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エッチな子にしてあげる
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「ちあやくん、千絢くん」
優しい声と共に身体をゆすられて、千絢は目をこすった。
「ん……?」
目を開けると、帽子とブレザーを脱いだ門田が自分を覗き込んでいた。千絢は見慣れぬ姿に一瞬戸惑ったが、優しい笑顔にいつもの門田だとすぐにわかった。
「……かどたさん」
「起きた。着いたよ」
その言葉に改めて目をこすった千絢はあたりを見回わした。
激しい雨が窓をうち、外が見えないくらいだ。どこだろう、ここは。まるで異世界に門田とふたり取り残されたようで、千絢は急に心細くなった。
みじろぎでぶつかったランドセルが硬い音を立てる。
「……しゅうてん?」
寝起きのせいだけではない、か細い声で門田に問いかけると、門田は千絢に頷き返した。なんだかホッとした。
気分が落ち着くと、千絢は急にトイレに行きたくなってしまった。
そういえば今日は帰りの会が長引いて、急いでバスに飛び乗ったから学校で行ってくる暇がなかったのを思い出した。
確か折り返し場には簡易トイレがあった。
「……門田さん、僕、おしっこしたくなっちゃった」
言外に簡易トイレを使わせて欲しいという意味を込めて、千絢は門田を見上げた。
けれどすぐにOKしてくれると思った男は、千絢の顔と下半身と窓の外を何度も忙しなく見回すばかりだ。
夕方というにはいささか暗くなりすぎた窓には、今も雨が打ち付けてカーテンのように流れ落ちている。
すぐに千絢に目を落とした門田の表情はわかりやすく曇っていた。
「ごめん、千絢くん。実は今日、傘を営業所に置いてきちゃって、無いんだ」
確かに雨音がうるさいくらいにバスの屋根を叩いている。
こんななか、傘もささずに外へ出たなら、あっという間に全身から滴るほどにずぶ濡れになってしまうだろう。
「ずぶ濡れになっちゃうな。もう少し我慢……できないよな」
膝頭を合わせて体を揺する千絢の様子に、顎に手をやり思案した門田は不意に運転席へ向かった。
しばらくゴソゴソと音を立てて戻ってきた時には、手に何かが握られていた。
「これならあったよ」
そういった門田が差し出してきたものは、スポーツドリンクの空ボトルだった。
思いがけない提案に千絢の目が丸くなったのち、使い方に気づいて頬がパッと染まった。
(あれにしろってこと……? そんな)
「え、あの……」
膝のうえに置かれた手がズボンを握りしめている。
俯いて口ごもり首筋や耳まで羞恥で桃色に染めて震える千絢は、門田が今まで自分でも気づいていなかったどろりとした支配欲を引きずり出していた。
こんなことがなければきっと、一生気付かなかったはずの。
自分を慕う男の子をもっと恥ずかしめて、震えさせたい。甘く優しく言うことを聞かせたい。そうして、溺れるようないやらしい顔をさせたらきっと可愛いだろう。
そう思ってしまったらもう止まらなかった。
甘美な誘惑に門田の喉がこくりと鳴った。
「手伝ってあげる」
門田は立ち尽くす千絢をおもむろに抱き上げると手近な座席に腰をおろし、己の膝に座らせた千絢のジーンズとブリーフをまとめて引き下ろした。脱げてしまったスニーカーがぼとりと転がる。
真っ白でつるんとした薄い下腹部が門田の眼前にあらわになった。
「あっ」
そうして戸惑いながら脚をもじもじとすり合わせる千絢の脚を掴んで無理矢理大きく広げさせると、座席の手すりに掛けさせた。そうして開き切った両脚の中央、包皮に包まれたままの未熟な陰茎に門田はペットボトルをあてがった。
透注ぎ口の中に肌色をした先端が差し込まれているのが透けて見える。
初めて目にする光景に門田の鼓動が高鳴る。これからこの男の子に、恥ずかしくていやらしいことをさせると思うと。
「え、門田、さ……」
「おしっこ、していいよ」
興奮に門田の声が掠れている。それを耳元で吹き込まれた千絢の背筋をぞくぞくとした痺れが駆け上がった。
「ぁっ」
千絢のあえかな叫び。微かな期待が入り混じったそれ。その声を門田は聞き逃さなかった。千絢もこの状況に興奮していることがわかる。
「や、……できな……」
下腹部がズキズキする。もう我慢できない、けれど、こんな。
千絢の股間にペットボトルを構え、もう一方の手で左脚を大きく引き上げる門田の腕に、千絢は縋りついた。
門田に見られながら、ここに用を足すなんて、そんなこと恥ずかしくてできない。でも、それを見られてしまうかもしれないということに、何故か全身が痺れるような心地で胸が高鳴っていた。
「かどたさんやだぁ、見ないで」
見ないで欲しい。見ないで欲しい、けど、見られたらどうなってしまうのだろう。
想像するだけで身がすくむ。身体の奥が締め付けられるような気がして、熱く疼く。身体の芯で灯った熱がため息のように千絢の口からこぼれ落ちた。
「いい子だから、出して。……俺しか見てないから」
「はず、かし……」
目を伏せて震え、それでいて熱い吐息を漏らし門田の腕のなかから逃げようともしない千絢。そう、彼もこうされることを望んでいる。門田は確信した。
知らず門田の呼吸が速くなってくる。ああ、可愛い。恥ずかしいのが気持ちいいんだ。じゃあもっともっといやらしい顔をさせてあげる。
「千絢、出しなさい」
命じられて、千絢の身体がひくんと震えた。
(門田さんが、しろって……どうしよう、どうしよう。したい、けど、こんなの……)
見られている、そう思うとまたひくんと身体が震え、下腹部がきゅうっと締め付けられずきずきと疼くような感覚がした。
「ちあや」
躊躇う千絢を叱るように、もう一度名を呼ばれる。同時に腹を手のひらで優しく押し込まれた。
「あ、あ……」
(ダメ、出ちゃう。門田さんに見られちゃう。こんなのダメなのに。見ないで門田さん。お願い……ああ、もう)
千絢がぎゅっと目を閉じたのと同時に、しょろしょろという控えめな音が車内に響いた。
優しい声と共に身体をゆすられて、千絢は目をこすった。
「ん……?」
目を開けると、帽子とブレザーを脱いだ門田が自分を覗き込んでいた。千絢は見慣れぬ姿に一瞬戸惑ったが、優しい笑顔にいつもの門田だとすぐにわかった。
「……かどたさん」
「起きた。着いたよ」
その言葉に改めて目をこすった千絢はあたりを見回わした。
激しい雨が窓をうち、外が見えないくらいだ。どこだろう、ここは。まるで異世界に門田とふたり取り残されたようで、千絢は急に心細くなった。
みじろぎでぶつかったランドセルが硬い音を立てる。
「……しゅうてん?」
寝起きのせいだけではない、か細い声で門田に問いかけると、門田は千絢に頷き返した。なんだかホッとした。
気分が落ち着くと、千絢は急にトイレに行きたくなってしまった。
そういえば今日は帰りの会が長引いて、急いでバスに飛び乗ったから学校で行ってくる暇がなかったのを思い出した。
確か折り返し場には簡易トイレがあった。
「……門田さん、僕、おしっこしたくなっちゃった」
言外に簡易トイレを使わせて欲しいという意味を込めて、千絢は門田を見上げた。
けれどすぐにOKしてくれると思った男は、千絢の顔と下半身と窓の外を何度も忙しなく見回すばかりだ。
夕方というにはいささか暗くなりすぎた窓には、今も雨が打ち付けてカーテンのように流れ落ちている。
すぐに千絢に目を落とした門田の表情はわかりやすく曇っていた。
「ごめん、千絢くん。実は今日、傘を営業所に置いてきちゃって、無いんだ」
確かに雨音がうるさいくらいにバスの屋根を叩いている。
こんななか、傘もささずに外へ出たなら、あっという間に全身から滴るほどにずぶ濡れになってしまうだろう。
「ずぶ濡れになっちゃうな。もう少し我慢……できないよな」
膝頭を合わせて体を揺する千絢の様子に、顎に手をやり思案した門田は不意に運転席へ向かった。
しばらくゴソゴソと音を立てて戻ってきた時には、手に何かが握られていた。
「これならあったよ」
そういった門田が差し出してきたものは、スポーツドリンクの空ボトルだった。
思いがけない提案に千絢の目が丸くなったのち、使い方に気づいて頬がパッと染まった。
(あれにしろってこと……? そんな)
「え、あの……」
膝のうえに置かれた手がズボンを握りしめている。
俯いて口ごもり首筋や耳まで羞恥で桃色に染めて震える千絢は、門田が今まで自分でも気づいていなかったどろりとした支配欲を引きずり出していた。
こんなことがなければきっと、一生気付かなかったはずの。
自分を慕う男の子をもっと恥ずかしめて、震えさせたい。甘く優しく言うことを聞かせたい。そうして、溺れるようないやらしい顔をさせたらきっと可愛いだろう。
そう思ってしまったらもう止まらなかった。
甘美な誘惑に門田の喉がこくりと鳴った。
「手伝ってあげる」
門田は立ち尽くす千絢をおもむろに抱き上げると手近な座席に腰をおろし、己の膝に座らせた千絢のジーンズとブリーフをまとめて引き下ろした。脱げてしまったスニーカーがぼとりと転がる。
真っ白でつるんとした薄い下腹部が門田の眼前にあらわになった。
「あっ」
そうして戸惑いながら脚をもじもじとすり合わせる千絢の脚を掴んで無理矢理大きく広げさせると、座席の手すりに掛けさせた。そうして開き切った両脚の中央、包皮に包まれたままの未熟な陰茎に門田はペットボトルをあてがった。
透注ぎ口の中に肌色をした先端が差し込まれているのが透けて見える。
初めて目にする光景に門田の鼓動が高鳴る。これからこの男の子に、恥ずかしくていやらしいことをさせると思うと。
「え、門田、さ……」
「おしっこ、していいよ」
興奮に門田の声が掠れている。それを耳元で吹き込まれた千絢の背筋をぞくぞくとした痺れが駆け上がった。
「ぁっ」
千絢のあえかな叫び。微かな期待が入り混じったそれ。その声を門田は聞き逃さなかった。千絢もこの状況に興奮していることがわかる。
「や、……できな……」
下腹部がズキズキする。もう我慢できない、けれど、こんな。
千絢の股間にペットボトルを構え、もう一方の手で左脚を大きく引き上げる門田の腕に、千絢は縋りついた。
門田に見られながら、ここに用を足すなんて、そんなこと恥ずかしくてできない。でも、それを見られてしまうかもしれないということに、何故か全身が痺れるような心地で胸が高鳴っていた。
「かどたさんやだぁ、見ないで」
見ないで欲しい。見ないで欲しい、けど、見られたらどうなってしまうのだろう。
想像するだけで身がすくむ。身体の奥が締め付けられるような気がして、熱く疼く。身体の芯で灯った熱がため息のように千絢の口からこぼれ落ちた。
「いい子だから、出して。……俺しか見てないから」
「はず、かし……」
目を伏せて震え、それでいて熱い吐息を漏らし門田の腕のなかから逃げようともしない千絢。そう、彼もこうされることを望んでいる。門田は確信した。
知らず門田の呼吸が速くなってくる。ああ、可愛い。恥ずかしいのが気持ちいいんだ。じゃあもっともっといやらしい顔をさせてあげる。
「千絢、出しなさい」
命じられて、千絢の身体がひくんと震えた。
(門田さんが、しろって……どうしよう、どうしよう。したい、けど、こんなの……)
見られている、そう思うとまたひくんと身体が震え、下腹部がきゅうっと締め付けられずきずきと疼くような感覚がした。
「ちあや」
躊躇う千絢を叱るように、もう一度名を呼ばれる。同時に腹を手のひらで優しく押し込まれた。
「あ、あ……」
(ダメ、出ちゃう。門田さんに見られちゃう。こんなのダメなのに。見ないで門田さん。お願い……ああ、もう)
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