迷子になって異世界へ行きました

kenzo

文字の大きさ
5 / 22
此処は何処?

出会い

しおりを挟む
さぁ、再び襲い来る緑の変質者!
それに対するは覚醒に覚醒を重ね遂にマークⅢへと至った遥(私)!
これから始まる未曾有の戦い!
こうご期待ってね!!


ガサガサ、ガサガサ
腕が鳴るわね! 
ガサガサガサガサガサガサ
「・・・・ぃ」
さぁ、来るなら来なさい!!
ガサッ!
「・・ぃ、・・か・・るか」
ん?今何だか言葉?が聞こえたような?
「おーい、誰かいるのかー!」
え?言葉?って言うか日本語?・・・いえ、違うわね、日本語じゃない、なのにそれを私が日本語として理解しているんだわ!
マークⅢ、マジパねぇ!!
「おーい!ここよーーー!」
跳び跳ねながら大きく手を振ってみる。
「確認した!今そっちへ行く、武器を持っているなら置いて両手を挙げて待っててくれ」
 「はーい!」
えーと、武器は無いから、両手を挙げてっと・・・、何故?
あれ?もしかして私って不振人物と思われてるの?
「すまない待たせたな」
「い、いえ大丈夫です」
何と、今度は如何にもヨーロッパ系の人が二人出て来たわ!一体此処って何処なの?
しかも何?一人は剣?確かロングソードって言うんだっけ?持ってるし!
もう一人は大きな鉄の盾とショートソード?持ってるし!
それに胸とか腕とか所々に鉄の鎧を着けているし!
何?この人達?

ロングソードの人が話し掛けて来た。
「君か、救援信号を上げたのは?」
「・・・はい?」
「救援信号を上げたのは君では無いのか?」
「救援、信号?」
はて?何の事を言っているのかしら?
「君は空に向かって三発連続で魔法を撃たなかったのか?」
・・・あーーー!アレ?試し撃ちしたファイア三連発!
「はい!アレは私です」
「・・・つまり君は、救援要請のつもりで無く、単に魔法撃ったって事か?」
「はい!お試しで」
「お、お試し?」
「はい、お試しです」
・・・
え?な、何?どうしてそんな顔をしているのかな?
何故男同士で見詰めあってるの?
何故二人だけでヒソヒソ話しするの?

何だか気まずい沈黙の中、女性が此方に来たわ。
あら、別の方向から違う女性も出てきた。
「待ち伏せは無さそうよ」
「罠も無さそうね」
え?待ち伏せ?罠?私ってどう思われてるるの?
「あー、何だか違った見たいだ」
「え、何が?」
「救援要請では無かったそうだ」
「え?どういう事?」
「ただ空に向かって魔法をブッ放しただけだそうだ」
「は?何それ?」
「お試しだとよ」
「お試し?」
・・・・・
「ちょっとアナタ!紛らわしい事してんじゃ無いわよ!」
うお!罠のお姉さんが詰めよって来た!
「常識でしょ!無意味に空に向かって三連続魔法を撃たないって!」
え?そんな常識あったの?
「ちょっと黙って無いで何とか言いなさいよ!」
「え?あ、え、そ、その、ゴメンなさい」
「エリス、落ち着け」
「だって」
私に詰め寄った罠の女性はエリスって名前らしい。
「そうよエリス、それにこの子、何だか分かって無い見たいよ」
今度は待ち伏せの女性が発言した。
「分かって無い?ウソ!常識よ」
「でもほら、何だかキョトンってしているし」
「ウソでしょ?アナタ、ホントに分かって無いの?」
「ご、ゴメンなさい」
凄い罪悪感が、確かに国によって常識って色々違うって言うしね。
「ホントに分かって無かったのね」
「ご迷惑をお掛けしました」
間違えたら素直に頭を下げる。
「はぁ~あ、で、どうするのロイ?」
「どうするも、間違いだったのなら仕方無いだろ」
「まぁ、そうなんだけどさ」
「問題無かったんだから良いじゃねぇか!さぁ、帰ろうぜ」
ロイって人がロングソードを鞘にしまって背中に背負った。
「そうね、帰ろ」
「まったく!分かったわよ」
「・・・」
盾の人が頷いた。
「じゃあな、嬢ちゃん!もうあんなことするなよ」
「ご迷惑をお掛けしてスミマセンでした」
もう一度深く頭を下げた。
「じゃあな」
「バイバイ」
「ふん!」
「・・・」

はぁー、失敗したなぁー・・・・・







って、何してるのよ!チャンスじゃない!
街に連れて行って貰うのよ!
「あ、あの!スミマセン!すみませーーーん!」
急いで彼等に駆け寄った。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?

来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。 そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった! 亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。 「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」 「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」 おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。 現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。 お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、 美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。

SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない? その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。 ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。 せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。 こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

拾われ子のスイ

蒼居 夜燈
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞 奨励賞】 記憶にあるのは、自分を見下ろす紅い眼の男と、母親の「出ていきなさい」という怒声。 幼いスイは故郷から遠く離れた西大陸の果てに、ドラゴンと共に墜落した。 老夫婦に拾われたスイは墜落から七年後、二人の逝去をきっかけに養祖父と同じハンターとして生きていく為に旅に出る。 ――紅い眼の男は誰なのか、母は自分を本当に捨てたのか。 スイは、故郷を探す事を決める。真実を知る為に。 出会いと別れを繰り返し、生命を懸けて鬩ぎ合い、幾度も涙を流す旅路の中で自分の在り方を探す。 清濁が混在する世界に、スイは何を見て何を思い、何を選ぶのか。 これは、ひとりの少女が世界と己を知りながら成長していく物語。 ※基本週2回(木・日)更新。 ※誤字脱字報告に関しては感想とは異なる為、修正が済み次第削除致します。ご容赦ください。 ※カクヨム様にて先行公開中(登場人物紹介はアルファポリス様でのみ掲載) ※表紙画像、その他キャラクターのイメージ画像はAIイラストアプリで作成したものです。再現不足で色彩の一部が作中描写とは異なります。 ※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

おばさんは、ひっそり暮らしたい

蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。 たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。 さて、生きるには働かなければならない。 「仕方がない、ご飯屋にするか」 栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。 「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」 意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。 騎士サイド追加しました。2023/05/23 番外編を不定期ですが始めました。

処理中です...