一寸先は闇

北瓜 彪

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第5章 わな

金の亡者

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 何をやってもめっぽう駄目なタケシが唯一大成功を収めているもの、それはひったくりだった。これまで幾度となく自転車や女性を狙いカバンや財布を掠め取ってきたが、幸運にも失敗することはほとんどなく、警察の手配も及んでいない。勿論盗みだけで生計を立てている訳ではなく、ガソリンスタンドのアルバイトという裏の収入源があるのだが、そのバイトよりも本業のひったくりの方に精を出しているのは言うまでもない。
「成功すると分かっている方に労力を使うのは当然じゃないか。」
誰にともなく吐き捨ててドライヤーのスイッチを切ったタケシは髪をなでつけながら鏡を見る。
 今日はバイトが非番の日。ひったくりの1日が始まった。

 ひったくりと言えども犯罪は犯罪である。失敗したら人生台無し、綿密な計画が必要となる。
 タケシには、謂わば「縄張り」があった。暗くて周りから見えにくく、辺りに人家もない。つまり、被害者が悲鳴を上げても喚いても、他の人に捕まってしまう心配はないということだ。小学生の通学路には120%指定されないであろう路地裏。そこで女性が来るのを今か今かと待つのである。

 コッコッコッコッコッコッコッコッ……。
 昼でも夜のように暗い高架下。そこに遠くから白いハイヒールが近づいてくる。
(おおっと、最初の犠牲者のお出ましだ)
タケシは目に力を入れてその女を睨みつけた。腕にかけたハンドバッグはこちら側。後ろから回り込む必要も襲いかかる必要もない。
(これは…最初から良い流れだ)
コッコッコッコッコッコッコッコッ!
(今だっ!)
バンッ!
 バッグの持ち手を握りしめたタケシはすぐに翻って脇道に隠れた。少し走って距離を取ってから女を確認する。
 女性はタケシに腕を引っ張られた勢いで尻餅をついていた。
「……ッ……あぁ……。」
 やさぐれた落書きの塀の前で、女が呻きながら小さく立ち上がった。ゴオォッと真上で黄色い電車が咆え、女の顔面が見える…瞬間、タケシは目をひん剥く程に驚いた。
 女の顔は…そこにはあるはずの頭部はなく、代わりに大きな500円玉が乗っかっていた。
 ガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン……鈍く光る「500」の数字が、ゆっくりとこちらに向き直る。
「う…うわあああああああぁぁぁぁぁ………………!」



 ドシン!
 黒い歩道に横になって、タケシはまだ荒い息と拍動する臓器を治められずにいた。どれだけ走ったか分からない。とにかく自宅への道を駆け戻った。
「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…………………。」
 なんてことだ。あれはまさしくバケモノじゃないか。振り向いた女の顔が……って、こんな展開の落語があったな、と思って、名前が思い出せずにいる。いやまてよ。もしかすると俺の目がおかしいのかもしれない。いやいやそれはない!俺はあの時この目で頭が500円玉の女を見たのだ。事実、今俺の左手にはあの女のハンドバッグが握られている。
「ハァ、ハァ、ハァ、お、俺は…ハァ、ハァ……バケモンのバッグを盗んじまったのか………。」
化け物のハンドバッグ。それでもーーいや残念なことに、それだからこそーータケシは中を見たくなった。あのバケモンは一体バッグの中に何を入れて持ち歩いているのか。この向こう見ずな若者の好奇心が騒いでから実行に移るまでに、そう時間はかからなかった。
 タケシはいつものように、初めに財布から調べた。相手がお化けでも同じこと、そう思ったのは、バッグの端に落ちて埋もれていた財布の外皮が、いつも目にする一般女性のそれと全く見た目が変わらなかったからだった。パチンパチンとボタンを外して中身を探ると、所持金額は月並みだった。
「ほーう、これがオバケの手持ちの額か。」
タケシは1人頰を弛めて、財布をバッグの中に戻した。


 こんなに大きなリュックを背負っているのは、戦利品を詰め込んで隠すため。妖怪のバッグを奪い取った今、タケシはそんなつまらないことも吹聴したくなっていた。
(大の男が女もののハンドバッグなんか持ってたら怪しまれるだろゥ?)
犯行を自供する訳でもないのに人々の目に晒されたくって、タケシは「ツタクボシスーパーマーケット」に向かった。

 平日昼間のスーパーは主婦たちでごった返すのが恒例だ。流石にこんな人混みの中で次の仕事に移るのはあり得ないが、今は仕事を後にしてでもただただ人目に晒されたかった。異様な興奮を抑えるように「ンッ」と1つ咳払いをして、上りエスカレーターから2階の食料品売場を仰ぎ見た。その時、タケシは目と口を全開に開いて、視界に入り込んだそれを凝視することになる。
 そう。反対側、下りエスカレーターに乗って、あの女によく似た10円玉の顔の男が近づいてきたのだ。
「あ、ア、ア…ア…。」
10円玉がグウンと首を右に回し、頬骨をカッ、カッと言わせているタケシの顔面を覗き込んだ。10円、10円、10円…「10円」という台詞が聞こえてきそうな金属質の「10」が、天井の小さな照明の光を反射して強くタケシの目を射した。
「うああああアアアアアアア!!」

 ドンドンドンドンドンドンドンドンとエスカレーターを駆け上り、食料品売場に避難しようとしたタケシの前に、更なる異常事態が待ち受けていた。
 タケシの悲鳴を聞いて振り返った売場の客、店員、主婦、子供、ベビーカーの中の赤ちゃん、パンが並んだ長方形の臙脂のカゴを両手で抱える三角巾の店員、レジ袋に詰める若い女性……誰も彼もの顔が硬貨になっていた。その中には、いつも愛犬のトイプードルを連れて黄緑色のタートルネック姿で出歩く近所のキムラさんや、ぽっちゃり体型なのにトイレットペーパーを異常に大人買いして平気な顔で持ち帰っていることで有名なコバトさんに似たものもいた。
「あああー!!」
 タケシはすぐさま向きを変えてエスカレーターを降りようとしたが、先程の10円玉がまだいることを考えた直後に床のタイルに足を滑らせて派手に転倒した。
「ぐぁッ!」
顎の骨が震蘯し、下の歯に気持ち悪い振動が走る。文字通り目と鼻の先にある床のタイルは、ぼやけた肌色の平面でしかなくなった。
「く…くあぁ……。」
するとその視界に、硬貨の顔をした人々が2人、5人、6人と現れ、5円玉や500円玉の顔でこちらに接近してくるのだ。
「く、くるな……来るな…。」
タケシは腰を抜かしたままよろよろと起き上がり、背中から「ガシャン」と、積み重なった買い物カゴに突っ込んだ。
「来るな……来るな……よせ…やめろ……くるな……。」
訝しげに自分を見つめているようにも見える硬貨たちからゆっくりと距離を取り、そしてタケシは力まかせに走り出した。 
 果たして進んだ先はミニトマトのパック詰め放題コーナーで、ミニトマトの容れ物の黒いカゴに左足を引っ掛けたタケシはそのままバケモノの1人の胸に飛び込んでしまった。
「あら、タケシくんどうしたの?」
「どうしたの」の「た」の部分にアクセントがつく言い方にはっとして顔を上げると、その女は黒いトイプードルを抱いた抹茶色のタートルネックの1円玉だった。
「キ…キムラさん……?」
「そうよ。どうし『た』の、そんなに慌てて。」
「ア、ア…あ……いやいやいや駄目だ駄目だなんでもないですぅ!」
 タケシは1円玉を突き飛ばす勢いで反対方向にダッシュした。すると今度は「ボォン」と何かに跳ね返され、惰性的にチョコパイの棚に衝突する。
「あらあらあらあら大変だわ!タケシくんごめんなさいねぇあたしがデブなせいで。」
ふらふらしたまま前を見ると、ぶつかった相手はコバトさん…いや、赤い洋梨に載った100円玉だった。
「コバトさん!?」
「大丈夫?怪我はない?あなたが潰っしゃったチョコパイあたしが全部買ってあげるから!」
「結構ですぅ! 」
 カールの髪と横に膨らんだ100円玉と伸びきった赤いセーターの集合体が突進してくるより先に、タケシは今度こそ下りエスカレーターに飛び乗った。




 「アァ、アァ、ハア、ハア、ハア、ハァ、ハァ、ハァ……ハァ……ハァ………あぁ!」
近くのビルの壁に寄りかかった。
 持ち前の逃げ足で「ツタクボシスーパーマーケット」を脱出したタケシは、無我夢中に走って通りに出た。スーパーよりも家からは遠くなってしまった。 
(逃してくれないってカぁ…)
 高架下でバッグをひったくってから、どうやら俺はバケモンたちに追われているらしい。
(あ!そうだ!思い出したぞ、「のっぺらぼう」だ)
こんな時ほど頭が冴える。いや、脳がフル回転してるってことか。この危機的状況を乗り越えるために。
(あっ、いや……そういえば「おいてけ堀」って話もあったな)
「おいてけ」と言われているのに魚を持ち帰ろうとした結果、会う人みんながのっぺらぼう、というのは今の俺にぴったりのシチュエーションじゃないか。
(あの女がハンドバッグを取り返すために仲間を使って俺を脅かしてくる……いや、そんなことが現代のこの、仮にも大都市で起こっていいはずがない)
タケシは思い直すと、できるだけ人に会わない道を選んで自宅へ急いだ。

 そして人に会わない道というと、どうしてもあの路地裏を通ることになってしまう。
 ガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタンガタン……電車が通り過ぎるのを待って、歩き出そうとして、
「プウ!」
と警笛の音がして、驚いてまた物陰に隠れる。またガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトンガタンゴトン…。
 そんなことを何度か繰り返していると、ふと高架下の大量のゴミ袋の中に人がいることに気づいた。
(ま、待ち伏せしてるのか?まだ追いかけてくるのか⁉︎)
 出来るだけ別のことを考えよう。タケシはとにかくそれに努めた。しかし頭に浮かんでくるのは、1、100、500、50、5円玉の顔の…。それでふっと思った。あの数字、つまり顔の金額に意味はあるのだろうかと。キムラさんは倹約家で有名だ。早くに旦那さんを亡くし、生活が貧しいのを他人ひとに悟られないために気丈に振る舞っているという噂がある。コバトさんはキムラさんに次ぐ節約主義者で、道楽らしい道楽には一切金をつぎ込まないが、代わりにトイレットペーパーに代表される生活用品・食品を安い店で異常に買い貯めている。本人は「もしもの時のために」と言っているが、あの体型から考えればただの食べ過ぎ、そして体重増加に伴う大量の生活用品の必要によるものだろう。
(そうか、顔の数字は所持金額だ!貧しいキムラさんは1円、コバトさんは100円、そして俺がひったくったバッグの持ち主の女は500円程度の経済力ということだ)
勿論、例えばキムラさんは1円しか持っていない訳ではなく、世の中での比較として「1円程度の経済力」しか持っていないということである。
(だったらそこにいる奴はいくらなんだろう)
 タケシの気の変わり様は驚異的だった。
 ゴミ袋のガサゴソいっている辺りに狙いをつけ、逆に後ろから嚇かしてやるつもりで近づいた。
(お、お……あれ?硬貨が見えない)
タケシの心に僅かな希望が生まれた。ようやく普通の人間の顔が見られるのではないか。
「ガサッ、ガサガサガサ」
 だが…ゴミ袋の中から現れたそのみすぼらしい男は、硬貨よりももっと奇妙なものを首に乗せていた。
(さ…札束だとぉ!?)
 隅に寄せられたゴミ袋がバァンと掃けて、首長竜を思わせる長い長いお札のクレーンが持ち上がった。
「んぁあ、何だ、アンタは。」
「あ、あ、あ…どうして、そんなに……。」
「どうして、って、何が?おりゃあ見ての通りホームレスだからよお、こうしていっ、ぱいゴミを被って、それで寒さをしのぐのよ。」
ホームレスのグレーの丸首シャツの上で、高架の高さの半分もあろうかという程に積み上がった札束が不安定に揺れている。タケシはそれを見上げながら、もはや彼らは怪物ではないかと思っていた。
「こんなオレに、何か用か?」
「い、いあ、ぎゃあああぁぁぁー!」



 (もう嫌だ、もう俺は嫌だ。たった1つのハンドバッグを盗んだために、いつまで苦しまなきゃならないんだ)
 怪現象に遭った人が「どうやって助かってきたか覚えていない」とはよくある話だが、それは例えばタケシのようなことなのかもしれない。事実、タケシは自分がどの道を走って帰宅したかまるで記憶していなかった。帰り道の状況を把握するより先に1秒でも早く家に帰らねばならなかったし、何より自分の目に映るものを少しでも頭に入れたくなかった。
(あぁ、ここは俺の家か……。遂に、遂に帰って来られたんだ………)
 まだ1時を回ったばかり、部屋は明るいが、タケシはもう1日が終わってほしかった。
(もう外には出ない。もう今日は家を出ないようにしよう。誰か来たって構うもんか)
見た目の割に軽い背中のリュックは、玄関で肩紐がずり下がった時に振り落とした。
(ああ、それでも俺はちゃんと戦利品を持ち帰ってきたんだ)
タケシは重い腰を上げて玄関に向かった。鍵はかけたし、もう大丈夫だ。
 リュックの中身はなくなっていた、なんてことはなく、あの何の変哲もない財布もバッグを開けて真っ先に見つかった。
「おぉ、これだ…あのバケモンの財布だよ……。」
乳白色の革の財布を握りしめ、リュックを片手に持ってリビングに戻る。
(あ、そういえば)
出かける前、タケシはドライヤーを洗面台に放置していた。久しぶりの非番で浮き足立っていたのだ。面倒ながらも洗面所に寄り、電気も点けずに暗闇の中にドライヤーを見つけて蔵おうとした、ところで…
「………………うあああああああああああああ!!!」
 鏡に映り込んだ自分の姿を見て、タケシはやっと分かった。あれはやはりキムラさんだったのだ。コバトさんだったのだ。頭の代わりに人々の胴に乗っかっていた硬貨や紙幣は、その人の所持金額ではなく、その人の「金銭欲」であった。倹約主義のキムラさんやコバトさんは、1円、100円程度の金銭欲しかないし、500円が世の中の並の金銭感覚なのだとすれば、その女のバッグの値段や財布の中身が月並みなのも当然である。ホームレスの男があんな札束だったのも、生活困窮者の彼にとってお金はそれぐらい必要だということなのだろう。
 のっぺらぼうでもおいてけ堀でもない答えに辿り着いた50枚の1万円札の足下で、革の財布から散らばった小銭が薄陽に照らされてびかりと光った。



 




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