84 / 145
拾弍ノ劔
殿
しおりを挟む
剣置き場に二振の剣が立てかけてある。
どうやら奴らに回収されずに済んだようだ。
「やはり来たな慎二。」
聞き覚えのある声。
いや父より聞いていたと言っても過言では無い。
ある意味、俺の父親的存在であった。
それも全部ごっこ遊びだったが。
いや、彼にも罪の意識があるのかもしれない。
どこかに。
完全無欠で冷酷な彼にも人の情のようなものがあるのかもしれない。
「ようこそ。俺たちのアジトへ。」
「茶は……出ないか。そうだよな。」
その言葉を聞いて俺は、トライドランから水を搾り出すと、それを電撃で沸騰させて、ポケットに入っていた茶葉の袋包みをあける。
木彫りのコップにそれを注ぐと、彼へと投げつけた。
彼は片手でそれを受け取ると、毒など入ってはいないか? 疑心暗鬼になりながら、首を傾げ。
それから一気に飲み干した。
「熱い。」
「すみません。今は細かい電流調整が出来ないもので。」
「俺が憎いか? 」
「今は、よくわかりません。父のことも、俺を利用するためにわざと嘘をついていたことも。」
「善人ズラして俺の上官を気取っていたことも。」
「となるとアウラの件は許してもらえるみたいだな。」
「この剣も、その剣たちも、元々僕らのものじゃないじゃないですか? 僕に怒る道理なんてありませんよ。」
「そうだったな。それもそうだ。」
七宝の背後から走って来るただならぬ殺気を感じ取り、無言で銃鬼を側頭へと当てる。
---時空壊---
発動と同時に、アルテマが俺のクラウソラスに触れた。
---こらっ。暴力はいけません---
クラウソラスに叱られる。
「それはアイツに言ったらどうなんだ? 」
---ちゃんと話し合えば分かってくれるはずよ---
「それもアイツに言えば良いだろう? 」
---みんな仲良くね---
「テメェは俺のカーチャンかッ!! 」
「力を貸せ、お前らの力があっても足りない。渡り合うのに後聖剣が二、三本はいる。」
---『貸してくださいトライドラン様。』でしょ? ---
トライドランから力が溢れて来る。
俺の右手の甲に紋章が刻まれる。
聖剣と契約を交わしたシルシ。
俺がトライドランを強く握ると、彼女の中の水音を、全身で聞き取ることが出来る。
青年はバックステップで俺から離れると、アルテマをしまいこみ、左手を差し出した。
「返してくれ。それはプラウド兄さんのものだ。」
「この聖剣たちだってお前らのものじゃ無いだろう? 創造主からお前らの父親が受け取ったものだ。」
「そうだ。神様から貰い受けた。僕らブレイク家が。だからそれは僕たちの物だ。」
「フン、神の代弁者気取りかよ。ごっこ遊びがしてえなら。」
「いつまでもそうしてろ。」
そこにものすごいスピードで何かが走って来た。
我が父だ。
父の凛月と俺のトライドランが激突し、火花を散らす。
父は俺から引き下がると、難しい顔で俺を見た。
「慎二郎さん。息子さんのことは任して下さい。僕がなんとかするので。ここにいるミシマッシュたちの処分をお願いします。」
「おいまてぇ!! 」
俺は七宝と父を止める。
彼ら三人を出来るだけ引きつけること、コレがオルの仕事だ。
「お前の相手は俺だッ!! 殺してやる。絶対に。お前だけは。」
カーミラが俺の邪魔をする。
正直カーミラのことなど眼中に無かった。
俺は凛月を見た。
じっと見た。
彼女も俺を見た。
だが彼女はなにも気づいていないふりをした。
一瞬俺の聖剣たちを見ていたかもしれない。
一瞬、そう、一瞬だ。
今の俺の速さでは父を目で捉えることすらできない。
しかし彼女は確かに俺を見ていた。
絶対に。
「俺を見ろおォォォォォォォォ。」
空間転移したカーミラがジゲンキリで斬り込んでくる。
慌てて体勢を低くする。
木の根が歪む。
顔を上げると、向こうから見覚えのある顔が姿を現す。
志築斥だ。
俺のかつての親友。
彼はカーミラを押し退けると、俺に伊桜里の居場所を聞いて来た。
「なぁ慎二!! 伊桜里はどこだ? 生きているのか? 」
俺が国際指名手配されているテロリストだということなんて忘れたみたいに。
「……ここらから少し上だ。もう隊長たちが向かっている。」
「恩に着る……」
「やっぱり何か理由があるんだろ? そんなんだよな。」
「じゃなきゃこうも簡単に伊桜里の位置なんて……」
俺は思わず叫んだ。
「早くしろ。お前も伊桜里も殺されるぞ。」
すると斥は必死な顔で俺を見た。
「なぁ慎二!! 」
「たとえ、お前がテロリストでも。極東を裏切った反逆者だとしても。」
「俺はお前の味方だ。」
カーミラが上段からジゲンキリを振り落として来る。
俺は左手で斥を無理矢理押し出すと、右手のトライドランでカーミラのジゲンキリを受け止める。
---繧ィ繝ゥ繝シ?√お繝ゥ繝シ?∝━蜈亥コヲ繧定ィュ螳壹@縺ヲ荳九&縺---
不穏なノイズと共に互いの聖剣の力が相殺される。
だが、コレは俺にとって都合が良かった。
「どうやらお前の得意技は通用しないみたいだぜ。カーミラ。」
ジゲンキリの能力を相殺できるのはありがたい。
アレのせいで、防御がまるでままならなかった。
が、聖剣たちが有れば、奴の刃を捉えることが出来る。
俺は左手にクラウソラス逆手に、盾のように構えると、その刃でカーミラの攻撃をその刃で受け止める。
そして隙があれば、トライドランで斬りかかる。
---繝斐?---
---繧ャ繧ャ---
不快なノイズ。
相変わらずクラウソラスは俺の声に答えてくれない。
ジゲンキリを無効化出来るとは言え、トライドランだけではアルテマを抑えることが出来ない。
俺はジャンプし、水を宿した刃で大上段斬り下ろしを放つ。
彼はアルテマで、地面からシールドを出現させると、その攻撃を受け止める。
そして死角から、シールドごと次元を切り裂いて来る。
俺は事前にそれを読み取ると、シールドを足で蹴飛ばしてバックステップで後ろに下がる。
「力を貸せ。クラウソラス!! 」
---みんな!! どうして? どうしてこんなに争いあってるの? あんなに中が良かったのに---
だが彼女たちは答えなかった。
俺は紋章を使い、無理矢理クラウソラスの力を引き出す。
---ちょっと!!女の子をこんな道具みたいに!! いけません---
「いけませんじゃねえよ。クソアマ。お前らは武器だろ。少なくとも俺はお前らにそれ以上の感情を抱いていない。」
「武器なら武器らしく俺に従え!! 」
---フン!!上等よ下僕---
---私がジゲンキリの残りカスじゃないってことを今ここで証明してやる---
クラウソラスに光が宿る。
溢れんばかりの光がカーミラを焼いた。
どうやら奴らに回収されずに済んだようだ。
「やはり来たな慎二。」
聞き覚えのある声。
いや父より聞いていたと言っても過言では無い。
ある意味、俺の父親的存在であった。
それも全部ごっこ遊びだったが。
いや、彼にも罪の意識があるのかもしれない。
どこかに。
完全無欠で冷酷な彼にも人の情のようなものがあるのかもしれない。
「ようこそ。俺たちのアジトへ。」
「茶は……出ないか。そうだよな。」
その言葉を聞いて俺は、トライドランから水を搾り出すと、それを電撃で沸騰させて、ポケットに入っていた茶葉の袋包みをあける。
木彫りのコップにそれを注ぐと、彼へと投げつけた。
彼は片手でそれを受け取ると、毒など入ってはいないか? 疑心暗鬼になりながら、首を傾げ。
それから一気に飲み干した。
「熱い。」
「すみません。今は細かい電流調整が出来ないもので。」
「俺が憎いか? 」
「今は、よくわかりません。父のことも、俺を利用するためにわざと嘘をついていたことも。」
「善人ズラして俺の上官を気取っていたことも。」
「となるとアウラの件は許してもらえるみたいだな。」
「この剣も、その剣たちも、元々僕らのものじゃないじゃないですか? 僕に怒る道理なんてありませんよ。」
「そうだったな。それもそうだ。」
七宝の背後から走って来るただならぬ殺気を感じ取り、無言で銃鬼を側頭へと当てる。
---時空壊---
発動と同時に、アルテマが俺のクラウソラスに触れた。
---こらっ。暴力はいけません---
クラウソラスに叱られる。
「それはアイツに言ったらどうなんだ? 」
---ちゃんと話し合えば分かってくれるはずよ---
「それもアイツに言えば良いだろう? 」
---みんな仲良くね---
「テメェは俺のカーチャンかッ!! 」
「力を貸せ、お前らの力があっても足りない。渡り合うのに後聖剣が二、三本はいる。」
---『貸してくださいトライドラン様。』でしょ? ---
トライドランから力が溢れて来る。
俺の右手の甲に紋章が刻まれる。
聖剣と契約を交わしたシルシ。
俺がトライドランを強く握ると、彼女の中の水音を、全身で聞き取ることが出来る。
青年はバックステップで俺から離れると、アルテマをしまいこみ、左手を差し出した。
「返してくれ。それはプラウド兄さんのものだ。」
「この聖剣たちだってお前らのものじゃ無いだろう? 創造主からお前らの父親が受け取ったものだ。」
「そうだ。神様から貰い受けた。僕らブレイク家が。だからそれは僕たちの物だ。」
「フン、神の代弁者気取りかよ。ごっこ遊びがしてえなら。」
「いつまでもそうしてろ。」
そこにものすごいスピードで何かが走って来た。
我が父だ。
父の凛月と俺のトライドランが激突し、火花を散らす。
父は俺から引き下がると、難しい顔で俺を見た。
「慎二郎さん。息子さんのことは任して下さい。僕がなんとかするので。ここにいるミシマッシュたちの処分をお願いします。」
「おいまてぇ!! 」
俺は七宝と父を止める。
彼ら三人を出来るだけ引きつけること、コレがオルの仕事だ。
「お前の相手は俺だッ!! 殺してやる。絶対に。お前だけは。」
カーミラが俺の邪魔をする。
正直カーミラのことなど眼中に無かった。
俺は凛月を見た。
じっと見た。
彼女も俺を見た。
だが彼女はなにも気づいていないふりをした。
一瞬俺の聖剣たちを見ていたかもしれない。
一瞬、そう、一瞬だ。
今の俺の速さでは父を目で捉えることすらできない。
しかし彼女は確かに俺を見ていた。
絶対に。
「俺を見ろおォォォォォォォォ。」
空間転移したカーミラがジゲンキリで斬り込んでくる。
慌てて体勢を低くする。
木の根が歪む。
顔を上げると、向こうから見覚えのある顔が姿を現す。
志築斥だ。
俺のかつての親友。
彼はカーミラを押し退けると、俺に伊桜里の居場所を聞いて来た。
「なぁ慎二!! 伊桜里はどこだ? 生きているのか? 」
俺が国際指名手配されているテロリストだということなんて忘れたみたいに。
「……ここらから少し上だ。もう隊長たちが向かっている。」
「恩に着る……」
「やっぱり何か理由があるんだろ? そんなんだよな。」
「じゃなきゃこうも簡単に伊桜里の位置なんて……」
俺は思わず叫んだ。
「早くしろ。お前も伊桜里も殺されるぞ。」
すると斥は必死な顔で俺を見た。
「なぁ慎二!! 」
「たとえ、お前がテロリストでも。極東を裏切った反逆者だとしても。」
「俺はお前の味方だ。」
カーミラが上段からジゲンキリを振り落として来る。
俺は左手で斥を無理矢理押し出すと、右手のトライドランでカーミラのジゲンキリを受け止める。
---繧ィ繝ゥ繝シ?√お繝ゥ繝シ?∝━蜈亥コヲ繧定ィュ螳壹@縺ヲ荳九&縺---
不穏なノイズと共に互いの聖剣の力が相殺される。
だが、コレは俺にとって都合が良かった。
「どうやらお前の得意技は通用しないみたいだぜ。カーミラ。」
ジゲンキリの能力を相殺できるのはありがたい。
アレのせいで、防御がまるでままならなかった。
が、聖剣たちが有れば、奴の刃を捉えることが出来る。
俺は左手にクラウソラス逆手に、盾のように構えると、その刃でカーミラの攻撃をその刃で受け止める。
そして隙があれば、トライドランで斬りかかる。
---繝斐?---
---繧ャ繧ャ---
不快なノイズ。
相変わらずクラウソラスは俺の声に答えてくれない。
ジゲンキリを無効化出来るとは言え、トライドランだけではアルテマを抑えることが出来ない。
俺はジャンプし、水を宿した刃で大上段斬り下ろしを放つ。
彼はアルテマで、地面からシールドを出現させると、その攻撃を受け止める。
そして死角から、シールドごと次元を切り裂いて来る。
俺は事前にそれを読み取ると、シールドを足で蹴飛ばしてバックステップで後ろに下がる。
「力を貸せ。クラウソラス!! 」
---みんな!! どうして? どうしてこんなに争いあってるの? あんなに中が良かったのに---
だが彼女たちは答えなかった。
俺は紋章を使い、無理矢理クラウソラスの力を引き出す。
---ちょっと!!女の子をこんな道具みたいに!! いけません---
「いけませんじゃねえよ。クソアマ。お前らは武器だろ。少なくとも俺はお前らにそれ以上の感情を抱いていない。」
「武器なら武器らしく俺に従え!! 」
---フン!!上等よ下僕---
---私がジゲンキリの残りカスじゃないってことを今ここで証明してやる---
クラウソラスに光が宿る。
溢れんばかりの光がカーミラを焼いた。
0
あなたにおすすめの小説
クロワッサン物語
コダーマ
歴史・時代
1683年、城塞都市ウィーンはオスマン帝国の大軍に包囲されていた。
第二次ウィーン包囲である。
戦況厳しいウィーンからは皇帝も逃げ出し、市壁の中には守備隊の兵士と市民軍、避難できなかった市民ら一万人弱が立て籠もった。
彼らをまとめ、指揮するウィーン防衛司令官、その名をシュターレンベルクという。
敵の数は三十万。
戦況は絶望的に想えるものの、シュターレンベルクには策があった。
ドナウ河の水運に恵まれたウィーンは、ドナウ艦隊を蔵している。
内陸に位置するオーストリア唯一の海軍だ。
彼らをウィーンの切り札とするのだ。
戦闘には参加させず、外界との唯一の道として、連絡も補給も彼等に依る。
そのうち、ウィーンには厳しい冬が訪れる。
オスマン帝国軍は野営には耐えられまい。
そんなシュターレンベルクの元に届いた報は『ドナウ艦隊の全滅』であった。
もはや、市壁の中にこもって救援を待つしかないウィーンだが、敵軍のシャーヒー砲は、連日、市に降り注いだ。
戦闘、策略、裏切り、絶望──。
シュターレンベルクはウィーンを守り抜けるのか。
第二次ウィーン包囲の二か月間を描いた歴史小説です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる