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2話「突入異世界その1☆」
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「勇者様がピンチだよね?」
「そ、そうだけど」
ななみがキリっとした表情でポン太を見据えた。
まさか、この写真を見てななみんが反応したの? とポン太が思うと。
「そう言う事はもっと早く言ってください!」
「えー今さっき僕言ったんだけどー」
ななみは凛とした声で言うが、一方のポン太はどこか理不尽さを感じたのかガクっと肩を落とすと深い溜息をついた。
「行きますよ! 細かい事はお任せしますからッ!」
「え? え? もう! ななみん!」
ななみの行動力が高いと言うのか、幾ら何でも判断早過ぎでしょ、とポン太がそう思うも、ななみは口元で詠唱を始めた。
「まじかる・ちぇーんじ☆」
ななみはベッドから飛び降りるとにこっっと可愛らしい笑みを見せながら右手を天高く伸ばした。
「って、もう変身しちゃうの!?」
あまりの展開の速さに驚くポン太であるが、その様な事はおかまい無しにななみの身体を薄緑色の光が包み込んだ。
「行くよッ、ポン太君!」
「いや、ちょっと、早いよななみん!」
その光が収まったかと思うと、頭に青いリボンをつけ、天使をイメージさせる白色のローブを身に纏ったななみの姿があった。
「マジカルななみん☆ 出撃しちゃうんです☆」
「わ、ちょっとまって、待ってってばー」
ななみが決めセリフと共に転移魔法の詠唱を始めた。
それを見たポン太は慌てて彼女の道具袋の中にその身を預けたのであった。
ほどなくしてななみの転移魔法が完成されると、その光と共にその場から姿を消したのであった。
「で、ななみんここは何処なのさ?」
あはは、早速ポン太君が指摘してくれました☆
えっとですねぇ、見上げれば青い空に白い雲、それでサンサンと輝く太陽さんも居ますよぅ!
えへへ、私がさっきまで居た特殊空間からの転移魔法は成功ですね☆
「にゃはは☆」
ポン太くーん、ごめんね☆
私もここが地上って事しか分からないんだー。
「はぁ、笑って誤魔化してもダメだってばぁ、見渡せば森か山でこの辺りは草原しかないから僕は地上だって思うけどさぁ?」
はぅ~、笑ってごまかしてもダメですよねー。
「お日様が気持ち良いですー」
えへへ、ポン太君の言うとーり素敵な草原が広がってますよ☆
折角だから草原で寝っ転がっちゃいましょう♪
「ちょちょちょ、ちょっと、それじゃあの勇者さんが魔王にやられちゃうよ!」
私がご機嫌な様子で草原に寝っ転がった瞬間、ポン太君が鋭いツッコミを入れて来ました。
はぅっ!? でも、それを言われてしまっては弱いです。
ポン太君の言う通り、私がのんびりしている間に勇者様が魔王にやられてしまってはここに来た意味がありません!
「むむむ、それはマズイですね!」
「そうだよ、早く勇者さんの所に行こうよ! ななみん、飛翔魔法位簡単に使えるでしょ!」
そうですね、ポン太君の言う通り飛翔魔法を使って空から辺りを眺めちゃいましょう!
私は飛翔魔法を使ってポンタ君と一緒に空高く舞い上がりました。
「にゃははは~景色が綺麗ですよぉ~☆」
飛翔魔法を使って空を飛んでみれば素敵な景色が広がりました☆
はい、空を飛んだ甲斐があったと言うモノですよ!
「えっとぉ、ななみん? 僕達景色が見たいワケじゃなくてさー、僕は勇者さんの場所のヒントが手に入るんじゃないかって思ったんだけどさー?」
「にゃは?」
む、むぅ、ポン太君が冷ややかな目で指摘してきましたけどぉ。
うぐぐぅ~わ、私も勇者さんの居場所なんて分かんないですよぉ~。
「えっと、ななみーん?」
「でもでも、あっちの方から強い魔力を感じます!」
えへへ、そんな事言いながらもちゃーんと魔力探知したんですよ!
私って凄いじゃないですか~?
「うーん、確かにそうだけど……」
「きっとあの辺りに魔王が居るんですよ! そうと決まればレッツゴーです☆」
不安がっちゃだめですよー? ポン太くーん? 魔王の近くには勇者様が居るのは常識なんですからねッ!
「はぁぁぁぁ……全く、しかたないなぁ……。おや?ななみん? 妙に嬉しそうだけど、どうしたんだい?」
「気のせいですよ♪」
えへへ、あのいけめん勇者様にもうすぐ会えるって心が弾んじゃいます☆
でもでもー勇者さんとどうやって会いましょー?
おーどー的に、私がピンチになった所を助けて貰うのが良いですよね?
うんうん、魔王さんと会う前に魔物さんと戦ってピンチになってる所を助けて貰いましょう!
それで、それでー、登場も少しだけ派手にしちゃいましょう♪
「って、ちょっとななみん? そ、それって隕石系の魔法だよね! なんでそんな魔法の詠唱始めてるのさ!!!!」
「にゃははー♪」
「そ、そうだけど」
ななみがキリっとした表情でポン太を見据えた。
まさか、この写真を見てななみんが反応したの? とポン太が思うと。
「そう言う事はもっと早く言ってください!」
「えー今さっき僕言ったんだけどー」
ななみは凛とした声で言うが、一方のポン太はどこか理不尽さを感じたのかガクっと肩を落とすと深い溜息をついた。
「行きますよ! 細かい事はお任せしますからッ!」
「え? え? もう! ななみん!」
ななみの行動力が高いと言うのか、幾ら何でも判断早過ぎでしょ、とポン太がそう思うも、ななみは口元で詠唱を始めた。
「まじかる・ちぇーんじ☆」
ななみはベッドから飛び降りるとにこっっと可愛らしい笑みを見せながら右手を天高く伸ばした。
「って、もう変身しちゃうの!?」
あまりの展開の速さに驚くポン太であるが、その様な事はおかまい無しにななみの身体を薄緑色の光が包み込んだ。
「行くよッ、ポン太君!」
「いや、ちょっと、早いよななみん!」
その光が収まったかと思うと、頭に青いリボンをつけ、天使をイメージさせる白色のローブを身に纏ったななみの姿があった。
「マジカルななみん☆ 出撃しちゃうんです☆」
「わ、ちょっとまって、待ってってばー」
ななみが決めセリフと共に転移魔法の詠唱を始めた。
それを見たポン太は慌てて彼女の道具袋の中にその身を預けたのであった。
ほどなくしてななみの転移魔法が完成されると、その光と共にその場から姿を消したのであった。
「で、ななみんここは何処なのさ?」
あはは、早速ポン太君が指摘してくれました☆
えっとですねぇ、見上げれば青い空に白い雲、それでサンサンと輝く太陽さんも居ますよぅ!
えへへ、私がさっきまで居た特殊空間からの転移魔法は成功ですね☆
「にゃはは☆」
ポン太くーん、ごめんね☆
私もここが地上って事しか分からないんだー。
「はぁ、笑って誤魔化してもダメだってばぁ、見渡せば森か山でこの辺りは草原しかないから僕は地上だって思うけどさぁ?」
はぅ~、笑ってごまかしてもダメですよねー。
「お日様が気持ち良いですー」
えへへ、ポン太君の言うとーり素敵な草原が広がってますよ☆
折角だから草原で寝っ転がっちゃいましょう♪
「ちょちょちょ、ちょっと、それじゃあの勇者さんが魔王にやられちゃうよ!」
私がご機嫌な様子で草原に寝っ転がった瞬間、ポン太君が鋭いツッコミを入れて来ました。
はぅっ!? でも、それを言われてしまっては弱いです。
ポン太君の言う通り、私がのんびりしている間に勇者様が魔王にやられてしまってはここに来た意味がありません!
「むむむ、それはマズイですね!」
「そうだよ、早く勇者さんの所に行こうよ! ななみん、飛翔魔法位簡単に使えるでしょ!」
そうですね、ポン太君の言う通り飛翔魔法を使って空から辺りを眺めちゃいましょう!
私は飛翔魔法を使ってポンタ君と一緒に空高く舞い上がりました。
「にゃははは~景色が綺麗ですよぉ~☆」
飛翔魔法を使って空を飛んでみれば素敵な景色が広がりました☆
はい、空を飛んだ甲斐があったと言うモノですよ!
「えっとぉ、ななみん? 僕達景色が見たいワケじゃなくてさー、僕は勇者さんの場所のヒントが手に入るんじゃないかって思ったんだけどさー?」
「にゃは?」
む、むぅ、ポン太君が冷ややかな目で指摘してきましたけどぉ。
うぐぐぅ~わ、私も勇者さんの居場所なんて分かんないですよぉ~。
「えっと、ななみーん?」
「でもでも、あっちの方から強い魔力を感じます!」
えへへ、そんな事言いながらもちゃーんと魔力探知したんですよ!
私って凄いじゃないですか~?
「うーん、確かにそうだけど……」
「きっとあの辺りに魔王が居るんですよ! そうと決まればレッツゴーです☆」
不安がっちゃだめですよー? ポン太くーん? 魔王の近くには勇者様が居るのは常識なんですからねッ!
「はぁぁぁぁ……全く、しかたないなぁ……。おや?ななみん? 妙に嬉しそうだけど、どうしたんだい?」
「気のせいですよ♪」
えへへ、あのいけめん勇者様にもうすぐ会えるって心が弾んじゃいます☆
でもでもー勇者さんとどうやって会いましょー?
おーどー的に、私がピンチになった所を助けて貰うのが良いですよね?
うんうん、魔王さんと会う前に魔物さんと戦ってピンチになってる所を助けて貰いましょう!
それで、それでー、登場も少しだけ派手にしちゃいましょう♪
「って、ちょっとななみん? そ、それって隕石系の魔法だよね! なんでそんな魔法の詠唱始めてるのさ!!!!」
「にゃははー♪」
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