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ウェイパ村
旅の記録10 幼子
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そうじゃの、あれはいつ頃じゃろうか。まぁ、うーんっと昔の話じゃ。
え、フィーちゃん何歳なの?
儂か?秘密じゃ。まぁいつか話すと思うわい。それでじゃ、儂はいつも父上の部屋にいたんじゃ。次は何をするのか楽しみでな
「父上、今日は何をするの?」
「いつも通りじゃ。会議をしてこれからに備える、かの」
ちよっと待って?フィーちゃん、何この回想。私にも映像化して見えるのだけど?ってかフィーちゃん話し方が今と違う!!
一つ一つ説明していると時間かかるから簡単に言うぞ?まず、映像見えているのは儂にも分からん。次に、話し方違うのは生きていたら変わるじゃろ。まぁ変えなければならぬって言った方が正しいがの。ほれ、続きを話すぞ。
「ほれ、フィーよ。例の魔法は順調か?」
「う~ん・・・まずまずって感じかな?早く父上と一緒に戦いたいな~」
「カカッ、そうかそうか。儂も楽しみにしているぞ」
その時の父上のにこやかな顔を見るのが好きだったんじゃ。じゃから、父上を喜ばそうと必死じゃった。
例の魔法って?
あぁ、気になるか?それは血の芸術じゃ。あの槍を出した魔法じゃ。あれは父上から伝授された魔法じゃ。父上が使えないらしいからの
ふ~ん、変な話しね
それは儂も思う
「お母様~、何しているの?」
「あら、フィーじゃない。お父さんのためにお昼を作っているのよ」
「私も手伝う!」
どうしたんじゃ日向。何か言いたそうな顔をしとるが。
大体分かるでしょ?
父上と来たら母上じゃないのかってことか?
うん
気にするでない。深い意味はない。そういや、日向にはまだお母様が吸血鬼ってこと話していか?
前、勇者さんから聞いたよ。なんでも魔王と吸血鬼のハーフだって。だから、父上が魔王ってことはさっき分かったから想像はついたかな?
そうか、なら説明が省けて助かる。続きを話すぞ
「お母様!大丈夫?」
「問題ないわ。いつものだから」
儂が生まれた頃には既にお母様は原因不明の病にかかっていての、常に辛い顔していたのが今でも鮮明に思い出せる。じゃが、そんなことを忘れさせるぐらい、当時いつも明るく笑ってくれたから儂は今でもお母様が大好きじゃ。それにこの翼だってお母様譲りだからの。
そんなお母様が唯一悲しそうな顔をするのはいつも父上の話をする時だけじゃった。お母様は人間と仲良くっとまでは行かぬが人間界を征服するのには反対しとったんじゃ。じゃから、今の儂の夢はお母様の遺志を継いだものになるのかの?
フィーちゃんは今でもお父さんが好きなの?
どうかの、儂にも分からぬ。じゃが、人間界を脅かす限り儂は父上を敵対するだけじゃ
さて、続きに戻るかの。ここからの話はまだ数年前の話じゃ。父上の人間界征服が本格的に進み最後に下見をする時にお母様と父上と一緒に人間界に来たんじゃ。まだその時儂はどっちにつくかは決めていなかった。じゃが既に魔界の方では二つの勢力に別れていての父上も困り果てていたんじゃ。その時じゃ、急にお母様の病気が急変したんじゃ。目の前で血を吐きながら苦しむ姿を見ていたが儂には何も出来んかった。だんだんお母様の顔色は青くなって行き、そのまま息を引き取ったんじゃ。その後はお母様の遺体を魔界に運ぶため偵察はその場で中止。儂は、その時すぐには把握が出来なかったが後から涙が溢れてきた。じゃが儂には父上からの司令でもう一度人間界の偵察を頼まれたんじゃ。今度は一人じゃ。まだ血の芸術は完成しておらず人間に見つかった儂は深手を負って逃げていたんじゃ。それもやがて限界が来ての、追いかけてくる人間はいなかったが魔界に帰る力もなくその場で倒れていた。その時に、ある人間が儂の目の前に現れたんじゃ。その時、儂は死ぬ覚悟をした。じゃがそやつは儂の傷の手当をするとそのまま去ったんじゃ。その時初めて儂は人間の優しさっての知ったんじゃ。じゃから、儂はそんな優しいやつを守るために人間界征服反対のリーダー、まぁ魔王として今に至るわけじゃ。そりゃ、悪いやつは殺すぞ?悪いやつも庇うほど儂も心は広くないからの。
魔王は少し涙を浮かべながら日向に話していた。
「それが当たり前だよね。悪いやつは私も許さないから」
重々しく日向は口を開いた。その言葉に魔王は微笑むと椅子から立ち上がった。
「長話して悪かったの。ほれ、もう寝るぞ」
「本当にいいの?」
「何がじゃ?」
ベッドに向かって歩いていた魔王は日向の方に振り向いた。
「お父さんと仲直りしなくても」
「さっきも言ったじゃろ?相手がその気なら儂もそれに対しての対応はすると。最初の方は多少は躊躇いはあったが今はない。お母様のため、そして娘として父上の計画は止めないといけないんじゃ」
魔王は力強い目で日向を見つめた。その目を見て日向はクスクスと笑いだした。
「どうしたんじゃ?何か面白いこと言ったか?」
急に笑いだした日向を不思議そうな目で見ている魔王に日向は魔王の頭に手を伸ばした。
「何歳かは分からないけどまだ子供なんでしょ?なら、もっと気楽に生きないと。子供にしては色々背負い込みすぎるのよ。魔王としての威厳や立場、指揮を執らないといけないプレッシャーなどあると思うけどさ、今は人間界にいる一人の女の子じゃん。いや、魔物になるのかな?どっちでもいいや。まだまだ甘えたいでしょ?私でいいのなら胸を貸すよ」
「そのまな板でか?」
「そ、それはお互い様でしょ!!」
日向は顔を真っ赤にしながら薄い胸を隠した。それを魔王は揶揄うような笑みで見つめた。
「カカッ、儂はまだ成長期があるがお主はどうじゃ?終わったんじゃないか?」
「な、何よ!も~、フィーちゃんの馬鹿!」
日向は耳まで真っ赤にして薄らと涙を浮かべていた。それに対して魔王は少し涙を流しながら笑っていた。
「どうしたの?」
「いや、なんでもない。少し緊張の糸が切れただけじゃ」
日向は魔王が言った意味が分からないけど嬉しい気持ちになった。
「そういや、魔界は今誰が治めているの?」
「あぁ、それなら儂の秘書になっておるエルフの双子がやっておる。定期的報告に来るから信頼はしとるんじゃが少々癖が強くての。今は片方ずつがやっているらしい。そして、もう片方が人間界に遊びに来ているらしく本当に魔界が安全なのか儂も少しばかり気になるんじゃ・・・」
「そ、それは大変・・・ね」
日向はひきつり笑いをしながら魔王から目を逸らした。
「本当にじゃ。誰かさんのせいでこんな事を思い出してちょっと辛いわい」
「う・・・本当にごめん・・・」
申し訳なさそうな顔をしている日向に対して魔王はニヤつきなが、ここぞとばかりに言い放った。
「じゃから、責任取れ」
「責任?」
ニヤついている魔王の顔を見た日向は嫌な予感がして身構えたが次の言葉で力が抜けた
「今夜は儂と一緒に寝てくれんかの」
先程までニヤついていた顔はなくなり優しい笑顔だった。だけど、日向は不思議に思っていた。
「何故急に甘えるの?」
「誰が『私でいいなら胸を貸すよ』っと言ったんじゃ?その薄っっっい胸で。儂はそんな胸でもいいから貸してもらおうと思っただけじゃ」
魔王は日向の怒りを買うような言いた方をしたが日向は怒るどころか優しい笑顔で魔王を抱きしめた。
「安い挑発に乗るとでも思った?」
「っち、面白くないの。日向は」
日向に抱きしめられた魔王は少しずつ瞼が重くなってき、欠伸が出てきた。
「もう寝よっか、フィーちゃん」
「そうじゃの。おやすみ、日向」
「おやすみ、フィーちゃん」
二人はそのまま抱きしめ合い、安らかな顔で眠りについた。
え、フィーちゃん何歳なの?
儂か?秘密じゃ。まぁいつか話すと思うわい。それでじゃ、儂はいつも父上の部屋にいたんじゃ。次は何をするのか楽しみでな
「父上、今日は何をするの?」
「いつも通りじゃ。会議をしてこれからに備える、かの」
ちよっと待って?フィーちゃん、何この回想。私にも映像化して見えるのだけど?ってかフィーちゃん話し方が今と違う!!
一つ一つ説明していると時間かかるから簡単に言うぞ?まず、映像見えているのは儂にも分からん。次に、話し方違うのは生きていたら変わるじゃろ。まぁ変えなければならぬって言った方が正しいがの。ほれ、続きを話すぞ。
「ほれ、フィーよ。例の魔法は順調か?」
「う~ん・・・まずまずって感じかな?早く父上と一緒に戦いたいな~」
「カカッ、そうかそうか。儂も楽しみにしているぞ」
その時の父上のにこやかな顔を見るのが好きだったんじゃ。じゃから、父上を喜ばそうと必死じゃった。
例の魔法って?
あぁ、気になるか?それは血の芸術じゃ。あの槍を出した魔法じゃ。あれは父上から伝授された魔法じゃ。父上が使えないらしいからの
ふ~ん、変な話しね
それは儂も思う
「お母様~、何しているの?」
「あら、フィーじゃない。お父さんのためにお昼を作っているのよ」
「私も手伝う!」
どうしたんじゃ日向。何か言いたそうな顔をしとるが。
大体分かるでしょ?
父上と来たら母上じゃないのかってことか?
うん
気にするでない。深い意味はない。そういや、日向にはまだお母様が吸血鬼ってこと話していか?
前、勇者さんから聞いたよ。なんでも魔王と吸血鬼のハーフだって。だから、父上が魔王ってことはさっき分かったから想像はついたかな?
そうか、なら説明が省けて助かる。続きを話すぞ
「お母様!大丈夫?」
「問題ないわ。いつものだから」
儂が生まれた頃には既にお母様は原因不明の病にかかっていての、常に辛い顔していたのが今でも鮮明に思い出せる。じゃが、そんなことを忘れさせるぐらい、当時いつも明るく笑ってくれたから儂は今でもお母様が大好きじゃ。それにこの翼だってお母様譲りだからの。
そんなお母様が唯一悲しそうな顔をするのはいつも父上の話をする時だけじゃった。お母様は人間と仲良くっとまでは行かぬが人間界を征服するのには反対しとったんじゃ。じゃから、今の儂の夢はお母様の遺志を継いだものになるのかの?
フィーちゃんは今でもお父さんが好きなの?
どうかの、儂にも分からぬ。じゃが、人間界を脅かす限り儂は父上を敵対するだけじゃ
さて、続きに戻るかの。ここからの話はまだ数年前の話じゃ。父上の人間界征服が本格的に進み最後に下見をする時にお母様と父上と一緒に人間界に来たんじゃ。まだその時儂はどっちにつくかは決めていなかった。じゃが既に魔界の方では二つの勢力に別れていての父上も困り果てていたんじゃ。その時じゃ、急にお母様の病気が急変したんじゃ。目の前で血を吐きながら苦しむ姿を見ていたが儂には何も出来んかった。だんだんお母様の顔色は青くなって行き、そのまま息を引き取ったんじゃ。その後はお母様の遺体を魔界に運ぶため偵察はその場で中止。儂は、その時すぐには把握が出来なかったが後から涙が溢れてきた。じゃが儂には父上からの司令でもう一度人間界の偵察を頼まれたんじゃ。今度は一人じゃ。まだ血の芸術は完成しておらず人間に見つかった儂は深手を負って逃げていたんじゃ。それもやがて限界が来ての、追いかけてくる人間はいなかったが魔界に帰る力もなくその場で倒れていた。その時に、ある人間が儂の目の前に現れたんじゃ。その時、儂は死ぬ覚悟をした。じゃがそやつは儂の傷の手当をするとそのまま去ったんじゃ。その時初めて儂は人間の優しさっての知ったんじゃ。じゃから、儂はそんな優しいやつを守るために人間界征服反対のリーダー、まぁ魔王として今に至るわけじゃ。そりゃ、悪いやつは殺すぞ?悪いやつも庇うほど儂も心は広くないからの。
魔王は少し涙を浮かべながら日向に話していた。
「それが当たり前だよね。悪いやつは私も許さないから」
重々しく日向は口を開いた。その言葉に魔王は微笑むと椅子から立ち上がった。
「長話して悪かったの。ほれ、もう寝るぞ」
「本当にいいの?」
「何がじゃ?」
ベッドに向かって歩いていた魔王は日向の方に振り向いた。
「お父さんと仲直りしなくても」
「さっきも言ったじゃろ?相手がその気なら儂もそれに対しての対応はすると。最初の方は多少は躊躇いはあったが今はない。お母様のため、そして娘として父上の計画は止めないといけないんじゃ」
魔王は力強い目で日向を見つめた。その目を見て日向はクスクスと笑いだした。
「どうしたんじゃ?何か面白いこと言ったか?」
急に笑いだした日向を不思議そうな目で見ている魔王に日向は魔王の頭に手を伸ばした。
「何歳かは分からないけどまだ子供なんでしょ?なら、もっと気楽に生きないと。子供にしては色々背負い込みすぎるのよ。魔王としての威厳や立場、指揮を執らないといけないプレッシャーなどあると思うけどさ、今は人間界にいる一人の女の子じゃん。いや、魔物になるのかな?どっちでもいいや。まだまだ甘えたいでしょ?私でいいのなら胸を貸すよ」
「そのまな板でか?」
「そ、それはお互い様でしょ!!」
日向は顔を真っ赤にしながら薄い胸を隠した。それを魔王は揶揄うような笑みで見つめた。
「カカッ、儂はまだ成長期があるがお主はどうじゃ?終わったんじゃないか?」
「な、何よ!も~、フィーちゃんの馬鹿!」
日向は耳まで真っ赤にして薄らと涙を浮かべていた。それに対して魔王は少し涙を流しながら笑っていた。
「どうしたの?」
「いや、なんでもない。少し緊張の糸が切れただけじゃ」
日向は魔王が言った意味が分からないけど嬉しい気持ちになった。
「そういや、魔界は今誰が治めているの?」
「あぁ、それなら儂の秘書になっておるエルフの双子がやっておる。定期的報告に来るから信頼はしとるんじゃが少々癖が強くての。今は片方ずつがやっているらしい。そして、もう片方が人間界に遊びに来ているらしく本当に魔界が安全なのか儂も少しばかり気になるんじゃ・・・」
「そ、それは大変・・・ね」
日向はひきつり笑いをしながら魔王から目を逸らした。
「本当にじゃ。誰かさんのせいでこんな事を思い出してちょっと辛いわい」
「う・・・本当にごめん・・・」
申し訳なさそうな顔をしている日向に対して魔王はニヤつきなが、ここぞとばかりに言い放った。
「じゃから、責任取れ」
「責任?」
ニヤついている魔王の顔を見た日向は嫌な予感がして身構えたが次の言葉で力が抜けた
「今夜は儂と一緒に寝てくれんかの」
先程までニヤついていた顔はなくなり優しい笑顔だった。だけど、日向は不思議に思っていた。
「何故急に甘えるの?」
「誰が『私でいいなら胸を貸すよ』っと言ったんじゃ?その薄っっっい胸で。儂はそんな胸でもいいから貸してもらおうと思っただけじゃ」
魔王は日向の怒りを買うような言いた方をしたが日向は怒るどころか優しい笑顔で魔王を抱きしめた。
「安い挑発に乗るとでも思った?」
「っち、面白くないの。日向は」
日向に抱きしめられた魔王は少しずつ瞼が重くなってき、欠伸が出てきた。
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