セーブして掘られてロードする 〜ドスケベ淫乱勇者・ジークの冒険譚〜

卯月ひすい

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聖騎士ロイ編

第1話 勇者、閃く(1/2)

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 俺の名前はジーク。ちょっと前までは、どこにでもいるごく普通の冒険者だった。

 けど、ある日突然、神様に「お前、勇者な」と選ばれてしまって――気づけば魔王討伐の旅に出ることになってしまった!

 そんな俺の旅には、頼れる仲間がついてきてくれている。

 仲間その1、聖騎士のロイ。
 俺の幼馴染で、旅の始まりからずっと一緒にいてくれてる、一番信頼できる相棒だ。真面目で堅物だけど、剣の腕は一流。そして何より顔も中身もイケメン。優しさと責任感があふれてる“ザ・聖騎士”って感じ。

 仲間その2、神官のイリア。
 魔物に吹き飛ばされて死にかけてた俺を助けてくれた、まさに命の恩人。「勇者様のお力になれるなら」と言って旅に同行してくれた、天使みたいな子。おっとりしてるけど芯が強くて、神聖魔法の腕もピカイチ。戦闘後の回復は完全に彼女頼みだな。

 仲間その3、魔術師アッシュ。
 「魔王城の近く行くなら連れてけ」って言って勝手についてきた、なんか訳ありっぽい男。口が悪くて性格もひねくれてるけど、こいつの魔法、戦闘じゃめちゃくちゃ頼りになる。ついでに顔面が良い。あとチャラい。


 ……そんな俺たちが、今日は新しい街にやってきた。

「さあ、さっそく教会で記録だ!」

 俺たちの旅に欠かせない大事なアイテム。それが――『冒険の書』。

「勇者ジーク様、冒険の書を記録しますか?」
「はい、お願いします!」

 教会での記録の瞬間、俺の魂は神聖魔法でこの書に保存される。そして万が一、魔物にやられて気絶したりしても――

 “記録時点に戻ってくる”ってわけだ!

 神様からの恩寵だってよ。ちょっとズルい気もするけど、まあ勇者特権ってやつだな。


***

 教会を出た俺たちは、夕暮れの大通りを歩いていた。俺の姿を見ると、通りすがりの街の人たちがざわめきだす。

「なあ、あの黒髪の人……勇者様じゃないか?」
「本当だ、ジーク様だ! おーい!」

 何人かが手を振ってくれたので、俺も笑顔で振り返した。ファンサービスもばっちりです。えっへん。

「ジークも有名になったものだな……」
「世界の命運を背負った、勇者様ですからね」

 ロイとイリアが感慨深げに呟く。
 ――よせやい。割と重荷なんだよ、これでも。

「んなことより、早く宿探そうぜ~」

 アッシュが肩をすくめてぼやく。

「今回は全員個室な。オレ、女連れ込むから」

 当然のように添えられるチャラ発言。は? こいつ、どの街でもそれ言ってんな。

 ……だが今回は、俺も異論はない。なぜなら、俺には――

 “夜の計画”があるからだ!


***


 宿の個室に入った俺は、荷物を放り投げてベッドにダイブ。久しぶりのフカフカ、幸せ。

 そして、自然と下半身に手が伸びる。張り詰める股間を、布ごしにつうっと撫で上げると、体の奥から甘い痺れが走った。

「はあ……ロイ、今日もかっこよかったな……」

 そう、俺は――幼馴染のイケメン聖騎士、ロイが大好きなのだ!

 ロイとは小さい頃からの仲で、何をするにも一緒だった。無鉄砲な俺が突っ走れば、冷静に止めてくれるのはいつもロイで、俺はそんな頼れる彼にずっと憧れていた。

 やがてロイは騎士団に入り、会う時間は減ってしまったけど……。「勇者」として神に選ばれた俺に、旅の護衛として聖騎士が同行することになり――その任に就いたのが、まさかのロイだった。

 久々に会った彼は、記憶よりさらに背が伸びていて、鍛え上げられた騎士団仕込みの筋肉が、鎧の下でもはっきりわかるほど際立っていた。分厚い胸板、引き締まった腰、そして太腿のライン……視線が吸い寄せられるたび、身体の奥が勝手に疼いてくる。

 短く切り揃えられた茶髪に、いつも冷静な琥珀色の瞳。でも、ふとした時に見せる無防備な笑顔が、たまらなくズルい。あの顔で優しく笑われた日には、俺の心臓も、チンポも、跳ね上がってしまう。

 そんなロイを思い浮かべながら、ズボンの腰元から手を差し入れる。熱を持った先端に指先を這わせると、腰がぴくんと震えた。

「あぁ……っ、ロイに掘られたいよぉ……♡」

 うわごとのように呟きながら、俺は昂ったモノをぎゅっと握りしめた。

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