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2章
12話「謎のネクロマンサー」
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「グ、グ」
アリアさんの魔法を受けたゾンビ達はうめき声をあげた。
何だか苦しそうに見える。
あぁ、そうか。
治療系魔法はアンデッドに対しては攻撃魔法になるんだっけ。
俺が追撃を、と考えた所でゾンビ達は歩みを止め、その場に倒れ伏せた後魔石に変わった。
今の一撃でざっと30体位討伐に成功した。
「威力、凄いですね」
「そう」
アリアさんは俺の言葉を素っ気なく返すと次の魔法を詠唱し出した。
俺も負けじと『炎矢(ファイアアロー)』を5連射し、5体のスケルトンを焼き払う。
「まったく、もう、面倒ねぇ!」
遠くからセフィアさんの愚痴が聞こえた。
彼女は身に付けているクロスボウを使い的確に敵の急所を貫き1撃で倒しているが、レンジャーの武器では1体ずつしか倒せない様だ。
それでも俺の魔法より素早く攻撃していて、こちらも既に30体程のアンデッドを討伐している。
「仕方ありませんよ」
一方、セフィアさんをなだめるエリクさんは、魔法を放つ度に4-5体のアンデッドを1撃で倒している。
「もう、パパっとやっちゃえないの?」
「無理ですよ、もっと強力な魔法を使おうにも僕が詠唱している間この数を抑えれる前衛の人は居ないのですから」
「はぁ、それもそうねぇ」
幾らセフィアさんが強いと言っても、レンジャーである彼女がこの数を抑えるのは無理みたいだ。
ナイトの中でも厚手の防具に身を固めたヘヴィナイトならば可能だが。
「少しお時間頂けますか?」
「構わないけど?」
「僕も大丈夫ですよ」
セフィアさんとエリクさんは、前に居る敵を討伐しながらもアリアさんの話を聞いており、返事をした。
それに合わせ俺も賛同した。
「では」
アリアさんが俺達3人の後方へ移動すると魔法の詠唱を開始した。
アリアさんは、白く輝くオーラに身体を包み込まれ幻想的な雰囲気を引き出した。
多分強力な魔法を発動させるのだろう。
そう考えた俺はアリアさんの援護に徹するべく地面目掛けて『氷矢(アイスアロー)』を放つと、カチンと音を立て、魔法が着弾した周囲を凍らせた。
なんで、ゾンビやスケルトンじゃなく地面に向けて放ったかって?
それは、ね。
「!?!?!?!?」
「!!!!!!」
氷って滑り易いでしょ?
ゾンビやスケルトンみたいに何も考えられない魔物が氷を踏むだろう?
こうやって面白い位に、つるっと滑ってころんって転がってくれるのさ。
更に、起き上がろうとしてもがくが起き上がろうとする手では上手く支えられずまた転ぶのさ。
そして、後続のゾンビ達も同じく氷に滑って転ぶか、既に転んでいるゾンビ達に足を取られ転ぶのさ。
これにてゾンビ達の進行を阻止する事に成功しました! 後はアリアさんの魔法が完成する事を待つだけです。
「へぇ、あの子意外とやるわね」
「そうですね、確かにあの魔法なら効果的でしょう」
セフィアさんとエリクさんからお褒めの言葉を貰う。
へへっ、どんなもんだい!
と、調子に乗るのは良いけど、そろそろ魔法力が怪しくなって来たな。
サブウェポンのボウガンに切り替えよう。
俺はボウガンでゾンビに狙いを定めて矢を放つ。
が、セフィアさんの様に急所を捉えられず討伐するのに2-3発掛かってしまった。
それでも、数体のゾンビを討伐した所でアリアさんの身体を纏うオーラが強くなって来た。
そろそろ詠唱が完成するみたいだ。
「悪しき魂を浄化したまえ」
ゆっくりと、静かな声の詠唱を完成させると、アリアさんが右手に持つ杖の先端に白い光が集まり出した。
「ターン・アンデッド!」
アリアさんが、杖の先端をアンデッド集団に向け魔法の名称叫ぶ。
次の瞬間、神聖な光を放つ光のオーラがまばゆい光となりこの周囲一帯を包み込んだ。
まばゆい光に俺は手をかざしながら様子を伺うと、アンデッド達が発する断末魔の叫びの様な声が聞こえて来る。
うす目を開けその様子を眺めると、光に包まれたアンデッドたちは身体を徐々に消滅させ、跡形も無くなった後魔石へと変化した。
しかし、まだ3割程のアンデッドは残って居る。
「ターンアンデッドですか、やりますね!」
「まだ残って居ます」
エリクさんが賛美するが、アリアさんは冷静な反応を示した。
「もう一度撃てば良いんじゃない?」
「いえ、残りは私のターンアンデッドに耐性を持っていますから無理です」
セフィアさんは、面倒そうだと思いながら腕組みをする。
「あ、そう言えばカイルさん。ホールスソーラでしたっけ? その武器には太陽の力があるはず。もしかしたらアンデッドに効果があるかもしれません」
「けど、どうすれば?」
「そうですね、大方その手の武器は天にかざして念じれば持っている能力が発揮されます」
「分かりました、やってみます」
俺はホールス・ソーラを天にかざし「太陽の力よ」と念じた。
その5秒後、身体の中に秘める魔力がホールス・ソーラに流れる感覚を覚えたかと思うと、太陽の紋章よりまばゆい光があふれ出した。
先程アリアさんが放ったターン・アンデッドの時よりも強い光で目を閉じるしかない。
やはり、周囲のアンデッド達が断末魔の悲鳴を続け、次第にその声が聞こえなくなって来た。
多分、全滅させたのだろう。
俺は光が収まったホールス・ソーラを降ろしながら目を開いた。
思った通り、残って居たアンデッドは全滅し全て魔石へ変化していた。
しかし、魔力の消耗が激しかったのか俺は武器を支えとし地面に片膝をついてしまった。
「凄いですね」
「二人共やるじゃない」
「いえ、エリクさんが思い出してくれなければ」
「大した事ありません」
意識がフラっとする中で言葉を紡ぎ出した俺と、額から頬に向け一筋の汗を流し、安どのため息をついたアリアさんだ。
「後は術者ですが」
エリクさんが、周囲を見渡し術者のネクロマンサーを探す。
「それなら私に任せて頂戴!」
セフィアさんは一瞬目を閉じると、サッと地面を駆けた。
「そこね!」
掛け声と共に岩陰に隠れる何者かに向け、ナイフを投げた。
「チッ! 使えねぇ杖じゃねぇか!」
セフィアさんからの投擲を受けた何者かは、杖を使い打ち払った。
岩陰から身を現したのは無表情な仮面を被ったウィザードで、声の質から多分女性だろう。
「やるわねぇ」
セフィアさんが、ニッっと笑みを浮かべると次の投擲準備をした。
「うるさい! 上位冒険者の癖によくも私の邪魔をしやがって! お前達がいなければ新人冒険者共が犠牲になったのに!」
「あらあら? お姉さんが邪魔しちゃって悪かったわね」
セフィアさんはウィザードを煽りながらも手に持つナイフの先端を彼女の心臓の先へと向ける。
「うるさい! うるさい、うるさーーーい! お前達のせいでダスト様になんて報告すれば良いんだ!」
「あのねぇ? まかりなりにも自分の敵である人間に対してフツーそんな事言わないわよ」
「うるさい! お前達が居なければ! ばかやろーーーー!!!!」
ウィザードは散々罵詈雑言を浴びせると、転移魔法を発動させその場から姿を消し去った。
「逃げられちゃいましたね」
「まぁねー、でも仕方無いわあの娘のボスがダストなら、シュバルツサーヴァラーに居る普通の人間の女の子よ、ちょっとばかり感情的みたいだけどね。普通の人間の命を奪う訳にはいかないわね、マジモンの邪教徒なら話は変わるけど」
「でも、可愛い声してましたよね! 仮面外した素顔もきっと可愛いんだろうなぁ~」
エリクさんがうっとりとしながら、何か妄想をしているみたいで怪しさ50%位のにやにや顔をしている。
しかし、あんな罵声が可愛いとはエリクさんとは一体?
「エリク君って面白い趣味は相変わらずね」
「そうですか? それにしても、これだけ大量にゾンビとスケルトンが召還されたのは気になりますね、一般的なネクロマンス法だったらもっと数は少ないはずですけど正直なところアリアさんには助けられたと思います」
「そうねぇ、私もアリアちゃんには助けられたと思うわ。ゾンビの件は稀に良くある話じゃないかしら? 気にしても仕方ないわよ、さっ、こんな気持ち悪い場所からは帰りましょ」
俺達は冒険者ギルドへ報告を行った後ギルドハウスへ戻った。
大量のゾンビを討伐したお陰か結構なお金を稼ぐ事が出来た。
が、エリクさんやセフィアさんからしたら大した額で無かった為、俺とアリアさんで折半すれば良いとの事だった。
それならばと俺も全体の1割で良いと打診するがアリアさんから「男に借りを作りたくない」と一蹴されてしまった。
アリアさんの魔法を受けたゾンビ達はうめき声をあげた。
何だか苦しそうに見える。
あぁ、そうか。
治療系魔法はアンデッドに対しては攻撃魔法になるんだっけ。
俺が追撃を、と考えた所でゾンビ達は歩みを止め、その場に倒れ伏せた後魔石に変わった。
今の一撃でざっと30体位討伐に成功した。
「威力、凄いですね」
「そう」
アリアさんは俺の言葉を素っ気なく返すと次の魔法を詠唱し出した。
俺も負けじと『炎矢(ファイアアロー)』を5連射し、5体のスケルトンを焼き払う。
「まったく、もう、面倒ねぇ!」
遠くからセフィアさんの愚痴が聞こえた。
彼女は身に付けているクロスボウを使い的確に敵の急所を貫き1撃で倒しているが、レンジャーの武器では1体ずつしか倒せない様だ。
それでも俺の魔法より素早く攻撃していて、こちらも既に30体程のアンデッドを討伐している。
「仕方ありませんよ」
一方、セフィアさんをなだめるエリクさんは、魔法を放つ度に4-5体のアンデッドを1撃で倒している。
「もう、パパっとやっちゃえないの?」
「無理ですよ、もっと強力な魔法を使おうにも僕が詠唱している間この数を抑えれる前衛の人は居ないのですから」
「はぁ、それもそうねぇ」
幾らセフィアさんが強いと言っても、レンジャーである彼女がこの数を抑えるのは無理みたいだ。
ナイトの中でも厚手の防具に身を固めたヘヴィナイトならば可能だが。
「少しお時間頂けますか?」
「構わないけど?」
「僕も大丈夫ですよ」
セフィアさんとエリクさんは、前に居る敵を討伐しながらもアリアさんの話を聞いており、返事をした。
それに合わせ俺も賛同した。
「では」
アリアさんが俺達3人の後方へ移動すると魔法の詠唱を開始した。
アリアさんは、白く輝くオーラに身体を包み込まれ幻想的な雰囲気を引き出した。
多分強力な魔法を発動させるのだろう。
そう考えた俺はアリアさんの援護に徹するべく地面目掛けて『氷矢(アイスアロー)』を放つと、カチンと音を立て、魔法が着弾した周囲を凍らせた。
なんで、ゾンビやスケルトンじゃなく地面に向けて放ったかって?
それは、ね。
「!?!?!?!?」
「!!!!!!」
氷って滑り易いでしょ?
ゾンビやスケルトンみたいに何も考えられない魔物が氷を踏むだろう?
こうやって面白い位に、つるっと滑ってころんって転がってくれるのさ。
更に、起き上がろうとしてもがくが起き上がろうとする手では上手く支えられずまた転ぶのさ。
そして、後続のゾンビ達も同じく氷に滑って転ぶか、既に転んでいるゾンビ達に足を取られ転ぶのさ。
これにてゾンビ達の進行を阻止する事に成功しました! 後はアリアさんの魔法が完成する事を待つだけです。
「へぇ、あの子意外とやるわね」
「そうですね、確かにあの魔法なら効果的でしょう」
セフィアさんとエリクさんからお褒めの言葉を貰う。
へへっ、どんなもんだい!
と、調子に乗るのは良いけど、そろそろ魔法力が怪しくなって来たな。
サブウェポンのボウガンに切り替えよう。
俺はボウガンでゾンビに狙いを定めて矢を放つ。
が、セフィアさんの様に急所を捉えられず討伐するのに2-3発掛かってしまった。
それでも、数体のゾンビを討伐した所でアリアさんの身体を纏うオーラが強くなって来た。
そろそろ詠唱が完成するみたいだ。
「悪しき魂を浄化したまえ」
ゆっくりと、静かな声の詠唱を完成させると、アリアさんが右手に持つ杖の先端に白い光が集まり出した。
「ターン・アンデッド!」
アリアさんが、杖の先端をアンデッド集団に向け魔法の名称叫ぶ。
次の瞬間、神聖な光を放つ光のオーラがまばゆい光となりこの周囲一帯を包み込んだ。
まばゆい光に俺は手をかざしながら様子を伺うと、アンデッド達が発する断末魔の叫びの様な声が聞こえて来る。
うす目を開けその様子を眺めると、光に包まれたアンデッドたちは身体を徐々に消滅させ、跡形も無くなった後魔石へと変化した。
しかし、まだ3割程のアンデッドは残って居る。
「ターンアンデッドですか、やりますね!」
「まだ残って居ます」
エリクさんが賛美するが、アリアさんは冷静な反応を示した。
「もう一度撃てば良いんじゃない?」
「いえ、残りは私のターンアンデッドに耐性を持っていますから無理です」
セフィアさんは、面倒そうだと思いながら腕組みをする。
「あ、そう言えばカイルさん。ホールスソーラでしたっけ? その武器には太陽の力があるはず。もしかしたらアンデッドに効果があるかもしれません」
「けど、どうすれば?」
「そうですね、大方その手の武器は天にかざして念じれば持っている能力が発揮されます」
「分かりました、やってみます」
俺はホールス・ソーラを天にかざし「太陽の力よ」と念じた。
その5秒後、身体の中に秘める魔力がホールス・ソーラに流れる感覚を覚えたかと思うと、太陽の紋章よりまばゆい光があふれ出した。
先程アリアさんが放ったターン・アンデッドの時よりも強い光で目を閉じるしかない。
やはり、周囲のアンデッド達が断末魔の悲鳴を続け、次第にその声が聞こえなくなって来た。
多分、全滅させたのだろう。
俺は光が収まったホールス・ソーラを降ろしながら目を開いた。
思った通り、残って居たアンデッドは全滅し全て魔石へ変化していた。
しかし、魔力の消耗が激しかったのか俺は武器を支えとし地面に片膝をついてしまった。
「凄いですね」
「二人共やるじゃない」
「いえ、エリクさんが思い出してくれなければ」
「大した事ありません」
意識がフラっとする中で言葉を紡ぎ出した俺と、額から頬に向け一筋の汗を流し、安どのため息をついたアリアさんだ。
「後は術者ですが」
エリクさんが、周囲を見渡し術者のネクロマンサーを探す。
「それなら私に任せて頂戴!」
セフィアさんは一瞬目を閉じると、サッと地面を駆けた。
「そこね!」
掛け声と共に岩陰に隠れる何者かに向け、ナイフを投げた。
「チッ! 使えねぇ杖じゃねぇか!」
セフィアさんからの投擲を受けた何者かは、杖を使い打ち払った。
岩陰から身を現したのは無表情な仮面を被ったウィザードで、声の質から多分女性だろう。
「やるわねぇ」
セフィアさんが、ニッっと笑みを浮かべると次の投擲準備をした。
「うるさい! 上位冒険者の癖によくも私の邪魔をしやがって! お前達がいなければ新人冒険者共が犠牲になったのに!」
「あらあら? お姉さんが邪魔しちゃって悪かったわね」
セフィアさんはウィザードを煽りながらも手に持つナイフの先端を彼女の心臓の先へと向ける。
「うるさい! うるさい、うるさーーーい! お前達のせいでダスト様になんて報告すれば良いんだ!」
「あのねぇ? まかりなりにも自分の敵である人間に対してフツーそんな事言わないわよ」
「うるさい! お前達が居なければ! ばかやろーーーー!!!!」
ウィザードは散々罵詈雑言を浴びせると、転移魔法を発動させその場から姿を消し去った。
「逃げられちゃいましたね」
「まぁねー、でも仕方無いわあの娘のボスがダストなら、シュバルツサーヴァラーに居る普通の人間の女の子よ、ちょっとばかり感情的みたいだけどね。普通の人間の命を奪う訳にはいかないわね、マジモンの邪教徒なら話は変わるけど」
「でも、可愛い声してましたよね! 仮面外した素顔もきっと可愛いんだろうなぁ~」
エリクさんがうっとりとしながら、何か妄想をしているみたいで怪しさ50%位のにやにや顔をしている。
しかし、あんな罵声が可愛いとはエリクさんとは一体?
「エリク君って面白い趣味は相変わらずね」
「そうですか? それにしても、これだけ大量にゾンビとスケルトンが召還されたのは気になりますね、一般的なネクロマンス法だったらもっと数は少ないはずですけど正直なところアリアさんには助けられたと思います」
「そうねぇ、私もアリアちゃんには助けられたと思うわ。ゾンビの件は稀に良くある話じゃないかしら? 気にしても仕方ないわよ、さっ、こんな気持ち悪い場所からは帰りましょ」
俺達は冒険者ギルドへ報告を行った後ギルドハウスへ戻った。
大量のゾンビを討伐したお陰か結構なお金を稼ぐ事が出来た。
が、エリクさんやセフィアさんからしたら大した額で無かった為、俺とアリアさんで折半すれば良いとの事だった。
それならばと俺も全体の1割で良いと打診するがアリアさんから「男に借りを作りたくない」と一蹴されてしまった。
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