79 / 145
拾弍ノ劔
魔天戦争
しおりを挟む
「ほーら起きろぉ。」
身体を譲られる。
「んーもう食えんぞアップルパイ。」
なぜ自分はこのような言葉を発したのか、自分でも分からなかった。
起き上がり、少しずつ視界が戻る。
そして体が目覚めていくのが分かる。
亜星だ。
「は、入ってくる時はノックしてくれって言っただろ!! 」
「それどころじゃ無いの。今すぐ会議室に来て。みんなもう待ってる。」
「わ、分かった。」
安眠を邪魔されたことは不快ではあったが、みんなを待たせるわけにはいかない。
俺は極東の軍服を着ようとしたが、そこにあったのは、黒のマントだ。
---どうした慎二、軍服なら昨日、牡丹がそれと取り替えていったぞ。ボロボロだったからな---
そうだ、俺の服は、二度の激戦でボロボロになっていた。
七宝に脱獄の際、貫かれた穴も、カインズとの戦闘でできた穴も、牡丹が修繕してくれていたらしい。
だが、今回は違った。
そこに置いてあるのは、ミシュマッシュのみんなが着ている服だ。
---名残惜しいか? ---
「んなわけねえだろ。ただちょっと動きにくそうだと思っただけだ。」
俺は彼女が用意してくれた肌着、インナーを着込むと、マントを羽織った。
そして、ベットに横たわっている銃鬼を握る。
右の腰あたりにホルスターがある。
俺のために特注されたものだ。
俺はそのまま自分の部屋を後にすると、会議室へと急いだ。
いつもの円卓。
その周りに各々のメンバーが集まっている。
Mは息を切らした俺の顔を見ると。
「始めようか。」
と一言だけ呟いた。
「一体何が起こったんだ? 」
みなの緊迫した表情から、一人だけ状況を理解していない俺は焦って、自然にそう言っていた。
代わりに亜星が答える。
「セル帝国に、極東と同盟を組んだグランディルが宣戦布告をしたわ。」
なぜ? 極東では無くグランディルなのだ?
彼らは中立条約を結んでいたのでは無いのか?
「アスィールがカーミラを捕らえたの。」
どうやって?
騙し討ちか?
奴らのどこに聖剣を二本持っている男、しかも代行者を生捕にする力なんて?
「カーミラがそんな簡単にやられるわけ……」
「桐生慎二、コレを見てくれるかな。」
極東式のスクリーンが光り、目の前に形容し難い……そう神族が映し出された。
いや、コレは神族……なのか?
神格化したセイの様にも見えるし、美奈の様にも見える。
頭には光輪があり、額には白毫、肩甲骨からは三対の翼が生え、その後ろに光背が聳え立っている。
右手には槍、左手には錫杖が握られている。
そして、足元には巨大な蓮華。
「なんだ……コレは…… 」
「この画像を見せた途端、ここの全員が君と同じ言葉を放ったよ。」
「まざか、コイツがハムサか? 亜星の言ってた。」
Mは頷いた。
「そうだ、コレが我々の元クライアントであるハムサ。二百年前、グラン帝国を追放され、それからはこの、セル帝国がある土地に追放された悪魔。」
「つまりセイや美奈と同じ神族ってわけか。」
俺はスクリーンの画像をマジマジと見ると、あることに気がついた。
「この雨雲は……凛月? 」
なんでアイツが凛月の力を?
彼女が放っているのは紛れもなく雷神砲だ。
雷を圧縮して敵に向けて飛ばず未知術。
「ごめんね。メリゴ大陸で君の凛月を奪ったのもこのため。」
「全てはハムサを転界に送るためだった。」
「おい、ちょっと待てよ。」
俺はあることに気がついた。
「ならハムサの目的は、他の契約者とコンタクトを取り、能力を吸い取るつもりだろ? 」
「魔具の力を取られた契約者は……」
亜星は一呼吸置いて答えた。
「死なない……とは思う。だって現に君は生きているじゃ無いか。」
「そう言うことじゃ無い。」
契約者の中には、生命維持に関わる器官を真具で補っているものも少なくは無い。
「能力が無いと、呼吸すらできない奴だっているんだ。」
そこでMが俺を宥めた。
「落ち着きたまえ。一つ気がかりなことがある。」
「ハムサはおそらく羽々斬風見の能力も有していると言うことだ。」
なぜ? 彼女とハムサの接触は無かったはず、いつその能力を手に入れたと言うのだ。
それよりも、羽々斬の鍵穴は肺、魔具の力を取られれば、ひとたまりもないはず。
なのに彼女は今も生きている。……はずなのだ。
「とにかく、ハムサに能力を奪われても、死ぬことは無いんだな。」
「そのはずだ。」
Mは咳払いをして落ち着いた。
「話が逸れたな。それより本題に入ろう。聖剣保持者の動向についてだ。」
俺は生唾を飲んだ。
宣戦布告したと言うことは、セル帝国に奴も来るだろう。
「四男のブレイブ・ブレイクがセル帝国に向かっている。」
「おそらくカーミラを救出するためだろう。」
俺は質問した。
「救出する前、救出した後、どっちを叩けば良い? 」
ブレイブにはおそらくセイが付いている。
彼らがカーミラを助け出す確率はむしろ高い方だろう。
そこを狙って弱っているカーミラから二振の聖剣を奪い取ることもできる。
「前に行ってくれ。リスクが多すぎる。下手すれば三本の聖剣は全てハムサの元に集まるかもしれない。そうなれば詰みだ。」
「忘れるな、彼女は今や代行者をも下す能力を持っている。極力抗戦は避けたたまえ。」
「七宝や、オヤジに会ったときは…‥.どうすれば良い? 」
Mは手を組むのを止めると、アルブの方を見た。
「君が取ってきてくれたトライドラン。しっかりと研究させてもらったわけだが……」
「この子は強情でね。何も教えてくれなかったさ。危なくなったらこの子を使うと良い。君は英雄の息子だ。それに今は父の思念も付いている。」
「君にならこの力が使いこなせるはずだ。いや、使いこなさなければならない。」
そうだ。俺はなにかと理由をつけて、トライドランに触れることを拒否していたが、俺が聖剣たちと契約し、ゆくゆくは一つになった神器エクスカリバーを使いこなせる様にならなければならない。
「そうしなければ、この世界を創ったクソ野郎に殴り込むことすら夢のまた夢だ。」
俺はその重たい三叉の剣を受け取った。
やはりあまり良い気はしない。
他人の魂が流れ込んでくる様である。
俺が拒んでいるのでは無い。
剣の方から、俺が主人になることを拒んでいる。
剣は確かにそう言っている。
俺は剣を鬼影の影にしまうと、出口へ向けて歩き出した。
「善は急げ。だろ? 早速行ってくるぜ。」
「バックアップは我々に任せてくれ。そして危なくなったら逃げて来なさい。」
「頑張って慎二。」
俺は無言で手を振ると、会議室を後にし、セル帝国付近に繋がっている根を探した。
身体を譲られる。
「んーもう食えんぞアップルパイ。」
なぜ自分はこのような言葉を発したのか、自分でも分からなかった。
起き上がり、少しずつ視界が戻る。
そして体が目覚めていくのが分かる。
亜星だ。
「は、入ってくる時はノックしてくれって言っただろ!! 」
「それどころじゃ無いの。今すぐ会議室に来て。みんなもう待ってる。」
「わ、分かった。」
安眠を邪魔されたことは不快ではあったが、みんなを待たせるわけにはいかない。
俺は極東の軍服を着ようとしたが、そこにあったのは、黒のマントだ。
---どうした慎二、軍服なら昨日、牡丹がそれと取り替えていったぞ。ボロボロだったからな---
そうだ、俺の服は、二度の激戦でボロボロになっていた。
七宝に脱獄の際、貫かれた穴も、カインズとの戦闘でできた穴も、牡丹が修繕してくれていたらしい。
だが、今回は違った。
そこに置いてあるのは、ミシュマッシュのみんなが着ている服だ。
---名残惜しいか? ---
「んなわけねえだろ。ただちょっと動きにくそうだと思っただけだ。」
俺は彼女が用意してくれた肌着、インナーを着込むと、マントを羽織った。
そして、ベットに横たわっている銃鬼を握る。
右の腰あたりにホルスターがある。
俺のために特注されたものだ。
俺はそのまま自分の部屋を後にすると、会議室へと急いだ。
いつもの円卓。
その周りに各々のメンバーが集まっている。
Mは息を切らした俺の顔を見ると。
「始めようか。」
と一言だけ呟いた。
「一体何が起こったんだ? 」
みなの緊迫した表情から、一人だけ状況を理解していない俺は焦って、自然にそう言っていた。
代わりに亜星が答える。
「セル帝国に、極東と同盟を組んだグランディルが宣戦布告をしたわ。」
なぜ? 極東では無くグランディルなのだ?
彼らは中立条約を結んでいたのでは無いのか?
「アスィールがカーミラを捕らえたの。」
どうやって?
騙し討ちか?
奴らのどこに聖剣を二本持っている男、しかも代行者を生捕にする力なんて?
「カーミラがそんな簡単にやられるわけ……」
「桐生慎二、コレを見てくれるかな。」
極東式のスクリーンが光り、目の前に形容し難い……そう神族が映し出された。
いや、コレは神族……なのか?
神格化したセイの様にも見えるし、美奈の様にも見える。
頭には光輪があり、額には白毫、肩甲骨からは三対の翼が生え、その後ろに光背が聳え立っている。
右手には槍、左手には錫杖が握られている。
そして、足元には巨大な蓮華。
「なんだ……コレは…… 」
「この画像を見せた途端、ここの全員が君と同じ言葉を放ったよ。」
「まざか、コイツがハムサか? 亜星の言ってた。」
Mは頷いた。
「そうだ、コレが我々の元クライアントであるハムサ。二百年前、グラン帝国を追放され、それからはこの、セル帝国がある土地に追放された悪魔。」
「つまりセイや美奈と同じ神族ってわけか。」
俺はスクリーンの画像をマジマジと見ると、あることに気がついた。
「この雨雲は……凛月? 」
なんでアイツが凛月の力を?
彼女が放っているのは紛れもなく雷神砲だ。
雷を圧縮して敵に向けて飛ばず未知術。
「ごめんね。メリゴ大陸で君の凛月を奪ったのもこのため。」
「全てはハムサを転界に送るためだった。」
「おい、ちょっと待てよ。」
俺はあることに気がついた。
「ならハムサの目的は、他の契約者とコンタクトを取り、能力を吸い取るつもりだろ? 」
「魔具の力を取られた契約者は……」
亜星は一呼吸置いて答えた。
「死なない……とは思う。だって現に君は生きているじゃ無いか。」
「そう言うことじゃ無い。」
契約者の中には、生命維持に関わる器官を真具で補っているものも少なくは無い。
「能力が無いと、呼吸すらできない奴だっているんだ。」
そこでMが俺を宥めた。
「落ち着きたまえ。一つ気がかりなことがある。」
「ハムサはおそらく羽々斬風見の能力も有していると言うことだ。」
なぜ? 彼女とハムサの接触は無かったはず、いつその能力を手に入れたと言うのだ。
それよりも、羽々斬の鍵穴は肺、魔具の力を取られれば、ひとたまりもないはず。
なのに彼女は今も生きている。……はずなのだ。
「とにかく、ハムサに能力を奪われても、死ぬことは無いんだな。」
「そのはずだ。」
Mは咳払いをして落ち着いた。
「話が逸れたな。それより本題に入ろう。聖剣保持者の動向についてだ。」
俺は生唾を飲んだ。
宣戦布告したと言うことは、セル帝国に奴も来るだろう。
「四男のブレイブ・ブレイクがセル帝国に向かっている。」
「おそらくカーミラを救出するためだろう。」
俺は質問した。
「救出する前、救出した後、どっちを叩けば良い? 」
ブレイブにはおそらくセイが付いている。
彼らがカーミラを助け出す確率はむしろ高い方だろう。
そこを狙って弱っているカーミラから二振の聖剣を奪い取ることもできる。
「前に行ってくれ。リスクが多すぎる。下手すれば三本の聖剣は全てハムサの元に集まるかもしれない。そうなれば詰みだ。」
「忘れるな、彼女は今や代行者をも下す能力を持っている。極力抗戦は避けたたまえ。」
「七宝や、オヤジに会ったときは…‥.どうすれば良い? 」
Mは手を組むのを止めると、アルブの方を見た。
「君が取ってきてくれたトライドラン。しっかりと研究させてもらったわけだが……」
「この子は強情でね。何も教えてくれなかったさ。危なくなったらこの子を使うと良い。君は英雄の息子だ。それに今は父の思念も付いている。」
「君にならこの力が使いこなせるはずだ。いや、使いこなさなければならない。」
そうだ。俺はなにかと理由をつけて、トライドランに触れることを拒否していたが、俺が聖剣たちと契約し、ゆくゆくは一つになった神器エクスカリバーを使いこなせる様にならなければならない。
「そうしなければ、この世界を創ったクソ野郎に殴り込むことすら夢のまた夢だ。」
俺はその重たい三叉の剣を受け取った。
やはりあまり良い気はしない。
他人の魂が流れ込んでくる様である。
俺が拒んでいるのでは無い。
剣の方から、俺が主人になることを拒んでいる。
剣は確かにそう言っている。
俺は剣を鬼影の影にしまうと、出口へ向けて歩き出した。
「善は急げ。だろ? 早速行ってくるぜ。」
「バックアップは我々に任せてくれ。そして危なくなったら逃げて来なさい。」
「頑張って慎二。」
俺は無言で手を振ると、会議室を後にし、セル帝国付近に繋がっている根を探した。
0
あなたにおすすめの小説
クロワッサン物語
コダーマ
歴史・時代
1683年、城塞都市ウィーンはオスマン帝国の大軍に包囲されていた。
第二次ウィーン包囲である。
戦況厳しいウィーンからは皇帝も逃げ出し、市壁の中には守備隊の兵士と市民軍、避難できなかった市民ら一万人弱が立て籠もった。
彼らをまとめ、指揮するウィーン防衛司令官、その名をシュターレンベルクという。
敵の数は三十万。
戦況は絶望的に想えるものの、シュターレンベルクには策があった。
ドナウ河の水運に恵まれたウィーンは、ドナウ艦隊を蔵している。
内陸に位置するオーストリア唯一の海軍だ。
彼らをウィーンの切り札とするのだ。
戦闘には参加させず、外界との唯一の道として、連絡も補給も彼等に依る。
そのうち、ウィーンには厳しい冬が訪れる。
オスマン帝国軍は野営には耐えられまい。
そんなシュターレンベルクの元に届いた報は『ドナウ艦隊の全滅』であった。
もはや、市壁の中にこもって救援を待つしかないウィーンだが、敵軍のシャーヒー砲は、連日、市に降り注いだ。
戦闘、策略、裏切り、絶望──。
シュターレンベルクはウィーンを守り抜けるのか。
第二次ウィーン包囲の二か月間を描いた歴史小説です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる