幼馴染みの2人は魔王と勇者〜2人に挟まれて寝た俺は2人の守護者となる〜

海月 結城

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クリエイ王国入国

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 あれから、フォレスたちと合流したセンリたちは元ノウェール王国を発とうとしていた。

「サレイはこれからどうするの?」
「私も旅に出ようと思うよ」
「一人で?」
「違うよ。メインドも一緒だよ」
「それなら安心だね」

 今まで、部屋の中で過ごしていたサレイが旅に出るなんて、少し怖い。
 けど、メインドが一緒なら安心できる。

「フォレス様、カリーナ様、リュクス様、どうかセンリ様をよろしくお願いします」
「もちろんです」
「任せてください」
「……不服だが」

 二人と別れた後、僕は少し悩んでることをノルメに聞いてみた。

「これから、ノルメとセンリ、どっちで呼んだらいいの?」
「ノルメで!」

 ノルメは即答で答えた。

「次会うときは、ノルメに統一してもらうよ」

 あれから、一か月が経過して僕たちは次の目的地クリエイ王国に入国していた。
 クリエイ王国は鉱石を輸出などして稼いでいる。
 クリエイ王国の鉱石には魔力が宿ることが多い。魔石とは少し違う。体の調子が良くなったするのが、クリエイ王国の鉱石だ。
 そして、普通の鉱石よりも加工が難しい。
 なので、クリエイ王国の加工師は物凄く貴重なのだ。

 僕たちはクリエイ王国の端にある街、クク―レイに入った。
 身分証とギルドカードを見せると特に問題なく入ることが出来た。
 それと同時に、門番にギルドの場所も教えてもらった。

「ギルドは、この道をまっすぐに進んでもらって、角にあるパン屋の方向に曲がって少し行くとギルドがあります」
「教えていただいてありがとうございます」
「もし、他に聞きたいこととか有りますか?」

 そこで、手を挙げたのはカリーナだった。

「はい! 鉱石とか買える場所ありますか?」
「もちろんありますよ。ギルドまでは同じ道順ですが、そこから更にまっすぐ進んで花屋があるのでその角を右に進みます。その後、直ぐに左に曲がってください。そこにありますよ」

 門番に言われた道順でギルドに向かった。
 ギルドに行く間にこれからどうするか話していた。

「ギルドに行った後どうする?」
「私、宝石屋行きたい!」
「私も行きたいです」
「僕は、宿屋探さないと。お金にも余裕はあるから少しいいところ探そうと思うんだ」
「俺は少しこの街を散策でもしてようかな」
「分かった。それじゃ、ギルドでの用事が終わったら自由行動で!」

 ギルドに到着した僕たちは、ギルドカードを渡して移動してきたことを伝えた。

「了解しました。では、これから期待していますよ」

 僕たちはギルドに登録したけど、ほとんどギルドの依頼を受けていない。なので、全くと言っていいほどランクが上がっていない。まだ、最低ランクのCランクだ。
 さて、ギルドでやることがもう一つある。ノルメのギルドカードを作ることだ。
 これは、今日じゃなくてもいい。予約でもできればそれでいい。

「ギルドへの登録ですね。少し待ってください」

 受付嬢は手元の日程表を確認して苦い顔をしていた。

「えっと、ギルドへの登録なんですけど、二週間先じゃないと出来ないんですけど、良いですか?」
「ちょっと待ってくださいね」

 みんなを集めて話し合いを始めた。

「話聞いてた?」
「「「聞いてなかった」」」

 こいつら……まぁいいよ。
 さっき、受付嬢に受けた説明をすると、みんな悩んでいた。

「二週間か」
「そうなんだよ。微妙に長いんだよ」
「私は、そうだな。速く首都に行きたいからな」
「私も、首都に行きたい」
「それじゃ、ここでは受けないってことで良いね」

 その場では受けず、別のところで受けることにした。

「そうですか。それでは、またのご利用お待ちしてます」

 ここからは、自由行動になった。カリーナとノルメが宝石屋に、リュクスは街の散策に、僕はその場に留まった。

「それじゃ、ギルドに集合で!」

 みんなと別れた後、気になることがあったので受付嬢に話しかけた。

「受付嬢さん」
「はい? なんですか?」
「なんでこんなにギルド登録者多いんですか? そこまで冒険者っていい職業じゃないじゃないですか」
「そうですね。色々ありますが、三週間後にクリエイ王国の王都で鉱石採掘祭が行われるんですよ。冒険者はそこで警備隊として参加できるんですよ。そうすると、参加費としてお金とランダムで鉱石を貰えるんですよ」
「その為に、ここで冒険者登録する人が多いんですね」
「そうよ。あの子もそうだと思ったけど、違うみたいね」

 いい情報も聞けたし、おススメの宿屋を聞いてギルドを後にした。
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