る奴が受験するって聞いていたけど、まさかトモヤだったとは・・・」
しばらく沈黙が訪れた。
この沈黙で僕はさらに怖くなる。
まさか・・・離れていかないよね・・・
この一週間はとても楽しかった。
お金を貸すということから始まり、部屋は隣。
一緒にご飯を食べる。
たくさんのことを喋る。
マネトの魔法に驚く。
お互いに褒めたり慰め合う。
それがなくなると感じたら怖くなってくる。
恐れられても、嫌なことを言われても一緒にいたいと思う。
素直で、泣き虫で、お金好き。
とても個性豊かな子だ。
何度も言うが一緒にいたい。
「トモヤ・・・」
マネトからその答えが出る。
「大変だったな!」
怯え、恐怖、不安。
そんな苦しい感情を吹き飛ばすような笑顔でそう言ってくれた。
「こ、怖くないの?」
「ふっ、何言ってんの。怖いわけないじゃん! お金を貸して俺を助けてくれるなんていい人だよ!」
肩をポンポンと叩いてくれた。
僕は信じている人に雷魔法のことを教えることだけは怯えてしまうようだ。
結果、サナもマネトも認めてくれた。信じてくれた。
とても幸せなことだ。
「それにしても、トモヤは大変だな。みんなから罵倒されたり、悪魔って言われたり」
「それならもう慣れたよ。僕を信じてくれている人たちがいるから!」
「お金の恩もあるし、俺が何があっても守るよ!」
「フフフ、ありがとう!」
今日、マネトとちゃんと友達になれた気がした。もちろんサナも友達だけど。
二人とも感謝しかない。
ほのぼのと友情に浸れた一日だった。
そして次の日、また次の日と時間は経っていき、セクアナ、サナ、マネト、そして僕はどんどん勝ち上がって行った。
まずはサナだ。
一回戦の時、観客の反応は微妙だった。
普通の人から見ると迫力も何にもない戦いだったからだ。
観客はもっと派手な戦いを求めていたんだろう。
そりゃあ唯一、正門から入ってきた少女なんだから。
大型モンスターを何匹も倒していると言う噂もあるからな。
でも彼女は二回戦からの戦いで動きが変わった。
相手から間合いを詰めてくれるときにはその場で止まっていた。そして居合切りをするように構えた。近づいできたときに隙を見つけてそこを一刀両断する。
一撃で勝負が決まった。
また、遠距離からの攻撃が来るときは開始と同時に速攻で間合いを詰まる。すぐに近くなるので、詠唱を始める前に勝負を決めていた時もあった。
これを見て、一回戦は準備運動のようなものだったのだろうと思う。
次にマネトだ。
彼はスピードタイプだ。
というか魔法の応用技で身体強化をしていると思う。
元からスピードは速いけど、あの速さはそうしないと出ないと思う。
僕の「雷神」と一緒だ。
マネトの戦闘スタイルは一回戦とほとんど変わらなかった。
相手からの攻撃を光のスピードで避け、疲れ切ったところを急所を狙って仕留めていた。
ビームとか出すのを僕は期待していたけど、そういうのは出さなかった。
秘策のために隠しているのか? とも思った。
慎重なところがあるからな。
何回か見ているとマネトの弱点みたいなのを見つけた。
すこしビビリなのか、痛いのが嫌なのか、それとも前に出る自信がないのか分からないが、超スピードで始まって前に行くことはなかった。
必ず後ろか左右に移動して、隙を狙って勝負を決めていた。
もっと攻めるのもいいと思う。
そしてセクアナ。
どんな相手にも臨機応変に対応していた。
接近する相手には、大量の魔力で壁を作って足止めし、水を様々な形に具現化して強力な技にして倒していた。
遠距離タイプはセクアナの魔力に勝てるはずもなく、なすすべなく散る。
セクアナの水魔法はすごい。
でも彼女はもっとすごい技を身につけていた。
それは氷だ。
氷魔法を操る人には負けているが、セクアナは氷を生み出していた。
試合が終わった後に聞いてみると、説明してくれた。
でも正直、意味がわからなかった。
彼女なりの理論ではこうらしい。
水を冷やしていくと、液体の状態を保ったまま、0度よりも低くなるらしい。
その状態から氷になる状態変化を始めると、温度がすこしだけ上昇する。
そして氷になるらしい。
セクアナは水の温度調節ができるようで、0度よりも低い温度の水を生成し、あとは放出すると氷になると言っていた。
生成は水だが、前に飛ぶっという運動によって物質が変形し、氷になるようだ。
「これは高校二年の化学で学ぶんだよ!」
と自信ありげに言っていたが、僕は高校入学してすぐ転生したから知らない。
僕が電気についてスペシャリストのように、セクアナも水の女神として水について知らないことはないらしい。
水魔法と氷魔法。
科学的にセクアナは二つの魔法を操れるようになった。
セクアナは応用の身体強化はできなかったけど、すごい技を手に入れたと思う。
最後に僕だ。
二回戦では簡単に勝負が決まった。
続く試合も簡単だった。
雷魔法が珍しいくて対処法がわからないのか、苦戦せずに勝てた。
僕のことを恐れて降参した人もいた。
それはそれで簡単に勝ち上がれてよかった。
こうして遂に僕たちは決勝まで上り詰めたのだった。
サナ、マネト、セクアナ、全員が決勝まで上り詰めたのだが、相手は貴族だ。
強敵だろう。
頑張ってほしい。
て言ってもみんな強いから簡単に勝てると思う。
あの大樹魔法を使う最強の貴族とあたらない限りね。
グループが違うからあたらないけど。
一番問題があるのは僕だな。
見た目は小さいが、魔法を使うと2メートルくらいに大きくなる彼だ。
ミノタウロスみたいに屈強な筋肉、そしてその屈強な筋肉と釣り合う巨大な矛。
あれを受けるといくら刀で止めても弾き飛ばされるだろう。
最大の問題は圧倒的な防御力だろう。
貴族の最大の出力の魔法も受け止めていた。
スピードが遅いのは僕にとってはいい話だけど、攻撃してもダメージがない気がする。
今まで貯めていた「雷神」をちゃんと使うときだ。
魔力がなくなるまでに倒せきれたらいいけど。
まぁ、とにかく魔法騎士になるすぐそばまで来たんだ。
ここで勝たないといけない!
前の一週間と比べて、今回はとても早く感じた。
暇な時間があまりなかったからというのもあるだろう。ほぼ毎日戦っていたからな。
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絶対勝つ!
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