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第5章 引き金
臨戦態勢
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「いやいやいや…どこでそれを…?」
「ついさっき!ここに戻ってくる時にだよ!!」
話を聞くと俺と分かれた後、大通りを通っている時に後ろから話しかけられたらしい。
「それで、『お前達がどんな目的でここにやって来たかは知らないが邪魔をするようなら容赦はしない。』って…。まぁ私の顔と名前は魔物はほとんど知ってるからバレててもおかしくないんだけど…。」
「…いや、『お前達』って言った時点でクレアが複数人で行動していることが分かっている…。だとすると、どこかで会っているのかもな。」
魔力で魔物と分かったりするものだけど…それを気づかせないってなかなかの手練かも知れない…。
「どっちにしても気をつけないと…。」
「そうね…。あ、お菓子は買ってきた?」
「もちろん。でもこんなことしててもいいのか?」
「魔物がいるからってずっとピリピリしてるわけにも行かないじゃない。話によれば手を出さない限り向こうからは仕掛けてこないみたいだし…。」
「それもそうだな。よし!たべよ!」
そう言うとクレアは鼻歌交じりに買ってきたものをテーブルに広げるのであった。
「そういえばあのお前が予約してたってやつ、あれ何なんだ?」
「それはねー…じゃーん!!ハッピーバースデー!!」
そこにあったのはホールのケーキ。上に乗っているチョコプレートには『クロトHappy Birthday』と書かれている。
「え、あ!今日か!!…それにしても何で今日だって知ってたんだ?」
「実はこっそりエドワードさんに聞いてたんだよー」
ふふんというふうにクレアがドヤ顔で言う。
「くれあぁぁぁぁぁ…!!」
「うわぁ?!どうしたのクロト?!」
「ちょー嬉しい!!ありがとぉぉぉ!!!」
「ちょ、暑苦しいってば!!もう、ほら食べるよ。」
それで店員さんが俺の名前を知ってたわけか…それにしても…。
「お前も案外可愛いことするんだな。」
「っ…!ばーかばーか!!」
「何キレてるんだよ…。」
「うっさい!ばかクロト!」
うーん…謎だ…。
「…ちょっと待って。」
「んぅ?」
「こんなことしてていいの?!呑気にお菓子食べちゃってるけど!!」
いつやられるか分からんのよ?!
「もー大丈夫だってぇ…。とりあえずここ周辺には対魔物のトラップおいておいたから。まぁ位置情報がわかる程度だけど。」
は…?
「お、おまえ…」
「ん?」
「強すぎるだろ!!!」
めっちゃ強くない?!トラップ当たれば居場所がわかるようになっちゃうんでしょ?
「魔王の娘舐めんな!」
無邪気に笑うクレアはいつもより頼もしく見えた。
「ついさっき!ここに戻ってくる時にだよ!!」
話を聞くと俺と分かれた後、大通りを通っている時に後ろから話しかけられたらしい。
「それで、『お前達がどんな目的でここにやって来たかは知らないが邪魔をするようなら容赦はしない。』って…。まぁ私の顔と名前は魔物はほとんど知ってるからバレててもおかしくないんだけど…。」
「…いや、『お前達』って言った時点でクレアが複数人で行動していることが分かっている…。だとすると、どこかで会っているのかもな。」
魔力で魔物と分かったりするものだけど…それを気づかせないってなかなかの手練かも知れない…。
「どっちにしても気をつけないと…。」
「そうね…。あ、お菓子は買ってきた?」
「もちろん。でもこんなことしててもいいのか?」
「魔物がいるからってずっとピリピリしてるわけにも行かないじゃない。話によれば手を出さない限り向こうからは仕掛けてこないみたいだし…。」
「それもそうだな。よし!たべよ!」
そう言うとクレアは鼻歌交じりに買ってきたものをテーブルに広げるのであった。
「そういえばあのお前が予約してたってやつ、あれ何なんだ?」
「それはねー…じゃーん!!ハッピーバースデー!!」
そこにあったのはホールのケーキ。上に乗っているチョコプレートには『クロトHappy Birthday』と書かれている。
「え、あ!今日か!!…それにしても何で今日だって知ってたんだ?」
「実はこっそりエドワードさんに聞いてたんだよー」
ふふんというふうにクレアがドヤ顔で言う。
「くれあぁぁぁぁぁ…!!」
「うわぁ?!どうしたのクロト?!」
「ちょー嬉しい!!ありがとぉぉぉ!!!」
「ちょ、暑苦しいってば!!もう、ほら食べるよ。」
それで店員さんが俺の名前を知ってたわけか…それにしても…。
「お前も案外可愛いことするんだな。」
「っ…!ばーかばーか!!」
「何キレてるんだよ…。」
「うっさい!ばかクロト!」
うーん…謎だ…。
「…ちょっと待って。」
「んぅ?」
「こんなことしてていいの?!呑気にお菓子食べちゃってるけど!!」
いつやられるか分からんのよ?!
「もー大丈夫だってぇ…。とりあえずここ周辺には対魔物のトラップおいておいたから。まぁ位置情報がわかる程度だけど。」
は…?
「お、おまえ…」
「ん?」
「強すぎるだろ!!!」
めっちゃ強くない?!トラップ当たれば居場所がわかるようになっちゃうんでしょ?
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無邪気に笑うクレアはいつもより頼もしく見えた。
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