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第3章 惑星マーカス編
18. 惑星マーカス再訪
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<< 分かりました。リリ様ならきっと受け入れてくれるでしょう。>>
と言う訳で、私はライルさん達神々と別れ、ガープの元側近の人達と合流したのちリリ様の待つ私達の銀河へと帰還した。リリ様には涙ながらに迎えられた。私もライネルさんも返ってこないものだから、てっきりライネルさんとの戦いで相討ちになってしまったと考えていたそうだ。なお私の予想通りリリ様はガープさんの元側近の人達を快く受け入れてくれた。本人達の希望を聞いて行き先を決めるとの事。ライネルさんも同様である。まあリリ様に任せておけば間違いはあるまい。
その後は知らせを聞いて駆け付けてくれたルーテシア様やロキさん達にもみくちゃにされた。ルーテシア様には、
<< まったくあなたと言う人は心配ばかり掛けて...。>>
と泣かれてしまったがハルちゃんのことを話すと驚きと喜びで口を開けたまま固まった。ハルちゃんから聞いた話から推測するに、ハルちゃんが浮遊馬車の事故で無くなったと聞いた私は驚きと悲しみのあまり無意識に惑星から去りつつあったハルちゃんの魂を呼び寄せ自分の魂の中に取り込んでしまっていたらしい。ハルちゃんが気が付くと既に私の魂の中に居たそうだ。なんども呼びかけたのだが私には聞こえない。それでもあきらめず何度も私に話しかけていたところ、あの日になって突然私に念話が通じたらしい。リリ様が言うには、私の魂にリリ様が憑依していたのと同じような状況で、私の魂に取り込まれていたハルちゃんの魂が、私の強力な魂の影響を受けて進化しあの日に念話が使える様になったのではないかとの事だ。リリ様の見立てではハルちゃんの魂はすでに亜神クラスに進化しているらしい。ハルちゃんと相談の上、将来的には元の身体とそっくりに作ったアバターに転生してもらう前提で今は魂のコントロールの練習を続けてもらっている。魂の姿を自由にコントロールできるようになればアバターを作って魂を入れる予定だ。そうなれば以前の様にふたりで暮らせるようになる。想像するだけで顔がにやけてくる。
私は元通り中級神及び惑星ルーテシアの管理神に戻った。何もかも元通り、後はハルちゃんがアバターの身体に入れるのを待つだけだ。毎日がルンルンである。まあ、突然戻ったから神殿の人達には驚かれたけどね。なにせ私は100年間亜空間にこもっていた後に30年間惑星を留守にしていた訳で、その間に女神代行官は何人も代替わりし神を見たことが無い世代になっていた訳だ。現在の女神代行官は若い女性だったが、私が女神の部屋に転移するとなんと昼寝の最中だった、どうやら神なんて空想の産物だと思っていた節がある。なんとか信用してもらい美味しい食事をご馳走になった。腕の良い料理人が神殿に居るらしい。
それと惑星マーカスではライネルさんが惑星を去ってから、惑星上のすべてのダンジョンでモンスターが出現しなくなったらしい。モンスターが出ないダンジョンはただの洞窟である。そのため多くの者が冒険者を辞め他の職に就いたそうだ。スタンピード回避のためとはいえ冒険者の人達には悪いことをしたかもしれない。まあ、冒険者の人達がモンスターが消えるまでにダンジョンで身に着けた強さはそのまま残ったのが救いではある。行商人や要人の警護として彼らの需要は高いとのこと。
復帰後、しばらくして落ち着いてから迷惑を掛けたサマンサさん家族へのお詫びと、イースちゃん達超越者一族の様子を見に惑星マーカスを訪れた。考えてみればダンジョンのスタンピードの時に分かれてから30年以上経っているのだ。スタンピードの時に何体かのモンスターが町に入り込み冒険者達と戦いになったが、死者は出なかったと聞いている。サマンサさん達も無事だとは思うが、どうしているだろう。家の扉をノックするとサーシャさんが顔を出した。30年分歳をとったサーシャさんが私を見て目を丸くする。
「せ、聖女様! ご無事だったんですね!」
相変わらずの聖女呼びに力が抜ける。
「こんにちはサーシャさん、お元気そうで何よりです。あれからずいぶん経ってしまいましたが、ご迷惑をお掛けしたお詫びに参りました。」
「迷惑だなんてとんでもない、どうぞお入り下さい。」
家の中に入ると客間の位置が変わっているし大きくなっている。
「家を改築されたんですね。」
と尋ねると、少し恥ずかしそうに「家族が増えましたので」と答えてくれた。元のチームメンバーのひとりと結婚して一緒にこの家に住むことにしたとのこと。子供が5人いてそのうち上のふたりは結婚して独立しているが、まだ3人はこの家で暮らしているらしい。結婚した子供達には子供、すなわちサーシャさんの孫もいるとか。サーシャさんもお祖母さんに成った訳だ。私にとってはほんの数か月前に分かれただけなのだが...。なお、コトラルさんとアルトくんも結婚して独立し、現在は少し離れた町に住んでいるそうだ。ふたりは冒険者を辞め、現在はコトラルさんは専業主婦になり、アルトくんは商人として生計を立てているとのこと。
そんな話をしているとサマンサさんが部屋に入って来た。かなりの高齢のはずだがまだまだ元気だ。腰を少し痛めているがそれ以外は問題なしとのこと。私に向かって涙を流しながら、
「聖女様、ご無事で戻られたということは魔王を倒されたのですね。」
と言う。まあ、魔王であるライネルさんと戦うと宣言して消えたのだからそう捕えられても仕方が無いかもしれない。私は誤解を解くために、あれからの出来事をふたりに話す。想像もしなかった内容に驚くふたり。話は尽きないが、イースちゃん達の元も訪れたいので、頃合いをみて家を辞する。去り際にサマンサさんの腰痛の治療を行っておいた。
次にダンジョンの町オルネイへ向かう。イースちゃんは家業を継いだハンスくんと結婚して一緒に住んでいるはずだ。オルネイの町はダンジョンが無くなって一時さびれたが、その後ダンジョンの跡地が魔王と聖女の戦いの跡として観光名所となり、観光地として復活したらしい。現在この惑星では新しい聖女と魔王の戦いの物語が大人気なのだとか。町に着いてハンスくんの実家であるカルマン商会を訪ねる。思ったより立派な建物だ。アポイントが無いと簡単には取り次いでもらえない予感がしたので、イースちゃんに念話を送る。すぐさま返事があり、建物から転がる様にイースちゃんが出てきた。立派な商会の奥様がそんなにあわててはダメだと思う。イースちゃんは私を見つけるとそのまま抱き着いてきた。
「父さんから聞きました。トモミちゃんが皇帝ガープから助けてくれたそうですね。ありがとうございました。お礼のしようもありません。」
「私もライネルさんに助けてもらいましたからお相子ですよ。」
「いえ、父はとても感謝してました、すべてトモミちゃんのお蔭だと。」
「やめてください。恥ずかしくてここには2度と来れなくなります。」
「まあ、それは大変! ここまでにしておきますのでどうぞ中にお入りください。」
と笑顔で家の中に招き入れられ歓待された。今はハンスくんと幸せに暮らしていると言うことだ。なによりである。他の超越者一族も引き続きこの星で暮らしている。最終的に聖女に味方したから、超越者一族は人族の味方となっており迫害されることも無いらしい。ただし魔王だったライネルさんだけはそういう訳にもいかず、今は皇帝ガープの側近だった人達と一緒に別の惑星で暮らしている。彼らもなんとかうまくやっていると聞いて一安心である。こんな感じで私の惑星マーカスへの訪問は終わった。
と言う訳で、私はライルさん達神々と別れ、ガープの元側近の人達と合流したのちリリ様の待つ私達の銀河へと帰還した。リリ様には涙ながらに迎えられた。私もライネルさんも返ってこないものだから、てっきりライネルさんとの戦いで相討ちになってしまったと考えていたそうだ。なお私の予想通りリリ様はガープさんの元側近の人達を快く受け入れてくれた。本人達の希望を聞いて行き先を決めるとの事。ライネルさんも同様である。まあリリ様に任せておけば間違いはあるまい。
その後は知らせを聞いて駆け付けてくれたルーテシア様やロキさん達にもみくちゃにされた。ルーテシア様には、
<< まったくあなたと言う人は心配ばかり掛けて...。>>
と泣かれてしまったがハルちゃんのことを話すと驚きと喜びで口を開けたまま固まった。ハルちゃんから聞いた話から推測するに、ハルちゃんが浮遊馬車の事故で無くなったと聞いた私は驚きと悲しみのあまり無意識に惑星から去りつつあったハルちゃんの魂を呼び寄せ自分の魂の中に取り込んでしまっていたらしい。ハルちゃんが気が付くと既に私の魂の中に居たそうだ。なんども呼びかけたのだが私には聞こえない。それでもあきらめず何度も私に話しかけていたところ、あの日になって突然私に念話が通じたらしい。リリ様が言うには、私の魂にリリ様が憑依していたのと同じような状況で、私の魂に取り込まれていたハルちゃんの魂が、私の強力な魂の影響を受けて進化しあの日に念話が使える様になったのではないかとの事だ。リリ様の見立てではハルちゃんの魂はすでに亜神クラスに進化しているらしい。ハルちゃんと相談の上、将来的には元の身体とそっくりに作ったアバターに転生してもらう前提で今は魂のコントロールの練習を続けてもらっている。魂の姿を自由にコントロールできるようになればアバターを作って魂を入れる予定だ。そうなれば以前の様にふたりで暮らせるようになる。想像するだけで顔がにやけてくる。
私は元通り中級神及び惑星ルーテシアの管理神に戻った。何もかも元通り、後はハルちゃんがアバターの身体に入れるのを待つだけだ。毎日がルンルンである。まあ、突然戻ったから神殿の人達には驚かれたけどね。なにせ私は100年間亜空間にこもっていた後に30年間惑星を留守にしていた訳で、その間に女神代行官は何人も代替わりし神を見たことが無い世代になっていた訳だ。現在の女神代行官は若い女性だったが、私が女神の部屋に転移するとなんと昼寝の最中だった、どうやら神なんて空想の産物だと思っていた節がある。なんとか信用してもらい美味しい食事をご馳走になった。腕の良い料理人が神殿に居るらしい。
それと惑星マーカスではライネルさんが惑星を去ってから、惑星上のすべてのダンジョンでモンスターが出現しなくなったらしい。モンスターが出ないダンジョンはただの洞窟である。そのため多くの者が冒険者を辞め他の職に就いたそうだ。スタンピード回避のためとはいえ冒険者の人達には悪いことをしたかもしれない。まあ、冒険者の人達がモンスターが消えるまでにダンジョンで身に着けた強さはそのまま残ったのが救いではある。行商人や要人の警護として彼らの需要は高いとのこと。
復帰後、しばらくして落ち着いてから迷惑を掛けたサマンサさん家族へのお詫びと、イースちゃん達超越者一族の様子を見に惑星マーカスを訪れた。考えてみればダンジョンのスタンピードの時に分かれてから30年以上経っているのだ。スタンピードの時に何体かのモンスターが町に入り込み冒険者達と戦いになったが、死者は出なかったと聞いている。サマンサさん達も無事だとは思うが、どうしているだろう。家の扉をノックするとサーシャさんが顔を出した。30年分歳をとったサーシャさんが私を見て目を丸くする。
「せ、聖女様! ご無事だったんですね!」
相変わらずの聖女呼びに力が抜ける。
「こんにちはサーシャさん、お元気そうで何よりです。あれからずいぶん経ってしまいましたが、ご迷惑をお掛けしたお詫びに参りました。」
「迷惑だなんてとんでもない、どうぞお入り下さい。」
家の中に入ると客間の位置が変わっているし大きくなっている。
「家を改築されたんですね。」
と尋ねると、少し恥ずかしそうに「家族が増えましたので」と答えてくれた。元のチームメンバーのひとりと結婚して一緒にこの家に住むことにしたとのこと。子供が5人いてそのうち上のふたりは結婚して独立しているが、まだ3人はこの家で暮らしているらしい。結婚した子供達には子供、すなわちサーシャさんの孫もいるとか。サーシャさんもお祖母さんに成った訳だ。私にとってはほんの数か月前に分かれただけなのだが...。なお、コトラルさんとアルトくんも結婚して独立し、現在は少し離れた町に住んでいるそうだ。ふたりは冒険者を辞め、現在はコトラルさんは専業主婦になり、アルトくんは商人として生計を立てているとのこと。
そんな話をしているとサマンサさんが部屋に入って来た。かなりの高齢のはずだがまだまだ元気だ。腰を少し痛めているがそれ以外は問題なしとのこと。私に向かって涙を流しながら、
「聖女様、ご無事で戻られたということは魔王を倒されたのですね。」
と言う。まあ、魔王であるライネルさんと戦うと宣言して消えたのだからそう捕えられても仕方が無いかもしれない。私は誤解を解くために、あれからの出来事をふたりに話す。想像もしなかった内容に驚くふたり。話は尽きないが、イースちゃん達の元も訪れたいので、頃合いをみて家を辞する。去り際にサマンサさんの腰痛の治療を行っておいた。
次にダンジョンの町オルネイへ向かう。イースちゃんは家業を継いだハンスくんと結婚して一緒に住んでいるはずだ。オルネイの町はダンジョンが無くなって一時さびれたが、その後ダンジョンの跡地が魔王と聖女の戦いの跡として観光名所となり、観光地として復活したらしい。現在この惑星では新しい聖女と魔王の戦いの物語が大人気なのだとか。町に着いてハンスくんの実家であるカルマン商会を訪ねる。思ったより立派な建物だ。アポイントが無いと簡単には取り次いでもらえない予感がしたので、イースちゃんに念話を送る。すぐさま返事があり、建物から転がる様にイースちゃんが出てきた。立派な商会の奥様がそんなにあわててはダメだと思う。イースちゃんは私を見つけるとそのまま抱き着いてきた。
「父さんから聞きました。トモミちゃんが皇帝ガープから助けてくれたそうですね。ありがとうございました。お礼のしようもありません。」
「私もライネルさんに助けてもらいましたからお相子ですよ。」
「いえ、父はとても感謝してました、すべてトモミちゃんのお蔭だと。」
「やめてください。恥ずかしくてここには2度と来れなくなります。」
「まあ、それは大変! ここまでにしておきますのでどうぞ中にお入りください。」
と笑顔で家の中に招き入れられ歓待された。今はハンスくんと幸せに暮らしていると言うことだ。なによりである。他の超越者一族も引き続きこの星で暮らしている。最終的に聖女に味方したから、超越者一族は人族の味方となっており迫害されることも無いらしい。ただし魔王だったライネルさんだけはそういう訳にもいかず、今は皇帝ガープの側近だった人達と一緒に別の惑星で暮らしている。彼らもなんとかうまくやっていると聞いて一安心である。こんな感じで私の惑星マーカスへの訪問は終わった。
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