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最愛の君へ
⑥ ※R
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シャウラは病弱だった為に陽の光を浴びる機会も少なかったようで……楽しそうに笑っている。アリオトは、シャウラの分も頑張って王子らしくある為に、子供らしいことをしてなかったようだ。
好奇心の塊になって、アリオトが木に登っては、護衛をあたふたさせている。大人しく座っていたシャウラも草の上で転がり始めた。
ここは、空気が澄んでいるから……呼吸もきっと楽だろうなぁ。
優しさに包まれているから、きっとシャウラに良い影響を与えると思う。
一通り遊ばせていたら、アルとオーウェン殿下が様子を見に来た。
少し驚いた殿下が、優しく笑ってシャウラを抱き上げた。
「シャウラ……どうだ?体力が付くまでアルとルナの所にいて欲しいんだが?もちろん、時々帰っておいで。アリオトも遊びに来れるだろう。ルナがいるからな……精霊達が手を貸してくれると思うんだ。もちろん、悪い子には手を貸してくれないから、ちゃんとアルとルナの言うことを守るんだよ」
「はい。お父様は、もう帰られるのですか?」
最初の時とは違う。シャウラに少し余裕があるようにみえた。
「ああ、シルフィ様が少し力を貸して下さるので、安全に帰れそうだからね。お母様が心配して待ってるからね、誰もいないと寂しいだろう?」
いくら、精鋭部隊に護られていても夜動くのは危険だから。シルフィ様とフェルに護ってもらう。馬車の事故なんて合わせたくないから。
「お母様は、僕までここに泊まったら、嫌でしょうか?」
心配そうに殿下を見上げている。
「アリオト。問題ないよ。シャウラのことを心配してたから、数日ここにいたらいい。ルナ……アリオトも一緒に数日たのみたい。その後に送ってくれるかい?」
「ええ。構いません。ですが、長く居ると、シャウラがまた、別れ難いかと思うのですが……」
アルが僕と使っていた通信鏡を持ってきた。
「俺とルナは、この通信鏡で連絡し合ってたから……使うといい」
「それは、お前の母の形見だろう?」
殿下が心配そうに尋ねた。
「構いませんよ。俺達は今使う必要がないので。元は、陛下にもらったものです。これがどれだけ高価なものか知りませんでしたが……城の魔術壁を通過出来るものですからね」
「まぁ、そうだな。陛下の愛情の塊だな。じゃ、しばらく2人に貸してやってくれ。双子だからな。離れるのは辛いだろうし」
「アルファルド様、本当にいいのですか?」
「アリオト……アル兄とかでいいぞ」
「え?おじさんでしょう?」
あははって笑ったら……少しムッとした顔をアルがした。
「ルナ……」
「そだね。まだ若いもんね」
本当は、ますます格好よくなってて……困るんだけどね。
「さ、1度浴場で洗って貰わないと……さすがにドロドロだよ。その後見送ってくれるか?」
「浴場?なら──ルナ様と入る」
シャウラそう言った。
「僕も、ルナ様と入りたい」
おなじく、アリオトもそう言った。
「───だめだ」
なんで?だめなの?アル。
「お前達、甘え過ぎた。夜も一緒に寝るんだろう?ルナもあまり身体が強くないから。どちらかにしてやってくれ」
「そう、ですね……お風呂が一緒の時は、一緒に寝ない。逆もってことですね?」
「おい、徐々に離してやってくれ。仕事も任せているんだから」
「じゃ、僕が帰るまで?」
アリオトがニコニコしてる。
「ならいいぞ」
いったい、なんでそんな事に?クスクスと護衛の肩が揺れる。
2人が浴場へ護衛や侍女達と向かった。
そして、今。
なぜか……寝室隣の浴場で、身体を洗われているんだけど。
「ね、この時間に入るなら、僕とシャウラ達が入ったら良かった気がするんだけど」
「今日は、アイツらと寝るんだろ?」
「まあ、ね。って、どこ触って……あ、ちょっと待って」
「嫌だ」
後ろから、抱きつかれて胸を摘まれている。グリグリと弄られて。時折弾かれて、そして項を舐められいく。
「待って……あ」
腰の辺りに熱い物が当たってる。
「シャウラ達に嫉妬してる訳じゃなくて……兄上にかな……」
「───どうして?」
「何をやっても、適わないから。俺の努力のそのまた上を簡単にいってしまうから」
「5歳も離れているんだから……仕方なくない……あ、んん」
「その人の子供が、ルナを気に入るとか……落ち着かない」
片手が後ろを解かしていく。力が入らなくて足が震えがきた。敏感な所を掠めていくから……変な声が響いてしまう。
「心配、な、の……は、アルが子供をのぞ……んだり」
「しない。俺の方が不安で仕方がない」
指が引き抜かれて押し入ってきた。
「ん、あ」
鏡に……アルの切羽詰まったような、顔が映り込む。
「向かい合いたい、よ」
繋がったまま、抱き上げられて向きを変えられる。刺激が強すぎて、イってしまう。
「あああ」
フゥー、フゥーと息が荒くなっているアルが椅子に座ると、自身の体重がさらに奥へとアルを受け入れてしまう。
思わず肩のところへ抱きつこうと腰を浮かしたら、掴まれて落とされた。
「か、は」
みっちりと拡げられた後ろに熱い杭が打ち込まれた。
もう、潮しか吹かなくて……身体中が敏感に、甘美を受け入れて震えが止まらない。
「信じて……アルだけだから」
「だったら、第2夫人とかも絶対に言わないで。俺だって、ルナだけなんだ」
唇を重ねて、求めて求めて……その手を伸ばした。
好奇心の塊になって、アリオトが木に登っては、護衛をあたふたさせている。大人しく座っていたシャウラも草の上で転がり始めた。
ここは、空気が澄んでいるから……呼吸もきっと楽だろうなぁ。
優しさに包まれているから、きっとシャウラに良い影響を与えると思う。
一通り遊ばせていたら、アルとオーウェン殿下が様子を見に来た。
少し驚いた殿下が、優しく笑ってシャウラを抱き上げた。
「シャウラ……どうだ?体力が付くまでアルとルナの所にいて欲しいんだが?もちろん、時々帰っておいで。アリオトも遊びに来れるだろう。ルナがいるからな……精霊達が手を貸してくれると思うんだ。もちろん、悪い子には手を貸してくれないから、ちゃんとアルとルナの言うことを守るんだよ」
「はい。お父様は、もう帰られるのですか?」
最初の時とは違う。シャウラに少し余裕があるようにみえた。
「ああ、シルフィ様が少し力を貸して下さるので、安全に帰れそうだからね。お母様が心配して待ってるからね、誰もいないと寂しいだろう?」
いくら、精鋭部隊に護られていても夜動くのは危険だから。シルフィ様とフェルに護ってもらう。馬車の事故なんて合わせたくないから。
「お母様は、僕までここに泊まったら、嫌でしょうか?」
心配そうに殿下を見上げている。
「アリオト。問題ないよ。シャウラのことを心配してたから、数日ここにいたらいい。ルナ……アリオトも一緒に数日たのみたい。その後に送ってくれるかい?」
「ええ。構いません。ですが、長く居ると、シャウラがまた、別れ難いかと思うのですが……」
アルが僕と使っていた通信鏡を持ってきた。
「俺とルナは、この通信鏡で連絡し合ってたから……使うといい」
「それは、お前の母の形見だろう?」
殿下が心配そうに尋ねた。
「構いませんよ。俺達は今使う必要がないので。元は、陛下にもらったものです。これがどれだけ高価なものか知りませんでしたが……城の魔術壁を通過出来るものですからね」
「まぁ、そうだな。陛下の愛情の塊だな。じゃ、しばらく2人に貸してやってくれ。双子だからな。離れるのは辛いだろうし」
「アルファルド様、本当にいいのですか?」
「アリオト……アル兄とかでいいぞ」
「え?おじさんでしょう?」
あははって笑ったら……少しムッとした顔をアルがした。
「ルナ……」
「そだね。まだ若いもんね」
本当は、ますます格好よくなってて……困るんだけどね。
「さ、1度浴場で洗って貰わないと……さすがにドロドロだよ。その後見送ってくれるか?」
「浴場?なら──ルナ様と入る」
シャウラそう言った。
「僕も、ルナ様と入りたい」
おなじく、アリオトもそう言った。
「───だめだ」
なんで?だめなの?アル。
「お前達、甘え過ぎた。夜も一緒に寝るんだろう?ルナもあまり身体が強くないから。どちらかにしてやってくれ」
「そう、ですね……お風呂が一緒の時は、一緒に寝ない。逆もってことですね?」
「おい、徐々に離してやってくれ。仕事も任せているんだから」
「じゃ、僕が帰るまで?」
アリオトがニコニコしてる。
「ならいいぞ」
いったい、なんでそんな事に?クスクスと護衛の肩が揺れる。
2人が浴場へ護衛や侍女達と向かった。
そして、今。
なぜか……寝室隣の浴場で、身体を洗われているんだけど。
「ね、この時間に入るなら、僕とシャウラ達が入ったら良かった気がするんだけど」
「今日は、アイツらと寝るんだろ?」
「まあ、ね。って、どこ触って……あ、ちょっと待って」
「嫌だ」
後ろから、抱きつかれて胸を摘まれている。グリグリと弄られて。時折弾かれて、そして項を舐められいく。
「待って……あ」
腰の辺りに熱い物が当たってる。
「シャウラ達に嫉妬してる訳じゃなくて……兄上にかな……」
「───どうして?」
「何をやっても、適わないから。俺の努力のそのまた上を簡単にいってしまうから」
「5歳も離れているんだから……仕方なくない……あ、んん」
「その人の子供が、ルナを気に入るとか……落ち着かない」
片手が後ろを解かしていく。力が入らなくて足が震えがきた。敏感な所を掠めていくから……変な声が響いてしまう。
「心配、な、の……は、アルが子供をのぞ……んだり」
「しない。俺の方が不安で仕方がない」
指が引き抜かれて押し入ってきた。
「ん、あ」
鏡に……アルの切羽詰まったような、顔が映り込む。
「向かい合いたい、よ」
繋がったまま、抱き上げられて向きを変えられる。刺激が強すぎて、イってしまう。
「あああ」
フゥー、フゥーと息が荒くなっているアルが椅子に座ると、自身の体重がさらに奥へとアルを受け入れてしまう。
思わず肩のところへ抱きつこうと腰を浮かしたら、掴まれて落とされた。
「か、は」
みっちりと拡げられた後ろに熱い杭が打ち込まれた。
もう、潮しか吹かなくて……身体中が敏感に、甘美を受け入れて震えが止まらない。
「信じて……アルだけだから」
「だったら、第2夫人とかも絶対に言わないで。俺だって、ルナだけなんだ」
唇を重ねて、求めて求めて……その手を伸ばした。
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