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二重人格
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あたりが真っ白になった後、意識が戻ったのは自分の部屋の机に座っている時だった。時計を見るともう8時。
学校が終わってからの記憶がほとんどない。
僕は何をやっていたのだろう・・・・
と、思っているとブーンとポケットに入っていたスマホが鳴り響く。
見ると翔ちゃんからのメッセージが届いていた。
「今日は楽しかったぜ。まさかお前があんな積極的で、いかつい言葉遣いするとは思わへんかったわ! 夜も遅いし俺は寝るわ。また明日な! おやすみ」
・・・・・・ん? 何のこと書いているんだろう・・・・
学校からの記憶がないから書いてある意味がわからなかった。
何か思い出そうとしたが思い出せず、明日二人に聞こうと思い、早めに寝た。
次の日、朝登校していると橋を歩いている優を見つけた。
「おーい、優おはよう!」
「おはよう祐介、昨日は面白かったよね」
「え? 昨日・・・」
「そうだよ昨日だよ」
「う、うん・・・・・」
記憶がないぶん、ぎこちない返事をする。
「あんな積極的な祐介、初めてみた気がするよ!」
「へぇー、積極的だったんだ・・・ ごめん、昨日の記憶がほとんどないんだ」
「えっ、マジなの? 」
「うん、マジ。だからどんなことしていたのか知り・・・・・」
「おーい! 何話してんだよ」
後ろから元気な声が聞こえるとともに力強く腕を首に回す。
「痛い痛い。翔ちゃん力が強いよ」
「あっ、そうだよな。これがいつものお前の反応だよな」
「えっ・・・・何言ってんの」
また翔ちゃんの発言の意味がわからず困惑する。
「いやーー、祐介に昨日同じことをやったらなんか張り合ってきて俺の首に力強く腕を回してきたからびっくりしたんだぜ。しかもその力が半端なく強かったから今首が痛いんだよ・・・」
翔ちゃんは首を回して痛みを和らげようとしている。
いやいや、そんなことよりも昨日だ。僕がこんなにがたいのいい翔ちゃんに対抗した!?
しかも翔ちゃんに力で勝ったとか本当なの!
この話はとても驚いた。
まず、ありえない。
だって握力も比べ物にならないくらい弱いし、ずっと走って筋肉をつけているサッカー部にだよ。
二人の話を聞いていると頭がパンクしそうなほど混乱する。
「しかもカラオケで歌った時の声が荒々しいし、俺とか言って口調がなんかヤンキーみたいになるし、本当に変だったぞ」
「うん、びっくりした。昨日なんか僕は胸ぐら掴まれてジュース取ってこいって脅されたよ。今までにみたことないくらい怖い目つきだったし・・・・」
「うう・・・・・」
なんか悪いことをした気がする。でも全然記憶にない。
LINEのことや今日の二人の話ぶりといい、昨日は本当にやばかったことを悟る。
一応、素直に謝った。
「なんかごめん。二人ともひどい目に合わして・・・・」
「いや、全然いいぞ。俺はそういう積極的な祐介も好きだったし」
「うん、僕も祐介の新しい一面をみれて嬉しかった。あんな祐介もいるんだね
ハッハハ!」
簡単に許してくれた。それ以上に僕のそんな姿も好きって言ってくれる。
僕はいい友人を持ったと思う。
昨日は変だったが、まぁ大丈夫。
そう安心していたが、これからもずっと後悔することになる・・・・
しばらくは楽しい高校生活を送っていた。しかし約1週間に一回のペースで、なぜか毎回学校の終わる放課後に意識がなくなる。
そして机の上に座った時に意識が戻る。
しかも毎回、翔ちゃんと優に迷惑をかけてしまう。それはいけないと思い、四回くらいこれを経験した時に病院へ行った。
病院にはおばあちゃんがついてきてくれる。
僕の家族はお父さん、おばあちゃん、そして僕の三人だけだ。おじいちゃんとお母さんは重い病によって早く死んでしまった。
お父さんも僕を大学に生かすため必死に働いている。だから家にはほとんどいなくていつもおばあちゃんと二人だ。
なんでも言うと、行動してくれる優しいおばあちゃんでとても大切な家族だ。
「おばあちゃん、僕たまに変な時あった?」
「ふーーーん、どうだろう。たまに変な時もあったような・・・・ まぁ、私の孫はとにかく可愛いのう」
話が逸れた。そして僕の頭を可愛がるように撫でてくる。
「こんなところで恥ずかしいからやめて」
「そうかい、すいませんね」
はにかんだ優しい笑顔を向けてくる。
「はぁー。僕真面目に聞いているから答えてよ。今結構悩んでいるからね」
「確かに、口調が少し変わっていたかもしれないけど祐介はいつものように優しかったよ」
おばあちゃんは僕がそこまで変わったとは言わなかった。
少し口調が変わっただけか・・・
二人と言っていることが少し違うな。
「村上祐介さん、どうぞ。こちらへきてください」
僕は看護師さんに呼ばれて周りが真っ白なお医者さんのいる部屋へと入って行った。
白い白衣を着て、パソコンをうっている医者が座っている。
「はい、今日はどうされましたか?」
僕は最近あった出来事や今悩んでいる病気のようなものを詳しく話した。その話をしっかり聞いてパソコンにメモしている。
「ってことがあるんですけどこれは何かわかりますか?」
しばらく医者は考えていたがすぐに答えを出した。
「はい、わかりました。たぶんあなたは解離性障害ですね」
「解離性障害?」
いまいちわからない単語を言われた。わからない病気ということもあり少し怖くなってきた。
「簡単に言うと二重人格になっているんですよ」
このことを聞いて少し安心した。そこまで重い病気じゃない。それでも友達に迷惑をかけるから早く治したいと思った。
「あの、これはどうやったら早く治るんですか?」
「そうですね・・・・ この病気はストレスや精神的な問題から起こるものなので、それを発散すると少しマシになると思います。人格を持っているのは一人だけだからすぐに良くなると思いますよ!
あっ、他にもノートを書いてお互いに対話をして共存している人もいますよ」
「あ、ありがとうございました」
簡単に受付を済ませて病院を出た。
「ストレス発散か・・・・」
そんなことを呟いていた。
ストレスを感じた生活をしているわけでもないし、辛い経験をしたことがないからなぜこの精神病になったのか理解できなかった。
逆にこの病気にかかった方がストレス溜まるんだけど・・・・
一応早く治すために、できるだけストレス発散することを今日から始めた。
学校が終わってからの記憶がほとんどない。
僕は何をやっていたのだろう・・・・
と、思っているとブーンとポケットに入っていたスマホが鳴り響く。
見ると翔ちゃんからのメッセージが届いていた。
「今日は楽しかったぜ。まさかお前があんな積極的で、いかつい言葉遣いするとは思わへんかったわ! 夜も遅いし俺は寝るわ。また明日な! おやすみ」
・・・・・・ん? 何のこと書いているんだろう・・・・
学校からの記憶がないから書いてある意味がわからなかった。
何か思い出そうとしたが思い出せず、明日二人に聞こうと思い、早めに寝た。
次の日、朝登校していると橋を歩いている優を見つけた。
「おーい、優おはよう!」
「おはよう祐介、昨日は面白かったよね」
「え? 昨日・・・」
「そうだよ昨日だよ」
「う、うん・・・・・」
記憶がないぶん、ぎこちない返事をする。
「あんな積極的な祐介、初めてみた気がするよ!」
「へぇー、積極的だったんだ・・・ ごめん、昨日の記憶がほとんどないんだ」
「えっ、マジなの? 」
「うん、マジ。だからどんなことしていたのか知り・・・・・」
「おーい! 何話してんだよ」
後ろから元気な声が聞こえるとともに力強く腕を首に回す。
「痛い痛い。翔ちゃん力が強いよ」
「あっ、そうだよな。これがいつものお前の反応だよな」
「えっ・・・・何言ってんの」
また翔ちゃんの発言の意味がわからず困惑する。
「いやーー、祐介に昨日同じことをやったらなんか張り合ってきて俺の首に力強く腕を回してきたからびっくりしたんだぜ。しかもその力が半端なく強かったから今首が痛いんだよ・・・」
翔ちゃんは首を回して痛みを和らげようとしている。
いやいや、そんなことよりも昨日だ。僕がこんなにがたいのいい翔ちゃんに対抗した!?
しかも翔ちゃんに力で勝ったとか本当なの!
この話はとても驚いた。
まず、ありえない。
だって握力も比べ物にならないくらい弱いし、ずっと走って筋肉をつけているサッカー部にだよ。
二人の話を聞いていると頭がパンクしそうなほど混乱する。
「しかもカラオケで歌った時の声が荒々しいし、俺とか言って口調がなんかヤンキーみたいになるし、本当に変だったぞ」
「うん、びっくりした。昨日なんか僕は胸ぐら掴まれてジュース取ってこいって脅されたよ。今までにみたことないくらい怖い目つきだったし・・・・」
「うう・・・・・」
なんか悪いことをした気がする。でも全然記憶にない。
LINEのことや今日の二人の話ぶりといい、昨日は本当にやばかったことを悟る。
一応、素直に謝った。
「なんかごめん。二人ともひどい目に合わして・・・・」
「いや、全然いいぞ。俺はそういう積極的な祐介も好きだったし」
「うん、僕も祐介の新しい一面をみれて嬉しかった。あんな祐介もいるんだね
ハッハハ!」
簡単に許してくれた。それ以上に僕のそんな姿も好きって言ってくれる。
僕はいい友人を持ったと思う。
昨日は変だったが、まぁ大丈夫。
そう安心していたが、これからもずっと後悔することになる・・・・
しばらくは楽しい高校生活を送っていた。しかし約1週間に一回のペースで、なぜか毎回学校の終わる放課後に意識がなくなる。
そして机の上に座った時に意識が戻る。
しかも毎回、翔ちゃんと優に迷惑をかけてしまう。それはいけないと思い、四回くらいこれを経験した時に病院へ行った。
病院にはおばあちゃんがついてきてくれる。
僕の家族はお父さん、おばあちゃん、そして僕の三人だけだ。おじいちゃんとお母さんは重い病によって早く死んでしまった。
お父さんも僕を大学に生かすため必死に働いている。だから家にはほとんどいなくていつもおばあちゃんと二人だ。
なんでも言うと、行動してくれる優しいおばあちゃんでとても大切な家族だ。
「おばあちゃん、僕たまに変な時あった?」
「ふーーーん、どうだろう。たまに変な時もあったような・・・・ まぁ、私の孫はとにかく可愛いのう」
話が逸れた。そして僕の頭を可愛がるように撫でてくる。
「こんなところで恥ずかしいからやめて」
「そうかい、すいませんね」
はにかんだ優しい笑顔を向けてくる。
「はぁー。僕真面目に聞いているから答えてよ。今結構悩んでいるからね」
「確かに、口調が少し変わっていたかもしれないけど祐介はいつものように優しかったよ」
おばあちゃんは僕がそこまで変わったとは言わなかった。
少し口調が変わっただけか・・・
二人と言っていることが少し違うな。
「村上祐介さん、どうぞ。こちらへきてください」
僕は看護師さんに呼ばれて周りが真っ白なお医者さんのいる部屋へと入って行った。
白い白衣を着て、パソコンをうっている医者が座っている。
「はい、今日はどうされましたか?」
僕は最近あった出来事や今悩んでいる病気のようなものを詳しく話した。その話をしっかり聞いてパソコンにメモしている。
「ってことがあるんですけどこれは何かわかりますか?」
しばらく医者は考えていたがすぐに答えを出した。
「はい、わかりました。たぶんあなたは解離性障害ですね」
「解離性障害?」
いまいちわからない単語を言われた。わからない病気ということもあり少し怖くなってきた。
「簡単に言うと二重人格になっているんですよ」
このことを聞いて少し安心した。そこまで重い病気じゃない。それでも友達に迷惑をかけるから早く治したいと思った。
「あの、これはどうやったら早く治るんですか?」
「そうですね・・・・ この病気はストレスや精神的な問題から起こるものなので、それを発散すると少しマシになると思います。人格を持っているのは一人だけだからすぐに良くなると思いますよ!
あっ、他にもノートを書いてお互いに対話をして共存している人もいますよ」
「あ、ありがとうございました」
簡単に受付を済ませて病院を出た。
「ストレス発散か・・・・」
そんなことを呟いていた。
ストレスを感じた生活をしているわけでもないし、辛い経験をしたことがないからなぜこの精神病になったのか理解できなかった。
逆にこの病気にかかった方がストレス溜まるんだけど・・・・
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