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〈第二章〉初めての依頼
クリーチャーの住処からの脱出
しおりを挟むリヴァプールに向かっていた聖騎士一行はその遠吠えが聞こえていた。その声が聞こえた途端アレルが隊長であるシェードに声をかける。
「シェード隊長!この声は。」
「あぁ、カヌじゃない。別の狼の鳴き声だ。おい!待て!!スコル!?」
スコルは主室にシェード達が走る馬を追い越してどこかへとかけていく。それを見失わないよう馬を走らせ遠吠えの場所へと向かい草むらをかき分け飛び出していった。その頃キリは刀を引き抜いて構えていた。男は刃向かう気満々のキリに少し警戒をしていた。
「まさか、白魔法の使い手だったとは。これは部が悪い。」
「何か知らないけど、形勢逆転だな。」
「は!治癒はしてあっても僕の毒からは逃れられない!体は軽くなっても動きが鈍いはずだ!!」
そう言って触手を伸ばした時だった。茂みからまた別の狼が現れその触手に噛みついて見せその牙から暗いオーラが放たれ触手はみるみる朽ちていった。その瞬間を見ていたキリは呆気に取られその狼を見つめていると馬の嘶き声と共に茂みからシェードが飛び出してきた。
「アーサー!無事か!?」
「団長!」
馬を下りてキリとアーサーの前に剣を抜いて立ちはだかった。化け物は部が悪そうに顔をしかめ呟いた。
「ち、次から次へと邪魔が入る。こうなったら!」
クリーチャーは触手を伸ばすとキリの首に巻きつけた。
「ぐ!」
「キリさん!うわ!!」
強く巻きついた触手になす術がないキリはそのまま気を失ってしまいアーサーも首を持ち上げられ苦しんでいた。
「ははは!これで動けまい。」
現れたシェードにそう言い放つと沼地へと戻っていく。うっすら目覚めたキリが咄嗟に手を動かし、アーサーに巻き付いた触手に刀を投げて切り離した。まだ意識があったキリの首を締め上げ完全に意識を絶たせたクリーチャーは彼女と共に沼地に戻っていく。
「あ、う…」
「小癪な真似を。まあいい。お前だけでも手に入ったのはいいことだ…」
狼達も2人がいるせいで手出しができないらしい牙を剥いて吠えるだけだった。
「動くなよ?こいつが惜しければ俺の住処を見つけることだな。」
高笑いをしながらキリを連れて沼地へと入ってしまった化け物にシェードは何もできずため息を漏らした。ようやく追いついたアレル達がシェードに声をかける。
「団長!アーサーはいたんですか?」
「あぁ、沼地に冒険者が取り込まれて行った。」
「なら、あとはその人に…」
「バカいえ!クリーチャーだぞ?1人で太刀打ちできるわけがない。とにかくアレルはアーサーに治癒を!」
「団長はどこへいくんだよ?」
「沼地に冒険者を救いに行く。」
「な!それこそ無防備だ!」
「アレルの言う通りだ。たかだか冒険者1人だ。何をそんなに焦っているんだ?少し落ち着いたらどうだ、シェード。」
「くそ!咄嗟だった、なぜか救わないといけないと、感じたんだ。」
「…なら、行ってこい。」
「な!ウォルトさんまで!」
「行かせてやれ!アレル、アーサーの治療を頼む。」
「ちぃ、わかりましたよ。」
シェードは怒っているアレルを横目に指笛を吹けば颯爽と現れたのは白いグリフィンだった。その子に飛び乗るとすぐに大空へと飛び上がっていった。リヴァプールの湖の上空を旋回してグリフィンにクリーチャーの気配を探らせた。そして剣を構える。
「よーく探してくれ。フェオ。」
グリフィンにフェオと名付けたシェードは上空から沼地と化した湖を見つめる。だがそこに彼らの姿が見えずにいた。旋回して探すシェードを見て治癒を受けていたアーサーが気がつき息を吹き返した。
「ゲホゲホ!」
「アーサー!無事だったか。」
「アレ?ウォルトさん?」
「たく、面倒かけやがって!」
「イッタ!何するんですか…」
「ウォルトさん、まだ冒険者はあの状況じゃ…」
「あぁ、見つかっていない用だな。」
「そんな…キリさん…」
旋回するグリフィンを眺めながら見つからないキリに絶望したアーサーは自分だけ助かりかばってくれたキリが救われる事を願い沼地にふらつきながらも足を運んだ。そして片手を沼地につけ始めた。その行動に気づいたのはウォルトで引き留められてしまう。
「何を考えてる。アーサー。今の状態のお前では魔力がつきてしまうぞ。」
「いいえ、僕も白魔法の端くれです。力の加減くらいわかっています。僕が助かって彼女が助からないわけには行かないんだ。」
そう言ってウォルトに意志を伝えるとまた沼地に片手をつけるとそばに相方であるカヌとハティが近づいてきて共に沼地に足を突っ込んだ。その行為に驚きはした物のカヌ自身もわかっているのか信じてほしいという眼差しをアーサーに向けてきた。その行為にアーサーも笑うと共に魔力を沼地に流し始めた。
水を浄化する力を持つアーサーの白魔法とハティの白魔法、カヌの治癒魔法が合わさり湖は元の綺麗な水へと変化を遂げていく。アーサーは言葉を口にした。
「聖なる水よ、今こそこの沼地の新たなる姿を示さん。」
その言葉と共にハティが大きく遠吠えをすればアーサーよりも強い魔力で湖全体を光らせたのだった。
その光を頼りにシェードは水中の古城を見つけるとフェオを水面に向かわせ自分は飛び込んでいった。
キリが攫われしばらくの時間が過ぎた。何かの水音で目が覚める。うっすらと目を開け辺りを見渡すとそこには数人の亡骸、どれも女の亡骸でどれにもフジツボの後が着いていた。そして自身が吊り下げられている事に気づき枷を外そうと身を捩るがびくともしなかった。外すことを諦めて大きくため息を吐いて独り言を呟いた。
「はぁ、くそ…(今頃アーサーとか言う新入り助かってるんだろうな。にしても…どーすんだ.これ。)」
見るからに死骸の山、腐食が進んだ匂いも立ち込めて気持ちが悪かった。一つの部屋なのだろう、家主であるクリーチャーはどこかへ出かけてるようだ。外れない枷にため息を漏らしている時にガラス越しなのか何かがぶつかる音が聞こえた。
びっくりして顔を上げればシェードの姿…彼もキリを見つけたのか腕を前に構え何かの波動を放つとガラスの壁は最も簡単に破れてしまった。できた大きめの穴から入ってきたシェードに驚き唖然と見つめているとシェードはキリを一眼見てから自分の着ていたマントを外しその穴に入れ水を堰き止めるとキリに向き直った。
「はぁ、無事のようだな?冒険者。」
「は?なんで…助けに来たんだよ…」
「クリーチャーはお前1人で太刀打ちできん相手だからだ。手を貸す。一時的にな?」
そう言ってキリの吊るしてあった鎖を最も簡単に壊してみせる。だが高くつり上げられてる彼女は地面に強打すると受け身を取ろうとしたが落ちてくるキリをシェードがあっさりと受け止めた。
「手は勘弁するんだな。俺じゃお前の手首を切り落とさないという自信がない。」
「あっそ。じゃあ自分で抜け出すしかないな。」
「は?」
言っている間にキリはあっさりと片手の錠から手を引き抜いた。その光景を目にして固まるシェードはびっくりして目をこすった。
「ちょっと待て。どうやってしたんだ?!」
「ただの手品だよ。知らないのか?縄抜けならぬ手錠抜け。まあ、関節を外すから、痛いけどね!」
そう話しつつも親指の関節を戻し元通りになった指を交互に動かして見せた。その光景に驚いたシェードは小さくため息を吐くが持っていた武器を手渡した。
「俺が先導しよう。あいつのいる方向ならわかる。」
「どうしてわかるんだ?」
「耳が良いからな。」
「そう。」
「物音を立てるな?水中でのクリーチャーはあの時のように行かないぞ。」
「そう?雑魚っぽかったけど。」
「ぁぁ見えて逃げ足は速かった。おそらく水中では思っている以上に強い。」
出口を探して出ようとするシェードにキリは小言を言うように言った。
「出口なら、さっきのあなたが塞いだ所から出ればいいじゃない。」
「あれだとすぐにあいつに気づかれる。もし他にもと思ったがあの状況を見ればすぐわかる。」
あの部屋以外はとても清潔感あふれる王宮だった磨りガラスに施された緑と黄色の装飾品が光に反射して輝いていた。それを不思議に思ったキリはシェードに質問をした。
「ねえ、今、朝方?それとも昼?」
「さあな。とっさで覚えてるわけないだろう。それにあの波紋はアーサーだぜ?」
「アーサー?!でもどうして…」
「俺を困らせたくないと自分の力を使ったんだろう…全く無茶をする。おかげで見つけることが出来たしな。」
「そう…」
「きゃああああ!!!!」
「何!?」
「女の悲鳴だな。向かうか?」
「そりゃ当然向かうでしょ!」
「…なら覚悟しておけ。これから見る光景を…」
言っている意味がわかっていなかったキリは首をかしげながらもまた向かった。長い廊下を越えた先にまた一つ血糊がべっとりついていたその奥地で女が一人喰われていた。恐怖で体を支配され息もままならない状況の中小さくキリは声を上げようとした。
「あ…」
「(やはり未経験者か…)落ち着け。まだこっちには気づいていない。その隙に…」
「ふふ、声も出ませんか。いいですねぇ、その表情。」
シェードが落ち着かせようと声をかけた瞬間の事だった。間近にクリーチャーが現れ近づきキリは顎を持ち上げられクリーチャーの怪しくニヤつく瞳に彼女の体は悪寒を覚えた。
「あぁ~その顔のまま食らえばどんな事になるか!楽しみですね。」
そう言ってキリに顔を近づけようとした瞬間だったシェードが彼女の腕をひっぱり腕の中に抱き留めると渡した剣で反撃を繰り出し、クリーチャーを遠ざけた。もちろん彼、クリーチャーはかすり傷のみ。体をのけぞらせてニヤけた顔でゆっくりとまた起き上がってくるとシェードを見つめる。
「酷いなぁ、結構この顔高かったんだぜ?」
「やはりその顔は人の顔の皮を被っていたのか。切れ味が無かった訳だ。」
「だってそうでもしないと人間の女の子を誘惑出来ないじゃないか…」
顔をニヒルに緩ませてそう呟くクリーチャーにシェードは放心状態で動けないキリの肩を抱きしめクリーチャーから距離を取ろうと引き下がろうとする。クリーチャーも話に夢中のままでも彼女を取られまいと一歩ずつだが近づいてくる。
「この湖はお前だけの物ではないはずだ。元はこの森に住まいし見えない住人達の住処だ。追い出したな?お前…」
「ふふ、ふふふ…あぁ!そうだとも!!!僕がこの住処の住人を追い出した!そしてまだ結婚もしていない女を湖に誘い出し…食らったのさ…」
ニヒルに不気味に笑うクリーチャーを目の前にキリは恐れのあまりシェードとクリーチャーの会話に耳を傾ける事しか出来ずにいた。クリーチャーは話を続けた。
「そして!彼女を見つけた。僕の魅了も通じない君を待っていたんだ!!強い子孫を残してくれたら、ここから出してあげる………ね?キリ。」
「っ!!」
「恐れるな!!冒険者、さっきの威勢はどうした!お前の依頼だろうが!!」
目の前の化け物を前にして怖じ気づくキリをシェードが一喝したのだった。その一喝を聞いたキリはシェードを見つめた。
「は、ははは!!!今から僕に殺されるのに、何勇気づけてるの!?威勢はいいけど、僕から隠れて逃げれば良かったのに…」
「うっせえ。こうでもしねえと足手まといだ。」
「足…」
「お前がやらねえんだったら俺がやっちまっていいんだな?その代わり報酬はなし。だぜ?」
そう言ってクリーチャーに攻撃を仕掛けに体制を整え切り込んでいくシェードにクリーチャーは慌てて槍を出現させ一撃を受け止めた。人間とは思えない腕力にクリーチャーは慌て出す。
「な、人間のくせにその強さは一体お前何者だ!」
「別に、ただのしがない放浪騎士だ。」
攻撃を受け流してはいる者の放つ速度が速く受け流すので精一杯のクリーチャーは最後に蹴りを食らい二人から遠ざけられてしまう。
「がは、クソ…どうなってるんだ。まさかお前!」
「おっと、それ以上は言うな。あまり知られたくないんだ。」
「だとしても、その力は今までに見たこともない力だ。」
「そりゃそうだろうな…」
するとみるみる住処にヒビの音が響き渡る。驚いたクリーチャーが周囲を見渡し異変を確認している間にシェードはキリのいる場所まで下がりようやく現れた効果に武器を下ろした。
「ようやくだな。備えてろ!冒険者。」
「は?」
「今からこの宮殿に水を流し込む細工をした。おそらくそれは時期起こりうる。」
「馬鹿げた事を。何をそんな事を」
馬鹿にしているクリーチャーと同じ頃、さっきの死骸の部屋で詰め込んでいたシェードのマントが外れ外から湖の水が入り込む。水は濁流となりクリーチャーが背を向けてる後ろから迫り来た。それと同時だろうか浄化の波動が行き渡り男の背中に浄化の効果が焼き付いた。濁流の水のせいで背中は焼き爛れてしまい不覚にも攻撃された男は断末魔を叫び上げた。
「ぎゃあぁ!!なんだって言うんだ。白魔法が、この沼地まで…なぜ…」
「(この攻撃…アーサー?でも…異常なほど…まさかハティ!?)」
「どうやら、まだ続けてるらしいな。うちの新入りは…」
水がみるみる流れ込みもだえ苦しむクリーチャーの顔はただれ焼けただれたよう顔つきになりながらもキリに近づこうとする。
「許さない。なぜ…ぼ、僕が…」
「ふん、お似合いの死に様じゃねえか。浄化の聖水にやられて息耐え浄化されるクリーチャーってな。」
キリの前に立ちはだかったシェードが剣を上に掲げ始める。クリーチャーはそんなシェードに命乞いをし始める。
「た、頼む。見逃して…くれ。」
シェードが命乞いをするクリーチャーに無言でとどめを刺そうとした瞬間だった。キリの待ったが掛かった。
「待って!!」
その言葉にとどめを刺そうとした手を止めたシェードはキリに振り返る。すると少し警戒するように睨んだ。キリにただならぬオーラを感じ取ったからだ。
「その首は私のだ。聖騎士さんが横取りなんて性に合わないことしちゃいけないんじゃない?」
「なら、キレるって言うのか?お前に。さっきまで怖じ気づいていたのによ。」
キリは少し体を震わせながらも無言でシェードの武器を奪いクリーチャーに近づいてく。クリーチャー自体は嬉しそうだが彼女の表情を見て顔を漂白させた。
「見逃す?そんなの出来るわけ無いでしょ?あんたの首は報酬なんだ。見逃して報酬がパーになっちゃ困るんだ。」
「お、お願いだ!許してくれ!!死にたくない!」
「その台詞、もう聞き飽きるほど向こうで聞いた。」
そう言って剣を彼の体を下から上に切り裂けば息絶えてしまった。彼が死んだのと同時くらいだろうか住処である息の出来る空間が遮断されるように水が舞い込んでくるのがわかりなすすべが無いキリはその濁流に呑み込まれていった。
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