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異世界編-スノー編
否定(2)
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訪れた神聖教会……
約束《アポ》なしで……簡単に入れるような場所なのだろうか……
そんな、不安はあったが……
「どうなってるんだ……?」
あの日、俺とフィーリアが衝突した日のように、
あの争いが未だ続いているように……
「逃げろ……邪神の連中が再び攻めてきた……」
女の神聖騎士……
「ティセ……」
フィーリアはその女の名を呼ぶが……
女はそんな神代理の記憶が消されたように……
そして、彼女も、その神域魔力……その能力を持ち合わせていない。
過去改変……それに失敗した。
ミルザとクロノ……
「……事に焦っての結果か……」
俺はその有様を眺めながら……
「ふん……その真実を否定しようか」
遅れて俺の後ろからやってきたレイムはきょろきょろと周りを見ながら……
「……その過去改変の失敗……そのものが目的だったとしたら?」
俺もクリアもフィーリアも思わずレイムの方に振り返る。
「……簡単な真実《いつわり》だ……過去を改変した……その方法やその役者が誰なのかは詳しくはわからない……レス、君も他の連中もこの改変の失敗にという事実に何処に目をつける?」
その問いに……俺とクリアはフィーリアに目線を送り。
まぁ……そうねと言いたげに、フィーリアも小さく頷く。
「それじゃ……その過去改変に失敗したという連中は……それで全ての財産を失っているのか……」
まるで、何も知らない部外者は全て把握しているように……
「事実……これまで、そのミルザという女とクロノという男が神聖教会を襲わなかったのは何故だ?」
それがわかれば苦労しないが……
「フィーリア……神代理が居たから手が出せなかったんだろ?」
「だったら……なぜ、そんなモノを彼ら自身が作った?」
鋭く返される……
「……そもそも、フィーリアが神代理として存在すれば、彼らの目的は達成されていたからだろ……」
俺は、そうフィーリアを見る。
「だったら……なぜ、神代理なんてものを作らず、神聖教会を攻めなかった?」
「その……力が当時の兄とミルザさんに無かったから……でしょうか」
クリアが代わりに答える。
「うん……ならば、今に話を戻そう……なぜ当時それが、できなかった彼らは今行動を起こしたのか……」
………本当にこれまでの神代理がただのフェイクだったと言う様に……
ただの……偽りだったというように……
彼女の言葉はただ否定を続ける。
「今……彼らが……過去改変前に持っていなかったモノ……失敗して戻った世界で彼らが振るっているものは何か……そもそも、フィーリアちゃん、私はあなたが神代理として召喚された世界を知らない……でも……そのあなたの過去《きおく》を語る上で不自然で不要だったものは無かったかい?」
「エリード?」
脳裏に横切る男……
「……過去改変が目的じゃなく、エリードに……邪神《そ》の力を与えるのが目的だったってことか」
俺もようやくその真実に辿り着く。
確かに過去改変にエリードを共に過去に召喚する必要はあったのか……
監視か何かに呼ばれたのかと……恐らくフィーリアも考えていたのだろう。
この世界に抗うための力を……
過去改変に失敗した彼らは事実……まだ手にしている。
「まぁ……あくまであんたたちの見ている答えを否定しただけ……事実じゃない」
レイムはそう自分の憶測だと言うが……
ほぼ……俺の中では今までの俺の考えの中で一番に答えに近い。
「わぁ……天才すごぉ」
フィーリアが皮肉か本気かわからないトーンで彼女を褒める。
神代理という野望を打ち砕き、同時に邪神を捻じ伏せた……
だから……それが……自分たちの勝利みたいな認識だったのかもしれない。
それも……全部……目的のうち……
「一枚も二枚も……向こうが上手だったってことか」
ミルザとクロノの顔を思い出す。
それで、その力で……
現実を……改変するつもりなのだろうか。
本来の目的の……
黒き翼……あのキツネ面が災害と呼ばれない世界を作るために……
「くっそ……わかんねぇ……」
俺は頭を抱えながら……
「あら……あなたの頭の悪さは知っています、せっかく天才が居るのだから聞いてみたらどうです」
意地悪そうにフィーリアが俺に言う。
「うるさい……このまま邪魔しない方がさ……俺たちも幸せなんじゃないかって……」
彼らがこのまま目的を達成すれば、キツネ面も……クリアも……その使命から解き放たれる。
「さて……この世界の理や柵ってのはそんなに簡単な事でしょうか」
フィーリアはそう答え……一歩前に進むと……
「どうします……先に行くのですか?」
能力のほとんどを失っているフィーリアは、そんな争いの中を恐れる事無く進もうとする。
「……いいよ……答えはそれを見てから決めるさ」
俺はフィーリアの前に歩き、先頭を切るように歩く。
再び踏み入れる神聖教会……
最初の部屋……
真っ白な正方形の部屋。
「お腹空いた……だりぃ……」
顔に刺青の入った女性……
「さっさと……どけてくれる?邪魔だな、いい加減」
対峙している男。
数日前までフィーリアに力を封じられていた邪神側の人間。
「だりぃ……誰ぇ?」
ソルテは目の前の男から目を反らすと入ってきた俺たちを見る。
「悪い……取りあえず今回は敵対するつもりはない」
俺は無意味に両手をあげながら彼女にそう告げる。
「……だったら、こいつを黙らせるから、そこで大人しくしててよ」
だるそうに斧をいつの間にか手に握ると……
「偽れ……それより凄い武器……」
男はソルテの持つ斧を左手で指差しながら……右手には彼女の持つ斧より一回り大きい斧を持っている。
「だる……なにそれ」
ぶつかりあった両者の斧は……ソルテの持つ斧だけが砕けるように消え去る。
「残念……君の魔力では俺の嘘は見抜けない」
ゆっくりとソルテを見る男は……
「ジネス=ライ……」
男はそう自分の名を名乗る。
「重刃手裏剣《ハープン》……」
前の神域魔力としての威力は持たない……
それでも、彼女が犠牲にしてきた魔力はまだ彼女の中にある。
「偽れ……それを防げるだけの壁」
そんな雑な言葉で彼はそれらを防いでいく。
「オトネ……タイプ……言葉を力に変換する力か……」
もちろん、それも魔力に比例するだけの力なのだろうが……
邪神……その魔力を手にしている彼ら……
「偽れ……彼女を突き破る凶器」
その言葉と共に、ジネスの周囲に薄紫色に輝くナイフが浮いている。
「……」
だるそうに諦めたようにソルテはそれを眺める。
が……俺の結界がそれを防ぐ。
「だるぅ……恩とか売られると迷惑なのに……」
ソルテがだるそうにこちらを見る。
「レス、いいのか……否定するのはそっちで……」
遠巻きにただ、ソルテとジネスを見てレイムが言う。
「まぁ……助けるなら……そっちだろ」
俺はそう後ろのレイムに言いながら、繰り出すジネスの攻撃を無効化する。
「なるほど……でも、君の魔力では俺の嘘は防げない」
俺の結界を突き破る攻撃を……
「参ります……」
クリアの矢と、俺はフィルの魔力で作り出した鎌で叩き落す。
「さて……なぜ、君たちは神聖教会《そっち》に味方をする……クロノの言っていた連中だろ……」
ジネスは俺を見て訪ねる。
「だったら、なぜ、あんたは邪神《そっち》の味方をする?」
そんな俺の返しに……
「世界を正すだけだ……神がこんなだと言うのなら……俺たちは邪神として世界を偽り正しく修正する……」
ジネスは俺の問いに迷う事無く答える。
「偽れ……お前らの魔力は……すでに把握した……俺はただ、それ以上の嘘を魔力にするだけだ」
ジネスは右手を前に構える。
薄紫色の魔力の塊が、その手のひらの前に集まっていく。
俺は思わず生唾を飲み込む。
偽り無くその嘘は俺の能力を上回る。
どう……乗り切る……
「だったら……私がその真実を否定する……」
後方でレイムがこちらに向けて言い放つ。
「確かに高い魔力で……その魔力の分解、計算には時間を要した」
そんな謎めいた発言をレイムは続けながら……
白衣のそでで半分隠れた手を伸ばす。
「……答えは出た……私が能力《しんじつ》を否定《ぜろ》にする」
ドンっと強い衝撃がジネスを通り過ぎる。
何が起きたのかはその場に居る誰もが理解できていない。
「……偽れっ」
消滅した魔力を再び手のひらに集める。
「……無駄だ……能力《それ》は私に否定された……」
ゆっくりとレイムはこちらに歩いてくる。
「私の理解を超えない限り……私の前で二度とその力は使えない……」
ジネスの能力をレイムが否定する。
「私は……全てを否定する、だからその程度の言葉《いつわり》など……私の理解《のうりょく》を……超えられない……否定《ぜろに》する……」
一瞬……ぐにゃりと歪んだジネスの目の前が……パンっという強い衝撃と音で……
錯覚から目が覚める。
「馬鹿な……そんな真似……」
懸命に能力を出そうとするが……それは適わない。
「安易に強力な能力は……否定しやすいのさ」
レイムがジネスを見下ろすように言う。
「くっそぉーーーっ」
能力を失った拳で、ジネスがレイムに襲い掛かるが……
その間に、俺とソルテは割ってはいる。
そして、俺の結界をまとった右手が……
ソルテの作った両刃の斧がジネスを捕らえ吹き飛ばす。
それを防ぐ魔力を持たぬジネスは壁に叩きつけられるように、
呆気なく蹲る。
黙って立つソルテの横を通り過ぎるように、俺たちは次の部屋を目指した。
約束《アポ》なしで……簡単に入れるような場所なのだろうか……
そんな、不安はあったが……
「どうなってるんだ……?」
あの日、俺とフィーリアが衝突した日のように、
あの争いが未だ続いているように……
「逃げろ……邪神の連中が再び攻めてきた……」
女の神聖騎士……
「ティセ……」
フィーリアはその女の名を呼ぶが……
女はそんな神代理の記憶が消されたように……
そして、彼女も、その神域魔力……その能力を持ち合わせていない。
過去改変……それに失敗した。
ミルザとクロノ……
「……事に焦っての結果か……」
俺はその有様を眺めながら……
「ふん……その真実を否定しようか」
遅れて俺の後ろからやってきたレイムはきょろきょろと周りを見ながら……
「……その過去改変の失敗……そのものが目的だったとしたら?」
俺もクリアもフィーリアも思わずレイムの方に振り返る。
「……簡単な真実《いつわり》だ……過去を改変した……その方法やその役者が誰なのかは詳しくはわからない……レス、君も他の連中もこの改変の失敗にという事実に何処に目をつける?」
その問いに……俺とクリアはフィーリアに目線を送り。
まぁ……そうねと言いたげに、フィーリアも小さく頷く。
「それじゃ……その過去改変に失敗したという連中は……それで全ての財産を失っているのか……」
まるで、何も知らない部外者は全て把握しているように……
「事実……これまで、そのミルザという女とクロノという男が神聖教会を襲わなかったのは何故だ?」
それがわかれば苦労しないが……
「フィーリア……神代理が居たから手が出せなかったんだろ?」
「だったら……なぜ、そんなモノを彼ら自身が作った?」
鋭く返される……
「……そもそも、フィーリアが神代理として存在すれば、彼らの目的は達成されていたからだろ……」
俺は、そうフィーリアを見る。
「だったら……なぜ、神代理なんてものを作らず、神聖教会を攻めなかった?」
「その……力が当時の兄とミルザさんに無かったから……でしょうか」
クリアが代わりに答える。
「うん……ならば、今に話を戻そう……なぜ当時それが、できなかった彼らは今行動を起こしたのか……」
………本当にこれまでの神代理がただのフェイクだったと言う様に……
ただの……偽りだったというように……
彼女の言葉はただ否定を続ける。
「今……彼らが……過去改変前に持っていなかったモノ……失敗して戻った世界で彼らが振るっているものは何か……そもそも、フィーリアちゃん、私はあなたが神代理として召喚された世界を知らない……でも……そのあなたの過去《きおく》を語る上で不自然で不要だったものは無かったかい?」
「エリード?」
脳裏に横切る男……
「……過去改変が目的じゃなく、エリードに……邪神《そ》の力を与えるのが目的だったってことか」
俺もようやくその真実に辿り着く。
確かに過去改変にエリードを共に過去に召喚する必要はあったのか……
監視か何かに呼ばれたのかと……恐らくフィーリアも考えていたのだろう。
この世界に抗うための力を……
過去改変に失敗した彼らは事実……まだ手にしている。
「まぁ……あくまであんたたちの見ている答えを否定しただけ……事実じゃない」
レイムはそう自分の憶測だと言うが……
ほぼ……俺の中では今までの俺の考えの中で一番に答えに近い。
「わぁ……天才すごぉ」
フィーリアが皮肉か本気かわからないトーンで彼女を褒める。
神代理という野望を打ち砕き、同時に邪神を捻じ伏せた……
だから……それが……自分たちの勝利みたいな認識だったのかもしれない。
それも……全部……目的のうち……
「一枚も二枚も……向こうが上手だったってことか」
ミルザとクロノの顔を思い出す。
それで、その力で……
現実を……改変するつもりなのだろうか。
本来の目的の……
黒き翼……あのキツネ面が災害と呼ばれない世界を作るために……
「くっそ……わかんねぇ……」
俺は頭を抱えながら……
「あら……あなたの頭の悪さは知っています、せっかく天才が居るのだから聞いてみたらどうです」
意地悪そうにフィーリアが俺に言う。
「うるさい……このまま邪魔しない方がさ……俺たちも幸せなんじゃないかって……」
彼らがこのまま目的を達成すれば、キツネ面も……クリアも……その使命から解き放たれる。
「さて……この世界の理や柵ってのはそんなに簡単な事でしょうか」
フィーリアはそう答え……一歩前に進むと……
「どうします……先に行くのですか?」
能力のほとんどを失っているフィーリアは、そんな争いの中を恐れる事無く進もうとする。
「……いいよ……答えはそれを見てから決めるさ」
俺はフィーリアの前に歩き、先頭を切るように歩く。
再び踏み入れる神聖教会……
最初の部屋……
真っ白な正方形の部屋。
「お腹空いた……だりぃ……」
顔に刺青の入った女性……
「さっさと……どけてくれる?邪魔だな、いい加減」
対峙している男。
数日前までフィーリアに力を封じられていた邪神側の人間。
「だりぃ……誰ぇ?」
ソルテは目の前の男から目を反らすと入ってきた俺たちを見る。
「悪い……取りあえず今回は敵対するつもりはない」
俺は無意味に両手をあげながら彼女にそう告げる。
「……だったら、こいつを黙らせるから、そこで大人しくしててよ」
だるそうに斧をいつの間にか手に握ると……
「偽れ……それより凄い武器……」
男はソルテの持つ斧を左手で指差しながら……右手には彼女の持つ斧より一回り大きい斧を持っている。
「だる……なにそれ」
ぶつかりあった両者の斧は……ソルテの持つ斧だけが砕けるように消え去る。
「残念……君の魔力では俺の嘘は見抜けない」
ゆっくりとソルテを見る男は……
「ジネス=ライ……」
男はそう自分の名を名乗る。
「重刃手裏剣《ハープン》……」
前の神域魔力としての威力は持たない……
それでも、彼女が犠牲にしてきた魔力はまだ彼女の中にある。
「偽れ……それを防げるだけの壁」
そんな雑な言葉で彼はそれらを防いでいく。
「オトネ……タイプ……言葉を力に変換する力か……」
もちろん、それも魔力に比例するだけの力なのだろうが……
邪神……その魔力を手にしている彼ら……
「偽れ……彼女を突き破る凶器」
その言葉と共に、ジネスの周囲に薄紫色に輝くナイフが浮いている。
「……」
だるそうに諦めたようにソルテはそれを眺める。
が……俺の結界がそれを防ぐ。
「だるぅ……恩とか売られると迷惑なのに……」
ソルテがだるそうにこちらを見る。
「レス、いいのか……否定するのはそっちで……」
遠巻きにただ、ソルテとジネスを見てレイムが言う。
「まぁ……助けるなら……そっちだろ」
俺はそう後ろのレイムに言いながら、繰り出すジネスの攻撃を無効化する。
「なるほど……でも、君の魔力では俺の嘘は防げない」
俺の結界を突き破る攻撃を……
「参ります……」
クリアの矢と、俺はフィルの魔力で作り出した鎌で叩き落す。
「さて……なぜ、君たちは神聖教会《そっち》に味方をする……クロノの言っていた連中だろ……」
ジネスは俺を見て訪ねる。
「だったら、なぜ、あんたは邪神《そっち》の味方をする?」
そんな俺の返しに……
「世界を正すだけだ……神がこんなだと言うのなら……俺たちは邪神として世界を偽り正しく修正する……」
ジネスは俺の問いに迷う事無く答える。
「偽れ……お前らの魔力は……すでに把握した……俺はただ、それ以上の嘘を魔力にするだけだ」
ジネスは右手を前に構える。
薄紫色の魔力の塊が、その手のひらの前に集まっていく。
俺は思わず生唾を飲み込む。
偽り無くその嘘は俺の能力を上回る。
どう……乗り切る……
「だったら……私がその真実を否定する……」
後方でレイムがこちらに向けて言い放つ。
「確かに高い魔力で……その魔力の分解、計算には時間を要した」
そんな謎めいた発言をレイムは続けながら……
白衣のそでで半分隠れた手を伸ばす。
「……答えは出た……私が能力《しんじつ》を否定《ぜろ》にする」
ドンっと強い衝撃がジネスを通り過ぎる。
何が起きたのかはその場に居る誰もが理解できていない。
「……偽れっ」
消滅した魔力を再び手のひらに集める。
「……無駄だ……能力《それ》は私に否定された……」
ゆっくりとレイムはこちらに歩いてくる。
「私の理解を超えない限り……私の前で二度とその力は使えない……」
ジネスの能力をレイムが否定する。
「私は……全てを否定する、だからその程度の言葉《いつわり》など……私の理解《のうりょく》を……超えられない……否定《ぜろに》する……」
一瞬……ぐにゃりと歪んだジネスの目の前が……パンっという強い衝撃と音で……
錯覚から目が覚める。
「馬鹿な……そんな真似……」
懸命に能力を出そうとするが……それは適わない。
「安易に強力な能力は……否定しやすいのさ」
レイムがジネスを見下ろすように言う。
「くっそぉーーーっ」
能力を失った拳で、ジネスがレイムに襲い掛かるが……
その間に、俺とソルテは割ってはいる。
そして、俺の結界をまとった右手が……
ソルテの作った両刃の斧がジネスを捕らえ吹き飛ばす。
それを防ぐ魔力を持たぬジネスは壁に叩きつけられるように、
呆気なく蹲る。
黙って立つソルテの横を通り過ぎるように、俺たちは次の部屋を目指した。
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