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此処は何処?
街に向かって!
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「ん?なんだ?どうした」
ロングソードのロイさんが答えてくれた。
「あの、ご迷惑を掛けてその上こんなお願いして図々しいのは承知の上なのですが」
「なんだ、言ってみろ」
「私、迷子なんです。街まで連れていって下さい!」
また深く頭を下げた。
・・・
・・・
・・・
「「「はぁーーー!」」」「・・・」
キーーーン!み。耳が!
「ちょっとアンタ!さっき救援要請は間違いって言ってたじゃない!」
「はい」
「なのにアンタは迷子で困って居たって言うの?」
「はい」
「アンタ、私達をからかってるの?」
エリスさんがキレた。
「からかってなんて無いです!。本当に迷子で困っているんです!困って困って・・・グスン」
「え!ちょ、ちょっと泣かないでよ」
「あー、エリスが泣かせたー」
「エリス、言い過ぎだ」
「え!ちょ、アン、ロイも!人聞き悪いこと言わないで!」
「・・・」
「で、アンタは何か言いなさいよ、ダン」
グス、あー、いけないわ、泣いている場合じゃ無いのよ。
「大丈夫です、私、泣いてなんていません」
「「「イヤイヤイヤ、泣いてただろ」」」
「な、泣いてなんて、泣いてなんて・・・グスン」
「「「うん、泣いて無い、泣いて無い!だから泣くな!」」」
「グスン、はい!泣いてません」
取り敢えず街に向かいながら話をする事になった。
「俺はロイ、このパーティー『疾風』のリーダーだ」
「私はエリスよ」
「私はアンね」
「・・ダン」
「私は白鷺遥、えーと、ハルカです」
「ハルカだな、でお前はどうして迷子になんてなっていたんだ」
「それが全然分からないんです。今朝、家を出て気が付いたら此処に居たんです」
本当に訳が分からないわ。
「何それ?意味分かんないだけど」
エリスさんも呆れている。
「ハルカはこの近くに住んでいるのか?」
「分かりません、あのお聞きしたいのですが此処は日本ですか?」
「ニホン?ニホンって何だ?」
「日本は国の名前です」
「ニホン?聞いた事無いなぁ、皆はどうだ?」
「「「知らない(・・・)」」」
「だよな、それに此処は『イグニス王国』って言うんだ」
「え?イグニス王国?」
全然聞いた事が無い。全世界の国名を覚えている訳では無いけど、それでも聞いた事が無いわね。
しかも王国?王制の国なのね。
「私もこの国の名前を聞いた事がありません。と言う事はお互いに結構離れた国なのでしょうね」
「だろうな、そんな国に居たハルカが突然此処に?」
「はい此処に」
「どう思う、アンとエリス」
二人にしか聞かないのね、と言うかダンさんってまだ自分の名前しか喋って無い?無口なのかな。
「転移魔法じゃない?アンタ、誰かの恨み買ってたんじゃないの?それで何処かに飛んでけーってやられたのよ」
とはエリスさんの意見、うーん、そうなのかな?
もしかして、私が魔法に目覚めた様に魔法に目覚めていた誰かが?これは陰謀の匂いがするわね!
「でも、魔道具って可能性もあるんじゃない」
これはアンさんの意見
「でも、魔道具だったら転移元と先に魔道具を設置しなきゃいけないから、訳の分からない場所に飛ばされる事は無いじゃない」
「それが聞いた話しによると、故障していたり不良品だったりすると事故で訳の分からない場所に飛ばされる事もあるらしいのよ」
なるほど、家の魔道具が壊れていたのかな?・・・って、家に魔道具なんて無かったわよね!
「ダン、お前は何かあるか?」
「・・・召還」
「「それは無い無い」」
それは無いの?
「召還って事は、勇者か聖女でしょ!あれは術者の元に呼び寄せるのだからこんな所に飛ばされる筈無いわよ」
「そうそう、それにこの子が勇者か聖女?」
・・・「「プッ、無い無い」」
「えー、どういう意味ですか!」
失礼しちゃうわね!プンプン!
結局、原因不明の転移魔法のせいで見知らぬ場所に飛ばされたって事に落ち着きました。
まぁ、何一つ解決はしていないんだけども。
後は、取り敢えず直ぐには帰れそうに無いから此方で生きる為の基本的な常識を教えて貰いました。
それにしても、余りにも常識が違いすぎるんだけど、大丈夫かな?心配だわ。
そんなこんなで楽しく皆で森を歩いてたんだけど突然ダンさんが右手を挙げたら皆がピタリと止まった?
「え?皆どうしたの?」
「しー」
アンさんが人差し指を自身の口に当てた。
な、何?何だか皆が周りを警戒している?
・・・ガサガサガサガサ
あ!な、何かが近付いて来る?これを警戒しているの?
ガサガサガサガサガサガサ!!
「グキャー!」「ギャギャギャ!」
「ゴブリンだ!エリスとアンはハルカを守りながら援護、ダン行くぞ!」
「「了解」」
「ヒャッ!」
あ、あれは緑の変質者!何!アイツらは変態だけで飽き足らず強盗までするの?最低!!
「ハッ!」「ギャーー!」ザシュ!
「・・・」ガン、ズブ!
「アイスニードル」ブス!
「エイ!」プスプス!
「フン!」
「・・・」
・・・
・・・
・・・
「 」
「終わったか?」
「多分」
「エリス、索敵」
「大丈夫、もう居ないわ!」
「 」
「良し、戦闘終了」
「「フゥ」」
「ゴブリン10匹か、ダン、また頼めるか」
「・・・」
「ハルカは怪我は無いか?」
「 」
「当たり前でしょ!近付けてもないわよ」
「 」
「ん?ハルカ、どうした」
「 」
「え?ハルカ?」
「 」
「ハルカ?」
「 」
「 」
「 」
「おい!!」
「は!?・・・」
え?こ、ころ、殺した?・・・の?
な、え、・・・・
ひ、ひ、人殺し!!!
ロングソードのロイさんが答えてくれた。
「あの、ご迷惑を掛けてその上こんなお願いして図々しいのは承知の上なのですが」
「なんだ、言ってみろ」
「私、迷子なんです。街まで連れていって下さい!」
また深く頭を下げた。
・・・
・・・
・・・
「「「はぁーーー!」」」「・・・」
キーーーン!み。耳が!
「ちょっとアンタ!さっき救援要請は間違いって言ってたじゃない!」
「はい」
「なのにアンタは迷子で困って居たって言うの?」
「はい」
「アンタ、私達をからかってるの?」
エリスさんがキレた。
「からかってなんて無いです!。本当に迷子で困っているんです!困って困って・・・グスン」
「え!ちょ、ちょっと泣かないでよ」
「あー、エリスが泣かせたー」
「エリス、言い過ぎだ」
「え!ちょ、アン、ロイも!人聞き悪いこと言わないで!」
「・・・」
「で、アンタは何か言いなさいよ、ダン」
グス、あー、いけないわ、泣いている場合じゃ無いのよ。
「大丈夫です、私、泣いてなんていません」
「「「イヤイヤイヤ、泣いてただろ」」」
「な、泣いてなんて、泣いてなんて・・・グスン」
「「「うん、泣いて無い、泣いて無い!だから泣くな!」」」
「グスン、はい!泣いてません」
取り敢えず街に向かいながら話をする事になった。
「俺はロイ、このパーティー『疾風』のリーダーだ」
「私はエリスよ」
「私はアンね」
「・・ダン」
「私は白鷺遥、えーと、ハルカです」
「ハルカだな、でお前はどうして迷子になんてなっていたんだ」
「それが全然分からないんです。今朝、家を出て気が付いたら此処に居たんです」
本当に訳が分からないわ。
「何それ?意味分かんないだけど」
エリスさんも呆れている。
「ハルカはこの近くに住んでいるのか?」
「分かりません、あのお聞きしたいのですが此処は日本ですか?」
「ニホン?ニホンって何だ?」
「日本は国の名前です」
「ニホン?聞いた事無いなぁ、皆はどうだ?」
「「「知らない(・・・)」」」
「だよな、それに此処は『イグニス王国』って言うんだ」
「え?イグニス王国?」
全然聞いた事が無い。全世界の国名を覚えている訳では無いけど、それでも聞いた事が無いわね。
しかも王国?王制の国なのね。
「私もこの国の名前を聞いた事がありません。と言う事はお互いに結構離れた国なのでしょうね」
「だろうな、そんな国に居たハルカが突然此処に?」
「はい此処に」
「どう思う、アンとエリス」
二人にしか聞かないのね、と言うかダンさんってまだ自分の名前しか喋って無い?無口なのかな。
「転移魔法じゃない?アンタ、誰かの恨み買ってたんじゃないの?それで何処かに飛んでけーってやられたのよ」
とはエリスさんの意見、うーん、そうなのかな?
もしかして、私が魔法に目覚めた様に魔法に目覚めていた誰かが?これは陰謀の匂いがするわね!
「でも、魔道具って可能性もあるんじゃない」
これはアンさんの意見
「でも、魔道具だったら転移元と先に魔道具を設置しなきゃいけないから、訳の分からない場所に飛ばされる事は無いじゃない」
「それが聞いた話しによると、故障していたり不良品だったりすると事故で訳の分からない場所に飛ばされる事もあるらしいのよ」
なるほど、家の魔道具が壊れていたのかな?・・・って、家に魔道具なんて無かったわよね!
「ダン、お前は何かあるか?」
「・・・召還」
「「それは無い無い」」
それは無いの?
「召還って事は、勇者か聖女でしょ!あれは術者の元に呼び寄せるのだからこんな所に飛ばされる筈無いわよ」
「そうそう、それにこの子が勇者か聖女?」
・・・「「プッ、無い無い」」
「えー、どういう意味ですか!」
失礼しちゃうわね!プンプン!
結局、原因不明の転移魔法のせいで見知らぬ場所に飛ばされたって事に落ち着きました。
まぁ、何一つ解決はしていないんだけども。
後は、取り敢えず直ぐには帰れそうに無いから此方で生きる為の基本的な常識を教えて貰いました。
それにしても、余りにも常識が違いすぎるんだけど、大丈夫かな?心配だわ。
そんなこんなで楽しく皆で森を歩いてたんだけど突然ダンさんが右手を挙げたら皆がピタリと止まった?
「え?皆どうしたの?」
「しー」
アンさんが人差し指を自身の口に当てた。
な、何?何だか皆が周りを警戒している?
・・・ガサガサガサガサ
あ!な、何かが近付いて来る?これを警戒しているの?
ガサガサガサガサガサガサ!!
「グキャー!」「ギャギャギャ!」
「ゴブリンだ!エリスとアンはハルカを守りながら援護、ダン行くぞ!」
「「了解」」
「ヒャッ!」
あ、あれは緑の変質者!何!アイツらは変態だけで飽き足らず強盗までするの?最低!!
「ハッ!」「ギャーー!」ザシュ!
「・・・」ガン、ズブ!
「アイスニードル」ブス!
「エイ!」プスプス!
「フン!」
「・・・」
・・・
・・・
・・・
「 」
「終わったか?」
「多分」
「エリス、索敵」
「大丈夫、もう居ないわ!」
「 」
「良し、戦闘終了」
「「フゥ」」
「ゴブリン10匹か、ダン、また頼めるか」
「・・・」
「ハルカは怪我は無いか?」
「 」
「当たり前でしょ!近付けてもないわよ」
「 」
「ん?ハルカ、どうした」
「 」
「え?ハルカ?」
「 」
「ハルカ?」
「 」
「 」
「 」
「おい!!」
「は!?・・・」
え?こ、ころ、殺した?・・・の?
な、え、・・・・
ひ、ひ、人殺し!!!
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