炎の魔女は妖精の瞳を持つ男爵に恋をする~愛の囁きは危険な恋の始まり?~

清里優月

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40話 祝福15*

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「シエナ、可愛い……」
 耳にそっと囁かれて、それすらも感じてしまう快感へと変わり、シエナはびくんと身体を震わせた。ハリーの甘い囁きにシエナの身体は甘く反応する。ハリーの指が足のドロワーズを抜いた。ひんやりとした空気が肌を刺激する。ハリーはシエナの足を開いて、顔を埋めた。シエナのそこは薄紅色で綺麗だった。指が敏感な場所に触れる。胸への愛撫で花弁は透明な蜜で滴っていた。指が花弁を行き来し、蜜を掻きまわす。

「あ、いやああん!」
 シエナの瞳から透明な涙が散り、零れた。指の動きが鋭敏に感じられて、肌が粟立つ。ハリーは、顔を花弁に近づかせて舌で透明な蜜を掬った。濡れた舌が感じやすい所を刺激して、吸い上げる。淫らな痺れが身体に走り、甘い快楽が身体に溜まる。もっとそこを触ってほしい。厭らしい思考にシエナは愕然とする。もっともっと強い刺激が欲しい。ハリーの指が二本に増やされて、指が花弁の透明な蜜に塗れる。くちゅくちゅと濡れた音がして、白い何かがシエナの中で弾けた。

「あ、あ、ハリー」
 涙が零れて、身体の芯が疼いては甘い快楽がこみあげてくる。くちゅりと厭らしい場所を触る音が響いた。頭の奥が痺れて、快感が襲った。ハリーの舌が花園の蜜を掻きまわして、吸い上げた。その瞬間、シエナの世界を白く染めて、快感が足まで走った。

 ハリーは花弁の奥にひっそりと咲いた花芽を口に含むと吸い上げた。シエナの身体がびくんと震える。目の前がちかちかして、世界が白く染まる。
「あああん!」
 シエナの甘い嬌声がひっきりなしに上がる。花芽を吸い上げられて、甘噛みされた。激しい愉悦に身体の中の快感が吹き飛ぶ。


  甘い喘ぎがひっきりなしに上がり、身体を揺らした。シエナは絶頂を迎えていた。ハリーの指と舌による愛撫は何度もシエナを快楽に堕とす。ハリーが身体を起こして、服を脱いでいく。衣擦れの音がして、ハリーは身体をシエナに重ねてきた。切っ先を押し当てられて、熱塊が蜜口を押し広げていく。絶頂を迎えたばかりの少しの刺激にも身体は甘く反応する。ゆっくりとハリーに身体を拓かれてゆく。蜜にぬかるんだ隘路はいとも容易くハリーを吞み込んでいった。

「シエナ、好きだ」
 ハリーの睦言にシエナの身体がびくんと震えた。ずっとシエナはハリーへの届かない想いを抱えていた。切ない片思いが実った瞬間にシエナは涙する。ハリーがシエナの涙を口で拭った。ハリーは腰を動かし始めた。官能の波がシエナを襲う。出し入れを繰り返し、引き抜いては入れられる。シエナはハリーの背中に腕を回して縋り付いた。中を激しく掻きまわされて、腰の動きが激しくなる。

「あああ! あんっ!」
 中を擦られて、接合部が蜜でぐちゃぐちゃになる。最奥を突きあげられて、お互いが溶け合いそうだった。繋がった部分から甘く感じる場所を狙われて、擦られる。

「ハリー、そこやああ!」
 シエナの甘い悲鳴がハリーを刺激したようだ。動きが激しくなり、気腰を引いては穿たれた。角度を変えては打ち込まれる。身体を犯されるように中挿され、貪るように中をえぐられた。シエナの身体がハリーを締めた。甘い快感が弾けた。シエナは何度目かの絶頂を迎えて、背中をしならせた。触れ合った部分が熱く、感じてしまう。ぎりぎりまで熱を押し入らせては角度を変える。ハリーは限界を迎えたようで、はあと息を漏らす。そして、どくどくと熱をシエナの中に吐き出した。

「シエナ、愛している……」
 何度目かの愛の言葉にシエナは、身体と心が繋がった幸せを感じて、金色の瞳を潤ませた。
「ハリー、私も愛しているわ」
 ハリーの胸に頬を寄せて、すりっと子猫のように甘える。ハリーはシエナの身体を抱き締めた。
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