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響は叔父の家のリビングの床に座り込んで、ローテーブルで鉛筆を走らせていた。
つまらなそうな顔をして。
(なんで)
ガッガッと芯が折れるほどの勢いで漢字が記されていく。
(ちゅーしたのに、なんで)
叔父の家に到着して早々、抱きしめてくれてあんなに深いキスをしたのに。修馬はあっさりと響をおろし、宿題をやれと言い残して別の部屋にこもってしまった。
響は期待していたのに。今日は朝から一緒にいられるから。
(なんでなんでなんで)
怒りにまかせて書き殴った勢いでノートが破れそうになりながら埋まっていく。あっという間に書き取りは終わってしまった。
続けて算数ドリルを取り出した響は、気温のグラフを描き始めた。32度は今朝の気温と同じだ。朝食の時にテレビでやっていた。これからもっと暑くなるだろう。昼間外で遊ぶなんて無理だから、せっかくの夏休みもなかなか出かけられない。
それでも響は構わなかった。
大好きな叔父の家に来られるし、外で遊ばない言い訳が簡単だから。それなのに。
(……宿題、終わっちゃった。おじさんまだ仕事だよね。ひまだしテレビ見てもいいかな)
先ほどまで背もたれがわりにしていたソファに座り、リモコンでテレビをつけると、いろいろな動画サービスのアイコンが一気に表示された。自宅との違いに、響の目がチカチカする。
叔父はネットサービスを複数契約していて、それが見られるテレビなのだ。響は物珍しさに少し叔父に似た雰囲気の男が表示されていた動画を選んだ。
叔父の仕事はまだ終わらないようだったから。
青みがかった画面、城のような邸宅、根本が苔むした大きな木がいくつも生えた森の斜面を美しい女性が歩いていた。
その綺麗な女性が古ぼけたソファの上でスカートの裾をたくしあげ股に手をやっている。薄暗い古びた小屋で。
その画面に響は一瞬にして釘付けになった。なぜだかやけに息が荒くなる。
(このひと、もしかして)
そこへ男がやって来た。そしてワンピースの裾をたくし上げたその脚の間に男が跪く。そうしてたっぷりと時間をかけて内側へ顔を寄せていく。
(やっぱり!)
響は男女のそういう姿を見たのは初めてだったけれど、すぐにわかった。
あの女性は自分と同じだ。大好きな人の楔を身体の中に穿たれて捉えられ愛される。そういうことだ。
美しい女性がうっとりと陶酔した表情を浮かべていた。甘い声をあげながら。それを見ているとまるで自分が叔父にそうされているような気分がしてくる。
(……でもおじさんの方がかっこいい)
修馬はどんなふうにキスをするのか、考えずともありありと思い出せる。
いつも大きな口に食べられてしまうような気がすること。すべて味わい尽くされて溶けてしまうような気がすること。
口内を埋め尽くす叔父の舌が、舌に絡みついてきて吸い上げられると、ぬるぬると温かい心地よさとその先にある甘い刺激への期待に身体の奥の方が熱くなる。
叔父と何度も繰り返した行為を想像して、響の後孔ががずきずきと痛いほどに疼いていた。
(おじさんにいっぱい揺すぶって欲しい。おしりの奥をずんって突いて、いいところをぐりぐりして欲しい)
恥ずかしい格好をさせられて、いやらしい言葉を言わされて、叔父にされるがままに辱められて。響の記憶のなかの修馬は意地悪で、高慢で、甘く容赦なく響を責めたてた。
「はぁ……」
叔父がこもった部屋の扉を恨めしそうに見つめて、響は知らずため息を漏らしていた。
(したい。……けど、おじさん、まだ出てこないよね……おしり、ずきずきする)
ふと視線を落とすと、布張りのソファの杢生成り色がなんとはなしに目に入った。撫でるように手を動かすと、少し荒めの肌触りが気持ちいい。
響はそのさらりとした心地よさを手のひら以外でも知っていた。ここで何度叔父と睦み合ったか知れなかったからだ。
そういう時、修馬はまず髪や脇腹をゆっくりと撫でてくれる。それからその大きな手のひらは腿を這い、膝まで行ったかと思うと、脚の内側をなぞりながら、響の熱を持った場所へと近づいてくる。
その頃には響は叔父の身体に縋り付いて、控えめに、けれど自分から脚を開いているのが常だった。
叔父の手を待ちわびて、ゆるく頭をもたげ始めたペニスを服の上から、時には直接、修馬は慈しんでくれた。
「おじさん……」
はふっと熱い吐息が溢れる。修馬に触れられた記憶に下半身が熱くなってくる。
こうなってはもう我慢できなかった。響の可愛らしい手が、熱を持った己の下腹部にそっと触れた。ハーフパンツの上から。
「んっ……ふ……」
叔父はどんなふうに触れるのだったか。
まだ響が勃ちあがりきっていないときは、最初は全体を覆うようにして優しく揉みしだいて……それから。
響は叔父の手を想像しながらその動きを真似た。
「ん、……」
服の上から形をなぞるようにして響を昂らせる、いやらしい手技。あれには遠く及ばないけれど、頭の中にひびく叔父の声はスパイスとして十分だった。
『もうこんなに硬くしてんのか』
「ん……ぁ」
手の中の熱があっという間に硬くなっていく。意地悪な言葉をからかうように告げる、少し憎たらしくてすごく官能的な声。
恥ずかしくていたたまれなくて、それなのに興奮と情欲が止まらなくなる。
「おじさ……んっ」
ハーフパンツの上を小さな手のひらが懸命に撫でさすっている。薄い布地の下で形を変えた響の未熟なペニスが、天を指そうとしてうごめいている。
(おじさん、さわって)
『響はすぐ射精するよな』
(だって、きもちいの♡)
響の弱い場所を知り尽くした叔父の技巧は、響をいつも簡単に絶頂へと導いた。
それを想像してさわってみるものの。
記憶を頼りに再生される修馬の声は本物そっくりだったが、感じる刺激は。
(全然足りない……自分の手じゃ)
堪らず響はソファの上にうつ伏せになった。大人が3人ほど座れるサイズにオットマンが足されたそれは、寝そべる響の全身を受け止めるのには十分の大きさだった。
硬くなった花芯が座面と響の身体に挟まれて押し潰される。その強い快感に身体がビクンと跳ねる。今までよりも断然快かった。
「ぁ、ぁ♡」
ヘコヘコと腰を振り、懸命に擦る。いつも叔父から与えられるものを想像をしながら。
「んっ♡あ、おじさ……♡♡」
(もうちょっとでイけそう)
「おじさん♡おじさん♡♡んっ♡んっ♡♡」
『ひーちゃん、なんて言うんだ?』
いつも叔父に優しく強いられる恥ずかしい言葉。それを言わされると、響は感度が増してしまう。想像の叔父が、響に何度も囁く。響、答えなさいと。
「あっ♡♡あっ♡♡」
叔父が囁くたびにソファに擦り付ける腰の動きが速くなった。下着の中を濡らすぬるぬるの淫液に、包皮とそれに包まれた小さなペニスが逃げ惑うように布に擦れる。
ずくずくとした疼きが積み重なっていく。
(あと、少し♡)
『イきそう?』
(んっ♡イく♡♡ぼくイっちゃう♡♡)
ソファに擦りつけられている腰の動きが段々と速くなっていく。想像の中の叔父は少し困ったみたいに、そうして嬉しそうに笑っていた。
『いいぞ、イけ響』
(あっ♡やっ♡はずかし♡♡)
恥ずかしい。恥ずかしいけれど叔父に命じられて気持ちが高ぶる。
『みててやるから、ほら』
それは自分の見ている前で射精しろという意味で、精通の時からずっと、響の射精は叔父に見守られていた。青臭い体液を吐き出す安堵するような快感に恍惚と震える様を。
でも今は。
(どうしよう、おじさんがみてないのに…イきそう)
叔父に叱られるかもしれない。これからずっと勝手射精したことを詰られて射精の度に根元を抑えられ、叔父が許すまで我慢させられるかもしれない。でも止まらなかった。叔父に愛されることを教えられた身体は、快感に正直で貪欲で。
「あっ♡イっちゃう♡♡おじさん♡イっちゃう♡♡……ィく、んーーーっ♡♡」
目の前が真っ白に染まった。必死で抑えた声と共に、響の脚がピンと伸びる。こわばった身体がソファの上でビクンビクンと数度跳ねた。
「ん……ぁ……♡」
下着の中に生ぬるい温もりが広がった。
つまらなそうな顔をして。
(なんで)
ガッガッと芯が折れるほどの勢いで漢字が記されていく。
(ちゅーしたのに、なんで)
叔父の家に到着して早々、抱きしめてくれてあんなに深いキスをしたのに。修馬はあっさりと響をおろし、宿題をやれと言い残して別の部屋にこもってしまった。
響は期待していたのに。今日は朝から一緒にいられるから。
(なんでなんでなんで)
怒りにまかせて書き殴った勢いでノートが破れそうになりながら埋まっていく。あっという間に書き取りは終わってしまった。
続けて算数ドリルを取り出した響は、気温のグラフを描き始めた。32度は今朝の気温と同じだ。朝食の時にテレビでやっていた。これからもっと暑くなるだろう。昼間外で遊ぶなんて無理だから、せっかくの夏休みもなかなか出かけられない。
それでも響は構わなかった。
大好きな叔父の家に来られるし、外で遊ばない言い訳が簡単だから。それなのに。
(……宿題、終わっちゃった。おじさんまだ仕事だよね。ひまだしテレビ見てもいいかな)
先ほどまで背もたれがわりにしていたソファに座り、リモコンでテレビをつけると、いろいろな動画サービスのアイコンが一気に表示された。自宅との違いに、響の目がチカチカする。
叔父はネットサービスを複数契約していて、それが見られるテレビなのだ。響は物珍しさに少し叔父に似た雰囲気の男が表示されていた動画を選んだ。
叔父の仕事はまだ終わらないようだったから。
青みがかった画面、城のような邸宅、根本が苔むした大きな木がいくつも生えた森の斜面を美しい女性が歩いていた。
その綺麗な女性が古ぼけたソファの上でスカートの裾をたくしあげ股に手をやっている。薄暗い古びた小屋で。
その画面に響は一瞬にして釘付けになった。なぜだかやけに息が荒くなる。
(このひと、もしかして)
そこへ男がやって来た。そしてワンピースの裾をたくし上げたその脚の間に男が跪く。そうしてたっぷりと時間をかけて内側へ顔を寄せていく。
(やっぱり!)
響は男女のそういう姿を見たのは初めてだったけれど、すぐにわかった。
あの女性は自分と同じだ。大好きな人の楔を身体の中に穿たれて捉えられ愛される。そういうことだ。
美しい女性がうっとりと陶酔した表情を浮かべていた。甘い声をあげながら。それを見ているとまるで自分が叔父にそうされているような気分がしてくる。
(……でもおじさんの方がかっこいい)
修馬はどんなふうにキスをするのか、考えずともありありと思い出せる。
いつも大きな口に食べられてしまうような気がすること。すべて味わい尽くされて溶けてしまうような気がすること。
口内を埋め尽くす叔父の舌が、舌に絡みついてきて吸い上げられると、ぬるぬると温かい心地よさとその先にある甘い刺激への期待に身体の奥の方が熱くなる。
叔父と何度も繰り返した行為を想像して、響の後孔ががずきずきと痛いほどに疼いていた。
(おじさんにいっぱい揺すぶって欲しい。おしりの奥をずんって突いて、いいところをぐりぐりして欲しい)
恥ずかしい格好をさせられて、いやらしい言葉を言わされて、叔父にされるがままに辱められて。響の記憶のなかの修馬は意地悪で、高慢で、甘く容赦なく響を責めたてた。
「はぁ……」
叔父がこもった部屋の扉を恨めしそうに見つめて、響は知らずため息を漏らしていた。
(したい。……けど、おじさん、まだ出てこないよね……おしり、ずきずきする)
ふと視線を落とすと、布張りのソファの杢生成り色がなんとはなしに目に入った。撫でるように手を動かすと、少し荒めの肌触りが気持ちいい。
響はそのさらりとした心地よさを手のひら以外でも知っていた。ここで何度叔父と睦み合ったか知れなかったからだ。
そういう時、修馬はまず髪や脇腹をゆっくりと撫でてくれる。それからその大きな手のひらは腿を這い、膝まで行ったかと思うと、脚の内側をなぞりながら、響の熱を持った場所へと近づいてくる。
その頃には響は叔父の身体に縋り付いて、控えめに、けれど自分から脚を開いているのが常だった。
叔父の手を待ちわびて、ゆるく頭をもたげ始めたペニスを服の上から、時には直接、修馬は慈しんでくれた。
「おじさん……」
はふっと熱い吐息が溢れる。修馬に触れられた記憶に下半身が熱くなってくる。
こうなってはもう我慢できなかった。響の可愛らしい手が、熱を持った己の下腹部にそっと触れた。ハーフパンツの上から。
「んっ……ふ……」
叔父はどんなふうに触れるのだったか。
まだ響が勃ちあがりきっていないときは、最初は全体を覆うようにして優しく揉みしだいて……それから。
響は叔父の手を想像しながらその動きを真似た。
「ん、……」
服の上から形をなぞるようにして響を昂らせる、いやらしい手技。あれには遠く及ばないけれど、頭の中にひびく叔父の声はスパイスとして十分だった。
『もうこんなに硬くしてんのか』
「ん……ぁ」
手の中の熱があっという間に硬くなっていく。意地悪な言葉をからかうように告げる、少し憎たらしくてすごく官能的な声。
恥ずかしくていたたまれなくて、それなのに興奮と情欲が止まらなくなる。
「おじさ……んっ」
ハーフパンツの上を小さな手のひらが懸命に撫でさすっている。薄い布地の下で形を変えた響の未熟なペニスが、天を指そうとしてうごめいている。
(おじさん、さわって)
『響はすぐ射精するよな』
(だって、きもちいの♡)
響の弱い場所を知り尽くした叔父の技巧は、響をいつも簡単に絶頂へと導いた。
それを想像してさわってみるものの。
記憶を頼りに再生される修馬の声は本物そっくりだったが、感じる刺激は。
(全然足りない……自分の手じゃ)
堪らず響はソファの上にうつ伏せになった。大人が3人ほど座れるサイズにオットマンが足されたそれは、寝そべる響の全身を受け止めるのには十分の大きさだった。
硬くなった花芯が座面と響の身体に挟まれて押し潰される。その強い快感に身体がビクンと跳ねる。今までよりも断然快かった。
「ぁ、ぁ♡」
ヘコヘコと腰を振り、懸命に擦る。いつも叔父から与えられるものを想像をしながら。
「んっ♡あ、おじさ……♡♡」
(もうちょっとでイけそう)
「おじさん♡おじさん♡♡んっ♡んっ♡♡」
『ひーちゃん、なんて言うんだ?』
いつも叔父に優しく強いられる恥ずかしい言葉。それを言わされると、響は感度が増してしまう。想像の叔父が、響に何度も囁く。響、答えなさいと。
「あっ♡♡あっ♡♡」
叔父が囁くたびにソファに擦り付ける腰の動きが速くなった。下着の中を濡らすぬるぬるの淫液に、包皮とそれに包まれた小さなペニスが逃げ惑うように布に擦れる。
ずくずくとした疼きが積み重なっていく。
(あと、少し♡)
『イきそう?』
(んっ♡イく♡♡ぼくイっちゃう♡♡)
ソファに擦りつけられている腰の動きが段々と速くなっていく。想像の中の叔父は少し困ったみたいに、そうして嬉しそうに笑っていた。
『いいぞ、イけ響』
(あっ♡やっ♡はずかし♡♡)
恥ずかしい。恥ずかしいけれど叔父に命じられて気持ちが高ぶる。
『みててやるから、ほら』
それは自分の見ている前で射精しろという意味で、精通の時からずっと、響の射精は叔父に見守られていた。青臭い体液を吐き出す安堵するような快感に恍惚と震える様を。
でも今は。
(どうしよう、おじさんがみてないのに…イきそう)
叔父に叱られるかもしれない。これからずっと勝手射精したことを詰られて射精の度に根元を抑えられ、叔父が許すまで我慢させられるかもしれない。でも止まらなかった。叔父に愛されることを教えられた身体は、快感に正直で貪欲で。
「あっ♡イっちゃう♡♡おじさん♡イっちゃう♡♡……ィく、んーーーっ♡♡」
目の前が真っ白に染まった。必死で抑えた声と共に、響の脚がピンと伸びる。こわばった身体がソファの上でビクンビクンと数度跳ねた。
「ん……ぁ……♡」
下着の中に生ぬるい温もりが広がった。
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