12 / 40
第二章 辺境の繁栄街モンテテール・アドリアン
第12話 魔王(になる予定の男)です。冒険者ギルドにへ行きます
しおりを挟む
「いやあ、文化に触れたって感じだわ」
『ふわぁ……よかったですねー』
歩くことによってプラプラと揺れる感覚が気持ちよかったのか、小雪はとても眠たそうにしている。
「それで、ここが多分冒険者ギルドだよな」
木の柱に手を置く。ささくれが刺さった。痛い。
街をブラブラ歩いた感想としては、建物はゴシック様式で、建材を見る感じ暖かい地域、という印象が強い。
ダンジョンにいると感じられないが、暖かい、どこかねっとりと優しく自分を包み込んでくる風は気持ちがいい。
そしてこのぐらいの暖かさになるとマントが少し暑苦しい。でも外さない。
なぜなら、俺は将来魔王になる男なのだから。ロールプレイ上等じゃゴラ。
「邪魔するぞ!」
堂々と挨拶をして入る。さっきまでボケーと見ていたが、入る時に挨拶をする人なんていない。
だから、俺のようなタイプは珍しいのだろう。視線が集まる。
――普段は無い、入る時の挨拶。なんだなんだ、とギルドで暇潰しに酒を飲んでいた野郎共(偏見)は挨拶をした俺を見る。そして、そこには、おおっと、なんかすごいイケメンな男子が!(自称)
「俺はダンジョンを発見した! 己の好奇心から潜り込み、ああっと貴重な宝箱を発見して開けようとした瞬間! そこには強大、凶暴、悪逆なるモンスターが! 残念、俺は忘れていたがとても弱い! どうしようと考えた末の戦略的撤退をしてここまで来た! 誰かこの話を聞いて、俺とパーティーを組みたいと思った冒険者はいるか! 組めば一攫千金は保証しよう!」
いいぞー、兄ちゃんとか、ヒューヒューとか口笛と野次が飛ばされる。ちょっと思っていた反応と違うけど、ヨシ!(適当)
「……えー、臨時パーティーのご依頼でしょうか? では、ランク証をご提示ください」
「……ら、ランク証?」
ナニソレ。聞いてない。
「……あ、もしかしてギルド登録がまだお済みでない方でしたか?」
「ああ」
「承知いたしました。では、こちらへお願いします」
受付嬢さんはスーッと受付の隣にある扉へ腕を伸ばした。
「感謝する!」
うーん。偉大なる魔王風演技で冒険者たちを畏怖させるつもりだったのに、なんかバカを見る目になっている気がする。
……まあいっか。
俺はマントをバサッとなびかせて、風を切るように歩いていく。
あ、そういえばカッコつける演技はスケ方が得意だから後で聞いておこう。
◆ ◆ ◆
やった。やっとFランク証を入手することができた。結構頑張った。
そして、こんなにも努力しているというのに、途中で起きた小雪に呆れた声で何をしているのですか、と言われた。
復習のため、冒険者ギルドの仕組みとかそういうのをまとめた紙を見る。
・ランクシステムであなたの討伐可能魔物ランクをざっくり設定してあげるよ。
・ランク上昇は義務だよ。そしてランクが上がると恩恵も増えるよ。
・Aランクからは地方中枢都市に派遣されて居座らないとダメだけど、マジで手厚くサポートしてあげるからね♡
・基本的に自己責任であるということを承知してください。
ということらしい。
相互組合というか会社感がある。おえー、夢がない。
後ランクの決め方は、Cランク冒険者だったらCランクの魔物は討伐できるよ、っていう一種のギルドからのお墨付きのようなものなんだとか。嬉しいね。
とはいえ、魔物はランクC+とかがいてそこは色々揉めているらしい。でも、そんなゴタゴタ、一攫千金夢見る初心な新人冒険者に教えることなのだろうか。
『で、よーやく今から依頼ですか……』
「仕方ないだろ……」
小雪はずーっと何もできないから酷い拷問を受けているみたいです、と呟いていた。ごめん。
ランク証を得るのに何時間かかったかは分からないが……少なくとも、もうちょっとで陽が落ちる、という時間まで来てしまってはいる。
思わずため息をついた。今からの依頼を取ってくれる人は少ないだろう。
ランク証を取るのに銀貨三枚、今から依頼を出すのに銀貨一枚。
銀貨一枚の価値がどれほどかはよくわからないが、結構ぼったくられている気がする。多分。
なーんてグチグチ考えながら、依頼書を貼る。
そしてまばたきをしたら俺の依頼書が消えていた。あれー?
「よっ、やっと来たか。待ってたぜ、ダンジョンの兄ちゃん」
「あ?」
後ろを振り向くと、ガタイのいい男がいた。
長い金髪をポニーテールでまとめていて、目は緑。
髪の色や目の色までは街をブラブラしている時にチラホラ見かけたが、その中にある黒の眉毛が異彩を放っている。
そしてそれが、なぜか妙に男前な雰囲気を引き立てていた。
まあつまりナルシスト感があって、どこか女性っぽいエレガントさもあるイケメンってことだ。
そして、そんな男が俺の依頼書を手に取っていた。
言葉からして、出待ちしていたのかもしれない。もしかして、俺はこの男にボコられる運命?
「俺はグリフィス。名前から分かる通り、ここらの出身じゃあねえな。ま、グリフって呼んでくれ。よろしくな」
「よろしく。俺は東寺だ」
「へぇ、お前も珍しい名前だな」
器用に片眉だけ上げるグリフ。
ボコる前に名乗っておくタイプなんだろう。嫌いじゃない。
「で、こっちが――」
「あたしはあたしでできるわよ! ……あたしはソフィアよ。よろしくね、トージ君?」
「に、二対一……!?」
ボケてみたもののよく分からない、という顔をされた。ショック。
……まあ、俺と臨時パーティーを組んでくれるのがこの人たち、ということなのだろう。やったね。
「さて、臨時パーティーを組むことになったわけだが……」
グリフが腕を組んで、爽やかに笑みを浮かべる。
「臨時だからこそ、お互いが足を引っ張らないための連携が必要なわけだ。ってことで、恒例のやつをしようぜ」
おお、とこの時間になっても残っている冒険者共が声だけで地面を揺らした。
なるほど、何となく言っていることが理解できるぞ。
「Cランク冒険者、グリフィス・ソウルはトージに決闘を申し込ませてもらうぜッ!」
「受けて立とう! 俺は久野東寺! Fランク冒険者だ!」
……あれ、ボコられるかもしれないのは事実だったかもしれない。
そんな俺の考えはすぐにどこかに吹っ飛んだ。
グリフがムカつく顔で、挑発の手招きをしたからだ。
「生意気じゃボケ!!」
「うぐぉっ!?」
むきー。俺は挑発に弱いんだ。
『ふわぁ……よかったですねー』
歩くことによってプラプラと揺れる感覚が気持ちよかったのか、小雪はとても眠たそうにしている。
「それで、ここが多分冒険者ギルドだよな」
木の柱に手を置く。ささくれが刺さった。痛い。
街をブラブラ歩いた感想としては、建物はゴシック様式で、建材を見る感じ暖かい地域、という印象が強い。
ダンジョンにいると感じられないが、暖かい、どこかねっとりと優しく自分を包み込んでくる風は気持ちがいい。
そしてこのぐらいの暖かさになるとマントが少し暑苦しい。でも外さない。
なぜなら、俺は将来魔王になる男なのだから。ロールプレイ上等じゃゴラ。
「邪魔するぞ!」
堂々と挨拶をして入る。さっきまでボケーと見ていたが、入る時に挨拶をする人なんていない。
だから、俺のようなタイプは珍しいのだろう。視線が集まる。
――普段は無い、入る時の挨拶。なんだなんだ、とギルドで暇潰しに酒を飲んでいた野郎共(偏見)は挨拶をした俺を見る。そして、そこには、おおっと、なんかすごいイケメンな男子が!(自称)
「俺はダンジョンを発見した! 己の好奇心から潜り込み、ああっと貴重な宝箱を発見して開けようとした瞬間! そこには強大、凶暴、悪逆なるモンスターが! 残念、俺は忘れていたがとても弱い! どうしようと考えた末の戦略的撤退をしてここまで来た! 誰かこの話を聞いて、俺とパーティーを組みたいと思った冒険者はいるか! 組めば一攫千金は保証しよう!」
いいぞー、兄ちゃんとか、ヒューヒューとか口笛と野次が飛ばされる。ちょっと思っていた反応と違うけど、ヨシ!(適当)
「……えー、臨時パーティーのご依頼でしょうか? では、ランク証をご提示ください」
「……ら、ランク証?」
ナニソレ。聞いてない。
「……あ、もしかしてギルド登録がまだお済みでない方でしたか?」
「ああ」
「承知いたしました。では、こちらへお願いします」
受付嬢さんはスーッと受付の隣にある扉へ腕を伸ばした。
「感謝する!」
うーん。偉大なる魔王風演技で冒険者たちを畏怖させるつもりだったのに、なんかバカを見る目になっている気がする。
……まあいっか。
俺はマントをバサッとなびかせて、風を切るように歩いていく。
あ、そういえばカッコつける演技はスケ方が得意だから後で聞いておこう。
◆ ◆ ◆
やった。やっとFランク証を入手することができた。結構頑張った。
そして、こんなにも努力しているというのに、途中で起きた小雪に呆れた声で何をしているのですか、と言われた。
復習のため、冒険者ギルドの仕組みとかそういうのをまとめた紙を見る。
・ランクシステムであなたの討伐可能魔物ランクをざっくり設定してあげるよ。
・ランク上昇は義務だよ。そしてランクが上がると恩恵も増えるよ。
・Aランクからは地方中枢都市に派遣されて居座らないとダメだけど、マジで手厚くサポートしてあげるからね♡
・基本的に自己責任であるということを承知してください。
ということらしい。
相互組合というか会社感がある。おえー、夢がない。
後ランクの決め方は、Cランク冒険者だったらCランクの魔物は討伐できるよ、っていう一種のギルドからのお墨付きのようなものなんだとか。嬉しいね。
とはいえ、魔物はランクC+とかがいてそこは色々揉めているらしい。でも、そんなゴタゴタ、一攫千金夢見る初心な新人冒険者に教えることなのだろうか。
『で、よーやく今から依頼ですか……』
「仕方ないだろ……」
小雪はずーっと何もできないから酷い拷問を受けているみたいです、と呟いていた。ごめん。
ランク証を得るのに何時間かかったかは分からないが……少なくとも、もうちょっとで陽が落ちる、という時間まで来てしまってはいる。
思わずため息をついた。今からの依頼を取ってくれる人は少ないだろう。
ランク証を取るのに銀貨三枚、今から依頼を出すのに銀貨一枚。
銀貨一枚の価値がどれほどかはよくわからないが、結構ぼったくられている気がする。多分。
なーんてグチグチ考えながら、依頼書を貼る。
そしてまばたきをしたら俺の依頼書が消えていた。あれー?
「よっ、やっと来たか。待ってたぜ、ダンジョンの兄ちゃん」
「あ?」
後ろを振り向くと、ガタイのいい男がいた。
長い金髪をポニーテールでまとめていて、目は緑。
髪の色や目の色までは街をブラブラしている時にチラホラ見かけたが、その中にある黒の眉毛が異彩を放っている。
そしてそれが、なぜか妙に男前な雰囲気を引き立てていた。
まあつまりナルシスト感があって、どこか女性っぽいエレガントさもあるイケメンってことだ。
そして、そんな男が俺の依頼書を手に取っていた。
言葉からして、出待ちしていたのかもしれない。もしかして、俺はこの男にボコられる運命?
「俺はグリフィス。名前から分かる通り、ここらの出身じゃあねえな。ま、グリフって呼んでくれ。よろしくな」
「よろしく。俺は東寺だ」
「へぇ、お前も珍しい名前だな」
器用に片眉だけ上げるグリフ。
ボコる前に名乗っておくタイプなんだろう。嫌いじゃない。
「で、こっちが――」
「あたしはあたしでできるわよ! ……あたしはソフィアよ。よろしくね、トージ君?」
「に、二対一……!?」
ボケてみたもののよく分からない、という顔をされた。ショック。
……まあ、俺と臨時パーティーを組んでくれるのがこの人たち、ということなのだろう。やったね。
「さて、臨時パーティーを組むことになったわけだが……」
グリフが腕を組んで、爽やかに笑みを浮かべる。
「臨時だからこそ、お互いが足を引っ張らないための連携が必要なわけだ。ってことで、恒例のやつをしようぜ」
おお、とこの時間になっても残っている冒険者共が声だけで地面を揺らした。
なるほど、何となく言っていることが理解できるぞ。
「Cランク冒険者、グリフィス・ソウルはトージに決闘を申し込ませてもらうぜッ!」
「受けて立とう! 俺は久野東寺! Fランク冒険者だ!」
……あれ、ボコられるかもしれないのは事実だったかもしれない。
そんな俺の考えはすぐにどこかに吹っ飛んだ。
グリフがムカつく顔で、挑発の手招きをしたからだ。
「生意気じゃボケ!!」
「うぐぉっ!?」
むきー。俺は挑発に弱いんだ。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
空手馬鹿の俺が転生したら規格外の治癒士になっていた 〜筋力Eのひ弱少年治癒士が高みを目指す!?〜
くまみ
ファンタジー
前世は空手部主将の「ゴリラ」男。転生先は……筋力Eのひ弱な少年治癒士!?
「資質がなんだ!俺の拳は魔法を超える!……と、思うけど……汗」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は五里羅門(ごり・らもん) 35歳独身男だ。硬派すぎて女が寄り付かず。強すぎる空手愛と鍛え抜かれた肉体のせいで不本意ながら通称「ゴリラ」と呼ばれていた。
仕事帰りにダンプに跳ねられた俺が目覚めると、そこは異世界だった。だが転生した姿は前世とは真逆。
病弱で華奢。戦闘力最低と言われる職業の「治癒士」(ヒーラー)適正の10歳の少年・ノエル。
「俺は戦闘狂だぞ!このひ弱な体じゃ、戦えねぇ!
「華奢でひ弱な体では、空手技を繰り出すのは夢のまた夢……」
魔力と資質が全てのこの世界。努力では超えられない「資質の壁」が立ちふさがる。
だが、空手馬鹿の俺の魂は諦めることを知らなかった。
「魔法が使えなきゃ、技で制す!治癒士が最強になっちゃいけないなんて誰が決めた?」
これは魔法の常識を「空手の技」で叩き壊す、一人の少年の異世界武勇伝。
伝説の騎士、美少女魔術師、そして謎の切り株(?)を巻き込み、ノエルの規格外の挑戦が今始まる!
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる