29 / 38
第29話 エイジ・ハラル6
しおりを挟む
「行くぞ、夢美」
「セクハラです」
「名前呼んだだけだろうが」
翔太たち楽々転生サービス株式会社に耐えられた業務は、時間停止の解除の阻止。
数は、そのまま戦力となってしまう。
もしも時間停止が解除されてしまえば、翔太たちの分が悪くなる。
故に、決してユイットに魔法を使わせてはならなかった。
翔太の操るドローンが飛び回り、装備された銃口がユイットを狙う。
「我らを創りたもうた偉大なる女神よ、どうかユイットをお守りください」
が、パャドの魔法がユイットの周りに結界を作り出し、ドローンの狙撃からユイットを守った。
ダイヤの形をしたガラスが無数に組み合わさったようなドーム型の壁は、光を反射してキラキラと輝いている。
すぐにでも割れてしまいそうな薄さとは裏腹に、銃弾が当たったところにはへこみ一つできていない。
「ありがとうございます、パャド様」
「ユイット、貴女は時間を動かすことに専念してください。周囲は、私が守ります」
ユイットが時間停止を解除する魔法を再び唱え始めるのを見た翔太は、即座に銃を取り出して、ユイットを狙撃する。
が、結果はドローンからの狙撃と同じ。
銃弾は結界に防がれて、地面へと落ちた。
翔太は、苦々しい表情で結界を見つめる。
「ちっ。面倒だな」
「問題ありません。それより、来ますよ先輩」
「エイジは、俺が守る!」
銃弾のような勢いで、オシェムが翔太へと接近する。
その素早く動く体から、素早く剣が突き出され、翔太の喉元を一線に捉える。
「ほら、一匹」
が、その剣は、翔太に届かなかった。
襟元から現れた爪サイズの小さなドローンが四つ、粘着性の高いジェルを長方形に広げて、オシェムの剣をからめとった。
オシェムは即座に剣を引こうとするも、ジェルに引っ付いたまま動かない。
「なんだこれは!」
「はあ。これ、たけえんだよな」
翔太が指を鳴らすと、四つのドローンは長方形を大きくするように広がり、獲物を一口で飲み込む獣のように、オシェムの全身をジェルで包み込もうと動く。
「ちっ!」
剣を引っこ抜くことは不可能と判断したオシェムは、剣を手放し、後方へと跳んで避けた。
「我らを創りたもうた偉大なる女神よ、どうかオシェムをお守りください」
そしてオシェムを追うドローンは、パャドの結界によって防がれた。
どれだけ粘着性が高かろうと、結界と言う物質ではない物はからめとれない。
ドローンは何度も結界と衝突し、しばらくすると翔太の元へと戻っていった。
翔太は戻ってきたドローンから剣を引っこ抜いた後、空間に開けた穴に剣を放り込んだ。
「なかなかの業物、とでも言えばよかったか? あいにく、俺たちの世界じゃ剣が身近じゃねえから、この剣がどうすげえのかわかんねえんだ」
剣とは、オシェムの魂である。
魂を雑に扱われたことに、オシェムは翔太を睨みつける。
「貴様……!」
「ははっ。剣を失って、何ができんだ?」
オシェムは高ぶる怒りを抱えながらも、自身の役割を最重要の目的とし、ユイットの方へ振り向く。
「ユイット! 解除は?」
オシェムからの問いかけに、ユイットは泣きそうな表情をしながら首を左右へと振った。
「ごめんなさい! まだです! 以前の魔法より、複雑化していて」
「まあ、だろうな。構わねえ! 続けろ、ユイット! 魔法を解除するまで、俺がいくらでも時間を稼いでやる!」
オシェムは振り向いた顔を翔太の方へと戻し、剣の代わりに拳を握る。
自身の持つ炎の魔力を両手に集めると、その拳は発火し、手を赤く染めた。
翔太は感心したように、オシェムの両手を見る。
「へえ。そんなこともできんのか」
「その小さな石ごと、燃やし尽くしてやる!」
「なら、こっちだ」
駆け出したオシェムを前に、翔太は飛ばすドローンを変える。
耐衝撃と耐火に優れた消防用ドローン。
「おおおお!」
オシェムの強力な一撃は、ドローン一機によって容易に防がれた。
「……馬鹿な」
「おらよ」
消防用ドローン。
耐衝撃と耐火以外にも、もう一つできることがある。
消火である。
ドローンから噴き出した水の塊がオシェムの腹部にぶつかり、その体を後ろへ後ろへと押し返した。
「ぐう……がああああ!?」
まるで、鉄球を腹部に喰らったような大きな衝撃。
ユイットとパャドの間を一直線に、オシェムの体が通過する。
「オシェム様!」
「オシェム!」
飛んでいくオシェムを見ながら、パャドが二つの結界を展開する。
一つはオシェムの前方で、オシェムにぶつかる水を防ぐ。
もう一つはオシェムの後方で、後ろに下がり続けるオシェムの体を食い止める。
「ぐふぅ……!」
結界に背を預けたオシェムは、苦しそうに息をし続ける。
ユイットはそんなオシェムの姿を見た後、さらに焦り、時間停止の解除に勤しむ。
近づいてくる翔太の足音を聞きながらも、ひたすらに時間停止の解除に没頭する。
自分の周囲の時間を進めようと没頭する。
ユイットはヒロイン。
どんな困難だってクリアする。
故に時間さえあれば、時間停止の解除ができるなど当然だ。
大きな魔力のうねりを前に、ユイットは笑顔を見せた。
「やった! 解除でき」
そして固まった。
「ユイット?」
異変に気付いたパャドの言葉に、ユイットは反応しない。
反応できない。
ユイットの体は、時間停止に巻き込まれていた。
「ユイット! くっ! いったい何故! 我々は、時間停止を回避したはず!」
焦るパャドに、遠くから夢美が微笑んだ。
「時間停止の解除を防ぐ方法なんて、とっくにノウハウを貯め終えているんですよ。前任者は、コストをケチって使わなかったようですが」
「何を、言って?」
「ユイットさんは、ちゃんと時間停止を解除させて元の時間へ戻りましたよ。現在停止している、正常な時間の世界へ」
いつの間にか、パャドも固まっていた。
ユイットの時間停止解除に巻き込まれ、パャドもユイットと共に正常な時間の世界へと戻された。
次に意識が戻るのは、翔太たちが時間停止を解除した後。
「で、最後に言い残すことは?」
後片付けでもするように、翔太はオシェムの前に立った。
あばら骨が砕かれたオシェムは地面に座ったまま、翔太を見上げて睨みつける。
「エイジは……俺が……守」
「あっそ」
が、抵抗一つできずに、翔太の銃一発で魂を奪われた。
「任務完了っと」
「ですね」
「セクハラです」
「名前呼んだだけだろうが」
翔太たち楽々転生サービス株式会社に耐えられた業務は、時間停止の解除の阻止。
数は、そのまま戦力となってしまう。
もしも時間停止が解除されてしまえば、翔太たちの分が悪くなる。
故に、決してユイットに魔法を使わせてはならなかった。
翔太の操るドローンが飛び回り、装備された銃口がユイットを狙う。
「我らを創りたもうた偉大なる女神よ、どうかユイットをお守りください」
が、パャドの魔法がユイットの周りに結界を作り出し、ドローンの狙撃からユイットを守った。
ダイヤの形をしたガラスが無数に組み合わさったようなドーム型の壁は、光を反射してキラキラと輝いている。
すぐにでも割れてしまいそうな薄さとは裏腹に、銃弾が当たったところにはへこみ一つできていない。
「ありがとうございます、パャド様」
「ユイット、貴女は時間を動かすことに専念してください。周囲は、私が守ります」
ユイットが時間停止を解除する魔法を再び唱え始めるのを見た翔太は、即座に銃を取り出して、ユイットを狙撃する。
が、結果はドローンからの狙撃と同じ。
銃弾は結界に防がれて、地面へと落ちた。
翔太は、苦々しい表情で結界を見つめる。
「ちっ。面倒だな」
「問題ありません。それより、来ますよ先輩」
「エイジは、俺が守る!」
銃弾のような勢いで、オシェムが翔太へと接近する。
その素早く動く体から、素早く剣が突き出され、翔太の喉元を一線に捉える。
「ほら、一匹」
が、その剣は、翔太に届かなかった。
襟元から現れた爪サイズの小さなドローンが四つ、粘着性の高いジェルを長方形に広げて、オシェムの剣をからめとった。
オシェムは即座に剣を引こうとするも、ジェルに引っ付いたまま動かない。
「なんだこれは!」
「はあ。これ、たけえんだよな」
翔太が指を鳴らすと、四つのドローンは長方形を大きくするように広がり、獲物を一口で飲み込む獣のように、オシェムの全身をジェルで包み込もうと動く。
「ちっ!」
剣を引っこ抜くことは不可能と判断したオシェムは、剣を手放し、後方へと跳んで避けた。
「我らを創りたもうた偉大なる女神よ、どうかオシェムをお守りください」
そしてオシェムを追うドローンは、パャドの結界によって防がれた。
どれだけ粘着性が高かろうと、結界と言う物質ではない物はからめとれない。
ドローンは何度も結界と衝突し、しばらくすると翔太の元へと戻っていった。
翔太は戻ってきたドローンから剣を引っこ抜いた後、空間に開けた穴に剣を放り込んだ。
「なかなかの業物、とでも言えばよかったか? あいにく、俺たちの世界じゃ剣が身近じゃねえから、この剣がどうすげえのかわかんねえんだ」
剣とは、オシェムの魂である。
魂を雑に扱われたことに、オシェムは翔太を睨みつける。
「貴様……!」
「ははっ。剣を失って、何ができんだ?」
オシェムは高ぶる怒りを抱えながらも、自身の役割を最重要の目的とし、ユイットの方へ振り向く。
「ユイット! 解除は?」
オシェムからの問いかけに、ユイットは泣きそうな表情をしながら首を左右へと振った。
「ごめんなさい! まだです! 以前の魔法より、複雑化していて」
「まあ、だろうな。構わねえ! 続けろ、ユイット! 魔法を解除するまで、俺がいくらでも時間を稼いでやる!」
オシェムは振り向いた顔を翔太の方へと戻し、剣の代わりに拳を握る。
自身の持つ炎の魔力を両手に集めると、その拳は発火し、手を赤く染めた。
翔太は感心したように、オシェムの両手を見る。
「へえ。そんなこともできんのか」
「その小さな石ごと、燃やし尽くしてやる!」
「なら、こっちだ」
駆け出したオシェムを前に、翔太は飛ばすドローンを変える。
耐衝撃と耐火に優れた消防用ドローン。
「おおおお!」
オシェムの強力な一撃は、ドローン一機によって容易に防がれた。
「……馬鹿な」
「おらよ」
消防用ドローン。
耐衝撃と耐火以外にも、もう一つできることがある。
消火である。
ドローンから噴き出した水の塊がオシェムの腹部にぶつかり、その体を後ろへ後ろへと押し返した。
「ぐう……がああああ!?」
まるで、鉄球を腹部に喰らったような大きな衝撃。
ユイットとパャドの間を一直線に、オシェムの体が通過する。
「オシェム様!」
「オシェム!」
飛んでいくオシェムを見ながら、パャドが二つの結界を展開する。
一つはオシェムの前方で、オシェムにぶつかる水を防ぐ。
もう一つはオシェムの後方で、後ろに下がり続けるオシェムの体を食い止める。
「ぐふぅ……!」
結界に背を預けたオシェムは、苦しそうに息をし続ける。
ユイットはそんなオシェムの姿を見た後、さらに焦り、時間停止の解除に勤しむ。
近づいてくる翔太の足音を聞きながらも、ひたすらに時間停止の解除に没頭する。
自分の周囲の時間を進めようと没頭する。
ユイットはヒロイン。
どんな困難だってクリアする。
故に時間さえあれば、時間停止の解除ができるなど当然だ。
大きな魔力のうねりを前に、ユイットは笑顔を見せた。
「やった! 解除でき」
そして固まった。
「ユイット?」
異変に気付いたパャドの言葉に、ユイットは反応しない。
反応できない。
ユイットの体は、時間停止に巻き込まれていた。
「ユイット! くっ! いったい何故! 我々は、時間停止を回避したはず!」
焦るパャドに、遠くから夢美が微笑んだ。
「時間停止の解除を防ぐ方法なんて、とっくにノウハウを貯め終えているんですよ。前任者は、コストをケチって使わなかったようですが」
「何を、言って?」
「ユイットさんは、ちゃんと時間停止を解除させて元の時間へ戻りましたよ。現在停止している、正常な時間の世界へ」
いつの間にか、パャドも固まっていた。
ユイットの時間停止解除に巻き込まれ、パャドもユイットと共に正常な時間の世界へと戻された。
次に意識が戻るのは、翔太たちが時間停止を解除した後。
「で、最後に言い残すことは?」
後片付けでもするように、翔太はオシェムの前に立った。
あばら骨が砕かれたオシェムは地面に座ったまま、翔太を見上げて睨みつける。
「エイジは……俺が……守」
「あっそ」
が、抵抗一つできずに、翔太の銃一発で魂を奪われた。
「任務完了っと」
「ですね」
0
あなたにおすすめの小説
『処刑されるたびに12歳に戻る悪役令嬢、7回目の人生は「何もせず寝て過ごす」ことに決めたら、なぜか周囲が勝手に勘違いして聖女扱いされています
六角
恋愛
公爵令嬢リリアーナは、18歳の誕生日に必ず断罪・処刑されては12歳に戻るという地獄のループを6回も繰り返していた。 真面目に努力しても、剣を極めても、裏社会を支配しても、結局は殺される運命。 心折れた彼女は、7回目の人生でついに決意する。 「もう頑張らない。どうせ死ぬなら、今回はひたすら寝て過ごそう」と。
しかし、安眠を求めて「うるさい」と敵を黙らせれば『王者の覇気』と恐れられ、寝ぼけて放った魔法は『神の奇跡』と崇められ、枕への異常なこだわりは『深遠なる儀式』と誤解されてしまう。 気がつけば、ストーカー気味のヤンデレ王子、パン屋の元ヒロイン、狂犬の如きライバル令嬢、元部下の暗殺者、そして不眠症の魔王までもが彼女の信者となり、リリアーナは意図せずして国を、そして世界を救う「最強の聖女」へと祭り上げられていく。
「お願いだから、私を寝かせて!」 睡眠欲だけで運命(システム)さえもねじ伏せる、無気力悪役令嬢の痛快勘違いサクセス(?)ストーリー!
村娘になった悪役令嬢
枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。
ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。
村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。
※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります)
アルファポリスのみ後日談投稿しております。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
断罪ざまぁも冴えない王子もお断り!~せっかく公爵令嬢に生まれ変わったので、自分好みのイケメン見つけて幸せ目指すことにしました~
古堂 素央
恋愛
【完結】
「なんでわたしを突き落とさないのよ」
学園の廊下で、見知らぬ女生徒に声をかけられた公爵令嬢ハナコ。
階段から転げ落ちたことをきっかけに、ハナコは自分が乙女ゲームの世界に生まれ変わったことを知る。しかもハナコは悪役令嬢のポジションで。
しかしなぜかヒロインそっちのけでぐいぐいハナコに迫ってくる攻略対象の王子。その上、王子は前世でハナコがこっぴどく振った瓶底眼鏡の山田そっくりで。
ギロチンエンドか瓶底眼鏡とゴールインするか。選択を迫られる中、他の攻略対象の好感度まで上がっていって!?
悪役令嬢? 断罪ざまぁ? いいえ、冴えない王子と結ばれるくらいなら、ノシつけてヒロインに押しつけます!
黒ヒロインの陰謀を交わしつつ、無事ハナコは王子の魔の手から逃げ切ることはできるのか!?
この記憶、復讐に使います。
SHIN
恋愛
その日は、雲ひとつない晴天でした。
国と国との境目に、2種類の馬車と数人の人物。
これから起こる事に私の手に隠された煌めく銀色が汗に湿り、使用されるのを今か今かとまっています。
チャンスは一度だけ。
大切なあの人の為に私は命をかけます。
隠れ前世の記憶もちが大切な人のためにその知識を使って復讐をする話し。
リハビリ作品です気楽な気持ちでお読みください。
SHIN
【長編版】悪役令嬢は乙女ゲームの強制力から逃れたい
椰子ふみの
恋愛
ヴィオラは『聖女は愛に囚われる』という乙女ゲームの世界に転生した。よりによって悪役令嬢だ。断罪を避けるため、色々、頑張ってきたけど、とうとうゲームの舞台、ハーモニー学園に入学することになった。
ヒロインや攻略対象者には近づかないぞ!
そう思うヴィオラだったが、ヒロインは見当たらない。攻略対象者との距離はどんどん近くなる。
ゲームの強制力?
何だか、変な方向に進んでいる気がするんだけど。
悪役令嬢に成り代わったのに、すでに詰みってどういうことですか!?
ぽんぽこ狸
恋愛
仕事帰りのある日、居眠り運転をしていたトラックにはねられて死んでしまった主人公。次に目を覚ますとなにやら暗くジメジメした場所で、自分に仕えているというヴィンスという男の子と二人きり。
彼から話を聞いているうちに、なぜかその話に既視感を覚えて、確認すると昔読んだことのある児童向けの小説『ララの魔法書!』の世界だった。
その中でも悪役令嬢である、クラリスにどうやら成り代わってしまったらしい。
混乱しつつも話をきていくとすでに原作はクラリスが幽閉されることによって終結しているようで愕然としているさなか、クラリスを見限り原作の主人公であるララとくっついた王子ローレンスが、訪ねてきて━━━━?!
原作のさらに奥深くで動いていた思惑、魔法玉(まほうぎょく)の謎、そして原作の男主人公だった完璧な王子様の本性。そのどれもに翻弄されながら、なんとか生きる一手を見出す、学園ファンタジー!
ローレンスの性格が割とやばめですが、それ以外にもダークな要素強めな主人公と恋愛?をする、キャラが二人ほど、登場します。世界観が殺伐としているので重い描写も多いです。読者さまが色々な意味でドキドキしてくれるような作品を目指して頑張りますので、よろしくお願いいたします。
完結しました!最後の一章分は遂行していた分がたまっていたのと、話が込み合っているので一気に二十万文字ぐらい上げました。きちんと納得できる結末にできたと思います。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる