Brain Nunber

藤岡 志眞子

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number.14 Brain Number Children

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Brain Number Children(ブレインナンバーチルドレン)、略してBNC。
この子供達は今現在五人いる。子供のうちはブレインナンバーを使わなくても投薬で効果が出るため煩わしくない。
しかし、間違った分量を投薬すると死に至る。
何人か死んでしまったので、分量、成分を見直すため研究していたのだが、薬の開発者である小皆教授が消えてしまった。
最初の段階で創られた五人のBNCは現在順調であるため問題はない。
七人目あたりでブレインナンバーの使用も停止、投薬実験も停止している。

BNCの個体は全員グラジオラスの子供だった。一人目はいちばん若く効果が出やすいとみて投薬を試みた。しかし目立った効果は出ず、今のところは保留だ。
次に双子の兄弟の弟の方。気が優しく感情に流されやすい傾向にあったが、投薬後サイコパスの面が出始め、将来的にBrain number.8(以下、BN.とする)にする方向である。
三人目は兄の方。元々感情を表に出さず、教官の言うことにも従い必要性がないと見送るつもりだったのだが、思春期に入った頃彼が同性愛者(ゲイ)であることがわかった。
梅田はLGBTに嫌悪しており、その矯正として使うと判断した。結果として恋愛対象が異性に移ったことから成功とみなした。
四人目はいちばん年上の少年。彼は教官や上司に対し異常なまでの敵対心を持つところがあったため、矯正として使用した。
結果、反抗的な態度や思考は減り、意にそぐわない仕事も真面目にこなすようになった。
最後、五人目は女の子。彼女は心に深い傷を負っていて、トラウマが原因で思うようなパフォーマンスができなかった。他にも他人に対しての執拗なまでの興味や苦手意識の強い分野に対しての改善として用いた。
結果、パフォーマンス向上には効果が出てきたが、他の懸念点には効果が出ていない模様である。

効果の出方にも個人差がある。六人目はブレインナンバー初の実験人物で、菊本の指示の元、記憶の書き換えとして使用した。結果、身体的に負担のかかる経験までもきれいに忘却し成功した。
七人目は失敗。実験中に死んでしまった。
最後の八人目は、実験途中で小皆教授が消えてしまったのでデータが取れていない。
その女性は、ロサ製薬の梅田のお気に入りであった。そもそもBN.7にして、従順で裏切らず一途に愛してくれるようにプログラミングする予定であった。
しかし今は、ブレインナンバーから出る事もできず、目を開ける事も話す事もできない。
梅田は躍起になって菊本を半ば脅し、小皆教授の行方を追わせ、パスワードの解読を推し進めた。
なので今現在は計画は一時停止状態である。

自分の欲望のために人の脳を操作する。
地球上でいちばん許されない行為を三人の男はやっていた。
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