異世界で民間軍事会社設立してみたら、大国になっちゃた!?

栗林柴乃

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第3章

第48話 オペレーション:エンペラー 5

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 パッシュ・・・ 

 私の目の前にいた皇帝はそのまま崩れ落ちた、床に倒れ、私の足元は皇帝の血で濡れているし、返り血も浴びていた。
 私は顔を拭うとすぐに無線をつけて報告をいれた。

「こちらブラボー、作戦は予定通り実行中、繰り返す、作戦は予定通り実行中。皇帝は殺害、皇帝は殺害」
 さすがにユリとカミナは理解が追い付いていないが峯川は反応が早かった。

「こちら本部了解。すぐにアルファを向かわせる」
「了解」

「こちら本部より全部隊に告ぐ、皇帝は予定通り殺害、繰り返す、皇帝は予定通り殺害。全方面隊に通達」

 私はその無線を聞くとそのままユリとカミナのほうを見た、2人は何が起こっているのか理解できていなくて焦っていた。

「ユリ!カミナ!」

「「はい!」」

 私が呼ぶと2人はなんとか反応してくれた、今ので正気にも戻ったらしい。

「これよりアルファに合流!撤退するぞ!」
 私は2人にそう命じる、訓練を受けているだけ行動は早い。
 3人は出口に向かって走った、邪魔をするものはいなくすんなりたどり着いた。
 目の前でアルファ、UH-60JAがホバリングして待機していた。

「こちらアルファ、ブラボー発見」
「こちらブラボー、これより撤退する、援護頼む」
「こちらティガーワン、了解」

 私たちは急いでヘリに乗り込む、全員が乗り込んだことを確認すると思いっきり扉を閉めた。
 
「全員乗りました!」
「了解、こちらアルファ、ブラボーを回収これより帰投する」
「本部了解、エコーおよびティガーはアルファの護衛をしながら帰投せよ」
「「了解」」

「こちら本部より、全部隊に連絡する、第一次作戦は成功した、繰り返す、第一次作戦は成功。これより第二次作戦に移行する、繰り返す、第二次作戦に移行する、該当部隊は行動を開始、繰り返す、該当部隊は行動を開始」

 ヘリでの移動中に無線が入ってきた後、ユリがこっちを見てきた。その顔は疑問であふれかえっているようだった。
「結衣さん、本当の作戦は一体なんなんですか?今回の作戦一体何が本当なのですか?」

 私はその疑問に答えようとしたが答えるのをやめて一言だけ言った。
「今回の作戦は帝国軍に対する先制攻撃、先に敵の指揮系統と物資の補給を断つことから始まった。それを踏まえて今回の作戦には兵舎・訓練施設・司令部・兵器工場・物資貯蔵庫を空爆した」

 私たちブラボーが撤退を始めたとき、こことは別の場所。
 ミルネ共和国と帝国の国境でも戦いは起こっていた。

 ミルネ共和国側に集結していたミルネ共和国軍は自衛隊の作戦を知らされていなかった、というか日本政府がミルネ共和国に対して情報提供をしていなかった。
 彼らからすれば急に始まり、帝国軍側では地獄の始まり、自衛隊では予定通りという結果になっていた
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