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入院51日目
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心タンポナーデだった。
私は幽体離脱をして、オペの様子を執刀医の後から覗いていた。
(うわ~、大丈夫かよ俺、人工心肺装置で血液は回しているけど俺の心臓止まっているじやねえか?
頑張れドクター! 応援するからな!)
すると私の肩にやさしく手を置く人がいた。
「ちょっと誰? 俺が生きるか死ぬかの瀬戸際なんだなら邪魔すんなよ」
振り返るとそこには松田龍平のような黒の徳利セーターを着た男性が立っていた。
「アンタ誰? 駄目だよそんな格好でオペ室に入っちゃ。手術着はどうしたの? 体操着みたいにお家に忘れて来たのかな?」
「私、こういう者です」
男は名刺を差し出した。
「死神さん?」
「はい、あなたをお迎えに上がりました。では参りましょうか?
あなたはもう死んでいます」
「もう死んでいるなんて、『北斗の拳』のケンシロウかよ! 俺は死にましぇん! あなたのことが好きだから!」
「もう手遅れです。さあお世話になった人たちや、あなたに意地悪した人たちのところに暇乞いに出掛けましょう」
「俺は死なない、だってこんなに優秀な人たちが必死で俺を救おうとしているんだから」
「でも諦めたようですよ」
執刀医が深い溜め息を吐いてブラック・ペヤングソース焼きそば(ペアン)を置いた。
「ここまでか・・・。インオベにする」
すると手術室の扉が開いた。
「諦めるな!」
「財前先生!」
「白い巨根、浪速大学第一外科教授、財前三郎!」
「安心したまえ。このエロクランケはこの財前が助ける」
「チッ」
死神は舌打ちをして消えた。
私は一命を取り留めた。
私は幽体離脱をして、オペの様子を執刀医の後から覗いていた。
(うわ~、大丈夫かよ俺、人工心肺装置で血液は回しているけど俺の心臓止まっているじやねえか?
頑張れドクター! 応援するからな!)
すると私の肩にやさしく手を置く人がいた。
「ちょっと誰? 俺が生きるか死ぬかの瀬戸際なんだなら邪魔すんなよ」
振り返るとそこには松田龍平のような黒の徳利セーターを着た男性が立っていた。
「アンタ誰? 駄目だよそんな格好でオペ室に入っちゃ。手術着はどうしたの? 体操着みたいにお家に忘れて来たのかな?」
「私、こういう者です」
男は名刺を差し出した。
「死神さん?」
「はい、あなたをお迎えに上がりました。では参りましょうか?
あなたはもう死んでいます」
「もう死んでいるなんて、『北斗の拳』のケンシロウかよ! 俺は死にましぇん! あなたのことが好きだから!」
「もう手遅れです。さあお世話になった人たちや、あなたに意地悪した人たちのところに暇乞いに出掛けましょう」
「俺は死なない、だってこんなに優秀な人たちが必死で俺を救おうとしているんだから」
「でも諦めたようですよ」
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「ここまでか・・・。インオベにする」
すると手術室の扉が開いた。
「諦めるな!」
「財前先生!」
「白い巨根、浪速大学第一外科教授、財前三郎!」
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「チッ」
死神は舌打ちをして消えた。
私は一命を取り留めた。
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