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天定から永海へ
最終話
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「ああ、もちろん。とても緊張したさ。でも、正直なところ、今はもっとしてるかな?」
はにかんだようにを寄せて笑う天定に対して、主が緊張するのは意外だと永海は驚いた。
「天定も緊張するのか?」
「するさ。俺だって人間だぞ?」
「でもさ、天定だぜ?」
いやいや、その理論はなんなんだ。
でも永海が落ち着いたようで、安堵する。
本当に、危なっかしくて目が離せない。
でもそんな一面も含めて、彼が愛おしいと思う。
"愛おしい"の言葉では足りないほどの大きな気持ちを彼に対して抱いているが、天定でも一番適している言葉がわからないほど、この気持ちは深い。
「なぁ、永海。」
永海の肩に手を添え、自分から少しだけ離し、囁きかける。
「これから俺は、永海を愛でたい。…また、俺を感じてくれるか?」
とても穏やかで、温かくて、優しいその声音。
それは永海の心にスッと溶け込んだ。
その後の、どちらからでもない深い口付けをきっかけに、2人だけの秘密の時間が始まる。
お互いに、相手にしか見られたくない、見せたくない部分を見せる。
天定は言葉通り永海を愛し、永海も言われた通り天定を受け入れ、感じた。
乱れた衣服も、荒い呼吸も、熱を帯びた眼差しや体も、よりそそらせてくれる要素となる。
何の妨げもない熱く激しい夜は、まだまだ始まったばかりである。
-了-
はにかんだようにを寄せて笑う天定に対して、主が緊張するのは意外だと永海は驚いた。
「天定も緊張するのか?」
「するさ。俺だって人間だぞ?」
「でもさ、天定だぜ?」
いやいや、その理論はなんなんだ。
でも永海が落ち着いたようで、安堵する。
本当に、危なっかしくて目が離せない。
でもそんな一面も含めて、彼が愛おしいと思う。
"愛おしい"の言葉では足りないほどの大きな気持ちを彼に対して抱いているが、天定でも一番適している言葉がわからないほど、この気持ちは深い。
「なぁ、永海。」
永海の肩に手を添え、自分から少しだけ離し、囁きかける。
「これから俺は、永海を愛でたい。…また、俺を感じてくれるか?」
とても穏やかで、温かくて、優しいその声音。
それは永海の心にスッと溶け込んだ。
その後の、どちらからでもない深い口付けをきっかけに、2人だけの秘密の時間が始まる。
お互いに、相手にしか見られたくない、見せたくない部分を見せる。
天定は言葉通り永海を愛し、永海も言われた通り天定を受け入れ、感じた。
乱れた衣服も、荒い呼吸も、熱を帯びた眼差しや体も、よりそそらせてくれる要素となる。
何の妨げもない熱く激しい夜は、まだまだ始まったばかりである。
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