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Ⅳ オリンピック代表
27 初めての夜
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8時過ぎ、部屋に引き上げた。ロンドン時間だったら何時になるのだろう。
機内では5時間くらい寝たが、今から眠れるのかな。
歯を磨いていると、由佳からメールが来た。
「今からジュンの部屋に行く」
何で?母親と一緒じゃないのか。
今日は、三人共シングル部屋だったことを思い出した。
あわてて電話をした。
違う。メールにしないと。
「僕が行く」
送信して間もなく、ノックの音がしたのでドアに飛びついた。
彼女は、シャワーをしてきたばかりのようで、まだ髪が乾いていない。
Tシャツとショートパンツだけでここに来たのか。
しばらく見つめ合った。
心臓の鼓動が高まってきた。
やっと待ち望んでいた時が来たのに、まだ本当とは思えない。
ゆっくり由佳を抱きしめた。濡れた髪からシャンプーの匂いがする。
抱き上げようとすると、淳一の手からするりと抜けた。
バスルームからバスタオルを取って来てベッドの上に敷いた。何をしてるんだ?
「姉に聞いた。こうしなさいって」
電気を消すと、彼女は思い切りよく着ていたものを脱いだ。
均整の取れた肢体が目の前に現れる。乳首が上を向いた形のいい乳房。
触れるのが怖いくらいきれいだ。
やっとこの日が来たんだな。シャツを脱いでそっと抱きしめた。
耳元でかすれた声が聞こえた。
「優しく・して・ね」
当たり前だよ。思い切り大事に大事に優しくする。ゆっくり唇を近づけた。
暗い部屋の中で彼女の瞳が光っている。
ここから見えるどんな夜景よりきれいだよ。
次の日の早朝、二人でホテルの窓から日の出を見た。
少し窓を開けると、彼女の豊かな髪がたなびく。
後ろから抱きしめる手を、彼女も痛いくらい握り返してきた。
でもすぐに彼女は淳一の手を外した。どうして?
「もうおしまい。少し寝ましょう。あなたは今日も忙しいでしょう?」
最後のキスをして彼女の部屋まで送った。
部屋には入れてくれなかった。
部屋に戻り、ベッドの上のバスタオルを見た。
やっぱり彼女は、初めてだったんだ。
成田で彼女と別れた。
二人だけの時間は最高に幸せだったが、あまりにも短かった。
「家で待っている」
「すぐ帰るよ」
母親が話はもういいの?と聞いた。
もう二人の心と体はつながっている。離れていても何の心配もない。
機内では5時間くらい寝たが、今から眠れるのかな。
歯を磨いていると、由佳からメールが来た。
「今からジュンの部屋に行く」
何で?母親と一緒じゃないのか。
今日は、三人共シングル部屋だったことを思い出した。
あわてて電話をした。
違う。メールにしないと。
「僕が行く」
送信して間もなく、ノックの音がしたのでドアに飛びついた。
彼女は、シャワーをしてきたばかりのようで、まだ髪が乾いていない。
Tシャツとショートパンツだけでここに来たのか。
しばらく見つめ合った。
心臓の鼓動が高まってきた。
やっと待ち望んでいた時が来たのに、まだ本当とは思えない。
ゆっくり由佳を抱きしめた。濡れた髪からシャンプーの匂いがする。
抱き上げようとすると、淳一の手からするりと抜けた。
バスルームからバスタオルを取って来てベッドの上に敷いた。何をしてるんだ?
「姉に聞いた。こうしなさいって」
電気を消すと、彼女は思い切りよく着ていたものを脱いだ。
均整の取れた肢体が目の前に現れる。乳首が上を向いた形のいい乳房。
触れるのが怖いくらいきれいだ。
やっとこの日が来たんだな。シャツを脱いでそっと抱きしめた。
耳元でかすれた声が聞こえた。
「優しく・して・ね」
当たり前だよ。思い切り大事に大事に優しくする。ゆっくり唇を近づけた。
暗い部屋の中で彼女の瞳が光っている。
ここから見えるどんな夜景よりきれいだよ。
次の日の早朝、二人でホテルの窓から日の出を見た。
少し窓を開けると、彼女の豊かな髪がたなびく。
後ろから抱きしめる手を、彼女も痛いくらい握り返してきた。
でもすぐに彼女は淳一の手を外した。どうして?
「もうおしまい。少し寝ましょう。あなたは今日も忙しいでしょう?」
最後のキスをして彼女の部屋まで送った。
部屋には入れてくれなかった。
部屋に戻り、ベッドの上のバスタオルを見た。
やっぱり彼女は、初めてだったんだ。
成田で彼女と別れた。
二人だけの時間は最高に幸せだったが、あまりにも短かった。
「家で待っている」
「すぐ帰るよ」
母親が話はもういいの?と聞いた。
もう二人の心と体はつながっている。離れていても何の心配もない。
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