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始まりの書
旅の記録4 魔法使い
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服の手続きを終えた彼女は上機嫌で彼の頭の上にいつもの格好でいた。
「さて、そろそろ宿を探すか」
彼はそう彼女に告げると彼女は頷きゆっくりと歩き出した。
「そこの旅の方。少しばかり待たないか?」
彼は声が聞こえた方を見たが誰もいなかった。そして、後ろや横など色んな方を見たが彼らに話しかけている人はいなかった
「何か声聞こえたか?」
「聞こえたのじゃが、姿が見えんから気のせいじゃないかの?」
「そうだな」
そう決断した彼らはまた歩きだそうとすると次は何かに当たった。
「あ、すみません」
反射的に謝ってしまった彼は前を見ると誰もいなかった。そして、少し下を見ると女の子がいた。彼女の頭には大きすぎる黒くて大きな帽子に、黒いローブは少し地面に剃っていた。そして、彼女の右手には彼女には大きすぎるだろうと思われる両手杖があった。
「本当に・・・、私を無視するとは。もう少し下を見る癖をつけたらどうなのだ?」
彼女はそう言うと一息ついてまた話し出した。
「私は魔法使いの日向。漢字で書くと日光浴の日に向かうって漢字で日向なのだ。あなた達宿に行きたいのでしょ?」
日向って言う魔法使いの少女は急に自己紹介を初め、彼らの目的を言い当てた
「そんなに驚かれても・・・。聞えたからいい所あるから教えようとしたのだ。そして・・・」
彼女は『そして・・・』の言葉と同士に少し頭を下げ帽子の鍔を少し持ち上げると同時に勢いよく頭を上げた。
「私を仲間に入れるのだ!」
ここは日向が紹介してくれた宿。木造建築で年季がある宿なのは見て取れた。1泊2日晩御飯付きだった。
「で、何でお前がいるんだ?」
ベッドで寝転んでいた彼は体を起こし目の前にいる頭のサイズには合わない帽子を被っている少女に言った。
「さっきいたでしょ?私を仲間に入れるのだ!って」
彼女はそう言いながら帽子を取った。
「あぁもう。髪の毛がぐしゃぐしゃなのだ・・・」
彼女はそう言いながら手ぐしで髪をといていた。彼と魔王は日向を見て固まっていた。それを見て不思議に思った日向は聞いた。
「どうしたのだ?私の髪に何かついているのだ?」
「いや・・・赤髪何だなと。それも綺麗な」
「あぁ、これの事なのね・・・」
日向は少し悲しそうな目で耳元までかかった髪をそっと撫でた。青い目に赤い髪。いったって普通の見た目なのだが彼女は何だか悲しそうだった。
「髪に何かあったのか?」
失礼と思いながらも彼は聞かずには入れなかった。日向は話すか迷っているのか少し目を泳がしていた。そして・・・
「ううん。何も無いのだ。少し明るくて魔法使いらしくないからちょっと嫌なだけなのだ」
日向は笑顔でそう答えたが魔王は日向の髪に何があったのか全て読み取れた。
「魔法を失敗さした代償でその髪になったのじゃな」
魔王はいつもの口調でそう告げた。(初めてあった時この口調を聞かれていたらしいから変える事をやめた)
「元々は青い髪で青い目。そして、お主の故郷で二つ名があり、その二つ名が氷炎の日向でしょ?」
全てを当てられた日向は驚いたがすぐにいつもの調子を取り戻した
「それを信用しないといけないのだ?二つ名の理由が合っていたら君の証言を認めるのだ」
日向は少し慌てているのか杖を持っている手が少しばかり震えていた。そして、魔王はため息混じりに言った。
「氷のような冷たい目をしている少女は炎の魔法の使い手。迂闊に手を出すな。最後は焼き尽くされるぞ。でしょ?」
「それをどこで・・・どこで知ったのだ?そして、何故それを私とわかったのだ!」
日向の目は魔王に向けて怒りを剥き出した目をしていた。そんな目を気にしていない魔王は、呑気に欠伸をしながら椅子に座っていた。そして日向は帽子を手に取り立ち上がると扉に向けて歩き出した。
「外に来て。私の力を見せて上げるのだ。そして、その事を一生言えなくするのだね!」
日向は扉を勢いよく閉めドタドタと階段を降りていった
「どうするんだ?」
「しゃーないの。ちょっとばかり付き合って上げるかの」
魔王は笑顔でそう答えた。そして、いつの間にか腰に付けていた短剣を手にとりくるくる回し腰にまた戻した。
「今の行動必要なのか?」
「やってみたいのじゃ。いいだろ」
魔王は少し拗ねた口調で外へ歩き出した。
そして、外に出ると日向が立っていた。
「遅いのだ。早くその顔をへし折らすのだ!」
日向から出てる感情は怒りと殺気以外見れなかった
「お主から言ったのじゃから少しばかり待たんかの」
魔王はニヤニヤしながら短剣をくるくる回していた。そして思い出したかのように回していた短剣を止め腰に付けた
「そういや儂の名前とか言っておらぬかったの。儂の名前は魔王。踊り子の魔王じゃ」
魔王は一礼すると軽やかなステップで戦いのための準備をしていた。
「じゃ、始めるのだ。魔法使い日向と」
「踊り子の魔王との」
「「開始なのだ!(じゃ!)」」
※この世界では戦う前に戦う人の職業と名前を言い合わないといけないのだった。
「先行するかの。お主の力も知りたいからの」
ステップを辞めないで魔王は言った。
「じゃ、遠慮なく」
そう言うと日向は杖を地面に刺し杖の先に魔力を貯めるように両手を動かしていた。そして、杖が浮いてきたのと同時にそれを持ち自分の周りを一回転さした。
「活命の杖!」
「「活命の杖!?」」
勇者と魔王が驚くのも無理はない。今の技は自身の魔力を底上げする特技。両手杖を持っているものなら使える特技なのだが、この世に使えるのは片手で数える人しかいないのだから。活命の杖の劣化版『魔力覚醒』は誰でも使えるように作られた特技だった。片手で数えるぐらいしか使えない特技を目の前で使われたら例え魔王でも驚くのは無理はなかった。しかもあんな小さな女の子が使うのだから
「何なのだ?諦めるなら今のうちなのだね。痛い目に合う前に」
「諦めるのはそっちじゃ。儂を甘く見たら死ぬぞ?」
「そうこなくちゃ!」
日向は腰に付けていた本を空中に広げ一気にページをめくった。そして、ページの上に手をかざすとページは止まった。そのページを見た日向は杖を空中に円を書くように回した。そこには何も無かったはずなのに火の玉が出来た。そして、杖を横に振ると同時に言い放った
「ファイヤーボールなのだ!」
そして、その火の玉は魔王に向かって一直線だった。しかし魔王は欠伸をしながら短剣で大きな円を書くとそこに水の壁が出来た。
「サークルじゃ」
火の玉は水の壁(?)に当たり蒸発をした。
「何でなのだ!何で踊り子が魔法を使えるのだ!」
そう、普通は僧侶と魔法使い以外は魔法を使えないのだった。だが、たまに他の職業でも単純な魔法使えるのだった。しかし、魔王だから仕方がないとそれで納得した彼はある意味正しかったのだ。
これからどうなるのか。次回へ続く!
「さて、そろそろ宿を探すか」
彼はそう彼女に告げると彼女は頷きゆっくりと歩き出した。
「そこの旅の方。少しばかり待たないか?」
彼は声が聞こえた方を見たが誰もいなかった。そして、後ろや横など色んな方を見たが彼らに話しかけている人はいなかった
「何か声聞こえたか?」
「聞こえたのじゃが、姿が見えんから気のせいじゃないかの?」
「そうだな」
そう決断した彼らはまた歩きだそうとすると次は何かに当たった。
「あ、すみません」
反射的に謝ってしまった彼は前を見ると誰もいなかった。そして、少し下を見ると女の子がいた。彼女の頭には大きすぎる黒くて大きな帽子に、黒いローブは少し地面に剃っていた。そして、彼女の右手には彼女には大きすぎるだろうと思われる両手杖があった。
「本当に・・・、私を無視するとは。もう少し下を見る癖をつけたらどうなのだ?」
彼女はそう言うと一息ついてまた話し出した。
「私は魔法使いの日向。漢字で書くと日光浴の日に向かうって漢字で日向なのだ。あなた達宿に行きたいのでしょ?」
日向って言う魔法使いの少女は急に自己紹介を初め、彼らの目的を言い当てた
「そんなに驚かれても・・・。聞えたからいい所あるから教えようとしたのだ。そして・・・」
彼女は『そして・・・』の言葉と同士に少し頭を下げ帽子の鍔を少し持ち上げると同時に勢いよく頭を上げた。
「私を仲間に入れるのだ!」
ここは日向が紹介してくれた宿。木造建築で年季がある宿なのは見て取れた。1泊2日晩御飯付きだった。
「で、何でお前がいるんだ?」
ベッドで寝転んでいた彼は体を起こし目の前にいる頭のサイズには合わない帽子を被っている少女に言った。
「さっきいたでしょ?私を仲間に入れるのだ!って」
彼女はそう言いながら帽子を取った。
「あぁもう。髪の毛がぐしゃぐしゃなのだ・・・」
彼女はそう言いながら手ぐしで髪をといていた。彼と魔王は日向を見て固まっていた。それを見て不思議に思った日向は聞いた。
「どうしたのだ?私の髪に何かついているのだ?」
「いや・・・赤髪何だなと。それも綺麗な」
「あぁ、これの事なのね・・・」
日向は少し悲しそうな目で耳元までかかった髪をそっと撫でた。青い目に赤い髪。いったって普通の見た目なのだが彼女は何だか悲しそうだった。
「髪に何かあったのか?」
失礼と思いながらも彼は聞かずには入れなかった。日向は話すか迷っているのか少し目を泳がしていた。そして・・・
「ううん。何も無いのだ。少し明るくて魔法使いらしくないからちょっと嫌なだけなのだ」
日向は笑顔でそう答えたが魔王は日向の髪に何があったのか全て読み取れた。
「魔法を失敗さした代償でその髪になったのじゃな」
魔王はいつもの口調でそう告げた。(初めてあった時この口調を聞かれていたらしいから変える事をやめた)
「元々は青い髪で青い目。そして、お主の故郷で二つ名があり、その二つ名が氷炎の日向でしょ?」
全てを当てられた日向は驚いたがすぐにいつもの調子を取り戻した
「それを信用しないといけないのだ?二つ名の理由が合っていたら君の証言を認めるのだ」
日向は少し慌てているのか杖を持っている手が少しばかり震えていた。そして、魔王はため息混じりに言った。
「氷のような冷たい目をしている少女は炎の魔法の使い手。迂闊に手を出すな。最後は焼き尽くされるぞ。でしょ?」
「それをどこで・・・どこで知ったのだ?そして、何故それを私とわかったのだ!」
日向の目は魔王に向けて怒りを剥き出した目をしていた。そんな目を気にしていない魔王は、呑気に欠伸をしながら椅子に座っていた。そして日向は帽子を手に取り立ち上がると扉に向けて歩き出した。
「外に来て。私の力を見せて上げるのだ。そして、その事を一生言えなくするのだね!」
日向は扉を勢いよく閉めドタドタと階段を降りていった
「どうするんだ?」
「しゃーないの。ちょっとばかり付き合って上げるかの」
魔王は笑顔でそう答えた。そして、いつの間にか腰に付けていた短剣を手にとりくるくる回し腰にまた戻した。
「今の行動必要なのか?」
「やってみたいのじゃ。いいだろ」
魔王は少し拗ねた口調で外へ歩き出した。
そして、外に出ると日向が立っていた。
「遅いのだ。早くその顔をへし折らすのだ!」
日向から出てる感情は怒りと殺気以外見れなかった
「お主から言ったのじゃから少しばかり待たんかの」
魔王はニヤニヤしながら短剣をくるくる回していた。そして思い出したかのように回していた短剣を止め腰に付けた
「そういや儂の名前とか言っておらぬかったの。儂の名前は魔王。踊り子の魔王じゃ」
魔王は一礼すると軽やかなステップで戦いのための準備をしていた。
「じゃ、始めるのだ。魔法使い日向と」
「踊り子の魔王との」
「「開始なのだ!(じゃ!)」」
※この世界では戦う前に戦う人の職業と名前を言い合わないといけないのだった。
「先行するかの。お主の力も知りたいからの」
ステップを辞めないで魔王は言った。
「じゃ、遠慮なく」
そう言うと日向は杖を地面に刺し杖の先に魔力を貯めるように両手を動かしていた。そして、杖が浮いてきたのと同時にそれを持ち自分の周りを一回転さした。
「活命の杖!」
「「活命の杖!?」」
勇者と魔王が驚くのも無理はない。今の技は自身の魔力を底上げする特技。両手杖を持っているものなら使える特技なのだが、この世に使えるのは片手で数える人しかいないのだから。活命の杖の劣化版『魔力覚醒』は誰でも使えるように作られた特技だった。片手で数えるぐらいしか使えない特技を目の前で使われたら例え魔王でも驚くのは無理はなかった。しかもあんな小さな女の子が使うのだから
「何なのだ?諦めるなら今のうちなのだね。痛い目に合う前に」
「諦めるのはそっちじゃ。儂を甘く見たら死ぬぞ?」
「そうこなくちゃ!」
日向は腰に付けていた本を空中に広げ一気にページをめくった。そして、ページの上に手をかざすとページは止まった。そのページを見た日向は杖を空中に円を書くように回した。そこには何も無かったはずなのに火の玉が出来た。そして、杖を横に振ると同時に言い放った
「ファイヤーボールなのだ!」
そして、その火の玉は魔王に向かって一直線だった。しかし魔王は欠伸をしながら短剣で大きな円を書くとそこに水の壁が出来た。
「サークルじゃ」
火の玉は水の壁(?)に当たり蒸発をした。
「何でなのだ!何で踊り子が魔法を使えるのだ!」
そう、普通は僧侶と魔法使い以外は魔法を使えないのだった。だが、たまに他の職業でも単純な魔法使えるのだった。しかし、魔王だから仕方がないとそれで納得した彼はある意味正しかったのだ。
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