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ペルソナ町
旅の記録11 ファンタスティックな旅の仲間
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「さて、今日からの道のりを説明しようと本当はしていたんが・・・」
勇者は頭をポリポリ掻きながら日向と魔王に話していた。しかし、ある人物が少し様子がおかしかった。
「何故魔王が日向にベッタリくっついているんだ!?」
そう、昨日の事から魔王は日向から一向に離れようとしないのだった。無理矢理離そうとすると爪で引っかかれ、日向に頼んでもお手上げ状態ならしい。
「いやいやいや、魔界の王がこれでいいのか!?」
それを聞くと魔王は少しムスッとした顔で言った
「今は魔界の王ではない。一人の女の子じゃ」
勇者はその言葉を聞くと魔王が甘えている理由が何となく分かった。そして、離すのを諦め、最後にこう言った。
「それならその話し方辞めないとな」
「それは無理じゃ」
少し笑いながら言った勇者の言葉は魔王の無表情に一刀両断されたのだった。
「あはは・・・まぁそれは置いといて、これからの話だが」
勇者は苦笑いで話を続けた。
「昨日たまたま耳に入ったんだけどこの近くにある町『ペルソナ町』って所があるらしいんだ」
「ペルソナ町?確かあそこは結構独特な町だけど」
「そこでカバンを買いたいと思うんだ。ここよりも種類が豊富だろうし好みが見つかるかもしれんしな」
日向の言葉は耳に入っていないのか少し声が弾んでいた。
「日向や。さっき言っていた独特とはどういう事や?」
魔王は聞いていたらしく先程の事を聞いた。そこで初めて勇者も気づいたのか日向の方に振り向いた。
「ありがとう、フィーちゃん」
「どういたしましてじゃ?」
魔王は日向にお礼を言われた理由が分からずとりあえず返事した。
「ペルソナ町は個性を持っている人が住んでいるの」
「「個性?」」
「そ、個性。でも、普通の個性とは違うの。滑舌が悪いとか顔に特徴があるとかではなく、一種の特殊能力を持ってるの」
「「特殊能力?」」
先程から日向が何を言っているのか分からず二人息合って返答した。
「魔法も元々はその個性の内の一つだったけど色んな人が使えるようになったから個性ではなくなったの。まぁでもこれは本当に例外な出来事で、普通は真似することは絶対に不可能なの」
そこでようやく日向が言っていた『独特的』の意味が分かった。だけど、日向が少し嫌がっているようにも見えた魔王はさらに日向に質問した。
「そこには何があるんじゃ?」
「う~ん、普通にお店とかかな?観光地って言うほどの所もなくどこにでもある町よ」
「なら、何故さっき嫌そうな顔をしたんじゃ?」
「さっきも言ったでしょ?魔法も元々は個性だと。でも、今は違うから町の人から少しだけ嫌な視線が送られるのよね」
日向は嫌々な顔でそう言うと魔王は少し考えた。
「嫌ならやめとくか?僕は別に近くだし町だからって思っただけだから行先変えるのは別にいいぞ?」
「いや、いいよ。最近面白い噂も耳に入ったからその確認もしたいから。それに魔法を使わなければバレる確率は少ないしね」
日向は笑顔でそう答えると旅に出る準備を始めた。だが、魔王は日向から離れる様子はなく日向が少し迷惑な顔で準備を続けていた。だが、魔王は嬉しそうな顔をしながら日向に抱きついているから日向も強くは言えなかった。
「さて、行くか」
「そうね」
日向の準備を終えたのを確認すると勇者はそう言った。そして、部屋の鍵を閉め、鍵を宿主に返した。その間もずっと魔王は日向にベッタリくっついていた。
そして、ウェイパ村出る際村長が出迎えてくれた。いや、正確にはたまたま居ていたからお見送りをしてくれるようだ。
「日向、ニナのこと頼んだぞ」
「任せてください」
日向は笑顔で答えると村長は少し安心した顔になった。そして、村長と別れの挨拶を済ますとウェイパ村を後にした。
一同はいつも通りに歩いていると少し先に人が一人分座れるぐらいの大きさの石に丁度いい感じに座っている地図を持っ人が辺りを見渡していた。
「すみません、道に迷ったのですか?」
「イエス、そうなのですよ。ペルソナ町に行きたいのですが迷ってしまったのですよ。人間界の道はまるでメイズのようです」
日向が心配して声をかけた人は独特な言葉使いだった。見た目は軽装に少し小さめのリュックサック。腰あたりになにか巾着袋を数個と矢筒がぶら下げていた。思わず慣れない話し方に日向は戸惑っていた。
「えっ、あ、え~と・・・あはは。面白い話し方ね」
「イエス!ユーも分かりますか!このミーのエクセレントな話し方が!」
その人は石から飛び上がると目を輝かしながら日向の方に顔を近づけた。そして、いつもは押している側の日向が珍しく押されており少し新鮮さを感じていた二人だった。
「ってそんなことじゃない。メイよ、ここで何しとるんじゃ」
「むむ、このクールな話し方は魔王様ですね!」
と、新鮮な目で日向を見ていた魔王はその人に話しかけた。
「ミーはここにどんな人間がいるか調べに来ただけでーす。魔界の方でしたらランが何とかやっていると思いまーす」
この話についていけない二人に魔王は振り向くとメイと言う人も一緒に振り向いた。
「こやつは今、魔界の政治を治めてもらっとる双子のエルフの片方、メイじゃ」
「急に説明されても困るんだけど!?」
「あぁ、昨日言っていた子ね」
「何故日向には知らされているんだ!?」
こうしてしばらく勇者のツッコミが続くのだった。
「はぁはぁ・・・。よーし、分かった。こういう事だな。
昨日、日向と話していた時にこのメイって子が出てきてそれを説明される前に僕と出会ってしまった。そして、このメイは双子でフィーの秘書。そして、今はフィーの変わりに魔界を治めていて双子だからもう一人のランって子に任せていると」
少し息切れしたように勇者は聞いた話を一度まとめた。
「魔王様、この人間面白いですね」
「ここまでなのは儂も初めてじゃ・・・」
魔王はため息をつきながら首を横に振った。
「で、メイもペルソナ行くんだよな」
「イエス!もしかしてユーたちもです?」
「そうじゃ。そうだの、護衛ってことで儂についてこい。ランにはそう伝えとけ。なにか証明必要なら儂にまた言え」
「アイシー」
こうして、また苦労が増えるのかと頭を抱えた勇者と魔王の護衛としてメイが加わり、しばらくの間濃い時間になりそうだった。
勇者は頭をポリポリ掻きながら日向と魔王に話していた。しかし、ある人物が少し様子がおかしかった。
「何故魔王が日向にベッタリくっついているんだ!?」
そう、昨日の事から魔王は日向から一向に離れようとしないのだった。無理矢理離そうとすると爪で引っかかれ、日向に頼んでもお手上げ状態ならしい。
「いやいやいや、魔界の王がこれでいいのか!?」
それを聞くと魔王は少しムスッとした顔で言った
「今は魔界の王ではない。一人の女の子じゃ」
勇者はその言葉を聞くと魔王が甘えている理由が何となく分かった。そして、離すのを諦め、最後にこう言った。
「それならその話し方辞めないとな」
「それは無理じゃ」
少し笑いながら言った勇者の言葉は魔王の無表情に一刀両断されたのだった。
「あはは・・・まぁそれは置いといて、これからの話だが」
勇者は苦笑いで話を続けた。
「昨日たまたま耳に入ったんだけどこの近くにある町『ペルソナ町』って所があるらしいんだ」
「ペルソナ町?確かあそこは結構独特な町だけど」
「そこでカバンを買いたいと思うんだ。ここよりも種類が豊富だろうし好みが見つかるかもしれんしな」
日向の言葉は耳に入っていないのか少し声が弾んでいた。
「日向や。さっき言っていた独特とはどういう事や?」
魔王は聞いていたらしく先程の事を聞いた。そこで初めて勇者も気づいたのか日向の方に振り向いた。
「ありがとう、フィーちゃん」
「どういたしましてじゃ?」
魔王は日向にお礼を言われた理由が分からずとりあえず返事した。
「ペルソナ町は個性を持っている人が住んでいるの」
「「個性?」」
「そ、個性。でも、普通の個性とは違うの。滑舌が悪いとか顔に特徴があるとかではなく、一種の特殊能力を持ってるの」
「「特殊能力?」」
先程から日向が何を言っているのか分からず二人息合って返答した。
「魔法も元々はその個性の内の一つだったけど色んな人が使えるようになったから個性ではなくなったの。まぁでもこれは本当に例外な出来事で、普通は真似することは絶対に不可能なの」
そこでようやく日向が言っていた『独特的』の意味が分かった。だけど、日向が少し嫌がっているようにも見えた魔王はさらに日向に質問した。
「そこには何があるんじゃ?」
「う~ん、普通にお店とかかな?観光地って言うほどの所もなくどこにでもある町よ」
「なら、何故さっき嫌そうな顔をしたんじゃ?」
「さっきも言ったでしょ?魔法も元々は個性だと。でも、今は違うから町の人から少しだけ嫌な視線が送られるのよね」
日向は嫌々な顔でそう言うと魔王は少し考えた。
「嫌ならやめとくか?僕は別に近くだし町だからって思っただけだから行先変えるのは別にいいぞ?」
「いや、いいよ。最近面白い噂も耳に入ったからその確認もしたいから。それに魔法を使わなければバレる確率は少ないしね」
日向は笑顔でそう答えると旅に出る準備を始めた。だが、魔王は日向から離れる様子はなく日向が少し迷惑な顔で準備を続けていた。だが、魔王は嬉しそうな顔をしながら日向に抱きついているから日向も強くは言えなかった。
「さて、行くか」
「そうね」
日向の準備を終えたのを確認すると勇者はそう言った。そして、部屋の鍵を閉め、鍵を宿主に返した。その間もずっと魔王は日向にベッタリくっついていた。
そして、ウェイパ村出る際村長が出迎えてくれた。いや、正確にはたまたま居ていたからお見送りをしてくれるようだ。
「日向、ニナのこと頼んだぞ」
「任せてください」
日向は笑顔で答えると村長は少し安心した顔になった。そして、村長と別れの挨拶を済ますとウェイパ村を後にした。
一同はいつも通りに歩いていると少し先に人が一人分座れるぐらいの大きさの石に丁度いい感じに座っている地図を持っ人が辺りを見渡していた。
「すみません、道に迷ったのですか?」
「イエス、そうなのですよ。ペルソナ町に行きたいのですが迷ってしまったのですよ。人間界の道はまるでメイズのようです」
日向が心配して声をかけた人は独特な言葉使いだった。見た目は軽装に少し小さめのリュックサック。腰あたりになにか巾着袋を数個と矢筒がぶら下げていた。思わず慣れない話し方に日向は戸惑っていた。
「えっ、あ、え~と・・・あはは。面白い話し方ね」
「イエス!ユーも分かりますか!このミーのエクセレントな話し方が!」
その人は石から飛び上がると目を輝かしながら日向の方に顔を近づけた。そして、いつもは押している側の日向が珍しく押されており少し新鮮さを感じていた二人だった。
「ってそんなことじゃない。メイよ、ここで何しとるんじゃ」
「むむ、このクールな話し方は魔王様ですね!」
と、新鮮な目で日向を見ていた魔王はその人に話しかけた。
「ミーはここにどんな人間がいるか調べに来ただけでーす。魔界の方でしたらランが何とかやっていると思いまーす」
この話についていけない二人に魔王は振り向くとメイと言う人も一緒に振り向いた。
「こやつは今、魔界の政治を治めてもらっとる双子のエルフの片方、メイじゃ」
「急に説明されても困るんだけど!?」
「あぁ、昨日言っていた子ね」
「何故日向には知らされているんだ!?」
こうしてしばらく勇者のツッコミが続くのだった。
「はぁはぁ・・・。よーし、分かった。こういう事だな。
昨日、日向と話していた時にこのメイって子が出てきてそれを説明される前に僕と出会ってしまった。そして、このメイは双子でフィーの秘書。そして、今はフィーの変わりに魔界を治めていて双子だからもう一人のランって子に任せていると」
少し息切れしたように勇者は聞いた話を一度まとめた。
「魔王様、この人間面白いですね」
「ここまでなのは儂も初めてじゃ・・・」
魔王はため息をつきながら首を横に振った。
「で、メイもペルソナ行くんだよな」
「イエス!もしかしてユーたちもです?」
「そうじゃ。そうだの、護衛ってことで儂についてこい。ランにはそう伝えとけ。なにか証明必要なら儂にまた言え」
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