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16 初体験の感想
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「最っっ高だったわ…。」
「ど、どんな?」
ガーデンパーティが開けて三日後、突然消えたコーラルと蜂太郎の噂は参加カップルの間で話題になり、あぁやこうやと話の種になっている。
そんな中、コーラルの唯一の友達、牡丹の金のアリアナ・美奈・城崎が手土産にハイブランドとのコラボ商品のチョコレートを携え、噂の真相を探るべく勇足でやってきた。…と言っても、コーラルは喋る気満々。部屋ではただならぬ空気が漂う。
「手を引かれて(引っ張って)、裏門に走って行ったわ。お母様や他の人の目なんか気にせずに、ね。」
「うんうん、」
「それから街中を夢中で走ったわ。ひとつの事を思いながら…(空腹)」
「ふたり、同じことを考えながら、ね?(愛だわ、愛!)」
「そう…。どうしても手に入れたかったの。早く私のものに、私の身体に入れたかった。」
「(過激だな。)…で?」
「息も切れ切れになりながら、やっと辿り着いたの。その前で、私はこれにする、蜂太郎はこちらにするって、意見は多少違ったけれど、最終的には…入ったわ。」
「う…うん、」
「服が汚れることなんか気にせず夢中で口を動かしたわ。口から溢れる甘い汁(たれ)を拭うのも忘れて…、」
「か、彼も夢中で?」
「えぇ。彼も今までに見たことない、想像できないほどにそれを持ち上げて、指が入ってるのに…汁も飛び散ってるのに夢中でね。」
「お、おぉ…。」
「彼はジャケットを脱いで、ネクタイも緩めてボタンを外した。「コーラルも脱いだ方がいいよ。」って言われて。私も脱いだわ。」
「うんうん。」
「こんな姿、誰にも見せたことなんてなかったから恥ずかしかったけれど、もう…止まらなかったの。」
「へ、へぇ…そんなに良かったんだぁ。」
「いつもはひとりでしてたんだけど、こうも他人とすると違うのね。感想も言えるし、ふだん思っていた疑問なんかも打ち明けたわ。」
「ど、どんなこと?」
「そうね…。紅くなるのが気になってたけど、それも美味しさのスパイスになるよ(紅生姜)とか、いつもの物が飽きちゃって最近はいろいろ入ってる物にしているんだけど(豚汁)って言ったら、彼も苦手だけど味が変わって口に入れやすい(野菜)…って。」
「か、過激ね。」
「そうなの。彼、それにスパイス(七味)をたくさん使ってね。口に入れ過ぎて咽せちゃったから、私のを一口あげたの。(お茶)」
「うわぁ…。」
「そしたら勢いよく飲み干して。動く喉元に色気を感じたわ…。」
「…で、で?」
「最後に味が違う物が欲しいって、場所を移動したの。甘くて、どろっとして、口の周りにまとわりついても気にせず吸引し続けたら、彼が「そんなに好きなんだね、可愛いね。」…って。改めて、なんだか恥ずかしくなっちゃって。」
「ほ、本当よ!散々恥ずかしいことしておいて!」
「そうよね。誰かに見られていたら大変だったわ。もしかしたら、金を剥奪されていたかもしれない。でも、こんなこと初めてだし…。」
「…彼も初めてだったのかしら?」
「クリームをのせるのは初めてだったみたいだけど、「美味しい、こんなに合うなんて。」って感動してたわ。」
「く、クリームのせたの?」
「えぇ。最後にたっぷりとね。吸えないから指で掬ったり直接口を付けたりしちゃったけど、鼻とかにまで付いてケラケラ笑い合ったの。楽しかったわ~。」
「こ、興奮するわね。」
「最後の最後まで飲み干したいって無理に吸引したの。そしたら奥まで刺さったみたいでね(ストロー)、ゔっ、て喘いでたわ。それもなんだか可愛くって。」
「う、うん。」
「それから激しかったわ。今まで口にした物全てが出ちゃうんじゃないかってくらい動き回って。私も彼のためにあんなに動いたのは初めて。(店内の紙ナプキンをごっそり回収)」
「おぉ…。」
「そしたら、急に動きが止まってね。どうしたのかしら?って彼の顔を覗いたの。そしたら出血してて!(ストローもろ刺し)」
「えぇっ!?そんなに激しく動いたの?」
「初めてだったからわからなかったみたい。彼、欲をかいてゼリー(コーヒーゼリー)まで入れてたから、勢い余っちゃったのね。…バカよねぇ。」
「ゼリー…。か、彼はその後大丈夫だったの?」
「そこ(口)を抑えてトイレへ駆け込んだわ。しばらく出てこなかったけど。でも大したことなかったの。ちょっと擦っただけだって、大袈裟よね?」
「擦り傷を負ったのね…。(そうとう激しかったんだわ)」
「私は笑い過ぎちゃって、少し不機嫌な顔になってたけれど。気にせずまた来ましょうね、って約束したの。次は私もゼリーを入れるわ。」
「や、やめなさいよ!無茶は良くないわ!」
「そ、そうかしら?…彼も味はあまり変わらなかったって言ってたし…、」
「そ、そうよ。女性はあまり入れる物じゃないわ。」
「そうなの?…確かに身体が冷えちゃうしね。次回もクリームとシロップだけにするわ…。」
「……。(シロップも使ってたの?)」
コーラルの初体験は、特殊な経験談としてアリアナに衝撃を与えたようだ。アリアナはその後、ガーデンパーティの噂を他の人ともすることはなかった。
「ど、どんな?」
ガーデンパーティが開けて三日後、突然消えたコーラルと蜂太郎の噂は参加カップルの間で話題になり、あぁやこうやと話の種になっている。
そんな中、コーラルの唯一の友達、牡丹の金のアリアナ・美奈・城崎が手土産にハイブランドとのコラボ商品のチョコレートを携え、噂の真相を探るべく勇足でやってきた。…と言っても、コーラルは喋る気満々。部屋ではただならぬ空気が漂う。
「手を引かれて(引っ張って)、裏門に走って行ったわ。お母様や他の人の目なんか気にせずに、ね。」
「うんうん、」
「それから街中を夢中で走ったわ。ひとつの事を思いながら…(空腹)」
「ふたり、同じことを考えながら、ね?(愛だわ、愛!)」
「そう…。どうしても手に入れたかったの。早く私のものに、私の身体に入れたかった。」
「(過激だな。)…で?」
「息も切れ切れになりながら、やっと辿り着いたの。その前で、私はこれにする、蜂太郎はこちらにするって、意見は多少違ったけれど、最終的には…入ったわ。」
「う…うん、」
「服が汚れることなんか気にせず夢中で口を動かしたわ。口から溢れる甘い汁(たれ)を拭うのも忘れて…、」
「か、彼も夢中で?」
「えぇ。彼も今までに見たことない、想像できないほどにそれを持ち上げて、指が入ってるのに…汁も飛び散ってるのに夢中でね。」
「お、おぉ…。」
「彼はジャケットを脱いで、ネクタイも緩めてボタンを外した。「コーラルも脱いだ方がいいよ。」って言われて。私も脱いだわ。」
「うんうん。」
「こんな姿、誰にも見せたことなんてなかったから恥ずかしかったけれど、もう…止まらなかったの。」
「へ、へぇ…そんなに良かったんだぁ。」
「いつもはひとりでしてたんだけど、こうも他人とすると違うのね。感想も言えるし、ふだん思っていた疑問なんかも打ち明けたわ。」
「ど、どんなこと?」
「そうね…。紅くなるのが気になってたけど、それも美味しさのスパイスになるよ(紅生姜)とか、いつもの物が飽きちゃって最近はいろいろ入ってる物にしているんだけど(豚汁)って言ったら、彼も苦手だけど味が変わって口に入れやすい(野菜)…って。」
「か、過激ね。」
「そうなの。彼、それにスパイス(七味)をたくさん使ってね。口に入れ過ぎて咽せちゃったから、私のを一口あげたの。(お茶)」
「うわぁ…。」
「そしたら勢いよく飲み干して。動く喉元に色気を感じたわ…。」
「…で、で?」
「最後に味が違う物が欲しいって、場所を移動したの。甘くて、どろっとして、口の周りにまとわりついても気にせず吸引し続けたら、彼が「そんなに好きなんだね、可愛いね。」…って。改めて、なんだか恥ずかしくなっちゃって。」
「ほ、本当よ!散々恥ずかしいことしておいて!」
「そうよね。誰かに見られていたら大変だったわ。もしかしたら、金を剥奪されていたかもしれない。でも、こんなこと初めてだし…。」
「…彼も初めてだったのかしら?」
「クリームをのせるのは初めてだったみたいだけど、「美味しい、こんなに合うなんて。」って感動してたわ。」
「く、クリームのせたの?」
「えぇ。最後にたっぷりとね。吸えないから指で掬ったり直接口を付けたりしちゃったけど、鼻とかにまで付いてケラケラ笑い合ったの。楽しかったわ~。」
「こ、興奮するわね。」
「最後の最後まで飲み干したいって無理に吸引したの。そしたら奥まで刺さったみたいでね(ストロー)、ゔっ、て喘いでたわ。それもなんだか可愛くって。」
「う、うん。」
「それから激しかったわ。今まで口にした物全てが出ちゃうんじゃないかってくらい動き回って。私も彼のためにあんなに動いたのは初めて。(店内の紙ナプキンをごっそり回収)」
「おぉ…。」
「そしたら、急に動きが止まってね。どうしたのかしら?って彼の顔を覗いたの。そしたら出血してて!(ストローもろ刺し)」
「えぇっ!?そんなに激しく動いたの?」
「初めてだったからわからなかったみたい。彼、欲をかいてゼリー(コーヒーゼリー)まで入れてたから、勢い余っちゃったのね。…バカよねぇ。」
「ゼリー…。か、彼はその後大丈夫だったの?」
「そこ(口)を抑えてトイレへ駆け込んだわ。しばらく出てこなかったけど。でも大したことなかったの。ちょっと擦っただけだって、大袈裟よね?」
「擦り傷を負ったのね…。(そうとう激しかったんだわ)」
「私は笑い過ぎちゃって、少し不機嫌な顔になってたけれど。気にせずまた来ましょうね、って約束したの。次は私もゼリーを入れるわ。」
「や、やめなさいよ!無茶は良くないわ!」
「そ、そうかしら?…彼も味はあまり変わらなかったって言ってたし…、」
「そ、そうよ。女性はあまり入れる物じゃないわ。」
「そうなの?…確かに身体が冷えちゃうしね。次回もクリームとシロップだけにするわ…。」
「……。(シロップも使ってたの?)」
コーラルの初体験は、特殊な経験談としてアリアナに衝撃を与えたようだ。アリアナはその後、ガーデンパーティの噂を他の人ともすることはなかった。
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