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冒険者に私はなる!!
依頼達成!~さぁ帰りましょう
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「あー、まぁ、なんだ、お疲れ様?」
復活したトーマスさんの第一声がそれだった。
「では次は何をしましょう?」
「え?」
「次です」
・・・
「これで終わりなんだが・・・」
「これで?」
イヤイヤ、実質1時間も作業してないのに、これで終わり?
「本来なら1日作業になる筈だったんだけど」
「まだやることがあるならお手伝いします」
「いや、これ以上は逆に報酬が見合わなくなってしまう」
依頼内容と報酬のバランスが崩れるのは宜しく無いと、成る程、需要と供給とのバランスって訳ね。それなら仕方がない。
「分かりました。それでは此方にサインをお願いします」
私が差し出した依頼書を受け取るとトーマスさんはそれを持って家へと向かった。
「少し待っててくれるか」
私を玄関前に残し中に入ったトーマスさんは数分で戻って来てサインを記入した依頼書を私に渡してくれた。
「ご苦労様、君は凄い魔法も使えるし直ぐにランクが上がって行くんだろうね」
「有り難う御座います。頑張ります」
頭を下げてトーマスさんの家を後にした。
初依頼達成!何だか気分が高潮するわ!フワフワした気分。
まだ早いし少し遠回りして散歩でもしながら帰ろうかしら。
私は敢えて来た方向とは逆方向へと足を進めた。
私はのんびりと散歩していた筈よね。
そりゃ散歩なんだもの、お花や草木とか目に入った物に近付いたり、ウサギみたいな動物や猫みたいな子を追い掛けてみたりもしたけど。
だけどどうして、何で私は今、森の中に居るのかしら?疑問だわ!
確かに少し前から何だか足場が悪いなとか、妙に薄暗いなとは思ったけど、確かにやたらと木が多いなって思ったけど、まさか森の中に入っていたなんて、不思議だわ。
兎に角歩きましょう、その内何処かに出る筈、終わらない森は無い!
はぁ、相変わらず周りは木ばかりで代わり映えしないわねぇ!ん?
ギギ!ギャギギ!
これは、もしかして変質者改めて強盗改めてゴブリン?
あの自由への逃走(人殺し疑惑)と言う黒歴史を植え付けてくれた張本人。
思い出すと何だか腹が立ってきたわね!
来るなら来てみなさい!本気の一発を喰らわせて上げるわ!
ガサガサガサガサ!ギャギャ!
来たわね、ゴブリン!私の黒歴史!黒歴史は消し去らなければいけないわ!
だって嫁入り前の女の子なんだもん!!
「ギャッギャーーー!」
「てい!」パンっ!「きゃーー!」
げっ!ゴブリンが弾けちゃった!
「ギャーーー!」
「ちょっ」ボンッ!「いやーー!」
何コレ?血?
「グキャーー!」
「ちょっ待っ」ドンー「あーーー!」
イヤーー!血が破片がなんやかんやがーー!
「ゴギャーーー!」
「いい加減に」ゴッ!
「ガギャーーー!」
「しっろーーー!」ドッバーーン!
「アタタタタタタタ・・・・・!!」
ドドドドドド・・・・
「はぁはぁはぁ、やっと静かになったわ」
それにしても・・・
両手を見る、胴体を見る、そして足を見る。
「ウゲーーー!」
何コレ?!やっぱり血?血なのかな?何か青っぽいんだけど!
もしかして私って血塗れなの?血塗れのブラッディーハルカなの?!
なんて事、うら若き乙女がこんな姿を!
それもこれもゴブリンのせいなのね!
許すまじゴブリンめ!!
「うう、カピカピするー」
身体中にこびりついた液体(血)が乾いて兎に角気持ち悪い。
それでも進む!私には帰るべき場所が有るのだから!!
嫌な気分を振り払う為に歌を歌おう!
♪ズンチャズンチャ、ある日~、森の中~
「・・・・」
???
♪ズンチャズンチャ、ある日~、森の中~
「・・・・ーーー!」
あれ???
♪ズンチャズンチャ、ある日~
「・・・ャーーー!」
声?かな?
「キャーーー!!」
悲鳴?近付いて来る!
「キャーーー!」「ガウ!ガウ!ガウ!」「ガウ!ガウ!」
♪ズンチャ、女の子に出会った~って違っうーーー!
何アレ!狼!女の子が二匹の狼に追い掛けられてる?何で狼なんているのよーー!
ムリムリ無理ーーー!
「キャーーー!」
「イヤーーー!」
「「ガウガウガウ!」」
女の子と二人並走する私達の直ぐ後ろには狼が・・・助けてーーー!
『チラ』逃げなからも隣を走る女の子を見るとボサボサの長い金髪にボロボロで泥だらけだけど何となくドレスの痕跡を残している。
何処かのお嬢様かな?
『チラ』あ!目があった!
「・・・」「・・・」
「てい!(ドン!)」「ンギャ?!(スッテン)」
バタン、ゴン、ゴロゴロゴロゴロ!
「キャーーー!」ピューーーー!
え?え?え?・・・押された?私、転ばされた?・・・見捨てられた?生け贄にされた?えーーーー!
「うっそーーーん?!」
「「ガーーー!」」
イヤー!来たーーー!
「ヤーーー!」グシャッ!
「ガォーーー!」
「来ないでーーー!」ゴシャッ!
「イヤイヤイヤイヤ!イッヤーーー!」
・・・あれ?
狼は?何処?・・・コレ?
足元に転がる毛玉?
「ひゃっ!」
コレだ!元狼!・・・
私って強くない!狼すらワンパンって!
これがマークⅡの真の姿なのね!
・・・それにしても、この国でも狼が絶滅危惧種で無いことを祈るわ。だって私も命が掛かっているんだもん!
「さて」周りを見回す。「居ないわね」さっきの女の子は何処にも居ない。
もう遠くまで逃げちゃったのね。
さぁ、先を急ぎましょう。
復活したトーマスさんの第一声がそれだった。
「では次は何をしましょう?」
「え?」
「次です」
・・・
「これで終わりなんだが・・・」
「これで?」
イヤイヤ、実質1時間も作業してないのに、これで終わり?
「本来なら1日作業になる筈だったんだけど」
「まだやることがあるならお手伝いします」
「いや、これ以上は逆に報酬が見合わなくなってしまう」
依頼内容と報酬のバランスが崩れるのは宜しく無いと、成る程、需要と供給とのバランスって訳ね。それなら仕方がない。
「分かりました。それでは此方にサインをお願いします」
私が差し出した依頼書を受け取るとトーマスさんはそれを持って家へと向かった。
「少し待っててくれるか」
私を玄関前に残し中に入ったトーマスさんは数分で戻って来てサインを記入した依頼書を私に渡してくれた。
「ご苦労様、君は凄い魔法も使えるし直ぐにランクが上がって行くんだろうね」
「有り難う御座います。頑張ります」
頭を下げてトーマスさんの家を後にした。
初依頼達成!何だか気分が高潮するわ!フワフワした気分。
まだ早いし少し遠回りして散歩でもしながら帰ろうかしら。
私は敢えて来た方向とは逆方向へと足を進めた。
私はのんびりと散歩していた筈よね。
そりゃ散歩なんだもの、お花や草木とか目に入った物に近付いたり、ウサギみたいな動物や猫みたいな子を追い掛けてみたりもしたけど。
だけどどうして、何で私は今、森の中に居るのかしら?疑問だわ!
確かに少し前から何だか足場が悪いなとか、妙に薄暗いなとは思ったけど、確かにやたらと木が多いなって思ったけど、まさか森の中に入っていたなんて、不思議だわ。
兎に角歩きましょう、その内何処かに出る筈、終わらない森は無い!
はぁ、相変わらず周りは木ばかりで代わり映えしないわねぇ!ん?
ギギ!ギャギギ!
これは、もしかして変質者改めて強盗改めてゴブリン?
あの自由への逃走(人殺し疑惑)と言う黒歴史を植え付けてくれた張本人。
思い出すと何だか腹が立ってきたわね!
来るなら来てみなさい!本気の一発を喰らわせて上げるわ!
ガサガサガサガサ!ギャギャ!
来たわね、ゴブリン!私の黒歴史!黒歴史は消し去らなければいけないわ!
だって嫁入り前の女の子なんだもん!!
「ギャッギャーーー!」
「てい!」パンっ!「きゃーー!」
げっ!ゴブリンが弾けちゃった!
「ギャーーー!」
「ちょっ」ボンッ!「いやーー!」
何コレ?血?
「グキャーー!」
「ちょっ待っ」ドンー「あーーー!」
イヤーー!血が破片がなんやかんやがーー!
「ゴギャーーー!」
「いい加減に」ゴッ!
「ガギャーーー!」
「しっろーーー!」ドッバーーン!
「アタタタタタタタ・・・・・!!」
ドドドドドド・・・・
「はぁはぁはぁ、やっと静かになったわ」
それにしても・・・
両手を見る、胴体を見る、そして足を見る。
「ウゲーーー!」
何コレ?!やっぱり血?血なのかな?何か青っぽいんだけど!
もしかして私って血塗れなの?血塗れのブラッディーハルカなの?!
なんて事、うら若き乙女がこんな姿を!
それもこれもゴブリンのせいなのね!
許すまじゴブリンめ!!
「うう、カピカピするー」
身体中にこびりついた液体(血)が乾いて兎に角気持ち悪い。
それでも進む!私には帰るべき場所が有るのだから!!
嫌な気分を振り払う為に歌を歌おう!
♪ズンチャズンチャ、ある日~、森の中~
「・・・・」
???
♪ズンチャズンチャ、ある日~、森の中~
「・・・・ーーー!」
あれ???
♪ズンチャズンチャ、ある日~
「・・・ャーーー!」
声?かな?
「キャーーー!!」
悲鳴?近付いて来る!
「キャーーー!」「ガウ!ガウ!ガウ!」「ガウ!ガウ!」
♪ズンチャ、女の子に出会った~って違っうーーー!
何アレ!狼!女の子が二匹の狼に追い掛けられてる?何で狼なんているのよーー!
ムリムリ無理ーーー!
「キャーーー!」
「イヤーーー!」
「「ガウガウガウ!」」
女の子と二人並走する私達の直ぐ後ろには狼が・・・助けてーーー!
『チラ』逃げなからも隣を走る女の子を見るとボサボサの長い金髪にボロボロで泥だらけだけど何となくドレスの痕跡を残している。
何処かのお嬢様かな?
『チラ』あ!目があった!
「・・・」「・・・」
「てい!(ドン!)」「ンギャ?!(スッテン)」
バタン、ゴン、ゴロゴロゴロゴロ!
「キャーーー!」ピューーーー!
え?え?え?・・・押された?私、転ばされた?・・・見捨てられた?生け贄にされた?えーーーー!
「うっそーーーん?!」
「「ガーーー!」」
イヤー!来たーーー!
「ヤーーー!」グシャッ!
「ガォーーー!」
「来ないでーーー!」ゴシャッ!
「イヤイヤイヤイヤ!イッヤーーー!」
・・・あれ?
狼は?何処?・・・コレ?
足元に転がる毛玉?
「ひゃっ!」
コレだ!元狼!・・・
私って強くない!狼すらワンパンって!
これがマークⅡの真の姿なのね!
・・・それにしても、この国でも狼が絶滅危惧種で無いことを祈るわ。だって私も命が掛かっているんだもん!
「さて」周りを見回す。「居ないわね」さっきの女の子は何処にも居ない。
もう遠くまで逃げちゃったのね。
さぁ、先を急ぎましょう。
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