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4章
35話「再会、セリカ」
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「ほら、あの娘達、早速ヴァイスリッターを巣食う狼達に狙われているわ」
「そうっすか」
って大変なのは賢神の石じゃないのか!
確かにさぁ、今さっきここに入ったばかりのウィザード達をルッセルさんがギルドメンバーに紹介した瞬間同じギルド内の男冒険者達が群がってたし大変だと思うけど!
「セリカちゃん以外は大人しそうに見えるからお姉さんちょっと心配だわ」
「さいですか」
セフィアさん、絶対後ろから行く末を面白がるだろ。
「所詮男なんてそんなもの、より美しいモノ新しいモノを見つけた瞬間手のひらを返すのだから」
近くに居たアリアさんが素っ気無く呟いた。
確かに昨日まで馬鹿みたいにアリアさんに群がっていた男達が誰一人としてアリアさんの所にやって来ていない。
「あらあら~? アリアちゃん、まだ若いのにそんな事言っちゃー」
「若くてもこれが現実です」
アリアさんは、セフィアさんが悪戯半分で投げかけた言葉をそっと振り払う。
「いや、でも、アリアさんの気持ちは分かるかも」
俺も小声で呟いた。
しっかし、予想通りセリカさんの罵声がすげー聞こえる。
って、それでも尚目をへの字にして擦り寄ろうとする男が居るのか。
絶対に無いとは思ったけど、エリクさんにライバルが出現するのか、これ。
「あはは、もしかして、他の男の子達が取られちゃうのが気になっちゃう?」
「いえ、私は男性に興味がありません」
「冗談よ、冗談」
アリアさんをからかっているセフィアさんがクスッと笑いながらウィンクを見せた。
「あ、ルッカさんが彼女達に近付いて、セリカさんと何か言い合って、残り二人のウィザードとは何か上手く言ってるみたいで、あ、こっちの方に来たぞ?」
「あいつ等最悪!」
ルッカさん? 何があったんだ? いつに無く機嫌が悪そうなんだけど。
「えーっと、ルッカさん、一体どーしたのかな?」
「セリカって人はまだいい! ウィザードとしての手腕はあるから、あれ位の態度は良いのよ!」
その声を聞く限りとてもじゃないけど良いとは思えないんですけど。
「何よあの男達! ウィザードなら誰でも良いの!?」
ルッカさん? 貴方男に興味薄い様に見えるんですけど?
「さ、さぁ? 誰でも良いんじゃないの?」
「新しい女の子が入った瞬間私なんかどうでもいい態度見せた癖にあの3人に相手にされなかったら私に急に擦り寄って!」
「いや、その、ルッカさん? それらの男達まともに相手してた記憶は無いんですけど」
「カイルはそういう異性にだらしない人間を見ててムカつかないの?」
「いや、全然? そもそも女性が一々俺に興味持ってるって思ってないし」
「カイルに聞いた私が馬鹿だった」
ルッカさんは、大きな溜息を付くとその場から立ち去った。
「あの娘、ああ見えてチヤホヤされたい願望強いみたいね」
「意外なもんですね」
「あら? ボウヤが珍しいだけで普通と思うわ。男なんて適当に転がせば良いのにね、ルッカちゃんもアリアちゃんも真面目だからねぇ」
「いえ、私は男と関わるリスクも避けてるだけです」
「ま、懸命な判断ね。あのセリカって娘は転がすよりも勝手に支配される男が増えて面白い事になりそうね」
ルッカさんが男を転がす? ないない。適当に蹴っ飛ばして下り坂転がすならありえるけど。
「カイル君、君はあの娘達に興味無い?」
唐突にアリアさんが尋ねて来た。
「いや、俺は全く興味無いよ?」
「そうなのよねぇ、ボウヤって、あんなに可愛い女の子達が居ても全く興味が無いのよ、実は私達がしらない男とデキてるって疑いたくなる位にね」
「ははは、それもありませんよ」
女に興味が無いからって男に興味があるって発想が良く分からないけども。
「そう、珍しいのね」
「俺は女性よりも鍛錬が大事だし、今さっき出会ったばっかの人に一々興味持っても疲れるよ」
一々自己紹介したり、一々相手のあれこれ聞いたり、一々相手に自分の事説明してってさ。
「そう。嘘じゃないのね」
「嘘って?」
「ボウヤが嘘付いてアリアちゃんを口説こうとしてたって事よ」
「そんな事して何の意味が?」
「フフッ。女でしか威を張れない空っぽで可愛そうな男達が良くやるのよ」
まるで自分が経験した事あるかの様に言うセフィアさん。
「そうですね。カイル君程女性からモテる男性が私に嘘を付かないのは予想外だった」
「そうなの?」
「そ、居るのよ。アリアちゃんの恋人ってステイタスが欲しい為に平気で嘘付く男ってね」
やっぱり、セフィアさん自身が経験しているかのように聞こえる。
「俺には理解出来ないですね。ステイタスなら自分の努力で勝ち取る物だと思いますし」
「それがね。美人や可愛い子と一緒に居ると周囲が羨ましがる視線を向けるのよ。それで優越感に浸れるからそれを求める男は多いわ。勿論女もだけど」
「そう言うもんなんですか」
「多分、ボウヤが気付いていないだけで、ステイタス目的で近付いてる女の子は沢山居ると思うわ」
思い当たる節は無いが。
「その時は割り切れば良いのよ。安定した快楽が手に入るって」
珍しくこの手の話で真剣な表情を見せるセフィアさんだが。
「快楽?」
「あら?ボウヤ位モテるなら学生の頃からそう言う事してる男の子は沢山居るんだけど」
「何の話ですか?」
心当たりは無いが。
「私はそう言う趣味ありません」
「アリアちゃんは純真なのね。ボウヤ?今度暇な時に教えてあげようかしら?」
「武術スキルですか?それなら是非お願いします」
「カイル君が知る事じゃありません」
何故かアリアさんが制止した。
「あら?アリアちゃん?どうしたのかしら?ボウヤに教えられたら困るのかしら?」
セフィアさんがクスクス笑いながら言う。
アリアさんから見て、俺に知られて困るレンジャースキルに心当たりはないが。
「いえ、私はどうでも良いですけど、ルミが悲しみますので」
アリアさんの言葉からはいつに無くトゲがある様に感じたが。
「あらあら、妹想いね~仕方無いわねルミリナちゃんに免じて教えるの止めるわ」
「ご厚意感謝します」
「一度位姉の特権使うのもありよ」
と、アリアさんの耳元でセフィアさんが囁くと、アリアさんは顔を真っ赤にし立ち上がり黙ってこの場から去った。
「あら?意外だったわね。けど、予想の範囲ね」
一見矛盾した事を言うセフィアさんだが。
「何がですか?」
「ウフフ。ヒミツよ、ヒミツ。言っちゃったら私の楽しみが減っちゃうわ。自力で気付ける様になったらボウヤも敏感な青年になるかもね」
セフィアさんが何を言いたいのか、全く見当が付かない。
「あ、カイルさんだぁ」
丁度アリアさんと入れ違い様にルミリナさんが、少し嬉しそうな表情を見せながら小走りでこちらに向かって来た。
「あら?ルミちゃん。いらっしゃい。今丁度面白い事があったのよー」
何か悪だくみでもしている表情を見せるセフィアさんだが。
さすがにアリアさんを絡めて変な事まで言わないよな?
「面白い事ですか?」
「そうよ~ね、ルミちゃん?男の子からのアプローチ多いんじゃないの?」
「わ、わ、わ、そ、そんな事無いです」
セフィアさんの唐突な質問に対してあたふたしているルミリナさんだ。
「あら?ヴァイスリッターの男性陣からアリアちゃんに引けを取らない位人気じゃない?お姉さん、プリーストになる前からも気になるわ」
確かにヴァイスリッター男性陣の中で、クールな冷たさに魅力を感じるアリアさん派と、王道純真プリーストなルミリナさん派が居たな。
他にもルッカさん派とか色々居るんだけど。
「はうぅ。修道院に男性は居ないですよぉ?だからその、ホントたまに男性から声をかけられたことがある位ですし」
ルミリナさんは視線をキョロキョロさせながら恥ずかしそうに言う。
「あら?修道院に居てもそれって凄いじゃない?」
「そんな事無いですよぅ?私なんか、カイルさんに比べたら大した事無いです」
ルミリナさんが俺にそっとバトンをパスした。
「俺が? 全然心当たりが無いよ?」
「えへへ。カイルさんは修道院の中でも有名でしたぁ」
「そうなの? あ、でも、俺セザール学園トップだったから多分それかも」
「あはは、やっぱりカイルさんって噂通りですね」
「俺の噂?」
ルミリナさんは何か言い辛そうなのか、少しだけ間が空いた。
「そうねぇ、確かスルーキングだったかしら? 私も聞いた事があるわ。セザールタウンのイケメンが女子のアプローチを完膚なきまでスルーするって話。あまりにも女子を相手にしないから実は男にしか興味が無いって噂もあったわね」
セフィアさんがルミリナさんの代わりに説明してくれた。
また男にしか興味が無いって、どうしてそうなるのだろうか気になる所だが。
「俺にそんな噂があったんですね、全く知りませんでした」
「勿体無いわねぇ~それだけ有名なら女の子を好き放題出来たのに~」
「そうですか? 勉強や鍛錬する時間が減るだけでメリットは無いと思いますが」
「アリアちゃんやルミちゃん目の前にこれだもんねぇ、本当に興味無さそうね」
呆れるセフィアさんだが。
「えへへ。だから良いんですよ」
頬を少しばかり赤らめてうっとりとするルミリナさんだ。
「ボウヤも大変ねぇ~」
「俺が?」
「フフ。これからの楽しみにして置くわ」
怪しげな笑みを見せたセフィアさん。
このまま他愛の無い話をつづけた所で、程良い時間となりそのまま俺は帰宅した
「そうっすか」
って大変なのは賢神の石じゃないのか!
確かにさぁ、今さっきここに入ったばかりのウィザード達をルッセルさんがギルドメンバーに紹介した瞬間同じギルド内の男冒険者達が群がってたし大変だと思うけど!
「セリカちゃん以外は大人しそうに見えるからお姉さんちょっと心配だわ」
「さいですか」
セフィアさん、絶対後ろから行く末を面白がるだろ。
「所詮男なんてそんなもの、より美しいモノ新しいモノを見つけた瞬間手のひらを返すのだから」
近くに居たアリアさんが素っ気無く呟いた。
確かに昨日まで馬鹿みたいにアリアさんに群がっていた男達が誰一人としてアリアさんの所にやって来ていない。
「あらあら~? アリアちゃん、まだ若いのにそんな事言っちゃー」
「若くてもこれが現実です」
アリアさんは、セフィアさんが悪戯半分で投げかけた言葉をそっと振り払う。
「いや、でも、アリアさんの気持ちは分かるかも」
俺も小声で呟いた。
しっかし、予想通りセリカさんの罵声がすげー聞こえる。
って、それでも尚目をへの字にして擦り寄ろうとする男が居るのか。
絶対に無いとは思ったけど、エリクさんにライバルが出現するのか、これ。
「あはは、もしかして、他の男の子達が取られちゃうのが気になっちゃう?」
「いえ、私は男性に興味がありません」
「冗談よ、冗談」
アリアさんをからかっているセフィアさんがクスッと笑いながらウィンクを見せた。
「あ、ルッカさんが彼女達に近付いて、セリカさんと何か言い合って、残り二人のウィザードとは何か上手く言ってるみたいで、あ、こっちの方に来たぞ?」
「あいつ等最悪!」
ルッカさん? 何があったんだ? いつに無く機嫌が悪そうなんだけど。
「えーっと、ルッカさん、一体どーしたのかな?」
「セリカって人はまだいい! ウィザードとしての手腕はあるから、あれ位の態度は良いのよ!」
その声を聞く限りとてもじゃないけど良いとは思えないんですけど。
「何よあの男達! ウィザードなら誰でも良いの!?」
ルッカさん? 貴方男に興味薄い様に見えるんですけど?
「さ、さぁ? 誰でも良いんじゃないの?」
「新しい女の子が入った瞬間私なんかどうでもいい態度見せた癖にあの3人に相手にされなかったら私に急に擦り寄って!」
「いや、その、ルッカさん? それらの男達まともに相手してた記憶は無いんですけど」
「カイルはそういう異性にだらしない人間を見ててムカつかないの?」
「いや、全然? そもそも女性が一々俺に興味持ってるって思ってないし」
「カイルに聞いた私が馬鹿だった」
ルッカさんは、大きな溜息を付くとその場から立ち去った。
「あの娘、ああ見えてチヤホヤされたい願望強いみたいね」
「意外なもんですね」
「あら? ボウヤが珍しいだけで普通と思うわ。男なんて適当に転がせば良いのにね、ルッカちゃんもアリアちゃんも真面目だからねぇ」
「いえ、私は男と関わるリスクも避けてるだけです」
「ま、懸命な判断ね。あのセリカって娘は転がすよりも勝手に支配される男が増えて面白い事になりそうね」
ルッカさんが男を転がす? ないない。適当に蹴っ飛ばして下り坂転がすならありえるけど。
「カイル君、君はあの娘達に興味無い?」
唐突にアリアさんが尋ねて来た。
「いや、俺は全く興味無いよ?」
「そうなのよねぇ、ボウヤって、あんなに可愛い女の子達が居ても全く興味が無いのよ、実は私達がしらない男とデキてるって疑いたくなる位にね」
「ははは、それもありませんよ」
女に興味が無いからって男に興味があるって発想が良く分からないけども。
「そう、珍しいのね」
「俺は女性よりも鍛錬が大事だし、今さっき出会ったばっかの人に一々興味持っても疲れるよ」
一々自己紹介したり、一々相手のあれこれ聞いたり、一々相手に自分の事説明してってさ。
「そう。嘘じゃないのね」
「嘘って?」
「ボウヤが嘘付いてアリアちゃんを口説こうとしてたって事よ」
「そんな事して何の意味が?」
「フフッ。女でしか威を張れない空っぽで可愛そうな男達が良くやるのよ」
まるで自分が経験した事あるかの様に言うセフィアさん。
「そうですね。カイル君程女性からモテる男性が私に嘘を付かないのは予想外だった」
「そうなの?」
「そ、居るのよ。アリアちゃんの恋人ってステイタスが欲しい為に平気で嘘付く男ってね」
やっぱり、セフィアさん自身が経験しているかのように聞こえる。
「俺には理解出来ないですね。ステイタスなら自分の努力で勝ち取る物だと思いますし」
「それがね。美人や可愛い子と一緒に居ると周囲が羨ましがる視線を向けるのよ。それで優越感に浸れるからそれを求める男は多いわ。勿論女もだけど」
「そう言うもんなんですか」
「多分、ボウヤが気付いていないだけで、ステイタス目的で近付いてる女の子は沢山居ると思うわ」
思い当たる節は無いが。
「その時は割り切れば良いのよ。安定した快楽が手に入るって」
珍しくこの手の話で真剣な表情を見せるセフィアさんだが。
「快楽?」
「あら?ボウヤ位モテるなら学生の頃からそう言う事してる男の子は沢山居るんだけど」
「何の話ですか?」
心当たりは無いが。
「私はそう言う趣味ありません」
「アリアちゃんは純真なのね。ボウヤ?今度暇な時に教えてあげようかしら?」
「武術スキルですか?それなら是非お願いします」
「カイル君が知る事じゃありません」
何故かアリアさんが制止した。
「あら?アリアちゃん?どうしたのかしら?ボウヤに教えられたら困るのかしら?」
セフィアさんがクスクス笑いながら言う。
アリアさんから見て、俺に知られて困るレンジャースキルに心当たりはないが。
「いえ、私はどうでも良いですけど、ルミが悲しみますので」
アリアさんの言葉からはいつに無くトゲがある様に感じたが。
「あらあら、妹想いね~仕方無いわねルミリナちゃんに免じて教えるの止めるわ」
「ご厚意感謝します」
「一度位姉の特権使うのもありよ」
と、アリアさんの耳元でセフィアさんが囁くと、アリアさんは顔を真っ赤にし立ち上がり黙ってこの場から去った。
「あら?意外だったわね。けど、予想の範囲ね」
一見矛盾した事を言うセフィアさんだが。
「何がですか?」
「ウフフ。ヒミツよ、ヒミツ。言っちゃったら私の楽しみが減っちゃうわ。自力で気付ける様になったらボウヤも敏感な青年になるかもね」
セフィアさんが何を言いたいのか、全く見当が付かない。
「あ、カイルさんだぁ」
丁度アリアさんと入れ違い様にルミリナさんが、少し嬉しそうな表情を見せながら小走りでこちらに向かって来た。
「あら?ルミちゃん。いらっしゃい。今丁度面白い事があったのよー」
何か悪だくみでもしている表情を見せるセフィアさんだが。
さすがにアリアさんを絡めて変な事まで言わないよな?
「面白い事ですか?」
「そうよ~ね、ルミちゃん?男の子からのアプローチ多いんじゃないの?」
「わ、わ、わ、そ、そんな事無いです」
セフィアさんの唐突な質問に対してあたふたしているルミリナさんだ。
「あら?ヴァイスリッターの男性陣からアリアちゃんに引けを取らない位人気じゃない?お姉さん、プリーストになる前からも気になるわ」
確かにヴァイスリッター男性陣の中で、クールな冷たさに魅力を感じるアリアさん派と、王道純真プリーストなルミリナさん派が居たな。
他にもルッカさん派とか色々居るんだけど。
「はうぅ。修道院に男性は居ないですよぉ?だからその、ホントたまに男性から声をかけられたことがある位ですし」
ルミリナさんは視線をキョロキョロさせながら恥ずかしそうに言う。
「あら?修道院に居てもそれって凄いじゃない?」
「そんな事無いですよぅ?私なんか、カイルさんに比べたら大した事無いです」
ルミリナさんが俺にそっとバトンをパスした。
「俺が? 全然心当たりが無いよ?」
「えへへ。カイルさんは修道院の中でも有名でしたぁ」
「そうなの? あ、でも、俺セザール学園トップだったから多分それかも」
「あはは、やっぱりカイルさんって噂通りですね」
「俺の噂?」
ルミリナさんは何か言い辛そうなのか、少しだけ間が空いた。
「そうねぇ、確かスルーキングだったかしら? 私も聞いた事があるわ。セザールタウンのイケメンが女子のアプローチを完膚なきまでスルーするって話。あまりにも女子を相手にしないから実は男にしか興味が無いって噂もあったわね」
セフィアさんがルミリナさんの代わりに説明してくれた。
また男にしか興味が無いって、どうしてそうなるのだろうか気になる所だが。
「俺にそんな噂があったんですね、全く知りませんでした」
「勿体無いわねぇ~それだけ有名なら女の子を好き放題出来たのに~」
「そうですか? 勉強や鍛錬する時間が減るだけでメリットは無いと思いますが」
「アリアちゃんやルミちゃん目の前にこれだもんねぇ、本当に興味無さそうね」
呆れるセフィアさんだが。
「えへへ。だから良いんですよ」
頬を少しばかり赤らめてうっとりとするルミリナさんだ。
「ボウヤも大変ねぇ~」
「俺が?」
「フフ。これからの楽しみにして置くわ」
怪しげな笑みを見せたセフィアさん。
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