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第10話:疱瘡神
第46章:屋烏之愛(おくうのあい)
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【屋烏之愛】きわめて愛情の深いこと、また偏愛・溺愛のたとえ。
愛がめっちゃ深くて、そのひとにまつわる何もかも好き好き♡、みたいな。
♡ーーーーー♡
私は、お兄ちゃんのことが大好きだった。
パパやママは優しかったけど、成長するにつれて、私はその優しさに疑問を持っていった。彼らの優しさは、私への愛情というよりは、何か距離を取っている・・・もっというと、怖がっている、という印象だったからだ。
たとえば、私が何かイタズラをしたとき、パパは一瞬眉間にシワを寄せるけど、すぐに頭を振って、それからにこりと笑って「大丈夫だよ、真白。真白は何も悪くないよ」などと言うのだ。
私は滅多にわがままを言わなかったが、それでも子供心にほしい玩具などはあった。久しぶりに街に連れ出してもらい、デパートなどで見ると欲しくてたまらないものなどもあったのだ。
「あれ買って!」
駄々をこねる。すると、ママは顔を曇らせ、パパを見る。パパが少し呆れた顔をして、そして、何を言われることもなく、その玩具は私のものになった。
お友達がバレエを習っていて、それが羨ましいと言うと、すぐに習い事が手配され、送迎までついた。お茶やお琴なども習わせてもらえた。お琴は最初は楽しかったけど、すぐに飽きてしまい、やめたい、と言ったら、これもすぐにやめさせてくれた。
その一方で、お兄ちゃんの希望はほとんど叶えられることはなかった。何かを言っても、かなり厳しく叱られ、『そんなものは必要ない』などと言われていた。
こんな風に兄妹で大きく育てられ方が違ったのだが、その最たるものが、誕生会だった。私が記憶する限り、お兄ちゃんの誕生会が行われたことはなかった。なのに、私の誕生日のときだけ、親戚だけではなく、村中の人が呼び集められ、大々的な誕生日パーティをするのだ。いや、誕生日パーティーと言うより、お披露目会、という方が近いかもしれない。私は大広間の舞台の上に着物を着せられて座らされ、人形のようにじっとしていることを求められた。村の人たちも親戚の人たちも、こぞって私の前に来て、頭を下げる。お祝いをしているというよりも、祭り上げられている、という感じで、私はとても居心地が悪かった。
最初はわからなかったが、小学校に入った頃には、やっぱりこれはおかしいことだ、と思い始めていた。パパもママも、本当の私と話をしていない、という奇妙な感じ・・・。この家の人は誰一人、『真白という私』を見ていない、そう思えてきた。
ただ、そんな中、お兄ちゃんだけは、私にそのままぶつかってきてくれていた。
私と喧嘩もしてくれた。木登りや川遊びをしてくれた。
お兄ちゃんといるときだけ、私は『真白』になっていた。
でも、お兄ちゃんは病弱で、寝込むことが多かった。そんなとき、私は決してお兄ちゃんの傍に行くことを許されなかった。
「だって、あなたが病気になったら困るでしょう?」
ママはそう言ったけど、それは決して『真白』を心配しているのではないようだった。
そんな生活が続いて、お兄ちゃんは日増しに弱っていくようだった。
私は何か出来ないかと一生懸命考えた。お医者さんのための本を読んだりもした。しかし、小学生でなんの力もない私にできることなど、ありはしなかったのだ。
そんなある日、私が10歳の時、『アレ』が起きた。
確か、私がお兄ちゃんにお風呂が開いたことを知らせに行ったときだったと思う。
このところ、お兄ちゃんは体の調子がより悪くなっていて、とても元気がないのが気になっていた。私は、家はともかく学校に行くのは楽しかった。だから、お兄ちゃんにも早く元気になって学校で元気に過ごしてほしいと思っていたのだ。
『兄様・・・お風呂、パパが出たって』
いつも、こういったお知らせをするのは女中の高橋さんのお仕事なのだけど、この日は私はお兄ちゃんが心配だったのもあって、自分から言いに行ったのだ。そっとお兄ちゃんの部屋の戸を開いて声をかけた。
部屋は暗く沈んでいて、なにかプンと饐えたような匂いがした。
『兄様?』
もう一度呼ぶ。聞こえなかったのかと思った。その声でやっと、のそり、とお兄ちゃんがベッドの上で起き上がった。その目が、廊下の明かりに反射してギラッと光ったように見える。
『真白・・・なのか?』
驚いたように言った。私がわからないの?と一瞬思ったが、そういう意味じゃなかったようだった。
『お風呂・・・あいたって』
もう一度言うと、お兄ちゃんが起き上がってこっちにゆっくり歩いてきた。その様子がいつもと違っていて、一瞬ゾクリとする。
『真白・・・真白!!』
聞いたこともない大きな声。いつも優しかったお兄ちゃんがなにか知らないものになったように思えた。ぐいっと手首を握られると、私はあっという間に部屋の中に引きずり込まれた。
『兄様!やめて!!痛い!』
そのままベッドに押し倒された。お兄ちゃんは目だけをギラギラさせ、私の体に覆いかぶさるようにのしかかってくる。
・・・軽い・・・
怖さもあったが、それ以上に驚いたのは、お兄ちゃんの体の軽さだった。前にふざけて『おんぶごっこ』をした時は、もっともっと重たかったはずだ。この体の軽さは私にものすごく不吉なものを感じさせた。
『真白・・・、真白ぉ・・・』
お兄ちゃんの声は泣き出しそうだった。そのまま私のパジャマの上を開け、膨らみかかっていた私のおっぱいにむしゃぶりついてきた。
『いや!やめて!やめて!!』
もちろん、私は驚いて、抵抗した。当時、まだ性の知識はそれほどなかったが、これがいけないこと、特に兄妹ではなされてはいけない行為だということは直感で分かった。
乳首を舐めあげられるとくすぐったいような変な気持ちになる。それがお兄ちゃんからされていると意識するとなおさらだった。
生暖かい舌で執拗にグリグリと乳首を嬲られる。いつの間にかパジャマの下も剥ぎ取られ、パンツも取られてしまっていた。あっという間に全裸にされる。お兄ちゃんの舌は私の脇腹、おへそを通って、とうとうおしっこが出る所に到達した。
『いや!そんなとこ・・・舐めないで!!』
おしっこする穴を舐め上げられ、吸われ、ベチャベチャにされてしまう。最初はただただ気持ち悪いだけだったけど、そのうち、腰の奥がジンジンと痺れるような震えるような奇妙な感覚が湧いてきてしまう。
何・・・何これ!?怖い!!
私はバタバタと足をばたつかせてなんとかお兄ちゃんの身体を引き離そうとする。もちろん、大声でやめてやめてと叫んでもいた。
その時、パチン!と音がして、頬が熱くなった。
一瞬何が起こったかわからなかったが、すぐにそれが頬を叩かれたのだと知った。
お兄・・・ちゃん?
ふーっ!ふーっ・・・と興奮気味に息を切らすお兄ちゃんが私のお腹の上に跨っていた。お兄ちゃんの顔は病気のせいで半分朱く爛れており、その目は見たことがないほど怖い目をしていた。
『ひい!』
私はこの時初めて恐怖を覚えた。お兄ちゃんが見知らぬ『ナニカ』になってしまった・・・そう感じたのだ。明かりの影になりどす黒くなった顔を見て、私の恐怖は最高潮に達した。
じわわわわ・・・
体に力が入らず、そのままおしっこが漏れてしまう。生暖かい感触が広がり、それとともに嗚咽が口から漏れる。
兄のベッドの上で排尿してしまった罪悪感と、恐怖と、悲しさとで頭がぐちゃぐちゃに混乱していた。どうして・・・どうしてこんなひどいことするの!?
『真白・・・真白ぉ・・・!真白ぉ・・・』
ぽたりと私のお腹に雫が垂れた。
すぐにまた、ぽたり・・・。
それはとめどなくあふれるお兄ちゃんの涙だった。
泣いている・・・泣いてる。
『死・・・死にたくない・・・死にたくないよぉ・・・』
それは、見知らぬナニカでなんかじゃなかった。ただ、一人の苦しんでいる男の子。間違いなく、私のお兄ちゃんだった。
お兄ちゃんが苦しんでいる。
もし、私の体を触って、それが和らぐなら・・・。そう思うと、体からフッと変な力が抜けていった。
『ひやああ!に・・・兄様!』
私の体の力が抜けたのを悟ったのか、お兄ちゃんは私の股の部分に再び舌を這わせてきた。
今、おしっこしちゃったばっかりなのに!汚いよ!
そう思ったが、止めることは出来なかったし、しなかった。心の何処かで、もう、この行為を受け入れようという覚悟みたいなのが決まったのだと思う。
ふわっと足を自分から開いていた。そうすると、お兄ちゃんの舌がお股の中にグニニっと入ってきてしまう。生暖かいものが自分の体の中で蠢く感触は今まで味わったことがなく、奇妙でありながらも、頭がふわふわするほど・・・気持ちいいものだった。
『ぐうううああああああ!いいい・・・ひぃいい!!!』
私は奇妙な声を上げてしまう。自分の口から出たとは思えないほどの甲高い声。腰が自然と動き出してしまう。腰の奥のムズムズとした妙な感覚が次第次第に大きく膨れ、爆発しそうになっていく。
怖い・・・怖い!
一旦は受け入れようとしたのだが、やっぱり怖いものは怖い。
お兄ちゃんの頭を必死でかきむしりその快感の波に抗おうとするが、無駄だった。高まった何かが一気に破裂し、脊髄を伝い脳で弾ける。
『ぐああ・・・ああ・・・!』
ビクンビクンと腰が勝手に跳ね上がり、目は見開かれ、身体が自然とのけぞる。ビリビリと脳内に電気が走ったみたいになった。
今思えば、あれが初めての絶頂だった。
一回達した後も、お兄ちゃんは舌や指で私のお股の部分を執拗にいじめてきた。割れ目に舌を這わせ、その上の敏感な芽を吸い上げ、転がし、ついには指を入れ中をかき混ぜてきた。その全てが私の体に雷のような快感を走らせ、私は息をするのも忘れて、ただひたすら喘ぎ悶えることしか出来なかった。
『ひい!あ!・・・ぐう・・・んあ・・は♡・・あん♡・・・んんぐぅ・・』
自分の声なのに、自分では全く制御できない。ただただ、お兄ちゃんの指や口の動くがままに喘ぐことしか出来ないでいる・・・。それは不思議な体験だった。
『ひぐう・・・!』
何度目かの絶頂を迎え、体力も気力も限界に達しつつあった。お股はおしっこと汗と、それ以外の何かの液でびしょびしょになっていた。四肢に力は入らず、肩で息をして、焦点の合わない目でお兄ちゃんを見上げることしか出来なかった。
体・・・真白の体・・・おかしくなっちゃった・・・
お兄ちゃんが刺激をやめてもなお、私の腰は時折、勝手にビクビクと跳ねた。まだ快感の余韻が残り、頭も体もぼーっとした不思議な感じだった。
お兄ちゃんがゴソゴソ動き、ズボンと下着を脱ぎ捨てる。ぷるんと何かが股の間で跳ね上がるのが見えた。
それが、大きくなって、血管の浮き出た太いおちんちんであることに気づくのに少し時間がかかる。ツルンとしたおちんちんの先っぽがヌラヌラと濡れて光っていた。
な・・・何をする・・・つもりなの・・・?
先程も言ったように、性の知識が殆ど無い私は、男性のペニスがあれほど怒張すること自体を知らなかった。その姿が単に恐ろしかったことと、そして、これから起こること、起こり得ることをなんとなく本能で察していたこともあるのかもしれない。体が再びガクガクと震えだす。
『に・・・い様・・・それ・・・それはぁ!』
怖い・・・怖い・・・
また恐怖が膨らんできた。ただ、恐ろしかった。
私は頭を振り、許しを請うようにお兄ちゃんを見つめた。しかし、お兄ちゃんは無言で私の体にのしかかってくる。
ぐうう・・・・
最初に感じたのは身体を引き裂かれるかのような恐ろしいほどの違和感だった。先ほど入れられた指など比べ物にならないほどの大きな熱い塊が私の中に侵入してくる。
『や・・・やめて!!』
身体をかき分けて入ってきているのが、お兄ちゃんのおちんちんだということは、このときは全くわからかなった。ただ、何か大きなものが私の身体を貫いていること・・・それだけがありありと分かる。錯覚だと思うのだが、それがお腹を抜け、喉元まで突き上がってくるかのように感じた。
苦しい・・・苦しいよぉ・・・
『があ・・・ぐうぅふぐぅう・・・あぐぅ・・・ひ・・いぃ・・・!』
痛みというよりも身体が左右に引きちぎられるのではないかと思うほどの感触がして、とても怖かったのを覚えている。息が、全く出来なかった。
そのままお兄ちゃんは私の中に、何かを突き入れ始める。ずっちゃずっちゃと妙な音を立て、私の中がズンズンと突き上げられていく。痛みがすごい・・・そして、とにかく苦しくて苦しくてたまらなかった。
ぐう、とか、ぎい、とか、そんな声しか出せない。
お兄ちゃんは気が狂ったように腰を打ち付けて来て・・・そして・・・
『イクぞ!・・・お前の・・・お前のマンコに!』
ぐうっとこれまでで一番深くまで何かが突き刺さる感触。お腹の中が壊れてしまうのではないかと思うほどだったが、それ自体は痛みはなかった。自分の中に何かが目一杯詰め込まれたような充満感があった。
『ぐううあああああ!』
ぎゅうううと私のお腹の中が蠢くのを感じた。そして、じわあっとした温かさが広がる。お腹の中はものすごくヒリヒリと疼いていたが、その中でビクビクと何かが跳ねていた。
その感触が何かの終わりを私に知らせる。決して超えてはいけない一線を超えた証のように思えた。
『うぐっ・・ぐっ・・ひぃ・・う・・・ううぅう』
恐怖、苦痛、喪失感、悲しみと不安・・・いろいろな感情が心の中で渦を巻いていた。どう感じたら、どう考えたら良いか全然わからないまま、ただただ、涙だけが出続けた。そんな私をお兄ちゃんはぎゅうっと抱きしめる。お兄ちゃんの顔も涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。
しばらくそうやって抱きしめられて、やっと私の心がひとつにまとまってくる。
くる・・・しいの?
お兄ちゃん、苦しいの?真白を抱きしめていて・・・それで、楽になるの?
だったら・・・だったら、私がお兄ちゃんを・・・守らなきゃ・・・
世界で唯一・・・真白を見てくれる・・・お兄ちゃんを・・・
私もまた、お兄ちゃんの背に手を回し、おずおずと抱きしめていた。
☆☆☆
この事があってから、お兄ちゃんは事あるごとに私の身体を求めた。しばらくして、それが『セックス』という営みであり、直感した通り、本来は恋人同士の愛の行為であって、血の繋がった者同士ではしてはいけないことだということを知った。
そして同時に、お兄ちゃんが最初したように、無理やりセックスをすることは『レイプ』というのだということも理解した。レイプとはひどいことで、男性が女性を支配しようとする卑劣な行為だ、と。
でも、お兄ちゃんは私とセックスする時、いつも、いつも涙を流していた。その様子を見ると、『卑劣な行為に及ぶ非情な男』という風にはどうしても思えなかった。
だから、私は何度も、その行為を受け入れてしまった。求められたら、さほど抵抗をしなかった。そして、トイレでも、お風呂でも、下半身を露わにしセックスに及んだ。お兄ちゃんが求めれば硬く勃起したおちんちんを口に含むことも厭わなかった。
日に日に行為は重なっていく。そして、行為を重ねる内に、私は精神だけではなく、身体も変えられていった。お兄ちゃんのおちんちんに慣れてきたのだ。5回くらいセックスしたころだっただろうか、分け入ってくるおちんちんの感触がゾクゾクとして気持ちいいとすら感じるようになってきた。そして、私の中で震えて精液を吐き出すおちんちんを愛おしいと思うようになった。
最初は痛くて、苦しくてたまらなかった『セックス』が、お兄ちゃんとの秘密のつながりに思えてきたし、行為の最中に余裕も出てきた。そして、そのうち気付くことになる。私の中に精を吐き出したときだけ、お兄ちゃんはとてもホッとしたような優しい顔になることに。そして、セックスの後、必ずぎゅっと私を抱きしめて、すすり泣くのだ。
そんなとき、私はぽんぽんと、お兄ちゃんの背中をたたいてあげる。
大丈夫、大丈夫・・・真白が、お兄ちゃんを守るからね・・・。
お兄ちゃんとの秘密の淫らな行為はパパやママの目を盗んで、頻繁に行われた。そのうち、お兄ちゃんが私のおしっこが出る穴のことを『オマンコ』とか『マンコ』と言っていたので、私もそこをそう呼ぶようになっていった。
ある時、お兄ちゃんが私の『オマンコ』にヌルヌルとした液にまみれたおちんちん型のものをずぶぶっと入れてきたことがあった。お兄ちゃんのおちんちんより大きなそれは強い圧迫感をもたらしたが、普段とは違うところを刺激されることが、不思議な快感をもたらすことを私に教えてくれた。
ぐっちゃぐっちゃを卑猥な音を立てて出し入れされるそれ・・・お兄ちゃんは『バイブ』と呼んでいたが・・・それがもたらす快感に喘ぎ、悶えるようになるのにさほど時間はかからなかった。
『いやあ!・・・イク・・・イク♡・・・いいぃっ!・・・ぐぅう・・・』
腰を跳ね上げ、淫声を撒き散らして快感に飲まれていく。私が淫らにイキ狂えば狂うほど、お兄ちゃんは優しく私を抱きしめてくれた。
いつしか私もこの行為に・・・お兄ちゃんとのセックスに夢中になっていった。
もちろん、自分から『してほしい』とは言ったことはない。さすがにそれは恥ずかしすぎた。でも、学校に行っているときも、友だちと遊んでいるときも、習い事をしているときも、頭の中はお兄ちゃんとのセックスのことでいっぱいだった。
お尻の快感を教えてくれたのもお兄ちゃんだった。
四つん這いにさせられ、『オマンコ』に『バイブ』を挿れられている時、お尻をヌメッとした何かが這い回る。最初は何が起こっているのか理解できなかった。そもそもオマンコをグリグリとバイブで擦り上げられている時点で、私は理性を保てないほどよがり狂ってしまっている。そこに加えられた未知の刺激に私はあられもない声を上げてしまう。
『ひい!兄様!そ・・・そこは・・・お尻・・いやぁ!そっちは・・・ダメぇ・・・』
お尻の穴への刺激がお兄ちゃんの舌であることに気づいて、私は驚いて腰を引こうとした。そんな汚い所!と思ったからだ。でも、お兄ちゃんは私の腰をガッシリを腕で押さえていたので、逃げることは叶わなかった。
舌でお尻の穴をグニグニと蹂躙される。その刺激は新たな快感となって私の身体を揺さぶった。オマンコでブルブル震えるバイブと、お尻の刺激が頭の中でぐちゃぐちゃに混ざり、眼の前がチカチカしてくる。頭の中でビリビリと電気が弾け、お腹の中もオマンコもぐちゃぐちゃになっていく。
声が・・・止められない・・・!
『ああ!いや!いや!・・・イク!・・・イクイク!真白・・・お尻・・・イッちゃう!!!』
びゅう!とおしっことは違う何かがオマンコから吹き出すのを感じた。腰がガクガクし、自分では全く止めることが出来ない。ジョボジョボと吹き出すがままになってしまい、恥ずかしさと快感と、怖さが入り交じる。身体のあちこちがひとりでにビクビクと痙攣し、自由が効かない。声も出せない。
『ひいぎいい・・・!』
それなのに、お兄ちゃんはお尻の中に舌を入れるのをやめてくれなかった。オマンコの刺激も止まらない。お腹の中がどろどろに溶けて、頭がおかしくなりそうだった。
も、もうやめて・・・!お兄ちゃん!
それ以上されたら、私・・・私っ!!
『兄様!もう・・・もう許して!真白・・・真白はおかしくなるぅうう!!』
頭を振り乱して許しを請うことしかできない。何度目かの大きな痙攣を経て、やっとお兄ちゃんが私を解放してくれた。
・・・お・・・終わったの・・・?
身体がぐったりして、全く力が入らない。オマンコからもお尻からも何かを垂れ流してしまっているような感じがする。もう、自力で動くことも出来ない・・・。そう思った時、ぐいっとお兄ちゃんに腰を持ち上げられる。
え?・・・何!?
思う間もなく、オマンコにお兄ちゃんの硬いおちんちんが入ってくる。何度も何度もイッたオマンコは予想以上に敏感になっていて、硬いソレがぐいっと入ってきただけで私のオマンコは痙攣し始める。頭が再び白く染まっていく。快感の電撃がきつすぎて苦しかった。
『ひぎいうう!・・・き・・・きついぃ・・・!』
思わず口に出てしまうけど、お兄ちゃんはズンズン私の奥を突くのをやめてはくれなかった。そして、その突き上げるリズムがいつしかまた私に新たな快感を刻み始める。奥を突かれるたびに漏れ出る甘い声。びしゃびしゃと際限なく湧き出る淫らな女の子の露が股の間で飛び散ってるのを感じた。
いつもはこれで終わるはずの行為だったが、この日、お兄ちゃんは信じられないことをしてきた。私のお尻の穴に、先程までオマンコを犯していたおちんちん型の『バイブ』をぐぐううっと挿れてきたのだ。
『ぎいいいああ!!』
先程の舌とは全く違う感触と違和感に叫び声を上げてしまう。
痛い・・・と言うより、苦しいが近い。初めてオマンコにおちんちんを挿れられたときみたいに、『裂けてしまうのではないか』という恐怖もあった。しかし私の尻穴はソレをどんどん受け入れていってしまっていた。私の身体の中でふたつの異物が腸壁を間に挟んで、圧迫しあい、こすれ合う。経験したことない感触は、どういう感じ、という言葉を超えていた。
『ぐああ・・・ひいいぃ!ひい!!』
息ができない。頭で何も考えられない。ただただ突き上げられるままに喘いでしまう、まるで機械仕掛けの人形のようだった。
お尻とオマンコの両方を交互に突き上げられ、私の体の中で何かが破裂しそうになる。くる!来ちゃう!・・・なんか、すごいのがぁ!
『いやああ!・・・イグ!・・・来る・・・来ちゃう!・・・いやああ!イグうう・・・ぐううう!!ああ!あ!・・ああっ!!』
ぎゅうううっと身体が一瞬縮こまり、そのご眼の前が真っ白になった。
何がなんだかわからなくなり、上も下も判然としない。
気づいたときには私はぐったりとベッドにうつ伏せていたのだ。
身体が・・・切ない。気持ちいいのを何度も何度も通り越して、激しくイキ狂った私の身体は、腑抜けたようになっていて、一人でいるのが苦しくてしょうがなかった。
お願い、抱きしめてよ、お兄ちゃん・・・。
涙と鼻水で顔はぐしゃぐしゃだったと思う。
でも、私は寂しくてしょうがなかった。
その時、ふわりとしたぬくもりが私を包む。
お兄ちゃんが、私を抱きしめてくれていた。
なんて・・・なんて温かい。
なんて・・・なんて幸せなの・・・。
私もいつしかお兄ちゃんの背中に腕を回して、その身体を抱きしめていた。
嬉しいよ・・・お兄ちゃん。
ずっと・・・ずっと真白の傍にいて・・・。
傍で・・・私と共に生きて・・・。
だけど、その願いは、叶うことはなかったのだ。
【屋烏之愛】きわめて愛情の深いこと、また偏愛・溺愛のたとえ。
愛がめっちゃ深くて、そのひとにまつわる何もかも好き好き♡、みたいな。
♡ーーーーー♡
私は、お兄ちゃんのことが大好きだった。
パパやママは優しかったけど、成長するにつれて、私はその優しさに疑問を持っていった。彼らの優しさは、私への愛情というよりは、何か距離を取っている・・・もっというと、怖がっている、という印象だったからだ。
たとえば、私が何かイタズラをしたとき、パパは一瞬眉間にシワを寄せるけど、すぐに頭を振って、それからにこりと笑って「大丈夫だよ、真白。真白は何も悪くないよ」などと言うのだ。
私は滅多にわがままを言わなかったが、それでも子供心にほしい玩具などはあった。久しぶりに街に連れ出してもらい、デパートなどで見ると欲しくてたまらないものなどもあったのだ。
「あれ買って!」
駄々をこねる。すると、ママは顔を曇らせ、パパを見る。パパが少し呆れた顔をして、そして、何を言われることもなく、その玩具は私のものになった。
お友達がバレエを習っていて、それが羨ましいと言うと、すぐに習い事が手配され、送迎までついた。お茶やお琴なども習わせてもらえた。お琴は最初は楽しかったけど、すぐに飽きてしまい、やめたい、と言ったら、これもすぐにやめさせてくれた。
その一方で、お兄ちゃんの希望はほとんど叶えられることはなかった。何かを言っても、かなり厳しく叱られ、『そんなものは必要ない』などと言われていた。
こんな風に兄妹で大きく育てられ方が違ったのだが、その最たるものが、誕生会だった。私が記憶する限り、お兄ちゃんの誕生会が行われたことはなかった。なのに、私の誕生日のときだけ、親戚だけではなく、村中の人が呼び集められ、大々的な誕生日パーティをするのだ。いや、誕生日パーティーと言うより、お披露目会、という方が近いかもしれない。私は大広間の舞台の上に着物を着せられて座らされ、人形のようにじっとしていることを求められた。村の人たちも親戚の人たちも、こぞって私の前に来て、頭を下げる。お祝いをしているというよりも、祭り上げられている、という感じで、私はとても居心地が悪かった。
最初はわからなかったが、小学校に入った頃には、やっぱりこれはおかしいことだ、と思い始めていた。パパもママも、本当の私と話をしていない、という奇妙な感じ・・・。この家の人は誰一人、『真白という私』を見ていない、そう思えてきた。
ただ、そんな中、お兄ちゃんだけは、私にそのままぶつかってきてくれていた。
私と喧嘩もしてくれた。木登りや川遊びをしてくれた。
お兄ちゃんといるときだけ、私は『真白』になっていた。
でも、お兄ちゃんは病弱で、寝込むことが多かった。そんなとき、私は決してお兄ちゃんの傍に行くことを許されなかった。
「だって、あなたが病気になったら困るでしょう?」
ママはそう言ったけど、それは決して『真白』を心配しているのではないようだった。
そんな生活が続いて、お兄ちゃんは日増しに弱っていくようだった。
私は何か出来ないかと一生懸命考えた。お医者さんのための本を読んだりもした。しかし、小学生でなんの力もない私にできることなど、ありはしなかったのだ。
そんなある日、私が10歳の時、『アレ』が起きた。
確か、私がお兄ちゃんにお風呂が開いたことを知らせに行ったときだったと思う。
このところ、お兄ちゃんは体の調子がより悪くなっていて、とても元気がないのが気になっていた。私は、家はともかく学校に行くのは楽しかった。だから、お兄ちゃんにも早く元気になって学校で元気に過ごしてほしいと思っていたのだ。
『兄様・・・お風呂、パパが出たって』
いつも、こういったお知らせをするのは女中の高橋さんのお仕事なのだけど、この日は私はお兄ちゃんが心配だったのもあって、自分から言いに行ったのだ。そっとお兄ちゃんの部屋の戸を開いて声をかけた。
部屋は暗く沈んでいて、なにかプンと饐えたような匂いがした。
『兄様?』
もう一度呼ぶ。聞こえなかったのかと思った。その声でやっと、のそり、とお兄ちゃんがベッドの上で起き上がった。その目が、廊下の明かりに反射してギラッと光ったように見える。
『真白・・・なのか?』
驚いたように言った。私がわからないの?と一瞬思ったが、そういう意味じゃなかったようだった。
『お風呂・・・あいたって』
もう一度言うと、お兄ちゃんが起き上がってこっちにゆっくり歩いてきた。その様子がいつもと違っていて、一瞬ゾクリとする。
『真白・・・真白!!』
聞いたこともない大きな声。いつも優しかったお兄ちゃんがなにか知らないものになったように思えた。ぐいっと手首を握られると、私はあっという間に部屋の中に引きずり込まれた。
『兄様!やめて!!痛い!』
そのままベッドに押し倒された。お兄ちゃんは目だけをギラギラさせ、私の体に覆いかぶさるようにのしかかってくる。
・・・軽い・・・
怖さもあったが、それ以上に驚いたのは、お兄ちゃんの体の軽さだった。前にふざけて『おんぶごっこ』をした時は、もっともっと重たかったはずだ。この体の軽さは私にものすごく不吉なものを感じさせた。
『真白・・・、真白ぉ・・・』
お兄ちゃんの声は泣き出しそうだった。そのまま私のパジャマの上を開け、膨らみかかっていた私のおっぱいにむしゃぶりついてきた。
『いや!やめて!やめて!!』
もちろん、私は驚いて、抵抗した。当時、まだ性の知識はそれほどなかったが、これがいけないこと、特に兄妹ではなされてはいけない行為だということは直感で分かった。
乳首を舐めあげられるとくすぐったいような変な気持ちになる。それがお兄ちゃんからされていると意識するとなおさらだった。
生暖かい舌で執拗にグリグリと乳首を嬲られる。いつの間にかパジャマの下も剥ぎ取られ、パンツも取られてしまっていた。あっという間に全裸にされる。お兄ちゃんの舌は私の脇腹、おへそを通って、とうとうおしっこが出る所に到達した。
『いや!そんなとこ・・・舐めないで!!』
おしっこする穴を舐め上げられ、吸われ、ベチャベチャにされてしまう。最初はただただ気持ち悪いだけだったけど、そのうち、腰の奥がジンジンと痺れるような震えるような奇妙な感覚が湧いてきてしまう。
何・・・何これ!?怖い!!
私はバタバタと足をばたつかせてなんとかお兄ちゃんの身体を引き離そうとする。もちろん、大声でやめてやめてと叫んでもいた。
その時、パチン!と音がして、頬が熱くなった。
一瞬何が起こったかわからなかったが、すぐにそれが頬を叩かれたのだと知った。
お兄・・・ちゃん?
ふーっ!ふーっ・・・と興奮気味に息を切らすお兄ちゃんが私のお腹の上に跨っていた。お兄ちゃんの顔は病気のせいで半分朱く爛れており、その目は見たことがないほど怖い目をしていた。
『ひい!』
私はこの時初めて恐怖を覚えた。お兄ちゃんが見知らぬ『ナニカ』になってしまった・・・そう感じたのだ。明かりの影になりどす黒くなった顔を見て、私の恐怖は最高潮に達した。
じわわわわ・・・
体に力が入らず、そのままおしっこが漏れてしまう。生暖かい感触が広がり、それとともに嗚咽が口から漏れる。
兄のベッドの上で排尿してしまった罪悪感と、恐怖と、悲しさとで頭がぐちゃぐちゃに混乱していた。どうして・・・どうしてこんなひどいことするの!?
『真白・・・真白ぉ・・・!真白ぉ・・・』
ぽたりと私のお腹に雫が垂れた。
すぐにまた、ぽたり・・・。
それはとめどなくあふれるお兄ちゃんの涙だった。
泣いている・・・泣いてる。
『死・・・死にたくない・・・死にたくないよぉ・・・』
それは、見知らぬナニカでなんかじゃなかった。ただ、一人の苦しんでいる男の子。間違いなく、私のお兄ちゃんだった。
お兄ちゃんが苦しんでいる。
もし、私の体を触って、それが和らぐなら・・・。そう思うと、体からフッと変な力が抜けていった。
『ひやああ!に・・・兄様!』
私の体の力が抜けたのを悟ったのか、お兄ちゃんは私の股の部分に再び舌を這わせてきた。
今、おしっこしちゃったばっかりなのに!汚いよ!
そう思ったが、止めることは出来なかったし、しなかった。心の何処かで、もう、この行為を受け入れようという覚悟みたいなのが決まったのだと思う。
ふわっと足を自分から開いていた。そうすると、お兄ちゃんの舌がお股の中にグニニっと入ってきてしまう。生暖かいものが自分の体の中で蠢く感触は今まで味わったことがなく、奇妙でありながらも、頭がふわふわするほど・・・気持ちいいものだった。
『ぐうううああああああ!いいい・・・ひぃいい!!!』
私は奇妙な声を上げてしまう。自分の口から出たとは思えないほどの甲高い声。腰が自然と動き出してしまう。腰の奥のムズムズとした妙な感覚が次第次第に大きく膨れ、爆発しそうになっていく。
怖い・・・怖い!
一旦は受け入れようとしたのだが、やっぱり怖いものは怖い。
お兄ちゃんの頭を必死でかきむしりその快感の波に抗おうとするが、無駄だった。高まった何かが一気に破裂し、脊髄を伝い脳で弾ける。
『ぐああ・・・ああ・・・!』
ビクンビクンと腰が勝手に跳ね上がり、目は見開かれ、身体が自然とのけぞる。ビリビリと脳内に電気が走ったみたいになった。
今思えば、あれが初めての絶頂だった。
一回達した後も、お兄ちゃんは舌や指で私のお股の部分を執拗にいじめてきた。割れ目に舌を這わせ、その上の敏感な芽を吸い上げ、転がし、ついには指を入れ中をかき混ぜてきた。その全てが私の体に雷のような快感を走らせ、私は息をするのも忘れて、ただひたすら喘ぎ悶えることしか出来なかった。
『ひい!あ!・・・ぐう・・・んあ・・は♡・・あん♡・・・んんぐぅ・・』
自分の声なのに、自分では全く制御できない。ただただ、お兄ちゃんの指や口の動くがままに喘ぐことしか出来ないでいる・・・。それは不思議な体験だった。
『ひぐう・・・!』
何度目かの絶頂を迎え、体力も気力も限界に達しつつあった。お股はおしっこと汗と、それ以外の何かの液でびしょびしょになっていた。四肢に力は入らず、肩で息をして、焦点の合わない目でお兄ちゃんを見上げることしか出来なかった。
体・・・真白の体・・・おかしくなっちゃった・・・
お兄ちゃんが刺激をやめてもなお、私の腰は時折、勝手にビクビクと跳ねた。まだ快感の余韻が残り、頭も体もぼーっとした不思議な感じだった。
お兄ちゃんがゴソゴソ動き、ズボンと下着を脱ぎ捨てる。ぷるんと何かが股の間で跳ね上がるのが見えた。
それが、大きくなって、血管の浮き出た太いおちんちんであることに気づくのに少し時間がかかる。ツルンとしたおちんちんの先っぽがヌラヌラと濡れて光っていた。
な・・・何をする・・・つもりなの・・・?
先程も言ったように、性の知識が殆ど無い私は、男性のペニスがあれほど怒張すること自体を知らなかった。その姿が単に恐ろしかったことと、そして、これから起こること、起こり得ることをなんとなく本能で察していたこともあるのかもしれない。体が再びガクガクと震えだす。
『に・・・い様・・・それ・・・それはぁ!』
怖い・・・怖い・・・
また恐怖が膨らんできた。ただ、恐ろしかった。
私は頭を振り、許しを請うようにお兄ちゃんを見つめた。しかし、お兄ちゃんは無言で私の体にのしかかってくる。
ぐうう・・・・
最初に感じたのは身体を引き裂かれるかのような恐ろしいほどの違和感だった。先ほど入れられた指など比べ物にならないほどの大きな熱い塊が私の中に侵入してくる。
『や・・・やめて!!』
身体をかき分けて入ってきているのが、お兄ちゃんのおちんちんだということは、このときは全くわからかなった。ただ、何か大きなものが私の身体を貫いていること・・・それだけがありありと分かる。錯覚だと思うのだが、それがお腹を抜け、喉元まで突き上がってくるかのように感じた。
苦しい・・・苦しいよぉ・・・
『があ・・・ぐうぅふぐぅう・・・あぐぅ・・・ひ・・いぃ・・・!』
痛みというよりも身体が左右に引きちぎられるのではないかと思うほどの感触がして、とても怖かったのを覚えている。息が、全く出来なかった。
そのままお兄ちゃんは私の中に、何かを突き入れ始める。ずっちゃずっちゃと妙な音を立て、私の中がズンズンと突き上げられていく。痛みがすごい・・・そして、とにかく苦しくて苦しくてたまらなかった。
ぐう、とか、ぎい、とか、そんな声しか出せない。
お兄ちゃんは気が狂ったように腰を打ち付けて来て・・・そして・・・
『イクぞ!・・・お前の・・・お前のマンコに!』
ぐうっとこれまでで一番深くまで何かが突き刺さる感触。お腹の中が壊れてしまうのではないかと思うほどだったが、それ自体は痛みはなかった。自分の中に何かが目一杯詰め込まれたような充満感があった。
『ぐううあああああ!』
ぎゅうううと私のお腹の中が蠢くのを感じた。そして、じわあっとした温かさが広がる。お腹の中はものすごくヒリヒリと疼いていたが、その中でビクビクと何かが跳ねていた。
その感触が何かの終わりを私に知らせる。決して超えてはいけない一線を超えた証のように思えた。
『うぐっ・・ぐっ・・ひぃ・・う・・・ううぅう』
恐怖、苦痛、喪失感、悲しみと不安・・・いろいろな感情が心の中で渦を巻いていた。どう感じたら、どう考えたら良いか全然わからないまま、ただただ、涙だけが出続けた。そんな私をお兄ちゃんはぎゅうっと抱きしめる。お兄ちゃんの顔も涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。
しばらくそうやって抱きしめられて、やっと私の心がひとつにまとまってくる。
くる・・・しいの?
お兄ちゃん、苦しいの?真白を抱きしめていて・・・それで、楽になるの?
だったら・・・だったら、私がお兄ちゃんを・・・守らなきゃ・・・
世界で唯一・・・真白を見てくれる・・・お兄ちゃんを・・・
私もまた、お兄ちゃんの背に手を回し、おずおずと抱きしめていた。
☆☆☆
この事があってから、お兄ちゃんは事あるごとに私の身体を求めた。しばらくして、それが『セックス』という営みであり、直感した通り、本来は恋人同士の愛の行為であって、血の繋がった者同士ではしてはいけないことだということを知った。
そして同時に、お兄ちゃんが最初したように、無理やりセックスをすることは『レイプ』というのだということも理解した。レイプとはひどいことで、男性が女性を支配しようとする卑劣な行為だ、と。
でも、お兄ちゃんは私とセックスする時、いつも、いつも涙を流していた。その様子を見ると、『卑劣な行為に及ぶ非情な男』という風にはどうしても思えなかった。
だから、私は何度も、その行為を受け入れてしまった。求められたら、さほど抵抗をしなかった。そして、トイレでも、お風呂でも、下半身を露わにしセックスに及んだ。お兄ちゃんが求めれば硬く勃起したおちんちんを口に含むことも厭わなかった。
日に日に行為は重なっていく。そして、行為を重ねる内に、私は精神だけではなく、身体も変えられていった。お兄ちゃんのおちんちんに慣れてきたのだ。5回くらいセックスしたころだっただろうか、分け入ってくるおちんちんの感触がゾクゾクとして気持ちいいとすら感じるようになってきた。そして、私の中で震えて精液を吐き出すおちんちんを愛おしいと思うようになった。
最初は痛くて、苦しくてたまらなかった『セックス』が、お兄ちゃんとの秘密のつながりに思えてきたし、行為の最中に余裕も出てきた。そして、そのうち気付くことになる。私の中に精を吐き出したときだけ、お兄ちゃんはとてもホッとしたような優しい顔になることに。そして、セックスの後、必ずぎゅっと私を抱きしめて、すすり泣くのだ。
そんなとき、私はぽんぽんと、お兄ちゃんの背中をたたいてあげる。
大丈夫、大丈夫・・・真白が、お兄ちゃんを守るからね・・・。
お兄ちゃんとの秘密の淫らな行為はパパやママの目を盗んで、頻繁に行われた。そのうち、お兄ちゃんが私のおしっこが出る穴のことを『オマンコ』とか『マンコ』と言っていたので、私もそこをそう呼ぶようになっていった。
ある時、お兄ちゃんが私の『オマンコ』にヌルヌルとした液にまみれたおちんちん型のものをずぶぶっと入れてきたことがあった。お兄ちゃんのおちんちんより大きなそれは強い圧迫感をもたらしたが、普段とは違うところを刺激されることが、不思議な快感をもたらすことを私に教えてくれた。
ぐっちゃぐっちゃを卑猥な音を立てて出し入れされるそれ・・・お兄ちゃんは『バイブ』と呼んでいたが・・・それがもたらす快感に喘ぎ、悶えるようになるのにさほど時間はかからなかった。
『いやあ!・・・イク・・・イク♡・・・いいぃっ!・・・ぐぅう・・・』
腰を跳ね上げ、淫声を撒き散らして快感に飲まれていく。私が淫らにイキ狂えば狂うほど、お兄ちゃんは優しく私を抱きしめてくれた。
いつしか私もこの行為に・・・お兄ちゃんとのセックスに夢中になっていった。
もちろん、自分から『してほしい』とは言ったことはない。さすがにそれは恥ずかしすぎた。でも、学校に行っているときも、友だちと遊んでいるときも、習い事をしているときも、頭の中はお兄ちゃんとのセックスのことでいっぱいだった。
お尻の快感を教えてくれたのもお兄ちゃんだった。
四つん這いにさせられ、『オマンコ』に『バイブ』を挿れられている時、お尻をヌメッとした何かが這い回る。最初は何が起こっているのか理解できなかった。そもそもオマンコをグリグリとバイブで擦り上げられている時点で、私は理性を保てないほどよがり狂ってしまっている。そこに加えられた未知の刺激に私はあられもない声を上げてしまう。
『ひい!兄様!そ・・・そこは・・・お尻・・いやぁ!そっちは・・・ダメぇ・・・』
お尻の穴への刺激がお兄ちゃんの舌であることに気づいて、私は驚いて腰を引こうとした。そんな汚い所!と思ったからだ。でも、お兄ちゃんは私の腰をガッシリを腕で押さえていたので、逃げることは叶わなかった。
舌でお尻の穴をグニグニと蹂躙される。その刺激は新たな快感となって私の身体を揺さぶった。オマンコでブルブル震えるバイブと、お尻の刺激が頭の中でぐちゃぐちゃに混ざり、眼の前がチカチカしてくる。頭の中でビリビリと電気が弾け、お腹の中もオマンコもぐちゃぐちゃになっていく。
声が・・・止められない・・・!
『ああ!いや!いや!・・・イク!・・・イクイク!真白・・・お尻・・・イッちゃう!!!』
びゅう!とおしっことは違う何かがオマンコから吹き出すのを感じた。腰がガクガクし、自分では全く止めることが出来ない。ジョボジョボと吹き出すがままになってしまい、恥ずかしさと快感と、怖さが入り交じる。身体のあちこちがひとりでにビクビクと痙攣し、自由が効かない。声も出せない。
『ひいぎいい・・・!』
それなのに、お兄ちゃんはお尻の中に舌を入れるのをやめてくれなかった。オマンコの刺激も止まらない。お腹の中がどろどろに溶けて、頭がおかしくなりそうだった。
も、もうやめて・・・!お兄ちゃん!
それ以上されたら、私・・・私っ!!
『兄様!もう・・・もう許して!真白・・・真白はおかしくなるぅうう!!』
頭を振り乱して許しを請うことしかできない。何度目かの大きな痙攣を経て、やっとお兄ちゃんが私を解放してくれた。
・・・お・・・終わったの・・・?
身体がぐったりして、全く力が入らない。オマンコからもお尻からも何かを垂れ流してしまっているような感じがする。もう、自力で動くことも出来ない・・・。そう思った時、ぐいっとお兄ちゃんに腰を持ち上げられる。
え?・・・何!?
思う間もなく、オマンコにお兄ちゃんの硬いおちんちんが入ってくる。何度も何度もイッたオマンコは予想以上に敏感になっていて、硬いソレがぐいっと入ってきただけで私のオマンコは痙攣し始める。頭が再び白く染まっていく。快感の電撃がきつすぎて苦しかった。
『ひぎいうう!・・・き・・・きついぃ・・・!』
思わず口に出てしまうけど、お兄ちゃんはズンズン私の奥を突くのをやめてはくれなかった。そして、その突き上げるリズムがいつしかまた私に新たな快感を刻み始める。奥を突かれるたびに漏れ出る甘い声。びしゃびしゃと際限なく湧き出る淫らな女の子の露が股の間で飛び散ってるのを感じた。
いつもはこれで終わるはずの行為だったが、この日、お兄ちゃんは信じられないことをしてきた。私のお尻の穴に、先程までオマンコを犯していたおちんちん型の『バイブ』をぐぐううっと挿れてきたのだ。
『ぎいいいああ!!』
先程の舌とは全く違う感触と違和感に叫び声を上げてしまう。
痛い・・・と言うより、苦しいが近い。初めてオマンコにおちんちんを挿れられたときみたいに、『裂けてしまうのではないか』という恐怖もあった。しかし私の尻穴はソレをどんどん受け入れていってしまっていた。私の身体の中でふたつの異物が腸壁を間に挟んで、圧迫しあい、こすれ合う。経験したことない感触は、どういう感じ、という言葉を超えていた。
『ぐああ・・・ひいいぃ!ひい!!』
息ができない。頭で何も考えられない。ただただ突き上げられるままに喘いでしまう、まるで機械仕掛けの人形のようだった。
お尻とオマンコの両方を交互に突き上げられ、私の体の中で何かが破裂しそうになる。くる!来ちゃう!・・・なんか、すごいのがぁ!
『いやああ!・・・イグ!・・・来る・・・来ちゃう!・・・いやああ!イグうう・・・ぐううう!!ああ!あ!・・ああっ!!』
ぎゅうううっと身体が一瞬縮こまり、そのご眼の前が真っ白になった。
何がなんだかわからなくなり、上も下も判然としない。
気づいたときには私はぐったりとベッドにうつ伏せていたのだ。
身体が・・・切ない。気持ちいいのを何度も何度も通り越して、激しくイキ狂った私の身体は、腑抜けたようになっていて、一人でいるのが苦しくてしょうがなかった。
お願い、抱きしめてよ、お兄ちゃん・・・。
涙と鼻水で顔はぐしゃぐしゃだったと思う。
でも、私は寂しくてしょうがなかった。
その時、ふわりとしたぬくもりが私を包む。
お兄ちゃんが、私を抱きしめてくれていた。
なんて・・・なんて温かい。
なんて・・・なんて幸せなの・・・。
私もいつしかお兄ちゃんの背中に腕を回して、その身体を抱きしめていた。
嬉しいよ・・・お兄ちゃん。
ずっと・・・ずっと真白の傍にいて・・・。
傍で・・・私と共に生きて・・・。
だけど、その願いは、叶うことはなかったのだ。
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