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【七ノ章】日輪が示す道の先に
第二〇一話 世界の核心《始点》
まず初めに、世界は平行線上にいくつも点在している。いわゆるパラレルワールド、あるいはマルチバースとも呼ばれる時空。
それらは往々にして潤沢な生態系を保有し、独自の歴史を刻み、いつか来る滅びの時まで営みを続けていく。
機械文明が発達し、栄華を誇る世界があるだろう。
魔法文明が跋扈し、神秘に塗れた世界があるだろう。
人が滅び、獣が増え、自然に溢れた世界だってあるだろう。
人が増え、獣が滅び、管理し尽くされた世界だってあるだろう。
あるいは人でも獣でも植物でもない、異形が根付く世界もあるだろう。
いくつもの可能性が水鏡に投影されては消えていく。
多種多様な変遷を経て、それぞれの形に落ち着いた世界の全てを観測し、事象をまとめ、管理する者たち──それを通称として神と呼ぶ。
神は個として全となり、様々な形で信仰の対象となりて対応した世界を見守る。時には現世に準じた姿を取り、自ら降り立ち、自身の手で見回ることもあった。
以前に神器を紛失したと言って、捜索の為にクロトの元へ現れたイレーネやシンリのように。
「その中でも儂は神の手によって死後、人から神に変成した特殊な例の一人。お主も知っておろう、この世の一神教たるセラス教の主神……イレーネこそ儂を神とした張本人。そして奴自身も人の身から神へと至り、この世界を観測する者となったのじゃ」
「さらっととんでもない事実を知らされたんだけど!? アンタもアイツも元人間……ってか、俺が知り合いなのをどうして……!?」
「神格なりに交友関係を持っているだけじゃよ。先も言った通り、神となったのは奴の手引きじゃからな」
『むう……驚愕の真実だな』
『まったくだ、立て続けに神やら星やら世界やら、スケールの大きな話を聞くことになるとは』
言葉の割に動揺が小さいレオ、ゴートへクロトは目線を向ける。
なんだって冷静に……そういえばイレーネ関連の情報を明かした時も反応が薄かったな、と。気づき、過剰に反応した己を恥じ、唇をきつく結んだ。
「話を戻すが、平行線上の世界は全てにおいて素となる星がある。これに生命が宿る基準を満たしたと判断した上で、神が少しばかりの手を加えることで命が生まれ、観測対象となる。つまり星とは世界であり、世界は星なのじゃ」
「超大規模なテラフォーミングをしてるようなものか……」
平行に点在し、交わらないからこそ地球から見ればこちらは異世界。こちらから見れば地球も異世界なのだ、と。
噛み砕き、納得したクロトを見据えてツクモは頷く。
「なぜ、そのような手法を取るかと言えば──ありとあらゆる文明の叡智、歴史、生物という種を存続させ、滅びを防ぐためだ」
「滅びを、防ぐ?」
「不思議に思わんかったか?」
なぜ地球とは異なる世界で、アマテラスなどと日本神話における神の名が普及しているか。
なぜ地球とは異なる世界で、言語体系がまるで違うにもかかわらずアルファベットが受け入れられているか。
なぜ地球とは異なる世界で、空想上の存在であったエルフやドワーフ、他種族や魔物の存在が認知されているか。
「全ては都合の良い認知ががそうさせている訳ではない。人々が常軌を逸した時間を掛けて紡いできた文化と生命の収斂。不足を削ぎ、残されてきた継承の名残りじゃ」
「……じゃあ、この異世界は地球がベースになってる? 過去に黒魔術やらルーン文字、アヤカシ族とかいう妖怪に似た種族がいるのも、本当に使えたり実在してたから……?」
「そいつはちいと違うが、そうさなぁ……大樹を想像してみよ。根に位置する世界から幹、枝、葉と広がっていく中で、根が腐り落ちれば共倒れは免れん。仮に根を断ち切ったところで、その影響は止まらず波及的に広がる。つまりは、平行線上にある全世界の崩壊を意味するのじゃ。それを阻止するべく、枝葉の世界を新たな根とする行いも実施されておる」
『……根から伝わった情報が込められた枝木という世界を植林する事で、世界全体の延命を図ると?』
「察しが良くて助かるの。そのように数々の世界から凝縮され、わずかながらの残滓となろうが、集合的無意識から天啓の閃きとなって人々に浸透。思想や理念、畏怖の対象となったのじゃろうて」
自分なりの解釈に落とし込んだレオの発言にツクモはニヤリと笑う。
神が少しばかりの手を加える……これは文字通りであり、例え話である植林が当たる。クロトにとって前者と後者の手段を考えつくには推理要素が足りず、しかして人智の及ばぬナニカであろうと察する事は容易く出来た。
──そして現状、そこが重要な箇所ではないということも。
「現在、儂らが生活している世界も収斂を経た根に該当する。そこから更に広がっておるが、どういった世界になっているかは……」
「関係ないんだろ? 大事なのは……なんでそんなまどろっこしい手法を取っているかだ」
クロトは持ち前の高速思考で脳内に散らばる要素をまとめる。
わざわざ世界の収斂という蟲毒じみた方法を取ってまで、なぜ平行世界を維持するのか。
超常的な存在であれば、赤子の手を捻るかの如く世界の変遷を手繰れるはずだ。実際に精神空間という隔絶した内面世界が存在し、主として鎮座しているのだから。
魔剣の詳細を話すだけで、どうしてそこまで語らねばならないのか。
例えとして出した大樹、植林も平行世界を語る上で欠かせないとは重々承知している。前提条件を知らなければ受け入れられない話もあるだろう。
この二つを合わせ、そして疑念が生まれる。
神とは傍観者だ。現世への過干渉は禁じられており、世界の行く末はそこに生きる生命体に左右される。どんな因果があるかはともかくとして、万物に終わりがあるのは当然の摂理。
──ならば、なぜ神は手を加え、世界の滅びを防ぐのか。
星を形成するあらゆる要素が詰まった苗木を植えてまで、世界を増やす。各々が成長した部分を手折り、接ぎ木し、また新たな基幹となる世界を増やす。
されどその行為は、管理すべき対象が増えるだけではないか? 不必要な労力を求められるだけではないか?
もしくは……そうしなくてはならない理由があったか?
「星や世界そのものに原因があるんじゃあない。植樹に例えたなら……病害や虫害に似た、何か外的な要因が?」
「やはり、聡明じゃな。イレーネが太鼓判を押すだけの事はある」
口を突いて出たクロトの発言を聞き、ツクモは水鏡を操る。
これまでの会話で挙げられた数々の例を図として映していたそれは溶けて、混ざり合い、街頭モニターほどの大きさに変形。
ツクモの背後に浮かぶ巨大な水鏡は、星々の暗闇を広げる。
「病や虫……その二択ならば、後者じゃろうな」
やがて闇を切り裂くように、遥か遠方から光が近づく。
稲光の如く、四方八方へ眩い虹彩を放つそれは、映像越しでありながら肌が泡立つほど強大な雰囲気を感じさせる。
「儂ら神々にとっても想定外、予想外、不意にやってきた巨大な脅威」
幾重にも層を持つヴェールがうねり、尾を引く彗星。
その奥で怪しく胎動する眼球じみた器官。暗く、黒く、絶えず変質し続ける様相は不気味そのもの。
「此よりは外なる宇宙より襲来し、星々に寄生し、宿る文明や命を糧として吸い尽くし、また新たな星へと巡る」
ツクモの目が伏せられ、重苦しい雰囲気を纏う。
しかし水鏡の映像は止まることなく、異常な存在を見せつける。
「捕食本能に貪欲なほど忠実に、効率よく食事をおこなう。そのため際限なく肥大し、成長し、巡行遊星という形を取った生命体」
おおよそ、生命と呼べる機能を有していないように見えた。
されど、その星は生きている。緩やかな鼓動に、脈を打つように全体を波打たせながら。
「数多の世界へ門を開き、あまねく全てを淘汰する無情の機構──儂らはこの巡行遊星をホシハミと呼んだ」
『……こんなものが、実在しているというのか……』
始めからそうであったかのように。
ホシハミはただ浮遊し、悠然と、当てもなく宇宙空間を漂う。
レオを筆頭に魔剣たちは皆、無言のままに水鏡を見上げた。しかし明確に、他の生命体にとっての滅びであると理解する。
「ホシハミ……世界の滅びを招く、化け物」
尋常ならざる異形の怪物を前に、クロトは呆然と口を開いた。
それらは往々にして潤沢な生態系を保有し、独自の歴史を刻み、いつか来る滅びの時まで営みを続けていく。
機械文明が発達し、栄華を誇る世界があるだろう。
魔法文明が跋扈し、神秘に塗れた世界があるだろう。
人が滅び、獣が増え、自然に溢れた世界だってあるだろう。
人が増え、獣が滅び、管理し尽くされた世界だってあるだろう。
あるいは人でも獣でも植物でもない、異形が根付く世界もあるだろう。
いくつもの可能性が水鏡に投影されては消えていく。
多種多様な変遷を経て、それぞれの形に落ち着いた世界の全てを観測し、事象をまとめ、管理する者たち──それを通称として神と呼ぶ。
神は個として全となり、様々な形で信仰の対象となりて対応した世界を見守る。時には現世に準じた姿を取り、自ら降り立ち、自身の手で見回ることもあった。
以前に神器を紛失したと言って、捜索の為にクロトの元へ現れたイレーネやシンリのように。
「その中でも儂は神の手によって死後、人から神に変成した特殊な例の一人。お主も知っておろう、この世の一神教たるセラス教の主神……イレーネこそ儂を神とした張本人。そして奴自身も人の身から神へと至り、この世界を観測する者となったのじゃ」
「さらっととんでもない事実を知らされたんだけど!? アンタもアイツも元人間……ってか、俺が知り合いなのをどうして……!?」
「神格なりに交友関係を持っているだけじゃよ。先も言った通り、神となったのは奴の手引きじゃからな」
『むう……驚愕の真実だな』
『まったくだ、立て続けに神やら星やら世界やら、スケールの大きな話を聞くことになるとは』
言葉の割に動揺が小さいレオ、ゴートへクロトは目線を向ける。
なんだって冷静に……そういえばイレーネ関連の情報を明かした時も反応が薄かったな、と。気づき、過剰に反応した己を恥じ、唇をきつく結んだ。
「話を戻すが、平行線上の世界は全てにおいて素となる星がある。これに生命が宿る基準を満たしたと判断した上で、神が少しばかりの手を加えることで命が生まれ、観測対象となる。つまり星とは世界であり、世界は星なのじゃ」
「超大規模なテラフォーミングをしてるようなものか……」
平行に点在し、交わらないからこそ地球から見ればこちらは異世界。こちらから見れば地球も異世界なのだ、と。
噛み砕き、納得したクロトを見据えてツクモは頷く。
「なぜ、そのような手法を取るかと言えば──ありとあらゆる文明の叡智、歴史、生物という種を存続させ、滅びを防ぐためだ」
「滅びを、防ぐ?」
「不思議に思わんかったか?」
なぜ地球とは異なる世界で、アマテラスなどと日本神話における神の名が普及しているか。
なぜ地球とは異なる世界で、言語体系がまるで違うにもかかわらずアルファベットが受け入れられているか。
なぜ地球とは異なる世界で、空想上の存在であったエルフやドワーフ、他種族や魔物の存在が認知されているか。
「全ては都合の良い認知ががそうさせている訳ではない。人々が常軌を逸した時間を掛けて紡いできた文化と生命の収斂。不足を削ぎ、残されてきた継承の名残りじゃ」
「……じゃあ、この異世界は地球がベースになってる? 過去に黒魔術やらルーン文字、アヤカシ族とかいう妖怪に似た種族がいるのも、本当に使えたり実在してたから……?」
「そいつはちいと違うが、そうさなぁ……大樹を想像してみよ。根に位置する世界から幹、枝、葉と広がっていく中で、根が腐り落ちれば共倒れは免れん。仮に根を断ち切ったところで、その影響は止まらず波及的に広がる。つまりは、平行線上にある全世界の崩壊を意味するのじゃ。それを阻止するべく、枝葉の世界を新たな根とする行いも実施されておる」
『……根から伝わった情報が込められた枝木という世界を植林する事で、世界全体の延命を図ると?』
「察しが良くて助かるの。そのように数々の世界から凝縮され、わずかながらの残滓となろうが、集合的無意識から天啓の閃きとなって人々に浸透。思想や理念、畏怖の対象となったのじゃろうて」
自分なりの解釈に落とし込んだレオの発言にツクモはニヤリと笑う。
神が少しばかりの手を加える……これは文字通りであり、例え話である植林が当たる。クロトにとって前者と後者の手段を考えつくには推理要素が足りず、しかして人智の及ばぬナニカであろうと察する事は容易く出来た。
──そして現状、そこが重要な箇所ではないということも。
「現在、儂らが生活している世界も収斂を経た根に該当する。そこから更に広がっておるが、どういった世界になっているかは……」
「関係ないんだろ? 大事なのは……なんでそんなまどろっこしい手法を取っているかだ」
クロトは持ち前の高速思考で脳内に散らばる要素をまとめる。
わざわざ世界の収斂という蟲毒じみた方法を取ってまで、なぜ平行世界を維持するのか。
超常的な存在であれば、赤子の手を捻るかの如く世界の変遷を手繰れるはずだ。実際に精神空間という隔絶した内面世界が存在し、主として鎮座しているのだから。
魔剣の詳細を話すだけで、どうしてそこまで語らねばならないのか。
例えとして出した大樹、植林も平行世界を語る上で欠かせないとは重々承知している。前提条件を知らなければ受け入れられない話もあるだろう。
この二つを合わせ、そして疑念が生まれる。
神とは傍観者だ。現世への過干渉は禁じられており、世界の行く末はそこに生きる生命体に左右される。どんな因果があるかはともかくとして、万物に終わりがあるのは当然の摂理。
──ならば、なぜ神は手を加え、世界の滅びを防ぐのか。
星を形成するあらゆる要素が詰まった苗木を植えてまで、世界を増やす。各々が成長した部分を手折り、接ぎ木し、また新たな基幹となる世界を増やす。
されどその行為は、管理すべき対象が増えるだけではないか? 不必要な労力を求められるだけではないか?
もしくは……そうしなくてはならない理由があったか?
「星や世界そのものに原因があるんじゃあない。植樹に例えたなら……病害や虫害に似た、何か外的な要因が?」
「やはり、聡明じゃな。イレーネが太鼓判を押すだけの事はある」
口を突いて出たクロトの発言を聞き、ツクモは水鏡を操る。
これまでの会話で挙げられた数々の例を図として映していたそれは溶けて、混ざり合い、街頭モニターほどの大きさに変形。
ツクモの背後に浮かぶ巨大な水鏡は、星々の暗闇を広げる。
「病や虫……その二択ならば、後者じゃろうな」
やがて闇を切り裂くように、遥か遠方から光が近づく。
稲光の如く、四方八方へ眩い虹彩を放つそれは、映像越しでありながら肌が泡立つほど強大な雰囲気を感じさせる。
「儂ら神々にとっても想定外、予想外、不意にやってきた巨大な脅威」
幾重にも層を持つヴェールがうねり、尾を引く彗星。
その奥で怪しく胎動する眼球じみた器官。暗く、黒く、絶えず変質し続ける様相は不気味そのもの。
「此よりは外なる宇宙より襲来し、星々に寄生し、宿る文明や命を糧として吸い尽くし、また新たな星へと巡る」
ツクモの目が伏せられ、重苦しい雰囲気を纏う。
しかし水鏡の映像は止まることなく、異常な存在を見せつける。
「捕食本能に貪欲なほど忠実に、効率よく食事をおこなう。そのため際限なく肥大し、成長し、巡行遊星という形を取った生命体」
おおよそ、生命と呼べる機能を有していないように見えた。
されど、その星は生きている。緩やかな鼓動に、脈を打つように全体を波打たせながら。
「数多の世界へ門を開き、あまねく全てを淘汰する無情の機構──儂らはこの巡行遊星をホシハミと呼んだ」
『……こんなものが、実在しているというのか……』
始めからそうであったかのように。
ホシハミはただ浮遊し、悠然と、当てもなく宇宙空間を漂う。
レオを筆頭に魔剣たちは皆、無言のままに水鏡を見上げた。しかし明確に、他の生命体にとっての滅びであると理解する。
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