19 / 66
長崎市長「核のリスク免れる唯一の手段は核廃絶」 NPT会議で演説
しおりを挟む
長崎市長「核のリスク免れる唯一の手段は核廃絶」 NPT会議で演説
朝日新聞社 2022/08/06 06:34
3 コメント
|
11
プーチン大統領に「ウクライナ軽視」を教えた“歴史の先生”補佐官【ウラジーミル・…
ひろゆき氏、中国のミサイル発射は「メンツの国なので“やり返さないといけない”と」…
核不拡散条約(NPT)再検討会議で演説する田上富久・長崎市長=2022年8月5日、米ニューヨークの国連本部、国連ウェブTVから© 朝日新聞社 核不拡散条約(NPT)再検討会議で演説する田上富久・長崎市長=2022年8月5日、米ニューヨークの国連本部、国連ウェブTVから
米ニューヨークで開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議で5日午後(日本時間6日未明)、田上富久・長崎市長が演説した。日本時間では原爆が投下された6日と重なった演説。「人類が核兵器のリスクから免れる唯一の手段は、廃絶しかない」と訴えた。
田上氏は「平和首長会議」の代表として登壇した。広島、長崎に続く戦争被爆地が生まれなかった理由について「同じ体験をさせないという被爆者の思いが世界に広がり、核兵器の非人道性への認識が高まったからだ」と述べた。
NPTは核保有国に対し、核軍縮に向けた「誠実な交渉」を義務づける。だが、安全保障環境は極めて厳しく、非核保有国が納得するほどの核軍縮は進んでいない。田上氏はNPTとともに昨年1月に発効した核兵器禁止条約に触れ、二つの条約が「核兵器なき世界へと歩みを進めるための両輪となる」と期待した。
田上氏はまた、ロシアが「核の脅し」をしていることに言及し、「核保有国が横暴な振る舞いに出れば、長年の積み重ねが一瞬で崩れ去る」と非難。「長崎が最後の戦争被爆地として歴史に刻まれるかは、私たちがつくる未来によって決まる」と語った。(ニューヨーク=藤原学思)
朝日新聞社 2022/08/06 06:34
3 コメント
|
11
プーチン大統領に「ウクライナ軽視」を教えた“歴史の先生”補佐官【ウラジーミル・…
ひろゆき氏、中国のミサイル発射は「メンツの国なので“やり返さないといけない”と」…
核不拡散条約(NPT)再検討会議で演説する田上富久・長崎市長=2022年8月5日、米ニューヨークの国連本部、国連ウェブTVから© 朝日新聞社 核不拡散条約(NPT)再検討会議で演説する田上富久・長崎市長=2022年8月5日、米ニューヨークの国連本部、国連ウェブTVから
米ニューヨークで開催中の核不拡散条約(NPT)再検討会議で5日午後(日本時間6日未明)、田上富久・長崎市長が演説した。日本時間では原爆が投下された6日と重なった演説。「人類が核兵器のリスクから免れる唯一の手段は、廃絶しかない」と訴えた。
田上氏は「平和首長会議」の代表として登壇した。広島、長崎に続く戦争被爆地が生まれなかった理由について「同じ体験をさせないという被爆者の思いが世界に広がり、核兵器の非人道性への認識が高まったからだ」と述べた。
NPTは核保有国に対し、核軍縮に向けた「誠実な交渉」を義務づける。だが、安全保障環境は極めて厳しく、非核保有国が納得するほどの核軍縮は進んでいない。田上氏はNPTとともに昨年1月に発効した核兵器禁止条約に触れ、二つの条約が「核兵器なき世界へと歩みを進めるための両輪となる」と期待した。
田上氏はまた、ロシアが「核の脅し」をしていることに言及し、「核保有国が横暴な振る舞いに出れば、長年の積み重ねが一瞬で崩れ去る」と非難。「長崎が最後の戦争被爆地として歴史に刻まれるかは、私たちがつくる未来によって決まる」と語った。(ニューヨーク=藤原学思)
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
3
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる