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れてるんですか!
きゃー素敵ですぅ! 私が見込んだゆーしゃ様です!
「詠唱無く魔法を使い、コイツをあっさりと眠らせ、まだ起きていない」
にょにょにょ? すりーぷを無詠唱で唱えるのってむずかしー事だったんですか???
えっと、その、今眠ってるおぢさんって魔法防御力が高いから、魔法に掛かり難いしすぐに魔法が解けるって事ですか?
「……そうだね、魔法使いのあの娘も魔物に捉えられてしまったし」
はにゃ? あの娘? ですか?
ゆゆゆ、ゆーしゃさまには気になるじょせーがいるのでしたか!?
むーでもななみちゃんだって負けませんからね!
「だが、無理強いはしない」
「にゃはは☆ ななみちゃんに任せてくれればだーいじょうぶですよ☆」
ダルシンさんがそう言いましたが、私は勇者サマから離れてポーズを決めて言いました。
これだけ自信満々に言えば大丈夫ですよね!
「フフッ、心強いよ、僕はリュッカ、宜しくね」
「俺はダルシン、寝てるコイツがニパだ」
「宜しくお願いしますぅ☆」
私は満面な笑顔を見せて言いました。
そうですねぇ、一般的な魔王でしたら私の手に掛かれば楽勝ですけど・・・。
でもそーしちゃうと、勇者サマより強い魔術士になっちゃいますよ、勇者サマを立てれないヒロインなんて最低ですよね!
「リュッカ」
「うん、僕達はこれから魔王城に向かうつもりなんだ」
「はいー」
「それで、その手前にある魔王軍最後の砦を陥落させたい」
「わかりましたー」
どーやら、魔王軍の防衛線を突破して魔王城を攻め込むなーんて王道パターンみたいですね☆
えへ、私そう言うパターン大得意ですよっ!
「ニパが起き次第行こう」
「それなら僕が起こすよ」
勇者サマがおぢさんを起こそうとしますが、私の魔法で眠っている以上まず起きないでしょう。
仕方ありません、目覚ましの魔法を掛けて勇者サマが起こした事にしましょう!
「う……せ、拙者は……?」
重い頭を支えながらおぢさんが目を覚ましました。
「疲れて眠ってただけだ」
「かたじけない……」
むぅ、おぢさんの名誉を守ったみたいですね、ゴリラさん。
一方のニパさんは、記憶を辿り思う事があったようですが、首を小さく左右に振るだけでそれ以上の事は言いませんでした。
「よし、行こう!」
勇者サマの合図と共に、私達は歩き出しました。
むぅ、歩いて行くのですか……いえとーぜんですよね。
仕方ありません! ここは私が身体能力を上昇させる補助魔法を掛けましょう!
「ふぅ、戦意が高まっているお陰か身体が軽い気がするよ」
「そうだな、俺もいつもより疲れを感じない」
「不思議でござる」
そんな訳で私が掛けた魔法の効果はテキメンだったようなんですけどぉ、でもでも、私が掛けた支援魔法について気が付いていない様です。
むー、バレない様に使ったんですけど、それはそれで少し複雑な気分にさせられてしまいます……仕方無いんですよね。
それから私達は目的地を目指して進軍しました。
時折魔物さん達も現れますが、勇者様達が敵の注目を浴びている所に『ストーン・アロー』辺りの魔法を使いました。
これで、私が致命傷を与えて勇者様が止めを刺す形が出来ます♪
えへへ☆ ちゃんと手柄は勇者様のモノになるように調整するななみちゃんって凄くないですか!?
でもですよ?
勇者様は「助かったよ、有難う」って労ってくれるんですよ!
はにゃー、もう、優しくてカッコ良くって理想の勇者様ですよ! ななみちゃんメロメロですっ!
「あれか……」
ダルシンさんが遠くにある砦を指差しました。
大きさは、魔王城の手前だけあって物凄く大きい砦ですね。
配備されてる魔物さん達は、ペット枠のケルベロスさんにグリフォンさんに、可愛いペットさんが沢山居ます。
それに、対地上物理枠のミノタウロスさん、サイクロプスさんです。
ドラゴンさんをリーダーに、ワイバーンさんを引き連れた空中部隊なんて豪勢な魔物さんですね!
むー、これが私一人での戦いでしたら全く問題無いんですけど……。
私はチラッと勇者サマに視線を送りました。
「リュッカ」
「うん、ひとまず結界石を使うよ」
結界石、言葉通り周囲に結界を張ってくれる石ですね。
安全に休みたい時に使う場合が多いです。
これだけじゃないですけど、道具って世界によって効果がちがうんですよね。
例えば結界石ですと、ある世界では結界の中から結界の外にいる魔物を攻撃できちゃう、なんて反則クラスの性能な場合もあります。
大体の場合、結界石でしたら外部からの攻撃を受け付けない代わりに内部からも攻撃を出来ない性能になります。
今回の場合も、魔王の前で無くここで、きっと休息の為に使うみたいですので後者だと思います。
きゃー素敵ですぅ! 私が見込んだゆーしゃ様です!
「詠唱無く魔法を使い、コイツをあっさりと眠らせ、まだ起きていない」
にょにょにょ? すりーぷを無詠唱で唱えるのってむずかしー事だったんですか???
えっと、その、今眠ってるおぢさんって魔法防御力が高いから、魔法に掛かり難いしすぐに魔法が解けるって事ですか?
「……そうだね、魔法使いのあの娘も魔物に捉えられてしまったし」
はにゃ? あの娘? ですか?
ゆゆゆ、ゆーしゃさまには気になるじょせーがいるのでしたか!?
むーでもななみちゃんだって負けませんからね!
「だが、無理強いはしない」
「にゃはは☆ ななみちゃんに任せてくれればだーいじょうぶですよ☆」
ダルシンさんがそう言いましたが、私は勇者サマから離れてポーズを決めて言いました。
これだけ自信満々に言えば大丈夫ですよね!
「フフッ、心強いよ、僕はリュッカ、宜しくね」
「俺はダルシン、寝てるコイツがニパだ」
「宜しくお願いしますぅ☆」
私は満面な笑顔を見せて言いました。
そうですねぇ、一般的な魔王でしたら私の手に掛かれば楽勝ですけど・・・。
でもそーしちゃうと、勇者サマより強い魔術士になっちゃいますよ、勇者サマを立てれないヒロインなんて最低ですよね!
「リュッカ」
「うん、僕達はこれから魔王城に向かうつもりなんだ」
「はいー」
「それで、その手前にある魔王軍最後の砦を陥落させたい」
「わかりましたー」
どーやら、魔王軍の防衛線を突破して魔王城を攻め込むなーんて王道パターンみたいですね☆
えへ、私そう言うパターン大得意ですよっ!
「ニパが起き次第行こう」
「それなら僕が起こすよ」
勇者サマがおぢさんを起こそうとしますが、私の魔法で眠っている以上まず起きないでしょう。
仕方ありません、目覚ましの魔法を掛けて勇者サマが起こした事にしましょう!
「う……せ、拙者は……?」
重い頭を支えながらおぢさんが目を覚ましました。
「疲れて眠ってただけだ」
「かたじけない……」
むぅ、おぢさんの名誉を守ったみたいですね、ゴリラさん。
一方のニパさんは、記憶を辿り思う事があったようですが、首を小さく左右に振るだけでそれ以上の事は言いませんでした。
「よし、行こう!」
勇者サマの合図と共に、私達は歩き出しました。
むぅ、歩いて行くのですか……いえとーぜんですよね。
仕方ありません! ここは私が身体能力を上昇させる補助魔法を掛けましょう!
「ふぅ、戦意が高まっているお陰か身体が軽い気がするよ」
「そうだな、俺もいつもより疲れを感じない」
「不思議でござる」
そんな訳で私が掛けた魔法の効果はテキメンだったようなんですけどぉ、でもでも、私が掛けた支援魔法について気が付いていない様です。
むー、バレない様に使ったんですけど、それはそれで少し複雑な気分にさせられてしまいます……仕方無いんですよね。
それから私達は目的地を目指して進軍しました。
時折魔物さん達も現れますが、勇者様達が敵の注目を浴びている所に『ストーン・アロー』辺りの魔法を使いました。
これで、私が致命傷を与えて勇者様が止めを刺す形が出来ます♪
えへへ☆ ちゃんと手柄は勇者様のモノになるように調整するななみちゃんって凄くないですか!?
でもですよ?
勇者様は「助かったよ、有難う」って労ってくれるんですよ!
はにゃー、もう、優しくてカッコ良くって理想の勇者様ですよ! ななみちゃんメロメロですっ!
「あれか……」
ダルシンさんが遠くにある砦を指差しました。
大きさは、魔王城の手前だけあって物凄く大きい砦ですね。
配備されてる魔物さん達は、ペット枠のケルベロスさんにグリフォンさんに、可愛いペットさんが沢山居ます。
それに、対地上物理枠のミノタウロスさん、サイクロプスさんです。
ドラゴンさんをリーダーに、ワイバーンさんを引き連れた空中部隊なんて豪勢な魔物さんですね!
むー、これが私一人での戦いでしたら全く問題無いんですけど……。
私はチラッと勇者サマに視線を送りました。
「リュッカ」
「うん、ひとまず結界石を使うよ」
結界石、言葉通り周囲に結界を張ってくれる石ですね。
安全に休みたい時に使う場合が多いです。
これだけじゃないですけど、道具って世界によって効果がちがうんですよね。
例えば結界石ですと、ある世界では結界の中から結界の外にいる魔物を攻撃できちゃう、なんて反則クラスの性能な場合もあります。
大体の場合、結界石でしたら外部からの攻撃を受け付けない代わりに内部からも攻撃を出来ない性能になります。
今回の場合も、魔王の前で無くここで、きっと休息の為に使うみたいですので後者だと思います。
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