3 / 3
危機再来
しおりを挟む
「N4作戦を開始するだと⁈」
N4作戦とは、原子力爆弾(Nuclear bomb)作戦のことである。4とは爆弾を4個使うという意味である。
「しかも大統領の権限で2年前にヒロシマ、
ナガサキへの原爆投下も中止になっていたではないか。」
「参謀これは米国作戦本部直々の電文です。」
「何、では大統領はこの作戦を知らないのか⁈」
「おそらく...」
「今世界は核根絶を目標としている。そんな中、こんな攻撃を強行すれば我々が避難を受けかねない。」
「しかし参謀、こちらが負けては意味がありません。」
しかしこの作戦は小笠原方面対新型広範囲
受信機によって日本側に筒抜けだった。
ー日本東京中央政府ー
「しっ失礼します‼︎」
「ん、どうした。」
「たった今、小笠原方面隊より入電、敵の
電波を確認したとのことです。」
「読め。」
「はっ、アメリカ軍総司令部より沖縄方面隊へ、本日未明N4作戦が可決された。これより本国からそちらへB-29により原爆を輸送する。とのことです。」
「B-29か。今現在高度10000mを飛行できる戦闘機はあいにくこちら側にはありません」
黒田は顔をしかめていた。
すると五十嵐はこう言った。
「対B-29試作戦闘機はどうなっている?」
「あぁ~、ハヤブサですか。開発課に連絡を
とりますか?」
「よろしく頼む。」
対B-29戦闘機 通称"ハヤブサ"
実は五十嵐は国防長官になってから本土空襲
に来週するB-29をどうにかできないものかと
悩んでいたのだ。
「総司令、試作品第一号がまもなく完成するとのことです。」
「そうか、すぐそっち行くと伝えろ。」
「了解」
ーアメリカ軍南西艦隊司令本部ー
「して、今回の目標は?」
「現在、敵が集中している南九州前線、
広島、大阪、そして首都東京です。」
「やむをえんな。」
「本国より連絡、たった今B-29がテキサスを離陸したとのことです。」
ー千葉・木更津開発工場ー
「ハヤブサの試作品はどうだ。開発課長」
「はっ、順調進んでいます。あとは試験飛行を行なって異常がなければ実戦配備できます。」
「あとは間に合うかどうかだ...」
五十嵐がそう言った瞬間、嫌な予想は当たった。
「長官、大変です。たった今原爆を乗せたB-29がアメリカの基地を離陸したとの報告です。」
「何⁈ 開発課長、すまんがすぐに試験飛行を実行できるか?」
ー指宿防衛前線基地ー
「何⁈ 原爆攻撃が開始されるだと⁈」
「はい、しかもここ指宿一体も攻撃予定地に入ってるって噂です。」
「おい水島、それはどこからの報告だ?」
「総司令部からです。」
「鹿児島司令部に無線は繋がるか?」
「はい、おそらく...」
「こちら指宿防衛前線基地、01中隊長送れ」
「こちら司令本部送れ」
「これより敵の攻撃に備えて前線を後退する許可を得たい。」
「了解、許可する。宮ヶ浜まで後退せよ。」
「了解。」
敵の作戦を知っている日本側は直ちに攻撃
予定地にいる人間を予定外の場所への避難を
開始させた。しかし...
ーアメリカ軍南西艦隊司令本部ー
「何、電文の内容は嘘だと...」
「はい、敵に知られてもいいように嘘の
攻撃予定地を送れとのことでして...」
「して、本当の攻撃予定地は?」
「神奈川、埼玉、千葉、栃木です。」
「なるほど東京近辺を狙おうと。」
「はい、しかも原爆ではなく、通常爆弾による通常爆撃です。しかも東京近辺は発達しています。もしこれで作戦が成功すれば東京近辺一帯は麻痺します。」
「なるほど。して、使用する機体数は?」
「以前予定していた東京空襲と同じです。」
ー東京千葉・木更津開発工場ー
「長官、なんとか試験飛行は成功しました。実戦投入はなんとかできるかと。」
「うむ、よくやった。開発課長。」
<ハヤブサ>
世界で初めてジェットエンジンを積んだ戦闘機である。
最高時速ー960km/h
装備ー7.7mm機銃1門
ロケット弾4発
20mm機銃2門
最高高度ー10000m
この戦闘機は日本で始めてB-29を迎撃するために作られた戦闘機だある。しかもGに耐えられるように新型のパイロットスーツも同時に開発されていた。
「直ちにパイロットを招集せよ。南西諸島戦線に向かわせるのだ。」
「了解しました。」
まもなく歴史史上初めて高度10000mでの
空中線が始まろうとしていた。
N4作戦とは、原子力爆弾(Nuclear bomb)作戦のことである。4とは爆弾を4個使うという意味である。
「しかも大統領の権限で2年前にヒロシマ、
ナガサキへの原爆投下も中止になっていたではないか。」
「参謀これは米国作戦本部直々の電文です。」
「何、では大統領はこの作戦を知らないのか⁈」
「おそらく...」
「今世界は核根絶を目標としている。そんな中、こんな攻撃を強行すれば我々が避難を受けかねない。」
「しかし参謀、こちらが負けては意味がありません。」
しかしこの作戦は小笠原方面対新型広範囲
受信機によって日本側に筒抜けだった。
ー日本東京中央政府ー
「しっ失礼します‼︎」
「ん、どうした。」
「たった今、小笠原方面隊より入電、敵の
電波を確認したとのことです。」
「読め。」
「はっ、アメリカ軍総司令部より沖縄方面隊へ、本日未明N4作戦が可決された。これより本国からそちらへB-29により原爆を輸送する。とのことです。」
「B-29か。今現在高度10000mを飛行できる戦闘機はあいにくこちら側にはありません」
黒田は顔をしかめていた。
すると五十嵐はこう言った。
「対B-29試作戦闘機はどうなっている?」
「あぁ~、ハヤブサですか。開発課に連絡を
とりますか?」
「よろしく頼む。」
対B-29戦闘機 通称"ハヤブサ"
実は五十嵐は国防長官になってから本土空襲
に来週するB-29をどうにかできないものかと
悩んでいたのだ。
「総司令、試作品第一号がまもなく完成するとのことです。」
「そうか、すぐそっち行くと伝えろ。」
「了解」
ーアメリカ軍南西艦隊司令本部ー
「して、今回の目標は?」
「現在、敵が集中している南九州前線、
広島、大阪、そして首都東京です。」
「やむをえんな。」
「本国より連絡、たった今B-29がテキサスを離陸したとのことです。」
ー千葉・木更津開発工場ー
「ハヤブサの試作品はどうだ。開発課長」
「はっ、順調進んでいます。あとは試験飛行を行なって異常がなければ実戦配備できます。」
「あとは間に合うかどうかだ...」
五十嵐がそう言った瞬間、嫌な予想は当たった。
「長官、大変です。たった今原爆を乗せたB-29がアメリカの基地を離陸したとの報告です。」
「何⁈ 開発課長、すまんがすぐに試験飛行を実行できるか?」
ー指宿防衛前線基地ー
「何⁈ 原爆攻撃が開始されるだと⁈」
「はい、しかもここ指宿一体も攻撃予定地に入ってるって噂です。」
「おい水島、それはどこからの報告だ?」
「総司令部からです。」
「鹿児島司令部に無線は繋がるか?」
「はい、おそらく...」
「こちら指宿防衛前線基地、01中隊長送れ」
「こちら司令本部送れ」
「これより敵の攻撃に備えて前線を後退する許可を得たい。」
「了解、許可する。宮ヶ浜まで後退せよ。」
「了解。」
敵の作戦を知っている日本側は直ちに攻撃
予定地にいる人間を予定外の場所への避難を
開始させた。しかし...
ーアメリカ軍南西艦隊司令本部ー
「何、電文の内容は嘘だと...」
「はい、敵に知られてもいいように嘘の
攻撃予定地を送れとのことでして...」
「して、本当の攻撃予定地は?」
「神奈川、埼玉、千葉、栃木です。」
「なるほど東京近辺を狙おうと。」
「はい、しかも原爆ではなく、通常爆弾による通常爆撃です。しかも東京近辺は発達しています。もしこれで作戦が成功すれば東京近辺一帯は麻痺します。」
「なるほど。して、使用する機体数は?」
「以前予定していた東京空襲と同じです。」
ー東京千葉・木更津開発工場ー
「長官、なんとか試験飛行は成功しました。実戦投入はなんとかできるかと。」
「うむ、よくやった。開発課長。」
<ハヤブサ>
世界で初めてジェットエンジンを積んだ戦闘機である。
最高時速ー960km/h
装備ー7.7mm機銃1門
ロケット弾4発
20mm機銃2門
最高高度ー10000m
この戦闘機は日本で始めてB-29を迎撃するために作られた戦闘機だある。しかもGに耐えられるように新型のパイロットスーツも同時に開発されていた。
「直ちにパイロットを招集せよ。南西諸島戦線に向かわせるのだ。」
「了解しました。」
まもなく歴史史上初めて高度10000mでの
空中線が始まろうとしていた。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)
MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。
かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。
44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。
小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。
一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。
ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる