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第5章 桜と君と青春と ~再会の友、再開の時~
75時間目 本当の気持ちは
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敦志、本当にやってくれたよね……。
僕らは今、このデパートの施設内にある映画館に足を運んでいる。
正直、優香とは話すのも気まずい。
だけど、こう二人きりにさせられたら話さざるを得ない。
「優香」
「……なんですか。裕太君……」
よかったのは、二人きりの時だけ、彼女は僕の事を『裕太君』と呼んでくれる。
てっきり、嫌われているのかと思っていたからほっとする。
「観たい映画、ある?」
「なんでもいいです。裕太君とならなんでも」
さらっとドキッとさせるような事を言う。
きっと、自覚は無いのだろうけど。
「そ、そっか……」
会話は長く続かない。
だが、今は仕方がない。
これは、敦志達が考えた優香と仲直りするための方法だから。
※※※
【4月25日】
森山先輩がこの時に提案をしなければ、山内先輩と天野さんの仲は二度と元には戻らなかったと、高橋先輩は語っていました。
その意見には賛成です。
なぜなら、僕にも彼女がいたことがあってその子と別れ際に大喧嘩をしてしまいました。
だけど、今は頼れて可愛い後輩のひとりです。
人間関係は生物。
すぐに腐りやすく、元通りにはなりにくいのです。
山内先輩の判断はきっと正しかったんだろうなぁ。
※※※
小春の横に並んで歩くことも慣れてきた。
最近の彼女は大胆になってきている気がする。
まさか、天野がトイレに行っている間、こんな事を言い出すなんて。
『山内君、別行動しない?』
きっと二人の距離が縮まるようにと思って言った事だろう。
さすがに苦笑いせずにはいられなかった。
「なんか、無理言っちゃったかな……」
小春はまだその事を根に持っているらしく、しょぼーんと落ち込んでいる。
「そんな事ないと思うぞ。裕太だって天野と仲直りしたいはずだから」
ちなみに小春には付き合っていたという事は伝えていない。
仲悪くなった後輩とだけ伝えてある。
「そっか。ねぇ、敦志君、手、握っていい?」
「お、おう」
そっと小春の手を握る。
まだ二回目だから、人の肌の温もりに慣れない。
お互いドキドキしながら歩いていると、館内アナウンスが鳴った。
【ピンポンパンポーン♪ 本日はお越しくださりまことにありがとうございます。一時より、大公園にて『大冒険パラダイム』様より特別コンサートのお時間でごさいます。是非、ご来場お願いいたします。繰り返します……】
とのアナウンスが鳴って、小春は目を輝かせながら、
「敦志君、行こうよー!」
とおもちゃをねだる子供のような無垢な目でこちらを見てきた。
そんな目をされたら、行かざるを得ない。
「おう、行こうか」
小春は握っている手に力を込めた。
そして、
「ほら、あとちょっとで始まるよ!」
小走り程度に歩くスピードを速めた。
子供のように純粋に。
俺はそれがたまらなくって自然と笑顔になった。
──
映画館に着くと、僕らは話し合った。
「やっぱりさっきの言葉は撤回します。ホラー映画以外にしてください」
「僕もホラーはダメだよ……。これは?」
「アクション映画ですか。スピーティーで爽快感があっていいと思いますが、私はあまり好みではないです」
「じゃあ、これだね」
僕は10年後に初恋の人と再会する恋愛小説を指差す。
たしか、シリーズもので今回は初恋の人の父親がでてくるような……たしかそんな宣伝をしていたのを思い出す。
だけど、優香は首を縦に振らなかった。
「……これがいいです」
優香が指差すのは、本屋で大きなポップに「祝! 映画化!」と書かれた恋愛小説が原作の映画だった。
「……これじゃ、だめですか?」
上目遣いで、こちらをチラチラと見る優香。
昔なら、抱きしめていたがもう、そんな事は出来ない。
「じゃあ、チケット買ってくるよ」
「……裕太君、お金……」
「大丈夫」
そう言って、チケット売り場に向かう。
受付のお姉さんに観る映画のタイトルを伝えて、お金を払う。
そして、チケットを受けとるのを待っていると、後ろから三人の高校生らしき声が聞こえた。
「なに観る?」
「オイ、決めてなかったのかよ?! 俺らなんかお前があんのかと思ってついてきたんだけど!?」
「ドリンクってどこで買うの~? シュ────ウ! メガネ────ィ!」
「うん、ちょい待て、先になに観るか決めようぜ? なんでお前、先にドリンク買おうとしてんだよ! ファミレスじゃねぇんだからよ。ここ」
「おっ、ここ電子マネー使えるじゃん。ラッキー、ポイント5倍デーは今日までだからジャンジャン使わないとね」
「話題の統一性無さすぎだろ……。あーも、なんでもいいから選ぼ? 俺が恥ずいわ。ほら、前にいる白髪の人が選んでた恋愛映画でよくね? 面白そうだし」
「恋愛? リア充のたまり場じゃん」
「い────やぁぁ! 爆破してしまう────!」
「お前らうるせぇ! 静かにしろ!」
こんな感じでやり取りがあり、僕はクスリと笑ってしまった。
「こちらチケットになります」
「ありがとうございます」
僕は笑顔でお姉さんからチケットを受け取ると、優香の所に戻った。
「さーせん」
すれ違い様に、後ろにいたパーカーを着た男子高校生の一人が僕に謝ってきた。
「いえいえ」
笑顔で返すと、彼らは固まった。
「……あの人、ヤバくね? ちょーイケメンじゃね?」
「モデルさんじゃない?」
「インスタで出てるそこらの男よりイケメンじゃない~?」
小声で話しているつもりだろうが、バッチリ聞こえている。
イケメンと言われて嬉しくないことはない。
「おかえりなさい。裕太君」
「ただいま。優香、いこっか」
「はいっ!」
一瞬だけでいい。
空気が3年前に戻ってほしい。
映画を観ている間、優香は頭ポンポンのシーンに目を輝かせて見ていた。
純粋にそれでいて楽しそうに子供っぽく観ているその姿は付き合っていた時の甘える顔と同じ。
もう一度だけ、特別にならなくてもいいから、君と一緒に居たい。
そうして、映画が終わると、優香は涙をぬぐっていた。
僕も少し感動して泣きそうだった。
「……ハンカチ、使う?」
「ありがとう、ございます。裕太君」
優香はハンカチで涙をぬぐってからこう言った。
「信じてあげられなくてごめんなさい」
優香も罪悪感は持っていたのかもしれない。
僕の事をずっと信じていたのかもしれない。
だけど、信じたくなくてあんな別れ方をしたのだろう。
「僕のほうこそ、ごめん。ちゃんと優香の想いに気が付かなくてごめん」
彼女の瞳から、また涙が溢れる。
「裕太君、やり直しましょう」
「私たちはまだ、お互いの事を知りません。この3年間を埋めるために」
「私と友達からやり直してくれませんか?」
「もちろん」
僕らは、特別にこだわりを持ちすぎた。
そうしなきゃ、離れてしまうと思っていたから。
だから、ここからやり直す。
恋人でもなく、親友でもない。
友達としての大切な時間から。
僕らは今、このデパートの施設内にある映画館に足を運んでいる。
正直、優香とは話すのも気まずい。
だけど、こう二人きりにさせられたら話さざるを得ない。
「優香」
「……なんですか。裕太君……」
よかったのは、二人きりの時だけ、彼女は僕の事を『裕太君』と呼んでくれる。
てっきり、嫌われているのかと思っていたからほっとする。
「観たい映画、ある?」
「なんでもいいです。裕太君とならなんでも」
さらっとドキッとさせるような事を言う。
きっと、自覚は無いのだろうけど。
「そ、そっか……」
会話は長く続かない。
だが、今は仕方がない。
これは、敦志達が考えた優香と仲直りするための方法だから。
※※※
【4月25日】
森山先輩がこの時に提案をしなければ、山内先輩と天野さんの仲は二度と元には戻らなかったと、高橋先輩は語っていました。
その意見には賛成です。
なぜなら、僕にも彼女がいたことがあってその子と別れ際に大喧嘩をしてしまいました。
だけど、今は頼れて可愛い後輩のひとりです。
人間関係は生物。
すぐに腐りやすく、元通りにはなりにくいのです。
山内先輩の判断はきっと正しかったんだろうなぁ。
※※※
小春の横に並んで歩くことも慣れてきた。
最近の彼女は大胆になってきている気がする。
まさか、天野がトイレに行っている間、こんな事を言い出すなんて。
『山内君、別行動しない?』
きっと二人の距離が縮まるようにと思って言った事だろう。
さすがに苦笑いせずにはいられなかった。
「なんか、無理言っちゃったかな……」
小春はまだその事を根に持っているらしく、しょぼーんと落ち込んでいる。
「そんな事ないと思うぞ。裕太だって天野と仲直りしたいはずだから」
ちなみに小春には付き合っていたという事は伝えていない。
仲悪くなった後輩とだけ伝えてある。
「そっか。ねぇ、敦志君、手、握っていい?」
「お、おう」
そっと小春の手を握る。
まだ二回目だから、人の肌の温もりに慣れない。
お互いドキドキしながら歩いていると、館内アナウンスが鳴った。
【ピンポンパンポーン♪ 本日はお越しくださりまことにありがとうございます。一時より、大公園にて『大冒険パラダイム』様より特別コンサートのお時間でごさいます。是非、ご来場お願いいたします。繰り返します……】
とのアナウンスが鳴って、小春は目を輝かせながら、
「敦志君、行こうよー!」
とおもちゃをねだる子供のような無垢な目でこちらを見てきた。
そんな目をされたら、行かざるを得ない。
「おう、行こうか」
小春は握っている手に力を込めた。
そして、
「ほら、あとちょっとで始まるよ!」
小走り程度に歩くスピードを速めた。
子供のように純粋に。
俺はそれがたまらなくって自然と笑顔になった。
──
映画館に着くと、僕らは話し合った。
「やっぱりさっきの言葉は撤回します。ホラー映画以外にしてください」
「僕もホラーはダメだよ……。これは?」
「アクション映画ですか。スピーティーで爽快感があっていいと思いますが、私はあまり好みではないです」
「じゃあ、これだね」
僕は10年後に初恋の人と再会する恋愛小説を指差す。
たしか、シリーズもので今回は初恋の人の父親がでてくるような……たしかそんな宣伝をしていたのを思い出す。
だけど、優香は首を縦に振らなかった。
「……これがいいです」
優香が指差すのは、本屋で大きなポップに「祝! 映画化!」と書かれた恋愛小説が原作の映画だった。
「……これじゃ、だめですか?」
上目遣いで、こちらをチラチラと見る優香。
昔なら、抱きしめていたがもう、そんな事は出来ない。
「じゃあ、チケット買ってくるよ」
「……裕太君、お金……」
「大丈夫」
そう言って、チケット売り場に向かう。
受付のお姉さんに観る映画のタイトルを伝えて、お金を払う。
そして、チケットを受けとるのを待っていると、後ろから三人の高校生らしき声が聞こえた。
「なに観る?」
「オイ、決めてなかったのかよ?! 俺らなんかお前があんのかと思ってついてきたんだけど!?」
「ドリンクってどこで買うの~? シュ────ウ! メガネ────ィ!」
「うん、ちょい待て、先になに観るか決めようぜ? なんでお前、先にドリンク買おうとしてんだよ! ファミレスじゃねぇんだからよ。ここ」
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「話題の統一性無さすぎだろ……。あーも、なんでもいいから選ぼ? 俺が恥ずいわ。ほら、前にいる白髪の人が選んでた恋愛映画でよくね? 面白そうだし」
「恋愛? リア充のたまり場じゃん」
「い────やぁぁ! 爆破してしまう────!」
「お前らうるせぇ! 静かにしろ!」
こんな感じでやり取りがあり、僕はクスリと笑ってしまった。
「こちらチケットになります」
「ありがとうございます」
僕は笑顔でお姉さんからチケットを受け取ると、優香の所に戻った。
「さーせん」
すれ違い様に、後ろにいたパーカーを着た男子高校生の一人が僕に謝ってきた。
「いえいえ」
笑顔で返すと、彼らは固まった。
「……あの人、ヤバくね? ちょーイケメンじゃね?」
「モデルさんじゃない?」
「インスタで出てるそこらの男よりイケメンじゃない~?」
小声で話しているつもりだろうが、バッチリ聞こえている。
イケメンと言われて嬉しくないことはない。
「おかえりなさい。裕太君」
「ただいま。優香、いこっか」
「はいっ!」
一瞬だけでいい。
空気が3年前に戻ってほしい。
映画を観ている間、優香は頭ポンポンのシーンに目を輝かせて見ていた。
純粋にそれでいて楽しそうに子供っぽく観ているその姿は付き合っていた時の甘える顔と同じ。
もう一度だけ、特別にならなくてもいいから、君と一緒に居たい。
そうして、映画が終わると、優香は涙をぬぐっていた。
僕も少し感動して泣きそうだった。
「……ハンカチ、使う?」
「ありがとう、ございます。裕太君」
優香はハンカチで涙をぬぐってからこう言った。
「信じてあげられなくてごめんなさい」
優香も罪悪感は持っていたのかもしれない。
僕の事をずっと信じていたのかもしれない。
だけど、信じたくなくてあんな別れ方をしたのだろう。
「僕のほうこそ、ごめん。ちゃんと優香の想いに気が付かなくてごめん」
彼女の瞳から、また涙が溢れる。
「裕太君、やり直しましょう」
「私たちはまだ、お互いの事を知りません。この3年間を埋めるために」
「私と友達からやり直してくれませんか?」
「もちろん」
僕らは、特別にこだわりを持ちすぎた。
そうしなきゃ、離れてしまうと思っていたから。
だから、ここからやり直す。
恋人でもなく、親友でもない。
友達としての大切な時間から。
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