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魔法騎士団試験
魔法帝の力
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「さーて、今年の決闘はこれで最後ということになります!
最終決戦は誰もが敬意を示す最強のお方がとうとうこの舞台へお立ちになります!
魔法帝、ユリス・アトラテウス様です!」
司会の紹介がされると綺麗な玉座に座っていた魔法帝は勢いよく立ち上がる。
一歩踏み出すと空中に浮遊し、ゆっくりとコロシアムの中央、すべての人の中心へ降り立った。
「それに対する者は、トモヤ・フローレス!
誰がこの者の優勝を想像したことか!
この最終対決、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか!」
司会の進行に合わせて、入場した。
ヤーベルさんやセクアナから回復魔法をかけてもらい、魔力は十分に回復した。
しかし、傷の方はまだ痛む。
それでも、僕にとっては十分だった。
問題があるとすれば、刀が腰にかかっていないことだ。
この期間、ずっと付けていたり鞘から抜いて握りしめていたからこそ違和感がとてもある。
慣れというのは恐ろしいものだ。
素手で戦うのは苦手というわけではないが、なんだか力が入りにくかった。
闘技場に来る頃には大きな歓声が響いていた。
始めは応援なんてどうでもいい、そんなのされても意味がないとか思っていたが、それは違った。
やはり応援の力はすごい。
今だからこそ、この歓喜の声に包まれたところへ登場するのはとても気持ちが良かった。
先に降り立っていた魔法帝は、和らいだ表情で僕を待ってくれた。
「雷の少年、調子はどうだい?」
「はい、怪我はまだ全然ですが、魔力は十分に回復したので戦えます!」
「そうかい、それは良かった。
あ、君の仲間のことなのだが、すまなかったね。私がせっかちな性格ゆえ、あの子のことを考えていなかった……」
肩を落とすように暗い声が聞こえる。
「あ、いや大丈夫ですよ。わざわざ謝らなくても」
いきなりの謝罪に手を横に振って遠慮する。
「最初こそ心配しましたけど、魔法帝が悪いことやっているように見えて……」
「っ……! すまない……」
「あ、いや冗談ですよ! ごんなさい」
思っていた以上に落ち込む魔法帝を見て、思わずこちらが謝ってしまう。
「セクアナなら自分で回復魔法を使えますし、魔法帝のスピードを実際に体験したので少し喜んでいました!」
「なら、よかった。私もこっぴどく怒られたからねー、アハハハ!」
頭を掻きながら反省する。
「そろそろ始まりそうだ、雷の少年!」
ゆっくりと片手を前に出す魔法帝。
「握手を」
予想外のことに一瞬固まるも、それに応じる。
「はい、よろしくお願いします!」
「ああ!」
暖かい大人の大きな手を握りしめた。
「それではエキシビジョンマッチ!
魔法帝vsトモヤ
試合・・・開始!」
ガーーン
すぐに腰へ手を回す。
が、
「あれ?」
魔法帝どころか、会場の人までもが困惑した。
僕は癖でいつものように刀へ手を伸ばした。
でも刀は潰れている。
その結果、エアーで刀を持つような姿になってしまった。
誰かみたいに魔法で剣なんて具現化できないからな・・・
「こほん!」
一度咳払いをして気持ちを整理する。
魔法帝はまだ動きを見せなかった。
「いつ、どんな攻撃してもいいよ!」
両手を横に上げて、攻撃を受けるき満々の体勢だ。
余裕があるのか、とても大人な対応をする。
「じゃあ、いかせてもらいます!」
それを好機と思い僕は天に両手を上げた。
だんだん空が暗くなる。ゴロゴロと音の鳴る雷雲が徐々に発生した。
しっかり集中すると、両手を一気に振り下ろす。
「雷轟!!」
青い柱が立った。
ドッゴォォォォ!
黒い煙にあたりが包まれ、稲妻が魔法帝を直撃した。
威力でいえば一番強い技を仕掛けた。
魔力が満タン、そして奇襲ではなく、いつもより時間をかけて生成したからこそ、大技になった。
ゆっくりと、煙がなくなるのを待つ。
もしかして一撃で終わった?
これで魔法帝に勝てちゃった?
ほとんど反応がなく静かだったのでそんなことを考えていた。
でも、魔法帝は強い。
煙幕の中から透明な白い球体が見えた。
少しずつ煙も晴れ、その姿があらわになる。
「バリア……ですか?」
「その通りだよ、雷の少年!」
球体は高速で風が流れることによって硬くなり、どんな攻撃も通さない、バリアになっていた。
魔法帝を覆っているのは高速で動く風だが、周りには全然その強い風が漏れていない。
純粋というべきか無駄がないというべきか、とても静かだった。
(これが魔法帝の力か)
決闘中にもかかわらず見入ってしまった。
「こんなものじゃ、私に攻撃をすることはできないよ! 全力でかかってきなさい!」
メガネを上げると光が反射して、煌めいた。
そして気配が変わる。
「ずっとこうやっているのもあれだし、私もそろそろ戦います」
魔法帝が動くにつれて様々な方向から風が発生した。
僕もそれに合わせて、雷と自分を一体化する。
ゆっくりと体の中に電気が走り、その動きがだんだん活発になる。
ビリッ、ビリッ!
「雷神!」
全身に弱い電気が溢れる。
「神速!」
いつものように地を力強く蹴り、進もうとするが、
「飄風!」
魔法帝が何か唱えると急に激しく風が吹き付けた。
「う、うわぁ!」
その風は風速五十メートルを優に超え、立つことなどできるはずもなく、自分は吹き飛ばされた。
どれだけ飛ばされただろうか。
たった二十秒くらいの風が止む。
この時、やっと目を開けることができた。
だが、自分の置かれている状況に気づくと顔が真っ青になる。
僕は遥か上空にいた。
王都を一望できるほどの高さだ。
数十秒間の風が吹き付けられただけで、僕はとてつもなく離れた場所まで飛ばされていた。
そして恐怖した。
風が吹き止んだ時、それはとてつもなく高い場所から落下する時だ。
一気に急降下し、ものすごいスピードが出る。
「うっぎぎぎぎ………」
風圧が強く、魔法をうまく生成できない。
というか雷魔法だとこの勢いを殺すことができない。
水とか火、なら体から魔法を放出すると少し減速できるだろうが、雷は別だ。
空気と同じようなものだからいくら放出しても意味はない。
どんどん、スピードは上がり諦めかけていた時、また強い上昇気流が起こった。
それはまるで僕を助けてくれるように優しく吹き付け、減速されていった。
完全に勢いが殺された時、大きなソファに座っている感覚が味わえた。
吹き飛ばされたのは魔法帝の魔法で、僕を助けてくれたこの上昇気流も魔法帝の仕業だろう。
ずれていた位置もうまく左右に誘導して僕はコロシアム内の中央に優しく下された。
「私の魔法はどうだった?
これ以上やると君の体の傷が開いてしまう。
降参することをお勧めするが……」
座り込んでいる僕を覗き込むようにして話す。
唖然としながらも立ち上がる。
「まだ、僕は……」
戦いたい、という意思を伝えようとした時、ヤーベルさんの言葉が脳裏をよぎる。
(決して無理をしてはいけない)
それを思い出して固まった。
「どうする?」
何もせず、ただ僕のことを待ってくれている魔法帝。
「降参します。僕の負けです……」
自分から初めて負けを認めた。
もちろん勝ちたい気持ちはあったから悔しかった。
でも後悔する感情は微塵もなかった。
魔法帝と少しでも手合わせしてもらえてとても光栄だった。
「おっと、トモヤの降参宣言が聞こえた!
会場の皆様、長い長い魔法騎士団試験の戦いが今日終わりました!
スペシャルマッチは魔法帝の勝利に決まりました!
私達の平和の象徴はやはり格が違う!
最強の魔道士はやはり魔法帝だ!」
爆発的な会場の大騒ぎによって今年の魔法騎士団試験、すべてのプログラムが終わった。
最終決戦は誰もが敬意を示す最強のお方がとうとうこの舞台へお立ちになります!
魔法帝、ユリス・アトラテウス様です!」
司会の紹介がされると綺麗な玉座に座っていた魔法帝は勢いよく立ち上がる。
一歩踏み出すと空中に浮遊し、ゆっくりとコロシアムの中央、すべての人の中心へ降り立った。
「それに対する者は、トモヤ・フローレス!
誰がこの者の優勝を想像したことか!
この最終対決、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか!」
司会の進行に合わせて、入場した。
ヤーベルさんやセクアナから回復魔法をかけてもらい、魔力は十分に回復した。
しかし、傷の方はまだ痛む。
それでも、僕にとっては十分だった。
問題があるとすれば、刀が腰にかかっていないことだ。
この期間、ずっと付けていたり鞘から抜いて握りしめていたからこそ違和感がとてもある。
慣れというのは恐ろしいものだ。
素手で戦うのは苦手というわけではないが、なんだか力が入りにくかった。
闘技場に来る頃には大きな歓声が響いていた。
始めは応援なんてどうでもいい、そんなのされても意味がないとか思っていたが、それは違った。
やはり応援の力はすごい。
今だからこそ、この歓喜の声に包まれたところへ登場するのはとても気持ちが良かった。
先に降り立っていた魔法帝は、和らいだ表情で僕を待ってくれた。
「雷の少年、調子はどうだい?」
「はい、怪我はまだ全然ですが、魔力は十分に回復したので戦えます!」
「そうかい、それは良かった。
あ、君の仲間のことなのだが、すまなかったね。私がせっかちな性格ゆえ、あの子のことを考えていなかった……」
肩を落とすように暗い声が聞こえる。
「あ、いや大丈夫ですよ。わざわざ謝らなくても」
いきなりの謝罪に手を横に振って遠慮する。
「最初こそ心配しましたけど、魔法帝が悪いことやっているように見えて……」
「っ……! すまない……」
「あ、いや冗談ですよ! ごんなさい」
思っていた以上に落ち込む魔法帝を見て、思わずこちらが謝ってしまう。
「セクアナなら自分で回復魔法を使えますし、魔法帝のスピードを実際に体験したので少し喜んでいました!」
「なら、よかった。私もこっぴどく怒られたからねー、アハハハ!」
頭を掻きながら反省する。
「そろそろ始まりそうだ、雷の少年!」
ゆっくりと片手を前に出す魔法帝。
「握手を」
予想外のことに一瞬固まるも、それに応じる。
「はい、よろしくお願いします!」
「ああ!」
暖かい大人の大きな手を握りしめた。
「それではエキシビジョンマッチ!
魔法帝vsトモヤ
試合・・・開始!」
ガーーン
すぐに腰へ手を回す。
が、
「あれ?」
魔法帝どころか、会場の人までもが困惑した。
僕は癖でいつものように刀へ手を伸ばした。
でも刀は潰れている。
その結果、エアーで刀を持つような姿になってしまった。
誰かみたいに魔法で剣なんて具現化できないからな・・・
「こほん!」
一度咳払いをして気持ちを整理する。
魔法帝はまだ動きを見せなかった。
「いつ、どんな攻撃してもいいよ!」
両手を横に上げて、攻撃を受けるき満々の体勢だ。
余裕があるのか、とても大人な対応をする。
「じゃあ、いかせてもらいます!」
それを好機と思い僕は天に両手を上げた。
だんだん空が暗くなる。ゴロゴロと音の鳴る雷雲が徐々に発生した。
しっかり集中すると、両手を一気に振り下ろす。
「雷轟!!」
青い柱が立った。
ドッゴォォォォ!
黒い煙にあたりが包まれ、稲妻が魔法帝を直撃した。
威力でいえば一番強い技を仕掛けた。
魔力が満タン、そして奇襲ではなく、いつもより時間をかけて生成したからこそ、大技になった。
ゆっくりと、煙がなくなるのを待つ。
もしかして一撃で終わった?
これで魔法帝に勝てちゃった?
ほとんど反応がなく静かだったのでそんなことを考えていた。
でも、魔法帝は強い。
煙幕の中から透明な白い球体が見えた。
少しずつ煙も晴れ、その姿があらわになる。
「バリア……ですか?」
「その通りだよ、雷の少年!」
球体は高速で風が流れることによって硬くなり、どんな攻撃も通さない、バリアになっていた。
魔法帝を覆っているのは高速で動く風だが、周りには全然その強い風が漏れていない。
純粋というべきか無駄がないというべきか、とても静かだった。
(これが魔法帝の力か)
決闘中にもかかわらず見入ってしまった。
「こんなものじゃ、私に攻撃をすることはできないよ! 全力でかかってきなさい!」
メガネを上げると光が反射して、煌めいた。
そして気配が変わる。
「ずっとこうやっているのもあれだし、私もそろそろ戦います」
魔法帝が動くにつれて様々な方向から風が発生した。
僕もそれに合わせて、雷と自分を一体化する。
ゆっくりと体の中に電気が走り、その動きがだんだん活発になる。
ビリッ、ビリッ!
「雷神!」
全身に弱い電気が溢れる。
「神速!」
いつものように地を力強く蹴り、進もうとするが、
「飄風!」
魔法帝が何か唱えると急に激しく風が吹き付けた。
「う、うわぁ!」
その風は風速五十メートルを優に超え、立つことなどできるはずもなく、自分は吹き飛ばされた。
どれだけ飛ばされただろうか。
たった二十秒くらいの風が止む。
この時、やっと目を開けることができた。
だが、自分の置かれている状況に気づくと顔が真っ青になる。
僕は遥か上空にいた。
王都を一望できるほどの高さだ。
数十秒間の風が吹き付けられただけで、僕はとてつもなく離れた場所まで飛ばされていた。
そして恐怖した。
風が吹き止んだ時、それはとてつもなく高い場所から落下する時だ。
一気に急降下し、ものすごいスピードが出る。
「うっぎぎぎぎ………」
風圧が強く、魔法をうまく生成できない。
というか雷魔法だとこの勢いを殺すことができない。
水とか火、なら体から魔法を放出すると少し減速できるだろうが、雷は別だ。
空気と同じようなものだからいくら放出しても意味はない。
どんどん、スピードは上がり諦めかけていた時、また強い上昇気流が起こった。
それはまるで僕を助けてくれるように優しく吹き付け、減速されていった。
完全に勢いが殺された時、大きなソファに座っている感覚が味わえた。
吹き飛ばされたのは魔法帝の魔法で、僕を助けてくれたこの上昇気流も魔法帝の仕業だろう。
ずれていた位置もうまく左右に誘導して僕はコロシアム内の中央に優しく下された。
「私の魔法はどうだった?
これ以上やると君の体の傷が開いてしまう。
降参することをお勧めするが……」
座り込んでいる僕を覗き込むようにして話す。
唖然としながらも立ち上がる。
「まだ、僕は……」
戦いたい、という意思を伝えようとした時、ヤーベルさんの言葉が脳裏をよぎる。
(決して無理をしてはいけない)
それを思い出して固まった。
「どうする?」
何もせず、ただ僕のことを待ってくれている魔法帝。
「降参します。僕の負けです……」
自分から初めて負けを認めた。
もちろん勝ちたい気持ちはあったから悔しかった。
でも後悔する感情は微塵もなかった。
魔法帝と少しでも手合わせしてもらえてとても光栄だった。
「おっと、トモヤの降参宣言が聞こえた!
会場の皆様、長い長い魔法騎士団試験の戦いが今日終わりました!
スペシャルマッチは魔法帝の勝利に決まりました!
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