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62話 対処
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8月20日0845 東かがわ市内
瓦礫の山には
ZTQ-15Gのエンジンの
駆動音が聞こえていた。
この状況ではまるで
死神の息吹の様に思えた
目の前の
ZTQ-15Gに対して
我々は対処困難な事態に
晒されていた。
今までの防御的な戦闘では
装輪装甲車や自走砲の類は
充分な対戦車兵器の部隊が展開していた為
対処可能であった。
しかし、今回は散発的に
出会った事しまった。
手段は限られている。
「う、うわぁあああああ!!!」
半狂乱になった陸士が
小銃を乱射するものの
全く効果はない。
ZTQ-15Gの装甲は
本格的な戦車に比べれば
脆弱ではあるものの
5.56mm弾では明らかに
火力が不足している。
むしろその行為は
敵にこちらの場所を
知らせる事に繋がる。
ZTQ-15Gの主砲が
火を噴き周囲に煙が舞い上がった。
「撃ち方止め!!
下がって他の部隊と
連携を取ります!」
紀伊3尉が
懸命に叫ぶ。
建物と瓦礫と煙で
視界が悪く他の部隊と
連携がとりづらかった。
「無理に倒そうとする
必要はありません!!
無線で座標は伝えています!!
他の部隊に対処を願いましょう!」
我々は一旦、撤退を選んだ。
戦車も含め自走砲の類は
走行しながら主砲を撃つ事は
出来ない。
その為どこを狙っているかは
わかりやすく
弾を避けるだけなら
それほど難しくはなかった。
一キロ程後退すると
紀伊3尉は無線で
何やら通話していた。
話によると
他部隊から応援を
向かわせるとの事だ。
みればヘリが
上空を飛び始めていた。
制空権が取れたと
いう意味だ。
後に地面が揺れ
いくつかの迫撃砲が
放たれて先ほど自分達が
いた場所には煙が立っていた。
我々を苦しめたZTQ-15Gが
どうなったのかは視認できないので
わからない。
全ての情報がおりてくる
わけではないので
手元にある情報から
推測していくしかなかった。
「司令部から
座標を貰いました
このまま北東に前進
包囲を縮めていきます」
紀伊3尉がGPSを取り出す
座標を割り出す事が出来る
という事は敵の電子妨害などは
受けていないという事だ。
「包囲が完成し敵を
殲滅すればそこでこの作戦は
おわりです」
「攻撃が終わるまで補給が
できませんから
なるべく弾薬は節約して
ください」
我々はうなずいた。
反撃開始の前進から
約2時間が経ち、弾薬も
半分を消費していた。
現状は優勢には間違いないが
圧倒的な優勢という程でも
ないだろう。
しかし確実にこの殲滅作戦は
終盤に向けて動き始めていた。
瓦礫の山には
ZTQ-15Gのエンジンの
駆動音が聞こえていた。
この状況ではまるで
死神の息吹の様に思えた
目の前の
ZTQ-15Gに対して
我々は対処困難な事態に
晒されていた。
今までの防御的な戦闘では
装輪装甲車や自走砲の類は
充分な対戦車兵器の部隊が展開していた為
対処可能であった。
しかし、今回は散発的に
出会った事しまった。
手段は限られている。
「う、うわぁあああああ!!!」
半狂乱になった陸士が
小銃を乱射するものの
全く効果はない。
ZTQ-15Gの装甲は
本格的な戦車に比べれば
脆弱ではあるものの
5.56mm弾では明らかに
火力が不足している。
むしろその行為は
敵にこちらの場所を
知らせる事に繋がる。
ZTQ-15Gの主砲が
火を噴き周囲に煙が舞い上がった。
「撃ち方止め!!
下がって他の部隊と
連携を取ります!」
紀伊3尉が
懸命に叫ぶ。
建物と瓦礫と煙で
視界が悪く他の部隊と
連携がとりづらかった。
「無理に倒そうとする
必要はありません!!
無線で座標は伝えています!!
他の部隊に対処を願いましょう!」
我々は一旦、撤退を選んだ。
戦車も含め自走砲の類は
走行しながら主砲を撃つ事は
出来ない。
その為どこを狙っているかは
わかりやすく
弾を避けるだけなら
それほど難しくはなかった。
一キロ程後退すると
紀伊3尉は無線で
何やら通話していた。
話によると
他部隊から応援を
向かわせるとの事だ。
みればヘリが
上空を飛び始めていた。
制空権が取れたと
いう意味だ。
後に地面が揺れ
いくつかの迫撃砲が
放たれて先ほど自分達が
いた場所には煙が立っていた。
我々を苦しめたZTQ-15Gが
どうなったのかは視認できないので
わからない。
全ての情報がおりてくる
わけではないので
手元にある情報から
推測していくしかなかった。
「司令部から
座標を貰いました
このまま北東に前進
包囲を縮めていきます」
紀伊3尉がGPSを取り出す
座標を割り出す事が出来る
という事は敵の電子妨害などは
受けていないという事だ。
「包囲が完成し敵を
殲滅すればそこでこの作戦は
おわりです」
「攻撃が終わるまで補給が
できませんから
なるべく弾薬は節約して
ください」
我々はうなずいた。
反撃開始の前進から
約2時間が経ち、弾薬も
半分を消費していた。
現状は優勢には間違いないが
圧倒的な優勢という程でも
ないだろう。
しかし確実にこの殲滅作戦は
終盤に向けて動き始めていた。
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