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ファイル:5ネオ・リベリオン
最後の死闘
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俺は表の天岩流を構えた。
裏天岩流は必要ない。
「奴の攻撃を受け止めてみせる。」
【鬼燕】【石壁】
金川の鋭い拳を、俺の拳と自身の魔法で受け止める。
「クソがっ。」
【白日昇天】
そのまま俺の懐にもぐりこむと、今度は、アッパーを食らわせてくる。
【石払】
魔法は間に合わない。
拳で金川のアッパーをはじき飛ばす。
奴は錬金術を使っていない。
そのことが功をそうして、俺の義手が壊れることはなかった。
金川はバックステップ。
「おい、裏天岩流を使えよマヌケ。」
「おまえこそ、魔法を使えばいういじゃないか。俺をとめたいんだろ? 」
「オメェは直接殴り飛ばさないと、気がすまねぇっ。」
今度は錬金術を駆使し、俺の前に再構築する。
今度は、武術をつかわない、ただのストレート。
「やめて、金川! 」
万城が右目を抑えて、彼に訴えている。
「小子! 万城の暴走をとめてくれ。」
彼女は右往左往し、慌てている。
「って、どうすればいいのよ。」
「お前の、生体電気を操る能力で、彼女を抑えてくれるだけでいい。」
「彼女に触るな。」
俺は、金川の体をがっちり捕まえた。
「お前の相手は俺だ。」
「この薄情もんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
彼を必死に抑える。
俺は横目で、安田を見た。
逃げるビック・ファーザーを追いかけにいったようだ。
だがそれより、このままでは、万城の眼の暴走により、みんな瓦礫の下敷きになってしまう。
そうならないためにも、いますぐ金川を説得しなくては。
だが、彼も興奮してしまっており、それどころではない。
万城の能力に限界が来るということは想定外だった。
それに彼は無力化出来るほどの人間ではないが、俺の防戦一方な行為が、彼にとって間違って認識されてしまい、それが余計に彼の逆鱗に触れている。
「殺しに来いよ北条。背中の槍を抜け!! 俺を舐めているのか!! 」
……やむおえない。
ここは金川を止めるのが先だ。
この己の誇りも、他人を守るためのもの。
何もなさない誓いに意味など無かった。
俺は右手で、背中の槍に手を触れる。
____世界が真っ白に染まった。
* * *
純白の何もない世界に俺の影と、真紅の少女だけが存在した。
「力が必要だ。俺の血を吸え。」
少女は何者なのか分からない。
だが、俺は彼女が誰なのか知っていた。
「要らない。」
彼女がソッポを向いたので、俺は声を荒げた。
「頼む、俺はみんなを護らなきゃいけないんだ。そのために神器としてのお前の力を貸してくれ。」
彼女は首を横に振った。
「そう。ワタクシにとっては他人を傷つけることが全て。以前のワタクシなら、なんの躊躇もなく、あなたの契約に応じていたでしょう。」
「じゃあなぜ? 」
「アナタのせいですわよ。人を傷つけなきゃ気持ちよく慣れないのに、傷ついている人を見ると、心が痛見ますの。」
「お父様がマスターの時は、こんな気持ちにはならなかったですのに。」
どうやら俺の身勝手な行為が、彼女を苦しめていたらしい。
俺は、俺の倫理観で、彼女を強制していた。
誰も傷つけないと言う名目で、己がその役を肩代わりしていた。
だが、それではダメなのだ。
俺と彼女は真の相棒には慣れない。
俺は、首の爆弾が破裂した時に感じた、奇妙な感覚を思い出した。
「すまん。お前の気持ちをもっと尊重しておくべきだった。」
「苦しい。とても苦しいですけど。私は!! 私は!! マスターの力になりたいです。」
真紅のワンピースは、変形し、俺の両腕に収まる。
人を傷つける長く伸びた柄……ではなく、赫く輝く二対のグローブ
それが彼女の新しい姿だ。
「調子はどうだゲイボルグ? 」
あたりから、光が消えて、現実がこちらに戻ってくる。
「苦しくないです。今はとても暖かい。」
「良かった。成功したみたいだな。」
【石火】
右拳で、金川の左頬を殴る。
衝撃で、彼は吹き飛ぶ。
不意をつかれた彼は恨めしい顔をしながら、左頬を抑えるが、そこには傷ひとつ無い。
「コレがお前のやり方か。」
そうだ
「コレが俺の北条力の流派だ。」
ゲイボルグには、離れたものを瞬時に繋ぐ能力が備わっている。
性能は、槍であった時とまるで正反対だ。
この神器は俺の手によって、護るための武器にへと生まれ変わった。
この状況を打破出来るのは、金川の力だけだ。
万城の力が暴走するまでに、彼を冷静にしなければならない。
【双極星雲】
白と黒、二対の銀河が、俺の両腕をすり抜け、腹部を、胸部を、首筋を貫いた。
「くっ。」
内臓が損傷し、肋が何本か逝っだが、致命傷には及ばなかった。
俺は自分の胸部に手を伸ばし、砕けた骨を取り除くと、「ぺっ。」と地面に血を吐いた。
「何が狙いなんだ? お前は? 」
我を失っていた金川も俺の異常性に気づき、冷静さを取り戻し始めている。
「戦う気が無いのなら、そこを開けてくれ。万城を止めないと。」
「どうやって? 奴を殺すのか? 」
金川は俯いた。
「………お前には関係ない。前みたく、奴のスタミナが尽きるまで俺が耐え切れば良い。」
俺は胸部を布で縛り上げると、手を払った。
「そうやっていつまでもその場凌ぎを繰り返すつもりか? 」
「お前に何が分かる? 」
____始まりの像に雷が落ちる。
小子のコントロールも、もはや制御が効かなくなって来ている。
「分かるさ。」
俺は一呼吸置いた。
「お前が万城を殺そうとしないのはなんでだ? お前のわがままのために、大切な部下たちが大勢死んじまうかも知れないぞ。」
俺の挑発に、金川が我慢しきれず、ついに感情を吐露した。
「そうだ、俺はわがままな奴だ。自分の都合のために、今、彼女をこんな目に合わせている。」
彼は項垂れると、右手で地面をゴンと叩いた。
俺は彼の前にしゃがみ、手を差し出した。
「彼女はお前が救うんだ。何を迷っている。万城はお前のことなんて嫌っちゃいない。」
「ただ、お前の反応が素っ気ないなら、気を使っていたんだ。お前に。」
彼は一瞬、顔を上げたが、俺の手を払った。
「彼女だけは……俺の手で救えるかもしれない。だけど、ベルフェや西郷たちは…… 」
「誰が彼女たちを救わないと言ったんだ? 」
「安田は、今、裏社会に職業訓練所を作ろうとしている。」
「お前らみたいな、はみだしモノが、社会の輪に入れるように。」
金川は当然声を荒げた。
「お前らは何様のつもりだ? 勝手に俺たちから居場所を奪って、『我々の仲間に入れてやろう? 』だって? どれだけ傲慢なら気が済むんだキサマらは!! 」
「それで裏社会の人間が納得すると思っているのか? 鼻で笑われて、施設を荒らして回られるのがオチだ。」
俺はそれを否定した。
「何もしないよりマシだ。押し付けて何が悪い? 他人が何考えているかなんて分からねえんだよ。だから俺たちは言葉を交わすんだろう? そこに能力者も無能力者も関係ねえ。」
「西郷やベルフェさんは、俺たちでどうにか出来る。」
「でもな。」
「彼女はお前にしか救えないんだ。」
「頼む金川。彼女を救ってくれ。」
彼は苦虫を噛み潰すと、地面に唾を吐き、一歩、また一歩と彼女に近づく。
小子は、力の使いすぎで、鼻から血を流していた。
「こっちに来たらダメ。あなたも巻き込まれちゃう。」
「それはこっちのセリフだ。下がっていろ。」
右手で小子をはたき飛ばす。
彼女は回転しながら、テラスから落ちるところを、俺がガッチリ掴む。
「もう、猫じゃないの!! 」
「その前にいうことあるんじゃないのか? 」
俺は小子を下ろすと、金川を見た。
彼は右手で翠玉のレンズを錬成すると、それを彼女に掛けた。
嵐は止んだ。
* * *
「どうだ? 」
彼女の暴走は止まった。
当然だ。
翠玉には魔眼を抑える効果がある。
俺はいつでも彼女にそうすることが出来た。
でも出来なかった。
「すまん。もっと早くこうしてやるべきだった。万城の苦しみを俺は知っていたのに。」
「なんで謝るの? ありがとう。また助けられちゃったね。」
彼女が俺の両頬を持ち上げる。
「やっと視えた。錬華のこと。」
それから彼女は、顔を赤らめる。
俺にとって彼女は最も恐るべき存在だった。
だからこそ、嫌われるのが怖かった。全てを見通してしまう彼女に。
自分が魔法使いだということを良いことに、俺は彼女に自分の気持ちを隠していた。
自分のわがままのために彼女を苦しめていたのだ。
それから俺は両手を大きく上げ、叫んだ。
「俺がテロの首謀者だ。他の人間は俺が魔法で操っていた。なんの罪もない。」
裏天岩流は必要ない。
「奴の攻撃を受け止めてみせる。」
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金川の鋭い拳を、俺の拳と自身の魔法で受け止める。
「クソがっ。」
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そのまま俺の懐にもぐりこむと、今度は、アッパーを食らわせてくる。
【石払】
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そのことが功をそうして、俺の義手が壊れることはなかった。
金川はバックステップ。
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「オメェは直接殴り飛ばさないと、気がすまねぇっ。」
今度は錬金術を駆使し、俺の前に再構築する。
今度は、武術をつかわない、ただのストレート。
「やめて、金川! 」
万城が右目を抑えて、彼に訴えている。
「小子! 万城の暴走をとめてくれ。」
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俺は、金川の体をがっちり捕まえた。
「お前の相手は俺だ。」
「この薄情もんがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
彼を必死に抑える。
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だがそれより、このままでは、万城の眼の暴走により、みんな瓦礫の下敷きになってしまう。
そうならないためにも、いますぐ金川を説得しなくては。
だが、彼も興奮してしまっており、それどころではない。
万城の能力に限界が来るということは想定外だった。
それに彼は無力化出来るほどの人間ではないが、俺の防戦一方な行為が、彼にとって間違って認識されてしまい、それが余計に彼の逆鱗に触れている。
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……やむおえない。
ここは金川を止めるのが先だ。
この己の誇りも、他人を守るためのもの。
何もなさない誓いに意味など無かった。
俺は右手で、背中の槍に手を触れる。
____世界が真っ白に染まった。
* * *
純白の何もない世界に俺の影と、真紅の少女だけが存在した。
「力が必要だ。俺の血を吸え。」
少女は何者なのか分からない。
だが、俺は彼女が誰なのか知っていた。
「要らない。」
彼女がソッポを向いたので、俺は声を荒げた。
「頼む、俺はみんなを護らなきゃいけないんだ。そのために神器としてのお前の力を貸してくれ。」
彼女は首を横に振った。
「そう。ワタクシにとっては他人を傷つけることが全て。以前のワタクシなら、なんの躊躇もなく、あなたの契約に応じていたでしょう。」
「じゃあなぜ? 」
「アナタのせいですわよ。人を傷つけなきゃ気持ちよく慣れないのに、傷ついている人を見ると、心が痛見ますの。」
「お父様がマスターの時は、こんな気持ちにはならなかったですのに。」
どうやら俺の身勝手な行為が、彼女を苦しめていたらしい。
俺は、俺の倫理観で、彼女を強制していた。
誰も傷つけないと言う名目で、己がその役を肩代わりしていた。
だが、それではダメなのだ。
俺と彼女は真の相棒には慣れない。
俺は、首の爆弾が破裂した時に感じた、奇妙な感覚を思い出した。
「すまん。お前の気持ちをもっと尊重しておくべきだった。」
「苦しい。とても苦しいですけど。私は!! 私は!! マスターの力になりたいです。」
真紅のワンピースは、変形し、俺の両腕に収まる。
人を傷つける長く伸びた柄……ではなく、赫く輝く二対のグローブ
それが彼女の新しい姿だ。
「調子はどうだゲイボルグ? 」
あたりから、光が消えて、現実がこちらに戻ってくる。
「苦しくないです。今はとても暖かい。」
「良かった。成功したみたいだな。」
【石火】
右拳で、金川の左頬を殴る。
衝撃で、彼は吹き飛ぶ。
不意をつかれた彼は恨めしい顔をしながら、左頬を抑えるが、そこには傷ひとつ無い。
「コレがお前のやり方か。」
そうだ
「コレが俺の北条力の流派だ。」
ゲイボルグには、離れたものを瞬時に繋ぐ能力が備わっている。
性能は、槍であった時とまるで正反対だ。
この神器は俺の手によって、護るための武器にへと生まれ変わった。
この状況を打破出来るのは、金川の力だけだ。
万城の力が暴走するまでに、彼を冷静にしなければならない。
【双極星雲】
白と黒、二対の銀河が、俺の両腕をすり抜け、腹部を、胸部を、首筋を貫いた。
「くっ。」
内臓が損傷し、肋が何本か逝っだが、致命傷には及ばなかった。
俺は自分の胸部に手を伸ばし、砕けた骨を取り除くと、「ぺっ。」と地面に血を吐いた。
「何が狙いなんだ? お前は? 」
我を失っていた金川も俺の異常性に気づき、冷静さを取り戻し始めている。
「戦う気が無いのなら、そこを開けてくれ。万城を止めないと。」
「どうやって? 奴を殺すのか? 」
金川は俯いた。
「………お前には関係ない。前みたく、奴のスタミナが尽きるまで俺が耐え切れば良い。」
俺は胸部を布で縛り上げると、手を払った。
「そうやっていつまでもその場凌ぎを繰り返すつもりか? 」
「お前に何が分かる? 」
____始まりの像に雷が落ちる。
小子のコントロールも、もはや制御が効かなくなって来ている。
「分かるさ。」
俺は一呼吸置いた。
「お前が万城を殺そうとしないのはなんでだ? お前のわがままのために、大切な部下たちが大勢死んじまうかも知れないぞ。」
俺の挑発に、金川が我慢しきれず、ついに感情を吐露した。
「そうだ、俺はわがままな奴だ。自分の都合のために、今、彼女をこんな目に合わせている。」
彼は項垂れると、右手で地面をゴンと叩いた。
俺は彼の前にしゃがみ、手を差し出した。
「彼女はお前が救うんだ。何を迷っている。万城はお前のことなんて嫌っちゃいない。」
「ただ、お前の反応が素っ気ないなら、気を使っていたんだ。お前に。」
彼は一瞬、顔を上げたが、俺の手を払った。
「彼女だけは……俺の手で救えるかもしれない。だけど、ベルフェや西郷たちは…… 」
「誰が彼女たちを救わないと言ったんだ? 」
「安田は、今、裏社会に職業訓練所を作ろうとしている。」
「お前らみたいな、はみだしモノが、社会の輪に入れるように。」
金川は当然声を荒げた。
「お前らは何様のつもりだ? 勝手に俺たちから居場所を奪って、『我々の仲間に入れてやろう? 』だって? どれだけ傲慢なら気が済むんだキサマらは!! 」
「それで裏社会の人間が納得すると思っているのか? 鼻で笑われて、施設を荒らして回られるのがオチだ。」
俺はそれを否定した。
「何もしないよりマシだ。押し付けて何が悪い? 他人が何考えているかなんて分からねえんだよ。だから俺たちは言葉を交わすんだろう? そこに能力者も無能力者も関係ねえ。」
「西郷やベルフェさんは、俺たちでどうにか出来る。」
「でもな。」
「彼女はお前にしか救えないんだ。」
「頼む金川。彼女を救ってくれ。」
彼は苦虫を噛み潰すと、地面に唾を吐き、一歩、また一歩と彼女に近づく。
小子は、力の使いすぎで、鼻から血を流していた。
「こっちに来たらダメ。あなたも巻き込まれちゃう。」
「それはこっちのセリフだ。下がっていろ。」
右手で小子をはたき飛ばす。
彼女は回転しながら、テラスから落ちるところを、俺がガッチリ掴む。
「もう、猫じゃないの!! 」
「その前にいうことあるんじゃないのか? 」
俺は小子を下ろすと、金川を見た。
彼は右手で翠玉のレンズを錬成すると、それを彼女に掛けた。
嵐は止んだ。
* * *
「どうだ? 」
彼女の暴走は止まった。
当然だ。
翠玉には魔眼を抑える効果がある。
俺はいつでも彼女にそうすることが出来た。
でも出来なかった。
「すまん。もっと早くこうしてやるべきだった。万城の苦しみを俺は知っていたのに。」
「なんで謝るの? ありがとう。また助けられちゃったね。」
彼女が俺の両頬を持ち上げる。
「やっと視えた。錬華のこと。」
それから彼女は、顔を赤らめる。
俺にとって彼女は最も恐るべき存在だった。
だからこそ、嫌われるのが怖かった。全てを見通してしまう彼女に。
自分が魔法使いだということを良いことに、俺は彼女に自分の気持ちを隠していた。
自分のわがままのために彼女を苦しめていたのだ。
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